アートメイク除去をした場合のダウンタイムは?注意点やよくある疑問にもお答えします!

アートメイク除去をした場合のダウンタイムは?注意点やよくある疑問にもお答えします!

アートメイク除去をする場合のダウンタイムについて詳しくご紹介します。メイクの時短やより洗練された印象を得られるなど、多数のメリットがあるアートメイク。ときには「思っていたデザインと違う」「気分が変わってしまって違うデザインにしたい」などの理由から、除去を希望するケースもあります。今回は、アートメイク除去のダウンタイムと一緒に、気を付けたい点やよくある疑問などもまとめました。

1.アートメイクの除去方法とは?

出典:photoAC

アートメイク除去は、基本的にセルフで行うことはできません。必ず医療機関を受診して相談しましょう。できれば、施術を受けたクリニックに行くのが好ましい選択です。アートメイク除去の方法には、アートメイク部分を切除して取り除く除去手術や、肌の色に近いインクを注入することでアートメイクを目立たなくするカモフラージュといった種類があります。

中でも、アートメイクで肌に注入したインクにレーザーをあて、分解して除去するレーザー治療が主流です。アートメイク除去のレーザー治療での痛みは個人差がありますが、施術時に麻酔を用いることがほとんどであるため、痛みが心配な方にとっても受けやすい方法といえます。
クリニックによって異なりますが、レーザー治療では青系や黒系のインクの除去にはQスイッチレーザーを、赤系のインクにはピコレーザーをといったように、インクの色に適したレーザーを使用します。機械の種類によっては反応しづらい色もあるため、除去したいアートメイクの色に対応できるレーザーがあるクリニックを探すことが大切です。カウンセリングなどを活用して、しっかり相談しましょう。

レーザー治療でのアートメイク除去はメスを使わず施術できるため、肌へのダメージをある程度抑えられる、傷痕が残らないといった点がメリットです。施術後も日常生活に支障を与えにくいことから、比較的受けやすい治療といえます。

2.アートメイク除去、気になるダウンタイムは?

ここからは、レーザー治療でアートメイク除去の施術をした際の、気になるダウンタイムについて解説しましょう。また、ダウンタイム中に注意したい点についてもまとめました。

■アートメイク除去のダウンタイム期間

レーザー治療でアートメイク除去を行った場合、機械の種類などによっても異なりますが、数日~1週間程度のダウンタイムがあります。症状としては、赤みや腫れが代表的です。まれに、内出血や出血する場合もありますが、時間の経過とともに落ち着いてくるのが一般的です。洗顔や入浴は、当日、もしくは翌日から可能である場合が多く、日常生活に支障をきたしにくいでしょう。

■アートメイク除去のダウンタイム中に注意したいこと

レーザー治療にてアートメイク除去を行った場合、一時的に肌がデリケートな状態になっているため、十分な保湿ケアと紫外線対策を行いましょう。また、赤みなどの症状が表れている期間中には、過度な運動や長風呂、サウナといった行動を控えるのが基本です。施術部分に刺激を与えると、ダウンタイムが長引く可能性があるため注意しましょう。
施術後には、1週間程度、患部に塗り薬を塗布することが多く、レーザー照射部分のメイクを避ける必要があることも覚えておきたい注意点です。患部以外は、いつも通りメイクできます。

3.アートメイク除去時に注意したいこと

出典:photoAC

アートメイク除去をする際には、後悔しないために治療前に把握しておきたい注意点があります。とくに覚えおきたい注意点を4つご紹介しましょう。

■1回で除去が完了しないことが多い

レーザー治療でのアートメイク除去は、すこしずつインクの色素を破壊していく施術のため、1回の治療で完了しないことがほとんどです。複数回の施術を受けることで目立ちにくくなるため、通院が必要になる可能性が高いことを覚えておきましょう。通院回数の目安は、インクが薄い場合で2~3回程度、濃い場合は5~6回程度です。いずれも施術頻度は1~2ヶ月程。できるだけ少ない回数でアートメイク除去を希望する場合は、ほとんどの場合1回の治療で完了する切除手術が向いています。

■まつげやまゆげが生えにくくなる場合がある

インクを除去するために照射したレーザーが、まつげやまゆげの毛根に当たることで、生えにくくなる場合があります。まゆげやアイラインのアートメイク除去をレーザー治療で行う場合には、毛根部分を避けて照射することはほぼ不可能に近いため、こういったリスクがあることを頭に入れておきましょう。

■肌にダメージが加わる

アートメイク除去をする際にレーザーを照射すると、少なからず肌にダメージが加わります。そのため、デザインを頻繁に変えるために何度もアートメイク除去を行うと、肌にとって負担になることを覚えておきましょう。

アートメイク除去後は、できるだけ患部への刺激を避け、肌を休めることが大切です。患部をこするなどして摩擦を加えると、色素沈着になることもあるため注意しましょう。カウンセリングの機会などを利用して、施術後に注意すべきことを医師に確認し、しっかり守ることが大切です。

■費用が発生する

アートメイク除去をするには、当然、費用が発生します。一般的に、レーザー治療での相場は1平方センチメートル辺りおよそ1万円以上と言われています。まゆげ全体のアートメイクを除去する場合には3万円以上必要になるでしょう。ただし、除去したい部分やインク、アートメイクの範囲や深さなどによって料金は異なります。クリニックによっても料金設定に違いがあるため、契約する前の確認が大切です。

4.アートメイク除去に関してよくある疑問

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アートメイク除去に関してよくある疑問と、その回答についてまとめました。疑問を解消して、アートメイク除去に一歩踏み出してみてください。

■アートメイク除去ができるタイミングって?

アートメイクの施術をしたばかりの肌は、ダメージが加わり傷口があるため、アートメイク除去の施術は基本的にできません。かさぶたがはがれて傷口が完治した時点で、アートメイク除去の治療を受けることができます。アートメイク除去ができるタイミングは、個人差はありますが、アートメイク施術後のダウンタイムが終了した1~2週間程度経過してから。肌状態をしっかり確認し、医師の指示に従って施術を受けましょう。

■アートメイク除去後にまたアートメイクできる?

アートメイク除去を施した患部に、再びアートメイクをすることは可能です。ただし、アートメイク除去をした後も、肌はダメージを負っている状態です。そのため、アートメイク除去後、2~3ヶ月経過してから再度アートメイクの施術を行うのが理想的。ただし、アートメイク除去を繰り返し行っている場合は、肌が固くなるなどしてアートメイクのインクが肌に入りにくくなるリスクもあるため、注意が必要です。

■除去に時間がかかるケースは?

インクが濃い場合や赤系のインクを使った場合は、除去できるまで多くの時間がかかる傾向があります。また、カモフラージュなどで使用する白系や肌に近い色のインクは、除去が難しい色とされているため注意しましょう。アートメイクを施す際は、できるだけ除去する必要がないように、希望のデザインを明確に伝えることが大切です。また、リスクなどについて把握し、医師からの説明に納得してから施術を受けましょう。

■まとめ

アートメイク除去の治療は、切除手術やカモフラージュなどいくつか種類がありますが、メスを使用せずに施術できるレーザー治療が主流です。ダウンタイムは1~2週間程度と短い傾向ですが、何度も繰り返しアートメイク除去を行うと肌の負担となるため注意しましょう。アートメイク除去の施術を行った後は、できるだけ肌に刺激を与えないよう注意することも覚えておきたいポイント。リスクについてしっかりと理解し、信頼できるクリニックでアートメイク除去の治療を受けることが大切です。

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