顔たるみで即効性のある50代向けの治療は?施術の選び方と注意点

顔たるみで即効性のある50代向けの治療は?施術の選び方と注意点

顔のたるみについて悩んでいませんか?

年齢を重ね、即効性のある施術を探している50代の方もいらっしゃるでしょう。

顔のたるみの原因には、加齢や脂肪などさまざまな要因があります。

そこで今回は、顔のたるみにお悩みの方に向けて、おすすめのセルフケアや、美容医療によるたるみ治療などを詳しく紹介します。

どうして顔がたるむのか疑問に思っている方に、顔のたるみが起こる仕組みも説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ顔のたるみが起こるの?

鏡を見る女性 顔たるみで即効性のある50代向けの治療は?施術の選び方と注意点|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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鏡を見たときや写真を確認したときに「自分はこんなに顔がたるんでいたの?」と驚いた経験はありませんか。

年齢を重ねると、どうしても顔や頬のたるみは起こるものです。

20~30代のうちは「まだまだ大丈夫」と思っていても、40代、50代と年を重ねるにつれて「顔のたるみを改善したい」という気持ちが高まるケースもあるかもしれません。

まずは、なぜ顔がたるむのか原因を探っていきましょう。

■加齢による影響

顔のたるみの主な原因は、加齢による筋肉の衰えや骨の萎縮、肌のハリに影響する成分の減少です。年齢を重ねると代謝や活動量が減り、ホルモンバランスが乱れることもあります。

これによって表情筋の活動が減り、皮膚を支える力が低下するのです。

また、加齢やホルモンバランスの乱れによって骨の萎縮が起こり、萎縮に伴って皮膚が余ることがあります。

肌のハリを保つために欠かせないエラスチンやコラーゲンが減少すると、顔のたるみにつながります。

■脂肪による影響

顔に脂肪があるとハリがあるように見える場合もありますが、脂肪の量が多いと重さによって顔全体の皮膚が下に引っ張られます。

結果的に、頬やフェイスラインなどにたるみが生じます。また、脂肪の増減によって皮膚がたるむケースもあるでしょう。

顔のたるみにおすすめのセルフケア

スキンケアする女性 顔たるみで即効性のある50代向けの治療は?施術の選び方と注意点|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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顔のたるみは痩せると治ることがありますが、年齢を重ねるとなかなか変化を感じにくい場合もあります。

そういったとき、おすすめの化粧品を探す方もいるかもしれません。

しかし、化粧品を変えるだけでは、根本的な原因の解決にならない場合があります。日々の生活を含めて見直してみましょう。

ここでは、顔のたるみにアプローチする習慣とともに、おすすめのセルフケアを紹介します。

■栄養バランスのとれた食事

人の体は食べたものから作られます。

顔のたるみを改善したい場合は、筋肉の維持やコラーゲンの生成、肌の修復などを促すため、栄養バランスのとれた食事を摂りましょう。

健やかな肌を保つためには、たんぱく質やビタミンC、ビタミンAなどを意識的に摂取しましょう。

■質の良い十分な睡眠

顔のたるみ改善には、睡眠も忘れてはいけません。

就寝中は成長ホルモンが分泌され、コラーゲン生成や肌の修復が行われるため、睡眠不足が続くと肌が衰えやすくなります。

睡眠の質も重要です。深い質の良い睡眠がとれるよう、寝る前のスマホを控えたり適度な運動をしたりすると良いでしょう。

■紫外線対策

肌の老化も顔のたるみに影響します。

紫外線を浴びた肌は乾燥しやすくなり、肌トラブルにつながるだけでなく、紫外線によってコラーゲンが破壊されることでハリの低下も引き起こします。

紫外線トラブルは「光老化」と呼ばれ、肌の老化の原因の1つです。

「顔のたるみをケアしたい」と考えているなら、紫外線対策をしっかり行い、乾燥を防ぐために保湿を心がけましょう。

■顔のエクササイズ

表情筋を鍛えれば、脂肪や皮膚のたるみを支えられるため、たるみを軽減できます。

50代からでも表情筋を鍛えるエクササイズや顔のたるみ解消マッサージで、たるみを目立たなくすることが可能です。

ただし、肌に過度な圧力をかけたマッサージをすると、かえってたるみが大きくなることがあります。シワの原因にもなるため、適切な圧力で、継続的にケアすると良いでしょう。

また、どれだけ顔のたるみがスッキリしたのかチェックするために、エクササイズ前の写真を撮って記録に残しておくと、ビフォーアフターが分かりやすいでしょう。

顔たるみで即効性を求める50代には美容医療という手も

カウンセリングを受ける女性 顔たるみで即効性のある50代向けの治療は?施術の選び方と注意点|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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若いうちは顔のたるみを気にしていなかったものの、年齢を重ねて悩みが増えてたるみが気になり「劇的に改善する方法はないかな」「顔や頬のたるみに即効性のあるものは?」など、アプローチを探している方もいるかもしれません。

顔のたるみの悩みに即効性のある方法を求める50代の方には、美容医療を用いたたるみ治療が向いているケースがあります。施術をいくつかご紹介しましょう。

■ヒアルロン酸注入

脂肪が下がることで顔がたるむと、頬がこけて見えてしまうケースがあります。

こけた部分にヒアルロン酸製剤を注入してボリュームアップさせ、シワの改善や輪郭形成などに用いられる施術です。

施術時間が短く、比較的痛みやダウンタイムに配慮された治療といえます。初めて美容医療を行う方や、ナチュラルな変化を求める方に向いているでしょう。

■ハイフ(HIFU)

高密度焦点式超音波治療法のことで、超音波エネルギーの熱を肌の奥に届けて、たるみをケアする施術です。

頬のたるみや二重顎にもアプローチでき「切らないリフトアップ」として知られています。

切開しないためダウンタイムに配慮されていますが、施術後はむくみや熱感、腫れ、かゆみが起こる場合もあります。

基本的には数時間〜数日でおさまりますが、長引くなど違和感がある場合は医師に相談しましょう。

■糸リフト

医療用の特殊な糸を皮膚に挿入し、皮膚や筋肉を持ち上げる治療です。マリオネットラインやほうれい線、二重顎などのたるみにお悩みの方に向いている施術です。

糸の挿入によって細胞を刺激することで、エラスチンやコラーゲンの生成を促進する効果も期待できます。

メスを使わないリフトアップのためダウンタイムは起こりにくいですが、腫れや内出血、むくみ、つっぱり感などの症状が出ることがあります。

■ベイザー脂肪吸引

特殊な超音波で脂肪を溶かし、専用の吸引管で取り除きます。頬やフェイスラインの脂肪による顔のたるみにお悩みの方に有効です。

他の組織を傷つけにくいため細部まで脂肪を取り除くことができ、皮膚のたるみが起こりにくい傾向にあります。

主なダウンタイムは、痛みや内出血、腫れなどです。症状が落ち着くまでに10日ほどかかる場合もあります。

■フェイスリフト

耳の付け根や髪の毛の生え際あたりを切開し、たるんだ皮膚を引き上げる施術です。たるみの程度が大きく、施術後の変化をしっかり実感したい方に向いています。

切開を伴うため、痛みや腫れ、内出血が強く出るケースがあります。施術後は顔を固定するために一定期間フェイスバンドをつけなくてはいけません。

施術後の変化を感じやすい一方、ダウンタイム中に症状が強く出る可能性が高いため、仕事など休める環境を整えておく必要があるでしょう。

ご紹介した美容医療は、すぐにリフトアップ効果を実感できる施術もありますが、痛みや腫れなどのダウンタイムや副作用・リスクが生じる可能性もゼロではありません。

美容医療を受ける場合は、医師と相談の上、治療方針を決めましょう。

まとめ

顔のたるみの原因は人によってさまざまです。そのため「これが一番効果がある」といえるものはありません。

食事や生活習慣、睡眠などを見直し、自身でできるエクササイズを行うなど、セルフケアに注力すると良いでしょう。

より顔のたるみの変化を感じたいと思う方は、美容医療による施術を視野に入れるのも1つの方法です。顔のたるみの原因を見つけ、自分に合ったケア方法を探しましょう。

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【施術の内容】ヒアルロン酸製剤の注入
【施術期間および回数の目安】約9~12ヶ月ごとに1回程度 ※状態によって異なります。
【費用】1本 ¥55,000~¥150,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】赤み、内出血、腫れ、痛み、アレルギー反応、修正位置のずれなど
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

【施術の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【施術期間および回数の目安】治療後6ヶ月以降から再照射可能 ※状態によって異なります。
【費用相場】全顔1回約¥50,000~¥100,000 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険外適用)です。
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。

【治療の内容】糸リフト(スレッドリフト)
【治療期間および回数の目安】1~2回程度、治療後6ヶ月~1年程度で再治療可能 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1本 約 ¥50,000~¥100,000 ※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】腫れ、痛み、内出血、浮腫み、引きつれ、異物感、部分的な皮膚の凹みなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
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【治療の内容】ベイザー脂肪吸引
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】¥400,000~¥1,600,000程度 ※部位よって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、やけど、皮膚の凹凸など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】切開リフト
【治療期間および回数の目安】1回
【費用相場】¥500,000~¥1,500,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、傷跡、顔面神経麻痺など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。