胸を大きくする方法は?セルフケアから美容医療までをご紹介

胸を大きくする方法は?セルフケアから美容医療までをご紹介

胸を大きくする方法を知りたい方へ。胸が大きい女性はボディラインにメリハリがつくため、スタイルが良く見えるでしょう。胸の大きさは女性らしさをアピールできるポイントの1つであるため、小さい胸にコンプレックスを抱く女性も多いのではないでしょうか。そこで今回は、セルフケアや美容医療などで胸を大きくする方法をご紹介します。さまざまな方法を知ることで、バストの悩みが解決できるかもしれません。

1.大人でも胸を大きくすることはできる?

出典:photoAC

バストだけにかかわらず、一般的に体は成長期に大きくなるものです。そのため大人になったら、胸を大きくすることができるのかと不安に思うかもしれません。しかし、大人になってもバストのサイズを変えることは可能です。

その理由は、胸のほとんど(約90%)が脂肪で構成されていることが関係しています。胸には乳腺があり、乳腺を守るように脂肪がついているため、乳腺を太く発達させることで脂肪量も増えて、バストアップが目指せるのです。

バストアップの鍵を握る乳腺の発達には、女性ホルモンの分泌が影響しています。女性ホルモンが多く分泌されるほど、乳腺の発達が期待できるのです。しかし年齢とともに女性ホルモンの分泌は減っていくものであり、増やすこともできません。胸を大きくするには、女性ホルモンの分泌を減らさないように意識することが大切です。

また、胸はほとんどが脂肪で形成されているため、単純に体重を増やすと胸を大きくできます。

2.胸を大きくする方法:セルフケア

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胸を大きくしたくても、女性ホルモンの分泌や体重増加によるバストアップは、コントロールすることが難しいもの。だからと言って、胸を大きくする方法がないわけではありません。ここでは、セルフケアによる胸を大きくする方法を2つご紹介します。
即効性は期待できないかもしれませんが、継続することで理想のバストが目指せるでしょう。

■マッサージを取り入れる

胸周辺にはリンパがたくさん集まっています。リンパマッサージを取り入れることで乳腺の新陳代謝が促され発達しやすくなるのです。マッサージすることにより脂肪が増え、バストアップが期待できます。

マッサージする際は、リンパの凝りをほぐすように行いましょう。また、ほぐしたいからと力を入れすぎるのは禁物です。ジェルやクリームを使用してやさしく行い、摩擦もできるだけ軽減しましょう。

■大胸筋を鍛える

大胸筋を鍛えることも、胸を大きくする方法の1つ。大胸筋は胸の土台となっている筋肉です。大胸筋や胸周辺の筋肉がこっていると、胸が引っ張られた状態になり、サイズが小さくなっていることも考えられます。大胸筋を鍛えることで上向きの美しい理想的なバストに近づけるでしょう。

トレーニング方法としては、胸の前で手を合わせて押し合う“合掌トレーニング”や“腕立て伏せ”、脚と腕の力を利用して行う“椅子を使ったトレーニング”などです。バストアップはもちろん、垂れ防止にも役立ちます。

3.胸を大きくする方法:生活習慣の見直し

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胸の大きさは遺伝的な要因が大きいと考えられていますが、遺伝的要素に加えて生活習慣も少なからず影響します。ストレスや生活習慣の乱れによりホルモンバランスが崩れると、胸の成長に影響が出ることも。生活習慣を見直すことでバストアップが目指せるかもしれません。

■栄養バランスの良い食事を心がける

胸を大きくしたいなら、まずは栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です。タンパク質やビタミンなどさまざまな栄養を意識した食事が望ましいですが、とくに大豆イソフラボンが多く含まれる大豆や豆乳を積極的に摂取しましょう。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、年齢とともに減りがちな女性ホルモンの分泌をサポートしてくれるのです。

■質の良い睡眠をとる

質の悪い睡眠は、女性ホルモンの分泌に悪い影響を与えます。ゴールデンタイムと呼ばれる22〜翌2時に熟睡できていると女性ホルモンが分泌されやすくなり、バストアップが期待できるでしょう。
また、ストレスによる生活習慣の乱れから、睡眠の質の低下を招いてしまうこともあります。睡眠の質を高めるためには、適度な運動を取り入れたり就寝前にリラックスタイムを設けたりすると良いでしょう。

■姿勢を整える

猫背や巻き肩といった姿勢不良は、バストの形に影響します。とくに最近ではスマホやPCの操作する機会が増え、どうしても姿勢が悪くなりがちに。悪い姿勢のままでいると、大胸筋などの胸の筋肉が弱くなりバストを支えられなくなります。また筋肉が凝り固まることで胸の筋肉が引っ張られたような状態となり、胸が小さく見えてしまうのです。
姿勢不良は胸が垂れる原因にもなるため、日頃から胸や肩周りのストレッチや運動により、背筋を伸ばすことを意識しましょう。

■ブラジャーを正しく着用する

胸を大きくする方法として、正しいサイズのブラジャーをつけることは重要です。胸のサイズに合っていないブラジャーをつけていると胸が圧迫され、血流やリンパの流れの妨げになってしまいます。結果、形が崩れ胸の発育に支障が出たりしてしまうのです。定期的にサイズを測り、サイズに合ったブラジャーを選びましょう。

4.胸を大きくする方法:美容医療

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上記の方法では効果が出るまでに時間がかかり、また根気良く続けなければ効果は期待できないでしょう。胸を大きくすることに即効性を求めるなら、美容医療に頼るのも1つの方法です。
バストアップに効果のある施術を確認していきましょう。

■脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸は、自分のお尻やお腹などの脂肪を吸引して胸に注入する方法です。定着すれば半永久的な効果が見込めます。
4つの豊胸施術の中でも自然なバストに仕上がるのが魅力。手術は切開せず専用の器具で脂肪を注入するため、傷痕が目立ちにくいのも特徴です。しかし、使う脂肪の量には限界があるため大幅なサイズアップはできません。また脂肪を採取した部分へ負担がかかることがデメリットとして挙げられます。
脂肪注入豊胸は、より自然な仕上がりを目指したい人や異物を入れることに抵抗を感じる人に向いている施術です。

■ヒアルロン酸注入豊胸

ジェル状のヒアルロン酸を注射器で注入してバストアップする方法です。注入後はすぐに豊胸の効果を感じられます。
メスを使用しないため手術時間が短く、針穴のみと大きな傷痕も残りません。そのためダウンタイムも少なく、翌日から通常の生活が可能な点が魅力です。ただし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに少しずつ体内に吸収されてしまうので、持続性が短いのがデメリットでしょう。しこりが残ったり、まれに感染症を発症したりすることもあります。
ダウンタイムが短いヒアルロン酸注入豊胸は、気軽にバストアップをしたい人に向いている施術です。

■シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグ豊胸は、脇の下を切開してシリコンバッグを挿入し、バストアップを目指す方法です。体内に吸収されることがなく、破損や劣化などがなければ効果は半永久的と考えていいでしょう。
メリットは大幅なサイズアップができること。シリコンバッグは大きさ形などの種類が豊富にあり、体に合うものを選択できるため、大きさはもちろん形にもこだわることが可能です。しかし、切開の必要がある手術なので、ダウンタイムは約1ヶ月と長くなります。
シリコンバッグ豊胸は、理想の大きさを実現したい人に向いている施術です。

■ハイブリッド豊胸

ハイブリッド豊胸とは、脂肪注入豊胸とシリコンバッグ豊胸を組み合わせたもの。
両方のメリットを良いとこ取りでき、ボリュームや形、触り心地がより自然なバストを手に入れられるのがメリットです。メリットが多いハイブリッド豊胸ですが、デメリットも脂肪注入豊胸とシリコンバッグ豊胸の組み合わせとなります。ダウンタイムが長いこと、しこりや変形のリスクがデメリットとして考えられるでしょう。
より自然なバストに近づけつつバストアップができるハイブリッド豊胸は、大きさも形も理想的なバストにしたい人に向いている施術です。

まとめ

胸を大きくする方法をご紹介しました。セルフケアを継続することや生活習慣の見直しにより、少しずつですがバストアップの効果が期待できるかもしれません。しかし即効性を求めても、その効果は絶対とは言い切れないため、すぐにでも胸を大きくしたいという方は美容医療を選択するのも1つの手です。セルフケアなども行いつつ、自分の生活スタイルや希望に合わせて、胸を大きくする美容医療も検討してみてはいかがでしょうか。

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【治療の内容】豊胸術
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】
・シリコンバッグ豊胸:約 ¥300,000~ ¥1,000,000
・ヒアルロン酸豊胸:約1ccあたり ¥3,000~ ¥4,000(使用量は個人差があります)
・脂肪注入豊胸:約 ¥800,000~ ¥1,200,000
・ハイブリッド豊胸:約¥130,000~¥300,000
※術式によって各クリニックで異なります。
【リスク・副作用等】内出血、血種、感染、痛み、傷口の赤み・硬さ・突っ張り・色素沈着、アニメーション変形など
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