RFとは?美容医療で注目される“切らないたるみ治療”を徹底解説

RFとは?美容医療で注目される“切らないたるみ治療”を徹底解説

RFとは、美容医療の施術にも用いられるラジオ波(高周波)と呼ばれる電磁波の一種です。家庭用の高周波美顔器も多数あり、ラジオ波を用いた美容に世間の関心が高まっています。より高い効果を求める方には、クリニックでの施術がおすすめ。今回はRFをメインテーマに、機器による手法の違い、治療の仕組み、メリット・デメリットなどをご紹介します。

1.RFとは│ラジオ波美容はどんな方向け?

出典:photoAC

RFとは美容施術に用いられることもある周波数のこと。“Radio Frequency”の略で、ラジオ波、高周波とも呼ばれます。RFは目には見えませんが、日常生活ではテレビやラジオに使われており、私たちは知らないうちにRFを活用しているのです。そんなRFを使用した美容治療に期待できる効果は、肌の引き締めや小ジワの軽減、ハリ・ツヤアップなど。美容医療ではとくに、たるみのお悩み解消とリフトアップに効果的とされています。

<RF治療がおすすめの方>

  • 肌のたるみが気になる方
  • 小ジワや毛穴の開きが気になる方
  • フェイスラインの引き締めを希望する方
  • 肌にハリ・ツヤが欲しい方
  • メスを使う施術に不安のある方
  • ダウンタイムの少ない施術を選びたい方

美容医療でRFが話題となっているのは、“肌への負担に配慮された治療法”であることが理由の1つ。切らない施術であるため、痛みやダウンタイムがほぼなく、身体的負担が少ないことから注目を集めています。

2.美容医療のRF機器│周波数別の分類

RF機器は、仕組みによって4種類に分類されます。

■その1│モノポーラ式

モノポーラ式は、周波数が0.4~0.8MHz、出力数が25~200W。ラジオ波が1つの電極と対極板の間を行き来します。肌の“広く深い層”へ強力に作用するモノポーラ式は、高い引き締め効果が期待できるとされる機器です。たるみ治療目的のラジオ波はほとんどモノポーラ式で、お腹周りといった広範囲の施術に用いられます。

■その2│バイポーラ式

バイポーラ式は、周波数が1MHz、出力数が130W。ラジオ波が2つの電極の間を行き来します。肌の“浅く狭い範囲”に作用するバイポーラ式は、連続的な照射により真皮の浅い層から中層で皮膚弾性物質の生成を促し、肌のハリに優れた効果を発揮するとされています。そのため、たるみや小ジワの解消を希望する方向けと言えるでしょう。

■その3│マルチポーラ式

マルチポーラ式は、周波数が1MHz、出力数が130W。ラジオ波が3つ以上の電極の間を行き来します。肌の“浅い層・深い層”の両方に作用するマルチポーラ式は、コラーゲンやエラスチンの生成が得意。高密度のエネルギー照射で線維芽細胞の活性化を図ります。
2つの電極の間を行き来するバイポーラ式と比べて、より高い効果が期待できるのがマルチポーラ式です。ハイパワーのラジオ波治療やハイフ治療のメンテナンスにも使われます。

■その4│ユニポーラ式

ユニポーラ式は、周波数が40.68MHz、出力数が200W。電子レンジに似た性質を持っています。肌の“深く狭い範囲”に作用するユニポーラ式は、RF機器の中でもより周波数が高く・高出力のタイプ。できるだけ早く効果を実感したい方、太ももや二の腕などの部分痩せを希望する方向けとされています。

3.RFとは│美容医療における“治療の仕組み”をチェック

ラジオ波の“温める力”を使って美肌に導くRF治療。たるみや小ジワの解消を含め、エイジングケアに効果が期待できます。ここでは治療の仕組みを見ていきましょう。

■肌にラジオ波を照射

医療用のRF治療機器を使い、肌に害を与えない程度に調整された特殊なラジオ波を照射。治療中の痛みはほとんどないとされています。

■皮膚組織を内側から温める

ラジオ波のエネルギーが皮膚組織に振動を与えます。この振動が摩擦熱を発生させ、肌の内部をしっかりと温めていきます。皮膚の内側(真皮層・脂肪層)を約40~60度に加熱することで期待できる効果は、コラーゲンの収縮による即時的な引き締め、刺激によるコラーゲン産生の促進などです。

■熱収縮で肌を引き締める

ラジオ波は水分を含む組織に反応しやすいことから、皮膚の内側(真皮層・脂肪層)を加熱しやすいとされています。ラジオ波を照射した肌の真皮層ではエラスチンやコラーゲン線維の熱収縮が、脂肪層では線維隔壁の熱収縮が発生。その結果、肌を引き締めたり、使用する機器によっては、セルライトや局所的な脂肪を分解したりする効果が期待できます。

■コラーゲン・エラスチンの生成を促してハリ・ツヤアップ

ラジオ波による線維芽細胞への刺激は、コラーゲンやエラスチンなどの生成につながります。その結果肌の真皮層が再構築されることにより、肌にハリ・ツヤが生まれ、弾力が高まって肌の若見え効果が期待できるとされています。

4.RFとは│治療による美容への効果について

出典:photoAC

RF治療に期待できる効果を以下にまとめました。

  • 肌のハリ向上
  • 小ジワの解消サポート
  • 毛穴の引き締め
  • フェイスラインの引き締め
  • エイジングケア
  • 他の施術との相乗効果

肌のハリ向上をはじめ、小ジワ、毛穴やフェイスラインの引き締め、エイジングケアなどさまざまなお悩みに効果が期待できるRF治療。より高い効果を狙うなら、他の治療との組み合わせがおすすめです。

■たるみ解消のメカニズム

RF治療におけるたるみ解消では、コラーゲン線維の収縮・再生、エラスチンの生成促進、血行促進の3つがポイントになります。

1. コラーゲン線維の収縮・再生 ラジオ波の熱は一時的にコラーゲンを収縮させ、皮膚を引き締めます。同時に線維芽細胞も刺激され、新たなコラーゲン生成につながり肌の弾力がアップ。
2. エラスチンの生成促進 エラスチン生成が活性化され、肌のハリ・弾力が回復。
3. 血行促進 熱刺激により血流が促され、細胞への栄養供給が向上。

5.RFとは│美容面でのメリット・デメリットをチェック

続いて、RF治療のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット
  • メスを使わない施術でダウンタイムがほとんどない
  • 施術中の痛みがほとんどない
  • 即効性があり、術後すぐに効果を実感しやすい
  • コラーゲン再生は数ヶ月かけて進むため、効果に持続性がある
  • たるみや毛穴、脂肪分解などさまざまなお悩みに対応
  • 皮膚の表面にダメージを与えにくい
デメリット
  • 年齢や肌の状態により、効果に個人差がある
  • 効果の維持には定期的な施術が必要
  • 使用する機器や施術範囲によっては費用が高額になることがある

RF治療には即効性があるとされていますが、感じ方には個人差があるもの。1回でも効果を実感できる方、継続して治療を受ける必要があるため実感できるまでに時間がかかる方、とさまざまです。施術頻度については、3~4週間に1回を目安に、4~6回の治療がおすすめ。その後、メンテナンスを2~3ヶ月に1回行うと効果的とされています。

6.RF治療の選択肢│ボルニューマやフォトRFなど

出典:photoAC

最後に、RF治療機器をチェックしていきます。

■ボルニューマ

「ボルニューマ」は、6.78MHzのラジオ波を用いたモノポーラ式の治療機器。真皮・脂肪層をターゲットにしており、脂肪層の引き締めとたるみの解消を図ります。また、真皮内のコラーゲン生成を促すため、肌のたるみやシワの解消、リフトアップなどの効果も期待できるでしょう。「ボルニューマ」の効果が現れるタイミングは、術後2週間~1ヶ月が目安。効果のピークは約3~4ヶ月後で、持続期間は約3~6ヶ月です。肌状態を保つため、6ヶ月を目安に定期的な施術を受けると良いでしょう。

■デンシティ

「デンシティ(DENSITY)」は、6.78MHzのラジオ波を皮膚の浅部・深部に照射する治療機器のことです。期待できる効果は、肌のハリ・ツヤアップ、肌や毛穴の引き締め、たるみ解消など。バイポーラRFとモノポーラRFを同時照射できるので、より高い効果を実感できるとされています。効果の持続期間は4~6ヶ月が目安です。

■フォトRF

フォトRFは、ラジオ波エネルギーとIPLと呼ばれる光エネルギーを組み合わせた美肌治療のこと。2つのエネルギーを併用することで、肌の深層部まで熱エネルギーが届き、たるみや小ジワ、シミ、毛穴の開きなどさまざまな肌悩みに効果が期待できます。持続期間は6ヶ月~1年が目安です。

■フラクショナルRF

「フラクショナルRF」はラジオ波を使ったフラクショナル治療機器のこと。レーザーやラジオ波を、肌表面に微細な点状にして当てる照射方法が特徴です。施術時の痛みや術後のダウンタイムが少ないとされています。期待できる効果は、肌や毛穴の引き締め、肌のハリ・ツヤアップ、小ジワの解消など。「フラクショナルRF」には肌のターンオーバーを整える作用もあり、ニキビやニキビ痕にも効果的とされています。持続期間は3~6ヶ月が目安です。

まとめ

RFとは美容に効果が期待できる電磁波であり、美容施術に用いられます。RF治療はラジオ波を用いた“切らない施術”なので、「美容施術に興味があるけどメスを使うのは不安」「なるべく肌への負担を減らした施術を選びたい」といった方向けと言えるでしょう。記事後半でご紹介した選択肢も参考に、自身のニーズに合う施術を検討して、肌のお悩み解消に役立ててください。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】ボルニューマ(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】約3~6ヶ月に1回程度
【費用相場】1回約¥60,000~¥200,000 ※部位・ショット数に応じて各クリニックで異なります。
【リスク・副作用等】熱感、浮腫、火傷、水疱、しびれなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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