たるみの原因は?フェイスラインをすっきり整える方法を伝授

たるみの原因は?フェイスラインをすっきり整える方法を伝授

この記事では、フェイスラインのたるみが気になる方に向けて、フェイスラインのたるみの原因や対策についてご紹介します。フェイスラインのたるみの原因はさまざまです。たるみの原因によってケアの方法も変わってきます。そこで、ホームケアの方法から、プロに頼る美容医療までご紹介。ぜひ、自分にぴったりのケアでフェイスラインをすっきりさせましょう。

1.フェイスラインのたるみの原因

出典:photoAC

まずは、フェイスラインのたるみの原因について解説します。

■表皮のたるみ

頬をつまんで離したときに、すぐ戻らない場合は、表皮や真皮のたるみがフェイスラインのたるみの原因になっています。つまんだところがすぐに戻れば、表皮の引き締まりに問題はありません。表皮のたるみがある場合には、老化によってコラーゲンやエラスチンが不足していることが考えられます。コラーゲン量の低下は、加齢だけでなく紫外線の影響によっても起きます。

■筋膜のゆるみ

ほうれい線が目立つ場合は、筋肉の表面にある筋膜にゆるみが出始めた証拠です。筋肉の表面にある膜が筋膜で、ゆるむと緊張を保てなくなり、顔全体にたるみが出ます。ほうれい線の上に肉が乗ったり、口角の横が垂れ下がったりすることも特徴です。表情筋を使わないと、皮下の筋力が低下。血液やリンパの流れが滞りやすくなり、フェイスラインもたるんできます。

■脂肪組織の減少

目頭から頬骨の中心にかけて線が入る場合は、脂肪などの皮下組織が減少しています。顔全体の脂肪が少なくなるとハリ感がなくなり、全体的にたるんだ印象につながります。皮下脂肪の減少の原因は、食生活の変化や栄養不足、加齢です。皮下脂肪・表情筋などの組織同士がうまくバランスを保つことで、フェイスラインもきれいに維持させることができます。

■骨の萎縮

額の骨のボリュームがなくなると、フェイスライン全体的にたるみが起こり、疲れた印象になることがあります。骨にはカルシウムやリンなどのミネラル成分が含まれ、骨を硬く密にしています。加齢によりミネラル成分が減少すると骨密度が低下し、骨の萎縮を引き起こすのです。骨の萎縮による額のボリュームが減少すると、眉が下がりまぶたも重く目元が老けた印象に見えるのです。

■顔のむくみ

フェイスラインのたるみは、顔のむくみが原因の場合もあります。女性は、生理前のホルモンバランスの変化が原因となり、むくみやすい状態となります。運動不足や栄養不足、冷えなどもむくみの原因です。顔がむくむと血液やリンパの流れが滞り、皮下組織の機能を低下させます。老廃物や水分などが皮膚の下に溜まることが、フェイスラインがたるむ原因の1つです。

2.自宅でできる!フェイスラインのたるみ対策

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原因によって、顔のたるみに対する適切なケア方法は異なります。ホームケアを徹底することで顔のたるみ改善をしていきましょう。自宅でできるフェイスラインのたるみ対策についてご紹介します。

■肌を健康に保つ食事をする

肌を健康に保つには、食べ物から摂取するたんぱく質やコラーゲンも大切です。肉、魚、卵などのたんぱく質を多く含む食品を積極的に摂取すると良いでしょう。また、コラーゲンの生成を促す効果の高いビタミン類も一緒に摂ることも良い方法です。緑黄色野菜に多く含まれるため、毎日の食事に取り入れていきましょう。

■基本のスキンケアを怠らない

フェイスラインのたるみには、基本的な保湿ケアが欠かせません。肌の乾燥もたるみを起こす原因の1つです。保湿ケアにより表面から肌を引き締めることで、表皮や真皮のたるみもカバー。スキンケアを行い、表皮・真皮の状態を整えて、うるおいを与えましょう。

■日焼け対策を万全にする

紫外線にはUVAとUVBの2種類があり、UVAが真皮層まで届くと、コラーゲンなどの線維芽細胞を傷つけ、肌が弾力を失いたるみが出てきます。UVBは、肌の赤みやシミなどの原因になります。とくに、UVAは1年中降り注いでいるため、注意が必要です。紫外線防ぐUVクリームをこまめに塗りなおすことで、日焼け対策を万全にしましょう。

■たるみ改善が期待できる化粧品を使用する

ビタミンA類のスキンケアは、光老化へのアプローチやコラーゲン、エラスチンを回復させる効果が期待できます。また、美容成分・ナイアシンアミドも、シワやたるみの改善が期待できる成分です。
フェイスラインのたるみケアの化粧品を選ぶときに成分をチェックしてみましょう。

■姿勢の改善を目指す

顔のたるみをとる意外な習慣に、姿勢の改善があります。姿勢が悪いと血流が悪くなり老廃物が溜まりやすくなるからです。血流の悪化や老廃物の堆積は、口元や顎のたるみ、ほうれい線の原因になります。日頃から意識して背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。

■表情筋トレーニングをする

顔の表情筋は40種類以上ありますが、よく使う筋肉はそのうち3割といわれています。意識して表情筋を使い、こまめに筋トレやストレッチを行いましょう。頬、口周り、顎、首の筋肉を鍛えることが、フェイスラインのたるみには効果的です。

■マッサージやストレッチを行う

血流やリンパの流れが悪いことも、フェイスラインがたるむ原因です。首や肩回りの筋肉をストレッチすることでほぐしていきましょう。また、顔全体の血流の促進には、頭皮マッサージが効果的です。お風呂あがりなど、リラックスした状態のときにやってみましょう。

■美顔器を使用する

フェイスラインのたるみにアプローチするには、美顔器を使用するのも1つの方法です。血液やリンパを流すローラー型の美顔器なら、顔のむくみを取り引き締めることでたるみを改善します。RF波(ラジオ波)を導入した美顔器なら、たるんだ皮膚の運動を促進し、ハリのある肌に導いてくれるでしょう。

3.プロに頼る!フェイスラインのたるみ改善方法

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顔のたるみは、ホームケアだけでは改善できないケースもあります。ここでは、美容医療によるフェイスラインのたるみ改善の方法をご紹介します。

■HIFU治療

超音波の熱エネルギーで脂肪細胞を破壊し排出する治療がHIFU(ハイフ)です。短時間で肌のリフトアップやたるみ、シワの改善、肌の引き締めに働きかけます。表皮、真皮、筋膜にまで直接熱を与えるので、肌の奥深くから引き締め、引き上げます。
治療直後と、コラーゲンが再生する2~3ヶ月後に効果を感じやすい点が特徴です。即効性を求める人からも支持される方法で、リフトアップやたるみ・シワ・ほうれい線の改善に役立ちます。ハリやツヤをアップさせたい、小顔効果を実感したいという人にも選ばれています。

■高周波RF治療

フェイスラインのたるみには、上層の皮膚だけでなく、深層の筋肉のケアも重要です。高周波RF治療は、電気パルスを使って、筋肉を効果的に刺激します。同時にコラーゲン線維に熱を供給し、線維芽細胞の代謝を活性化させ、コラーゲンの再構築を促します。
少ない痛みで、即時的な効果を得やすい施術です。高周波であるため、施術中の不快な刺激感にも配慮されています。顔のたるみが気になる、肌を引き締めたい人に選ばれており、施術直後から効果を実感しやすい施術方法です。

■ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を気になる部位に直接注⼊することにより、シワやフェイスラインの改善を目指す治療法です。痛みやダウンタイムがほとんどなく、副作⽤が起こりにくいことも特徴です。
コラーゲン組織が保持されることにより、肌の弾⼒・柔軟性および保湿につながり、ハリのある肌をキープ。製剤によりますが、効果は6ヶ月から2年程度持続。施術直後のメイクも可能です。

■糸リフト

糸リフトは、特殊なコグつきの溶ける糸をこめかみから頬にかけて挿入し、フェイスラインをリフトアップする治療法です。糸リフトを行うと、顔全体が引き締まります。即効性のあるリフトアップ効果を実感できるでしょう。
糸についたコグの刺激で、コラーゲンやエラスチンなどの増生も促すので、肌にツヤ感やハリももたらします。顔のたるみ予防にも効果的なリフトアップ治療です。若々しくシャープな印象のフェイスラインへと整えます。

■まとめ

フェイスラインのたるみの原因やホームケアの方法、即効性が期待できるプロに頼る美容医療についてご紹介しました。フェイスラインのたるみは、さまざまな要因があります。ホームケアでは難しいたるみケアには、美容医療が効果的です。「なかなかフェイスラインのたるみが改善されない」という人は、プロを頼ってみても良いでしょう。

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