身支度中に鏡を見て、「もみあげが濃くて目立つ」「顔に産毛がたくさん」とハッとした経験はありませんか?今回はそのような経験がある方に向けて、もみあげや顔の脱毛の必要性について紹介します。また、もみあげや顔の脱毛をする際は、「どの脱毛方法が向いているのか」という点にも触れています。もみあげや顔の脱毛にはたくさんのメリットがあるので、あわせて確認していきましょう。
1.もみあげ・顔の脱毛は必要?
まずは、もみあげと顔の脱毛の必要性について確認しましょう。それぞれのメリットを理解できれば、おのずと脱毛すべきかどうかが見えてくるはずです。
■もみあげ脱毛のメリット
もみあげとは、顔の横側・耳の手前に生えている髪の毛で、人によって濃さや長さが異なります。人によっては目立つので、髪の毛を耳にかけたときや、髪の毛を結ったときに気になるという方もいるでしょう。それでは、もみあげ脱毛のメリットを紹介します。
- 横顔をきれいに見せられる
- 小顔効果が期待できる
- 髪の毛をアップにしてもきれいに見える
- 自己処理による失敗を防げる
濃くてはっきりとしたもみあげがなくなると、顔の周りがシャープになって小顔効果が期待できる他、横側から見た姿がきれいに見えるというメリットがあります。とくに髪の毛をアップにしたとき、せっかく素敵なヘアアレンジをしていても、もみあげが濃いとそこに目がいってしまいがちに。
そのため、仕事やプライベートで髪の毛をアップにする機会が多い方は「脱毛して良かった」と実感しやすいでしょう。
■顔脱毛のメリット
顔には眉毛やまつげなどの必要な毛が生えていますが、鼻の下や額、顎などには産毛が生えています。これらの産毛がなくなると、以下のようなメリットを感じることができるでしょう。
- 顔が明るい印象になる
- 毛穴が引き締まる
- 化粧ノリが良くなる
- 毛穴に皮脂が詰まりにくくなる
産毛がなくなることで顔全体が明るい印象になり、化粧のノリも良くなる効果が期待できます。また、毛穴が引き締まってくれるので皮脂が詰まりにくくなるでしょう。テカリやすい方や、顔の毛穴が気になる方にとって、顔脱毛はさまざまなメリットのある施術といえます。
2.もみあげ・顔の脱毛をするならクリニック?サロン?
次に、もみあげや顔の脱毛をするなら、クリニックとサロンどちらが良いのかを確認しましょう。
■産毛にも高い脱毛効果が期待できるのは医療脱毛
もみあげと顔の毛は種類が異なり、それぞれ有効なアプローチ方法も違います。もみあげには髪の毛に近い濃くて太い毛、顔には色素がない薄くて細い毛が生えています。
医療脱毛で使用される代表的な方法はレーザー脱毛で、濃くて太い毛に対して反応しやすいのが特徴。もみあげのような太い毛へのアプローチのほうが得意です。しかし、出力を調整して回数を重ねれば、産毛にもしっかりアプローチできます。
とはいえ、産毛が生えやすい顔は皮膚も薄く、トラブルを起こしやすい場所です。そのため、医学的処置や処方などを交えた脱毛後の肌ケアをしてもらえる医療脱毛のほうが何かと安心でしょう。
なお、産毛にもしっかりと反応しやすいのは「蓄熱式」の脱毛機です。脱毛箇所によって脱毛機を使い分けたり、出力をその都度調整したりしてくれるクリニックを選ぶと、スムーズに脱毛が完了するでしょう。
■もみあげ脱毛はできない場合もあるので事前に確認
「顔やフェイスライン含む、もみあげ周りを脱毛したい」という方と「もみあげの形を変えたい・もみあげを薄くしたい」という方では、サロンやクリニックの選び方がまったく異なります。
なぜなら、もみあげ脱毛はサロンやクリニックによってはできない場合もあるからです。もみあげは髪の毛とみなされ、直接照射するのはNGという場合もあるので、必ず事前にチェックしましょう。
3.もみあげ脱毛の注意点
ここからは、もみあげと顔脱毛それぞれの注意点を確認します。まずは、もみあげ脱毛の注意点からチェックしていきましょう。
■もみあげはどこまでなのか分からなくなる
もみあげは自分では見えない場所にあるうえに、鏡で見るときも顔を斜めに傾けないと見えづらいことから、シェーバーやカミソリを使っての自己処理は難しいでしょう。そのため、脱毛前の自己処理のためにもみあげを剃っていくうちに、一体どこまでがもみあげなのかが分からなくなってしまう可能性もあります。
この問題に関しては、脱毛前のシェービングも行ってくれるクリニックを探すことで解決するでしょう。
■デザインによっては形が不自然になることも
もみあげの形は普段あまり意識していない方は多いかもしれませんが、いざ脱毛をして形が変わると、不自然に見えてしまう可能性もあります。自然なもみあげのデザインは、耳の中間から耳たぶの間くらいまでの長さの逆三角形です。ただし、髪型や顔の形によって自然なデザインも異なりますので、脱毛時にしっかり相談しながら施術を受けるようにしましょう。
4.顔の脱毛の注意点
次に、顔の脱毛に関する注意点も見ていきましょう。
■硬毛化の可能性がある
産毛の脱毛には、「硬毛化」のリスクがあります。硬毛化とは、破壊されるはずだった毛根が活性化してしまい、脱毛どころか毛が濃くなってしまう現象のことです。
医療脱毛なら、万が一硬毛化が起きてしまってもしっかりと対処してくれる場合がほとんどです。やはり、医療機関で行う医療脱毛のほうが、アフターケアの面で見てもメリットが多いといえるでしょう。
■他の部位よりも脱毛時に痛みを感じやすい
顔は他の部位よりも皮膚が薄く、大きな骨が近くにあるため脱毛時の痛みを感じやすいといわれています。もちろん個人差はありますが、痛みに弱い方にとってはデメリットとなるでしょう。クリニックによっては、麻酔を用いて施術するケースもありますので、痛みが不安という方は相談してみると良いでしょう。
■肌トラブルのリスクもある
肌に刺激を与える脱毛では、肌トラブルに対するリスクも高まります。先ほどの硬毛化以外にも、毛嚢炎といった皮膚トラブルや、脱毛によって乾燥するケースもあります。また、施術後の肌は敏感な状態になっているので、スキンケアにて保湿を徹底することも大切です。
5.もみあげ・顔の医療脱毛で失敗しないために
ここまで読んでみて、もみあげや顔の脱毛はクリニックでの施術が向いていることが分かったかと思いますが、その際の注意点を紹介します。クリニックの選び方についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
■実績のあるクリニックを選ぶ
もみあげ・顔の脱毛に限った話ではありませんが、医療脱毛クリニック選びで迷った際は実績をチェックするのがおすすめ。もみあげや顔脱毛の症例内容や数を確認して、実績があるクリニックを選ぶようにすると良いでしょう。「〇年〇月~〇年〇月の症例数〇件」というように、年月で症例数が書かれているかどうかをチェックすることもポイントです。
■もみあげの理想の形をあらかじめイメージしておく
もみあげの形はどうするか、あらかじめ決めておくことも大切です。ヘアスタイル雑誌などを見て、理想の形を見つけておくのも良いですし、美容師の方に相談して似合う形をアドバイスしてもらっても良いでしょう。脱毛前のカウンセリングの際に、しっかりと理想の形を伝えられるように準備しておくのがおすすめです。
■取り扱っている脱毛機もチェックする
クリニックを選ぶときは、脱毛で使われる機械のチェックも忘れずに。前述のとおり、もみあげと顔では、生えている毛の種類がまったく違います。部位ごとに機械を使い分けてくれたり、出力を調整したりしてくれるところなら、より脱毛効果を実感しやすいでしょう。
■麻酔代などのプラス料金も確認しておく
医療脱毛では施術のたびに麻酔代がかかるとなった場合、もともとの予算よりも大幅に費用が必要になる可能性もあります。そのため、麻酔代はどれくらいかかるのかもあらかじめ確認しておいてください。
また、予約のキャンセル料や脱毛前のシェービング代、コース解約の手数料などもかかる場合がありますので、事前に確認しましょう。
■まとめ
もみあげや顔の脱毛は、毛質がまったく違うことや肌トラブルが起きやすい箇所であることから、医療脱毛によるアプローチが有効的です。脱毛時は痛みが伴うこともあり、できればしっかり効果を実感でき、通う回数も少なく済むのが理想でしょう。そのような観点でも、医療脱毛を選択するのが賢明だといえます。今回紹介した注意点を踏まえて、あなたにぴったりのクリニックを選びましょう。
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【治療詳細】医療レーザー脱毛
【治療回数の目安】平均5~10回程度 ※個人差があります。
【副作用・リスク】赤み、やけど、痛み、かゆみ、ざ瘡の悪化、毛嚢炎、硬毛化、色素沈着など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。