シミ取りで多くの実績を誇る福岡「久留米総合美容外科」。美容皮膚科を担当する伊波 幸輝(いは こうき)先生は、シミの根本にアプローチすることで、シミができにくい肌を目指す提案をしています。
シミ取り治療の基本となるのは、シミの種類にあった治療法を選択すること。しかし、シミの種類を正確に見分けることは簡単ではありません。
シミ取り治療を成功させる上で鍵となるのは何なのか、伊波先生のお話をもとに考察していきます。
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そのシミ診断、本当に合ってる?シミ取りは“種類”に合ったアプローチが不可欠な理由

シミは見た目が似ているだけで、原因も治療法もまったく異なります。だからこそ、まず大切なのは「正しい診断」。
しかし実際には、医師でも判断が難しいケースがあるほど、シミの診断は繊細です。ここでは、シミ診断が難しい理由と、見分けのポイントを解説します。
医師でも難しい!?シミの診断が難しい理由
自己判断ではもちろん、医師でも種類を特定するのが難しいこともあるシミ。シミの診断がそれほどに難しい理由は何なのでしょうか。
福岡「久留米総合美容外科」で美容皮膚科を担当している伊波 幸輝先生に解説していただきました。
■シミの色味や形が似ている
色味や形など、シミの種類が違っても見た目が似ていることがあります。“肝斑のようなシミ”や、“老人性色素斑のような肝斑”など、見た目だけでは判断が難しいケースが少なくありません。
■複数の種類が混在していることが多い
シミは1種類ではなく、複数の種類が混在していることがほとんど。そのため、医師の中でも美容皮膚科の専門的な知見がなければ、正確な判断が困難なこともあります。
■自己判断の場合、思い込みで決めつけてしまうことも
「日焼けをしたから、これはシミに違いない」「年齢的にそばかすではなく肝斑のはず」といった具合に、複数先入観で自己判断してしまうケースも考えられます。
肌の色はとてもナイーブなので、照明の色が少し違うだけでも見え方が変わってしまいます。画像診断機や肌をクリアに見られる照明があるかどうかで、診断の精度が左右されることも。
そのためシミ診断では、医師の能力だけでなく診断を行う環境も重要です。
正しくシミを診断するためには、自己判断ではなく皮膚科や美容皮膚科にかかることが重要。とくに、症例数が豊富で診断のための環境が整っているクリニックであれば、正確にシミの種類を特定しやすいでしょう。
私のシミはどれ?見た目の特徴と治療法
見た目だけで種類を断定することは難しいシミですが、以下のような特徴が現れる傾向があります。
▽シミの見た目の特徴と治療に使用される機器
| シミの見た目 | 特徴・治療に使用される機器 |
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老人性色素斑 大きさを問わず境界が明瞭 茶色いものが多い治療に使用される機器 シミ取りレーザー Qスイッチルビーレーザー Picoスポット |
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肝斑 左右対称にできやすい 頬骨のような摩擦が起きやすい場所に多い 境界が不明瞭 淡~濃褐色治療に使用される機器 美容内服薬・外用薬とニードルRF「シルファームX」、高周波「XERF」などの機器を併用して肌の土台を整え、Picoトーニングで肌の色調を整える |
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そばかす 1~5mmと小型のものが多い 境界明瞭な茶色い色素斑 顔の中心部に散在 10代からあることが多い治療に使用される機器 一般的にはフォトRFが適応 久留米総合美容外科のカスタマイズ治療™ではQスイッチルビーフラクショナルレーザー「Q-Plus」やPicoスポットレーザーを使用することで治療の効率をアップ |
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ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) 大きさや形はさまざま 丸い斑点状のものもある 褐色~青灰色 両頬、鼻、額にできやすい治療に使用される機器 シミ取りレーザー |
シミの診断を間違うと何がまずいの?誤診が招きかねないリスクとは
シミの診断を間違うと、どんなリスクが考えられるのでしょうか。よくあるシミの間違った治療パターンについて、伊波先生に教えていただきました。
■間違った治療パターン1:肝斑に強いレーザーを当ててしまう
肝斑にスポットレーザーのような、施術後にかさぶたができるほど強いレーザーを当ててしまうと、色素沈着が悪化したり、肝斑が濃くなったりする可能性がある。
■間違った治療パターン2:ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)なのに内服薬だけで治療
内服薬は肝斑の初期治療としては効果が期待できるが、ADMだと効果が出ないまま治療期間が長引くことも考えられる。
■間違った治療パターン3:そばかすにマイルドなレーザーを当ててしまう
左右対称にできている老人性色素斑やそばかすは、肝斑と誤診されることがある。老人性色素斑やそばかすに肝斑治療のようなマイルドなレーザーを当てても消えにくい。
*メラノサイト……シミのもととなるメラニンを作り出す色素細胞。強い紫外線やストレスなどの刺激を受けると活性化し、メラニンを生成する。
シミの診断を間違ったまま治療法を選ぶと、効果がないだけでなく、場合によっては悪化してしまう可能性もあります。
そのため、シミ取りでは正確な診断に基づいて治療法を選定することが不可欠なのです。
シミ取り治療を成功させるために必要なこととは?【福岡】久留米総合美容外科の美容皮膚科治療の特徴

まずは知見のある美容皮膚科に相談を!結果につなげる診断力
一度できてしまうとセルフケアでは消しにくいシミは、皮膚科や美容皮膚科が専門的な相談先となります。
福岡の「久留米総合美容外科」では、シミ取りの相談に訪れた患者に対して以下のようなプロセスで精度の高い診断を行っています。
■2Dカメラを使用した再現性のある画像診断

肌画像撮影器「re-Beau 2」を使用し、さまざまな角度から肉眼では見えないところまで正確に肌を解析。
再現性がある(=毎回同じ条件で撮影できる)画像を時系列で比較することで、治療の結果も評価しやすくなります。
■生活習慣、スキンケア習慣などの丁寧なヒアリング
職業や生活スタイル、既往歴や内服薬、普段使っているスキンケア製品など、シミだけでなく患者の生活全般をヒアリング。
シミの種類や治療法を検討する上で大切な要素を、丁寧に聞き取っていきます。
■症例豊富な美容皮膚科医による診察
福岡「久留米総合美容外科」の美容皮膚科担当・伊波先生は、豊富なシミ取り治療の実績があり、レーザーをはじめとする美容医療機器にも精通。
画像やヒアリング内容、視診を総合してシミの種類を特定し、結果の出る治療プランを提案しています。
“ただ当てれば良い”わけじゃない!治療機器を使いこなす技術力
「シミ取りといえばレーザーでしょ?」と思われがちですが、実際のシミ取り治療では症状に合わせて光治療や高周波など、多種多様な機器が使用されます。シミ取りの機器治療では、治療する人の知識や技術によって結果が左右されることも。
福岡「久留米総合美容外科」にはシミ取りの精鋭機器が勢ぞろいしており、美容皮膚科を担当する伊波先生は、機器への深い知識と数々の症例で培った高い技術力の持ち主です。
福岡「久留米総合美容外科」では、肌へのダメージを考慮しながら効率的な治療プランを提案しています。
シミ治療は日頃の積み重ねも重要!手厚いホームケア指導
シミ取りはクリニックでの治療で完結するのではなく、ホームケアの同時進行も欠かせません。
福岡「久留米総合美容外科」では、洗顔や保湿、紫外線対策など、日常生活でできるセルフケアの方法を丁寧に説明。必要に応じて、内服薬・外用薬といった処方薬も併用します。
シミ取りだけじゃない!【福岡】久留米総合美容外科のカスタマイズ治療™で肌悩みを美容皮膚科にまるごとお任せ

シミ治療をきっかけに年齢肌悩みに一括アプローチ!
シミ取りをきっかけに来院した患者の肌を肌画像撮影器「re-Beau 2」で解析すると、シワやたるみ、赤みといったお悩みも鮮明になります。
福岡「久留米総合美容外科」では、カスタマイズ治療™で複合的な肌悩みに同時進行でアプローチできる治療プランを提案。
シミとニキビ痕と毛穴といった複合的な悩みに対して、同日に3~4種類の施術を組み合わせて一括アプローチできます。
肌悩みに根本的なアプローチが可能なカスタマイズ治療™は、多くの患者にとって革新的なアイデアとなるでしょう。
福岡・久留米総合美容外科のカスタマイズ治療™でできること
福岡「久留米総合美容外科」のカスタマイズ治療™では以下のような方法でお悩みにアプローチします。
▽福岡「久留米総合美容外科」のカスタマイズ治療™でアプローチできるお悩み
シミ・肝斑・イボ・毛穴・赤み・くすみ・ほくろ・ニキビ・ニキビ痕・たるみ など
▽福岡「久留米総合美容外科」のカスタマイズ治療™アプローチ方法
- 医師が「症状→診断→治療→評価」の流れに則って、数ある治療法の中から肌の状態に合う治療プラン・スケジュールを提案してくれるので“お任せ”で治療を進められる
- まずはシミやイボ、ほくろなどの色味の変化や凹凸を伴う部位の治療を行い、ある程度クリアになったら、くすみや毛穴、ハリといった肌質へのアプローチに移行
- 治療初期は集中的に通院が必要な場合もあるが、最終的には4ヶ月に1回、長い人だと半年に1回で肌を良い状態に保ちやすくなる
「SNSで見た施術をしてみたけど効果が感じられなかった」「悩みはたくさんあるけど、どの施術を選べば良いのかわからない」といった美容難民が急増している昨今。
コスパもタイパも良く、肌悩みができにくい肌を“お任せ施術”で目指せるカスタマイズ治療™に救われる患者は少なくないでしょう。
久留米総合美容外科のカスタマイズ治療™の症例写真
■症例1:老人性色素斑へのアプローチから真皮治療へと比重をシフト

【施術名】カスタマイズ治療™
① Qスイッチルビーレーザーショートパルス/フルパルス/ピコスポット
② ピコスポット/ピコトーニング/ピコフラクショナル
③ ピコフラクショナル/シルファーム
④ ピコスポット/ピコフラクショナル/シルファーム
【施術期間および回数】
左:施術前 右:カスタマイズ治療™4回後(2ヶ月)
【費用】
カスタマイズ治療™スタンダードコース38,500円
シルファームのtip代は追加で11,000円
【副作用・リスク】
色素沈着、色素脱失、内出血、瘢痕、痂皮形成、水泡形成、紫斑、紅斑、浮腫、掻痒感、炎症、再発、取り残し、肝斑の悪化、針痕の残存、ひりつき、たるみの後戻り、たるみの左右差、熱傷、肌の違和感、麻酔薬に対するアレルギー
【使用した機器の組み合わせやポイント】
カスタマイズ治療™の基本方針は、患者さまの肌の状態に合わせてできるだけ早い段階・少ない回数で色素斑(老人性色素斑、そばかす、ADM)にアプローチすること。
そして、施術の回数を追うごとに肌の土台を整える“真皮治療”の比重を増やしていくことです。
本症例では、1回目の施術では真皮治療を行わず、老人性色素斑へのシミ取りレーザーをメインに行いました。
1回目の施術で8~9割の色素斑にアプローチできたので、2回目は残った色素斑の治療と真皮治療を少しずつ実施。
3回目からは真皮治療をメインに進め、シミだけでなくくすみや小ジワ、肌のハリなど肌全体をきれいにしていけるようアプローチしました。
■症例2:色素沈着のリスクを避けてくすみ・色素斑をクリアに

【施術名】カスタマイズ治療™
① Qスイッチルビーレーザーショートパルス/シルファーム/BTX
② シルファーム
③ Qスイッチルビーレーザーフルパルス/ショートパルス
④ ピコトーニング/シルファーム/ボツリヌストキシン
⑤ シルファーム/ピコトーニング/ピコフラクショナル
⑥ ピコスポット/シルファーム/ピコトーニング/ピコフラクショナル
【施術期間および回数】
左:施術前 右:カスタマイズ治療™6回後(4ヶ月)
【費用】
カスタマイズ治療™スタンダードコース38,500円
シルファームのtip代は追加で11,000円
【副作用・リスク】
色素沈着、色素脱失、内出血、瘢痕、痂皮形成、水泡形成、紫斑、紅斑、浮腫、掻痒感、炎症、再発、取り残し、肝斑の悪化、針痕の残存、ひりつき
たるみの後戻り、たるみの左右差、熱傷、肌の違和感、麻酔薬に対するアレルギー
【使用した機器の組み合わせやポイント】
そのため、くすみや肝斑が強い場合は、シミ取りレーザーの前に内服薬や外用薬を併用して、肌の土台を整えることを先行させます。
1~2回目の施術ではニードルRF「シルファームX」を用いて、肌の土台を整えてくすみにアプローチしました。
3回目の施術では、QルビーフラクショナルレーザーとQルビースポットレーザーで8~9割の色素斑にアプローチ。4回目以降はゆっくりと肌の土台を整えつつ、くすみのレーザーであるトーニングを併用し、トータルできれいな肌を作れるよう施術を行いました。
肌の土台が真皮治療で整ってくると、施術期間が4ヶ月空いてもきれいな肌が保たれやすくなります。
■症例3:シミ取りだけでなく肌全体にアプローチして美肌を目指す

【施術名】カスタマイズ治療™
① Qスイッチルビーレーザーショートパルス/フルパルス/CO2レーザー
② Qスイッチルビーレーザーショートパルス/CO2レーザー/シルファーム
③ CO2レーザー/ピコスポット/ピコフラクショナル/シルファーム
④ 高周波XERF
【施術期間および回数】
左:施術前 右:カスタマイズ治療™4回後(4ヶ月)
【費用】
カスタマイズ治療™スタンダードコース38,500円
シルファームのtip代は追加で11,000円
カスタマイズ治療™プレミアムコース(XERFを含む)77,000円
【副作用・リスク】
色素沈着、色素脱失、内出血、瘢痕、痂皮形成、水泡形成、紫斑、紅斑、浮腫、掻痒感、炎症、再発、取り残し、肝斑の悪化、針痕の残存、ひりつき
【使用した機器の組み合わせやポイント】
1回目の施術で8~9割の色素斑にアプローチできたので、2回目は残った色素斑の治療と真皮治療を少しずつ実施。3回目からは真皮治療をメインに進め、シミだけでなくくすみや小ジワ、肌のハリなど、肌全体がきれいになるよう施術していきました。
ほくろやシミを取るだけでは肌全体の均一感や肌質の改善は難しいため、肌の土台を整える真皮治療をしっかり行うことが重要です。
シミ取りは正確な診断から始まる!【福岡】美容皮膚科の名医・伊波先生にお任せ
シミ取りをはじめとするカスタマイズ治療™を得意とする福岡「久留米総合美容外科」。
皮膚科を担当する伊波先生は、シミ取りはもちろん、シミができにくい肌を目指す治療プランを提案しています。正確な診断に基づく効率的な治療で、コスパ・タイパ良く理想の肌にアプローチできます。
| 施設名・住所 | 久留米総合美容外科 福岡県久留米市花畑1-23-2 西鉄花畑ビル2F |
| 電話番号 | 0120-111-299 |
| 営業時間 | 9:30~18:00 |
| 公式サイト | https://www.kurubi.com/
ウェブ予約サイト:https://reservation.medical-force.com/c/94c7b7520eda406cbdf2b35bf812ae66 |
| SNSアカウント | 久留米総合美容外科インスタグラム(@kurubi.official) 伊波幸輝先生インスタグラム(@iha.kurume) |
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【施術の内容】カスタマイズ治療™(使用機器は下部に記載)
【施術期間および回数の目安】1~4ヶ月に1回程度 ※状態によって異なります。
【症状別回数目安 】
・シミ(老人性色素斑/そばかす):1~2回
・ほくろ、イボ:1~3回
・シミ(ADM):2~5回
・シミ(肝斑/くすみ):6回~
・毛穴、赤み、ニキビ、ニキビ痕:6回~
・肌のハリ、たるみ、小じわ:維持のために定期的に通院
【費用】¥38500~¥77000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です。使用機器によって異なります。
【リスク・副作用等】それぞれの機器について下部に記載
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器および医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品および医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
【施術の内容】ピコレーザー「Pico way」
【リスク・副作用等】赤み、腫れ、熱感、かさぶた色素沈着、内出血、色素脱失など
【使用機器における安全性等に係る情報】
「Pico way」は体表面の良性色素性病変の治療および刺青の除去目的で厚生労働省の薬事承認を取得しています。(承認番号:23000BZX00270000)
【施術の内容】フォトRF(elos Plus)
【リスク・副作用等】赤み、痛み、稀に色素沈着など
【施術の内容】シルファームX(マイクロニードルRF)
【リスク・副作用等】赤み、長期の紅斑、毛嚢炎、吹き出物、かさぶたなど
【使用機器における安全性等に係る情報】
「シルファームX」は、米国FDA(食品医薬品局)および韓国MFDSの承認を受けています。






