【水玉リフティング】持続期間はどれくらい?他の施術との併用で効果アップも?

【水玉リフティング】持続期間はどれくらい?他の施術との併用で効果アップも?

水玉リフティングの持続期間はどれくらいが目安なのでしょうか。今回は、韓国で注目を集める美容医療の1つ、水玉リフティングについて解説します。肌の弾力やトーンアップ、赤みの解消などに効果が期待できる水玉リフティングは、痛みやダウンタイムが少なく、さまざまな肌悩みに対応可能です。ハイフなどのレーザー治療にはない特徴を持つことが特徴です。記事後半でご紹介する、水玉リフティングのデメリットや併用で効果アップが狙えるおすすめの施術にもご注目ください。

1.韓国の美容医療でも注目を集める水玉リフティングとは

出典:photoAC

水玉リフティングとは、高密度超音波エネルギーを用いて肌の深層部へアプローチする施術のこと。正式名称は「LDM(Localized Dynamic Micromassage)」で、ドイツで開発されました。
水玉リフティングの施術に使用する高密度超音波治療器は、老化して鈍くなった細胞の動きに振動エネルギーを与えて肌に弾力を持たせます。シワやたるみ、ニキビ、アトピー性皮膚炎などの肌悩み解消につながるとされています。また、コラーゲン生成が促されるので、肌のみずみずしさアップや引き締め効果も期待できるでしょう。
照射は細胞単位の活性を誘導するので痛みや副作用のリスクが少なく、施術による痛みの不安がある方や、敏感肌でレーザー治療を受けられない方にも向いている治療です。

<水玉リフティングに期待できる効果>

  • 弾力アップ
  • キメを整える
  • 保湿
  • 肌トーンアップ
  • 皮膚の免疫力や再生力アップ
  • 赤みの解消

美容大国といわれる韓国には、「肌トラブルが起きたらプロに任せる」という習慣が根付いていることが多いです。美容クリニックやエステサロンなどで専門的なスキンケアを行うことを“肌管理”といい、水玉リフティングは定番の肌管理の1つです。水玉リフティングの施術が受けられる韓国の美容皮膚科は多く存在します。
水玉リフティングは皮膚治療だけでなく、健康的な美肌づくりにもおすすめとされています。

<水玉リフティングの特徴>

痛みやダウンタイムが少ない レーザー治療と比較して痛みが少なく、敏感肌やアトピー性皮膚炎にお悩みの方でも施術可能。低刺激なのでダウンタイムはほぼなし。
幅広い肌悩みに効果が期待できる シミやシワ、たるみ、毛穴など幅広い肌悩みに対応。
肌の深層部へアプローチできる 肌の深層部へアプローチする施術なので、根本的な肌質のお悩み解消につながる。
美容液の導入が可能 施術では美容液も同時に導入。効果アップにつながる。

水玉リフティングはダウンタイムの少ない施術なので、術後すぐに日常生活に戻りたい方にも向いています。その他、長期的に肌悩みの再発を防ぎたい方にメリットとなる特徴も持つ施術です。

2.水玉リフティングの持続期間と効果を長続きさせるポイント

出典:photoAC

水玉リフティングの効果は施術直後から表れます。持続期間の目安は1~2週間程度。効果が表れるのは早いですが、持続期間は短めなので、1ヶ月に約2回の頻度で施術を受ける必要があります。水玉リフティングの施術を受けても、持続期間が過ぎることで「効果なし」と感じる方もいるでしょう。もとの肌状態や生活習慣による個人差はあるものの、水玉リフティングの持続期間はあまり長くないと把握しておくことが大切です。
定期的に施術を受けると水玉リフティングの持続期間が長くなるとされているので、ハリのある肌をキープするためにも、医師と相談しながら進めていくと良いでしょう。

3.水玉リフティングとハイフの違いについて

水玉リフティングと同じく、超音波エネルギーによりリフトアップ効果が期待できる“ハイフ”。2つの違いを表で見てみましょう。

水玉リフティング ハイフ
使用エネルギー 高密度超音波エネルギー 高密度焦点式超音波エネルギー
期待できる効果 引き上げに近いリフトアップ 引き締めに近いリフトアップ
アプローチする層 表皮〜真皮層 皮下組織の下層にある、SMAS筋膜のみ
痛み・ダウンタイム ほぼなし 痛みはある程度伴う
効果を実感できるタイミング 施術直後 約1~2ヶ月後
効果の持続期間 約1~2週間 約3~6ヶ月

水玉リフティングは、痛みやダウンタイムが少なく施術直後から効果を実感しやすい施術です。一方、ハイフは痛みがある程度伴うものの、水玉リフティングよりも持続期間の目安は長め。効果を実感できるピーク期間は約1~2ヶ月後が一般的ですが、施術直後から実感できるケースもあります。

4.施術前に知っておきたい水玉リフティングのデメリット

続いて、水玉リフティングのデメリットを見てみましょう。

■他の治療法と比べて効果が穏やか

水玉リフティングは効果が比較的穏やかな施術です。ハイフをはじめ他の強力な施術と比べて、大きな変化や効果を実感しにくいとされています。そのため、1回の施術で大きな変化を求める方には不向きといえるでしょう。

■効果には個人差がある

もとの肌の状態や生活習慣、年齢などの影響により、水玉リフティングの効果には個人差があります。持続期間に目安はありますが、そのとおりにならない可能性もあるでしょう。

■持続期間の短さと定期的な施術

水玉リフティングは持続期間が短いので、効果を長続きさせるために定期的な施術が必要です。効果を維持したり長持ちさせたりするには、コストがかかることを知っておきましょう。より効率的に施術を受けたいなら、複数回分の料金コース設定のあるクリニックを選ぶのも1つの方法です。

5.水玉リフティングと併用できる施術をご紹介

出典:photoAC

最後に、水玉リフティングと組み合わせることで相乗効果が高まるとされる施術をご紹介します。

■ララピール

ララピールは、化学ピーリングに分類される美容施術です。肌の古い角質を除去してターンオーバーを促し、肌トーンを均一にしてなめらかな肌へと導きます。従来のピーリングとの違いは、“肌へのアプローチ方法”です。ララピールは真皮層までピーリング剤を浸透させ、細胞へのダメージをやわらげながらターンオーバーを促進。“皮をむく”というイメージのピーリングではなく、肌の内側から育てるピーリングとされています。
ララピールは肌の質感を整える施術で、水玉リフティングは肌にうるおいを与えて弾力を高める効果が期待できるもの。肌の外側と内側の両方からアプローチすることで、総合的な肌のお悩み解消につながるとされています。
肌の古い角質を除去することで、水玉リフティング施術時の成分と、術後のスキンケアが肌の角質層に浸透しやすくなるでしょう。

■フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、美容医療のレーザー治療の1つ。皮膚に小さな穴を開けて熱エネルギーを与え、肌の再生を図る施術です。期待できる効果は、シワやニキビ痕、毛穴、傷痕、たるみ、肌質のお悩み解消など。
レーザーで皮膚を点状に削るため、従来のレーザー治療と比べて表皮へのダメージが少なく、痛みやダウンタイムを抑えられます。
フラクショナルレーザーの前に水玉リフティングを受けると、肌の水分量が増えるため、痛みの緩和が期待できます。

■肌育注射

肌育注射は、肌のお悩み解消に効果が期待できる成分を直接肌へ注入する治療のこと。手打ちと水光注射の2種類の注入方法があり、薬剤を掛け合わせてさまざまなお悩みにアプローチする治療です。女優注射と呼ばれることもあります。
肌育注射の直後に水玉リフティングの施術を受けると、注射後の肌の凹凸が目立ちづらくなるだけでなく、注入刺激による炎症の鎮静効果も期待できるため、ダウンタイムを軽減しながら治療の効果を高めるとされています。

まとめ

水玉リフティングは持続期間が約1~2週間と短めなので、1ヶ月に約2回の頻度で施術を受けると良いでしょう。持続期間は短いものの、施術直後から効果を実感でき、痛みやダウンタイムが少ないというメリットもあります。肌悩み解消や健康的な美肌づくりに興味のある方は、水玉リフティングの施術を検討してはいかがでしょうか。水玉リフティングは他の施術と併用することで効果アップが期待できるので、そちらもぜひチェックしてください。

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】LDM水玉リフティング(高密度超音波治療)
【治療期間および回数の目安】1週間に1回、計8回~20回程度 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回約¥16,000~¥25,000
【リスク・副作用等】発赤や熱感、痒み、痛み、乾燥など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【治療期間および回数の目安】治療後6ヶ月以降から再照射可能 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】全顔1回約¥30,000~¥200,000
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ララピール
【治療期間および回数の目安】約2~4週間に1回程度
【費用相場】約¥12,000~¥15,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】赤み、乾燥、ひりつき、かゆみ、違和感など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】炭酸ガス(CO2)レーザー
【治療期間および回数の目安】
・スポット照射:1~3回程度
・フラクショナル照射:1~3カ月に1回、3~5回程度
※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】
・スポット照射:1個約¥4,000~¥20,000
・フラクショナル照射:1回約¥30,000~¥100,000
【リスク・副作用等】水疱、びらん、赤み、炎症後色素沈着、ほくろの再発、内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。