MASTER CLASS SUMMIT Ⅱ
脂肪吸引
審美歯科
取材レポート
美容整形を考えたとき、誰もが一度は思う。
「本当にいい先生って、どうやって見つければいいんだろう」。4月19日、東京・丸ビルホールで開かれたMaster Class Summit Ⅱは、その問いに正面から向き合う4時間だった。
骨切り・鼻・脂肪吸引・セラミック矯正のトップドクター4人、施術体験者のキララさん、YouTubeフォロワー150万超のRちゃん、そしてヒカルが仕掛ける新クリニック構想——NEROが現地で見て聞いたことを、そのまま届ける。
登壇ドクターのプロフィールとイベント概要は取材前記事で詳しく解説しています。
骨切り・鼻・脂肪吸引・セラミック矯正の第一人者が一堂に。「Master Class Summit Ⅱ」をNEROが現地取材→
INDEX
会場の空気——20〜40代女性が「何かを変えようと」集まっていた
日曜午後の丸ビルホール。東京駅から徒歩1分という立地にもかかわらず、エレベーターを降りると受付の列がすでに伸びていた。入場者の大半は20代〜40代の女性。友人同士で来ている人、一人で静かにパンフレットを読んでいる人、スマホでステージの位置を確認している人——それぞれが「何かを持ち帰ろう」という明確な意図を持って会場に入っていた。
ホール奥にはカウンセリングブース、クリニックブース、企業出展ブースが並び、ステージの合間にも名医に直接相談できる設計になっていた。特筆すべきはその雰囲気だ。「強引な勧誘は一切なし」という事前の案内通り、スタッフが話しかけるより来場者の方から積極的に質問していた。
「今日初めてドクターと話した」という声も聞こえた。美容医療を受けたことがある人だけでなく、「これから考えてみようかな」という層が確かにいた。
「5年前の技術では、この結果は作れなかった」——名医4人が語った連携の真実
EXCLUSIVE ── 今回初公開
最初のセッションは「あなたの整形費用全額もちます!キララ編」の裏側トーク。骨切りの山本崇弘先生(コントアクリニック東京)、鼻の松本茂先生(CLASS CLINIC)、脂肪吸引の志田雅明先生(THE CLINIC)、セラミック矯正の今井邦彦先生(ダイヤモンド今井デンタルクリニック)——4人が同じステージに立ち、施術の判断プロセスを語った。
このセッションで初めて明かされたのが、4人のドクターが事前に綿密なカンファレンスを行い、施術の順番・方針・仕上がりの基準をすり合わせた上で執刀したという事実だ。通常の美容整形では、各クリニックを患者が個別に回り、ドクター同士が連携することはほぼない。今回はその前提を根本から変えた。

「医師選びの正解が分からない」という悩みに対して、このセッションが示したのはシンプルな答えだった。複数の領域のトップが事前に連携し、設計を共有した上で施術する——単独クリニックへの個別受診とは、そもそも設計が違う。この違いを知っているかどうかが、仕上がりの差になる。
キララさんとRちゃんの言葉が、会場の空気を変えた瞬間
セッション中盤、体験者のキララさんがステージに登場すると会場の空気が一変した。VTRで流れたビフォーアフターへの驚きだけでなく、キララさん自身の言葉が会場に刺さった。

整形とは外見だけを変えるプロセスではない——その主張を体験者自身が静かな声で語ったとき、会場のあちこちでうなずく人の姿があった。
Rちゃんはこのセッションで最も長く、最も熱く語り続けた。美容整形を10年以上経験してきた立場から「医師選びの本質」に切り込んだ。10年間で複数の修正を経験し、費用が積み重なってきたからこそ出てくる言葉には、情報発信者としての建前がなかった。
笑いと共感が交互に起きる場面が続き、ステージが終わっても会場の熱量が冷めなかった。
- カウンセリング時に「しない方がいい」と言ってくれる医師かどうかを確認する
- アブクラックス(腹部縦筋ライン)など、知らないと選べない術式の存在を事前に把握しておく
- 仕上がりの完成は半年〜1年後。当日の印象だけで決めない
ドクターが初めて「患者の人生のその後」を知った——リベンジハウス
「REVENGE HOUSE(リベンジハウス)」は5月14日から全7回配信が始まる新リアリティショー。外見にコンプレックスを抱えた男女が共同生活を送りながら美容整形を経て「過去の自分に向き合う」という構成だ。構想から1年半以上。このセッションで山川先生が語った言葉が会場に響いた。

深堀純也先生(WOM CLINIC GINZA)は1年間の関わりを「掛け算」と表現した。「美容整形だけでなく本人の努力も加わって、体型が変わると雰囲気も変わって、洋服やメイクも変わる。普通の患者さんとはしないような深い関わりができた」。
橋本詩音先生(Shion Beauty Clinic)は「仕上がりを見て、別人でした。見た目というよりも内側から出てくるものが」と語った。
美容未経験70%への挑戦——ヒカルのFAST CLINIC構想が動き出した
NEWS ── 6月1日オープン
このイベント最大の「ニュース」は、後半に登場したヒカルさんによるFAST CLINIC発表だったかもしれない。山川先生が示した数字は明快だった——「美容クリニックに行ったことがない人がまだ70%以上いる」。この未体験層に届けるため、ヒカルさんと山川先生が1年半以上かけて設計してきた新モデルが、6月1日・二子玉川に第1号店としてオープンする。
ヒカルさんが美容に目覚めたのは19歳のとき。高須クリニックを訪れてニキビ跡を相談したら「今の技術では消せない」と言われ諦めた。27歳で肌治療を始め、以来「肌だけで2〜3000万はかけている」という。その原体験が今回の構想の出発点だ。

コンセプトは「ファスト」の名の通り、チェックインから会計終了まで最短で完結する設計。価格帯は通常の3分の1程度を目指し、広告宣伝費を極力削減してそのコストを施術価格に還元する。
「昼休みにさっと来て施術を受けて帰れる。近所のおばちゃんがエステに行くような感覚で来られるクリニックを作りたい」と山川先生は語った。
Rちゃんはこのクリニックに自ら参画を志願した経緯も明かした。「ただのインフルエンサーとして案件でクリニックを宣伝するのはもうやりたくない。幹部として中に入れるなら、どうしてもやりたい」と山川先生に直談判し、CXOというポジションを得た。コンセプトカラー「トマティーブルー」から壁紙・カーテンに至るまでRちゃんの判断が反映されている。
この4時間が示したこと
ステージ上では名医が施術の判断基準とリスクを率直に語り、体験者が後悔した点も含めて正直に話し、起業家が未体験者のための新しい仕組みを発表した。PRイベントではなく、一次情報が生まれる現場だった。美容医療の入口は、確実に変わり始めている。
カウンセリングブースは終日にぎわい、「今日初めてドクターと話した」という声も聞こえた。情報を受け取るだけでなく、その場で行動を起こせる設計——これがこのイベントの本質的な価値だったと思う。

- リベンジハウスを5月14日の配信初日にチェックする
- FAST CLINIC 二子玉川店(6月1日オープン)の最新情報はNERO公式SNSで随時お知らせします
- 美容医療を検討中なら、まずカウンセリングだけ複数クリニックで受けてみる(費用ゼロ)
取材・文:安達 健一(NERO編集長)
取材日:2026年4月19日(日)Master Class Summit Ⅱ 東京・丸ビルホール
主催:シリアルインキュベート株式会社 / ▶ 公式サイト
