眉下切開のダウンタイムを徹底解説!経過や長引かせないコツを紹介

眉下切開のダウンタイムを徹底解説!経過や長引かせないコツを紹介

眉下切開のダウンタイムでは、腫れや内出血といった症状が生じます。眉下切開を検討する中で「ダウンタイムはいつまで続くの?」「症状が目立つのは心配……」とお悩みの方も多いでしょう。

そこで今回は、眉下切開のダウンタイムにおける、症状や経過を解説します。

長引かせないポイントや、よくある質問についてもまとめました。眉下切開のダウンタイムに関する知識を深め、納得して施術を受けたい方は、ぜひご一読ください。

1.眉下切開とは?施術の特徴をおさらい

出典:photoAC

眉下切開とは、眉毛のすぐ下の皮膚をラインに沿って切開し、余分な脂肪を取り除く美容整形手術です。

施術により眉毛と目との距離が狭まることから「眉下リフト」とも呼ばれており、上まぶたのたるみ改善効果が期待されています。

眉下切開を行うことで、目の開きが良くなったり、二重幅が広くなったりと、ぱっちりした印象的な目元に近づけられるのが魅力です。

ただし、皮膚の切開を伴う治療のため、ダウンタイムや傷痕が生じることを念頭に置いておきましょう。

2.眉下切開|ダウンタイムの症状と経過

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眉下切開を検討する上で、ダウンタイムの症状や経過が気になる方は多いでしょう。

ここでは、施術当日から日を追うに従い、どのようなダウンタイム症状が出現するか解説します。なお、症状には個人差があるため、あくまで目安として参考にしてください。

■眉下切開のダウンタイム|施術当日から翌日

眉下切開のダウンタイム中によく見られる症状としては、腫れや内出血、むくみが挙げられます。これらは、施術部位がダメージを受けたことによる、一時的な反応として生じる症状です。

また、切開を伴う治療のため、痛みを強く感じることもあるでしょう。
一般的に、施術当日から、軽度のまぶたの腫れや内出血が現れます。

また、施術翌日にはむくみや痛みといった症状が出やすい傾向があります。

■眉下切開のダウンタイム|2・3日後

眉下切開のダウンタイムの特徴は、施術当日よりも、2~3日後に症状が悪化しやすいことです。腫れをはじめとするダウンタイム症状がピークを迎えるのも、この時期と考えましょう。

また、むくみは施術翌日と2~3日後とで、見られる部位が変わります。施術翌日は、上まぶた周辺のむくみが目立つ傾向がありますが、2~3日後には、下まぶたや鼻の近くで症状が見られるでしょう。

加えて、痛みも頂点に達する可能性があります。あまりに症状がつらい場合には、医師の判断のもと、痛み止めが処方されるケースもあります。

■眉下切開のダウンタイム|4日から1週間後

眉下切開のダウンタイム症状は、見た目にも大きく現れやすいため、どのくらいで落ち着くのか不安になることもあるでしょう。

一般的には、施術2~3日後にピークを迎えてからは、腫れや赤み、痛みなどの症状が、徐々に落ち着き始めます。

また、内出血が軽減する過程で、肌の色が黄味がかったように変化することもあるでしょう。

なお、眉下切開では、施術部位の縫合を伴うことから、術後には抜糸が行われます。ダウンタイム症状の回復状態にもよりますが、施術から1週間前後で抜糸が可能になるでしょう。

■眉下切開のダウンタイム|2週間から1ヶ月後

眉下切開の施術から2週間経つ頃には、大きな腫れや赤み、痛みの症状はおおむね軽快すると考えられます。

ただし、むくみや内出血などが、多少残っている可能性もあります。施術後1~3ヶ月ほどを目途に、むくみや内出血の症状も軽減していくので、経過を見守りましょう。

傷痕も他の症状と同様に目立ちにくくはなりますが、完全には消えないことを覚えておいてください。

3.眉下切開|ダウンタイムを長引かせない過ごし方

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続いて、眉下切開のダウンタイムを長引かせない過ごし方について解説します。

なお、施術後の症状やクリニックにより、判断が異なる場合があるため、医師の指示に従って過ごすようにしましょう。

■洗顔やメイク

眉下切開の施術を受けた当日は、目元を含めた洗顔ができません。目元をこすらないようにすれば、施術から1~2日後に、洗顔できるようになるでしょう。

なお、洗顔料を使用する場合は、抜糸後から行ってください。

メイクに関しては、目元以外は施術当日から可能です。

ただし、抜糸前は、メイクを落とす際に拭き取りタイプのアイテムを使用する必要があります。アイメイクは、抜糸後から施すようにしてください。

■シャワーや入浴

目元以外のシャワーであれば、眉下切開の施術翌日から可能になります。

ただし、入浴は、血行促進によるダウンタイム症状の悪化を招くリスクがあるため、注意が必要です。

症状の悪化を防ぐために、施術からおよそ1週間後までは、入浴を控えてください。また、入浴を再開した際も、しばらくは短時間に留めたほうが良いでしょう。

■コンタクトレンズの装着

コンタクトレンズの装着は、一般的に、抜糸後から可能となります。

ただし、違和感がある場合には、抜糸後でも控えたほうが無難です。コンタクトレンズを装着できるようになるまでは、眼鏡を使用するようにしてください。

また、コンタクトレンズ装着時には、切開部に触れないよう気を付けましょう。

■喫煙や飲酒

眉下切開の施術後の飲酒は、血行促進によるダウンタイム症状の悪化につながる可能性があります。

加えて、喫煙に伴う血管収縮により、傷痕が治りにくくなるリスクも考えられるでしょう。
施術から少なくとも1週間は、禁煙・禁酒を心がけたいところです。

また、ダウンタイムの症状が快方に向かうまでは、できる限り喫煙および飲酒を控えたほうが良いでしょう。

■運動やサウナ

入浴や飲酒と同様に、激しい運動やサウナも、血行促進につながります。そのため、眉下切開後に行うと、ダウンタイムを長引かせかねません。

眉下切開後の抜糸のタイミングを目安に、1週間前後は激しい運動およびサウナを控えたほうが無難です。

4.眉下切開のダウンタイムに関するよくある質問

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眉下切開のダウンタイムに関する不安から「眉下リフトはやめたほうがいい?」と迷う方もいるでしょう。

ここからは、眉下切開のダウンタイムを中心に、施術に関するよくある質問について見ていきましょう。

■眉下切開のダウンタイム後も傷痕は目立ちますか?

眉下切開手術による傷痕は、治療を検討する際の懸念材料となり得ます。比較的傷痕の目立ちにくい手術ではありますが、傷痕が完全に消えることはありません。

また、眉毛が薄い場合や色白の方は、傷痕が目立ちやすいでしょう。ただし、眉にアートメイクを施している場合には、傷痕が目立ちにくい傾向があります。

■眉下切開のダウンタイム症状や傷痕を目立ちにくくする方法はありますか?

眉下切開のダウンタイム中に、腫れがなかなか引かない場合には、施術部位を冷やすと良いでしょう。

ただし、冷却を行う期間は、施術2~3日後までが目安です。また、冷やしすぎはかえってダウンタイムを長引かせる可能性があるため、医師の指示に従いましょう。

加えて、紫外線対策や保湿ケアを行うことで、腫れなどの症状を抑えられる可能性もあります。眉にアートメイクを施すことで傷痕を目立ちにくくしたい場合は、施術から半年ほどを目安に、医師と相談して判断しましょう。

■眉下切開を受ける際に注意すべきポイントはありますか?

眉下切開を受ける際は、ダウンタイムの期間や症状を事前に把握しておくことが重要です。また、施術後の仕上がりにも注意する必要があります。

例えば、眉毛から離れた部分に傷痕ができる場合や、施術後に左右差を感じる可能性もゼロではありません。

眉下切開により目と眉毛の距離が近くなった結果、想像していた仕上がりと異なる印象になる場合もあるでしょう。

眉下切開で後悔しないためには、医師との入念なシミュレーションやカウンセリングが不可欠です。クリニックにおける症例を確認することも有効な手段でしょう。

■眉下切開後はいつから仕事復帰できますか?

眉下切開後は、抜糸まで1週間ほど仕事を休めると理想的です。

ただし、デスクワークやリモートワークなら、施術数日後からも仕事復帰は可能でしょう。運動量が多い仕事の場合、復帰により血行が促進され、ダウンタイムが長引く恐れがあるため、長めの休暇を取るに越したことはありません。

仕事復帰にあたり、傷痕やダウンタイムの症状を隠したいときは、眼鏡や帽子を着用すると良いでしょう。また、抜糸後の症状が落ち着いていれば、アイメイクでも隠せます。

まとめ

眉下切開におけるダウンタイムの症状は、施術後1週間ほどで軽快し始め、長くても数ヶ月で落ち着く傾向があります。

ダウンタイムの症状を長引かせないために、医師の指示に従って、安静に過ごしましょう。

また、理想の仕上がりには、入念なカウンセリングとシミュレーションが重要です。眉下切開のダウンタイムへの理解を深め、印象的な目元を手に入れませんか。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】眉毛下皮膚切除術
【治療期間および回数の目安】通常1回 ※治療期間や回復期間には個人差があります。
【費用相場】約¥250,000~¥450,000
【リスク・副作用等】術後の腫れ、浮腫み、痛み、内出血、手術部位の左右差、傷痕、まぶたの違和感、眉毛の脱毛など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
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