NEROでは、美容医療に関連するニュースやトピックを5秒でわかる内容にしてお届けします。今回のNews Topisでは、安易な美容注入治療に潜む危険性と後遺症対策についての内容です。

美容医療の普及により、ヒアルロン酸や脂肪注入などの注入系治療が身近になってきた。これらの施術はメスを使わない手軽さから人気を集めているが、リスクが全くないわけではない。

近年、注入治療後に後遺症に苦しむ患者が増加しており、医療現場でも対応が求められている。美容外科医の朝日林太郎医師は、特に非吸収性の注入剤に注意を促している。例えば、「持ちがいい」と宣伝されるアクアミドは、実際には吸収されず、しこりや異物感を残す可能性があるという。
さらに、施術前に使用する注入剤の詳細を確認し、医師による説明が納得できるものかどうかをチェックすることが重要だ。美容施術においては、価格やダウンタイムの短さだけで判断せず、信頼できる医師のもとで慎重に選択する必要がある。今後も美容医療を受ける際には、リスクと安全性を理解し、適切な判断を行うことが求められるだろう。