「モフィウス8(MORPHEUS8)」の痛みはどれくらいなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。「モフィウス8」は24本の針を肌に刺して、RFを皮下に直接照射。これにより、皮下の軟部組織を収縮させ、たるみが改善した若々しくハリのある肌へと導きます。今回の記事では「モフィウス8」の効果と痛みについて解説。たるみが気になる方や年齢を重ねた肌を若々しく導きたい方は、最後までご覧ください。
モフィウス8とは:先進美容医療機器の概要
「モフィウス8」は、たるみ改善を目的としたマイクロニードルフラクショナルRF機器です。まずは、その仕組みや特徴について詳しく解説します。
モフィウス8|機器の特徴と仕組み
「モフィウス8」は皮膚に微細な24本のマイクロニードルを刺入し、深部に高周波エネルギーを届けることで皮下組織の引き締めを目指す美容医療機器です。低侵襲でありながら、満足度の高いタイトニングを求める方におすすめの機器といえるでしょう。
「モフィウス8」は、針やRF(高周波)の熱エネルギーで皮膚深層に刺激を与えることでコラーゲン生成を促進し、肌の弾力やハリを取り戻す効果が期待されます。さらに、ターンオーバーを促すため、ニキビ痕や傷痕、毛穴の開きなどの改善も見込めます。
モフィウス8が従来マイクロニードル治療と異なる点
「モフィウス8」は、皮膚の表面だけではなく深層までアプローチができる点が特徴です。他のマイクロニードル治療ではニードル先端付近のみにエネルギーが出力されていたため、影響を耐える範囲が狭い傾向にありました。しかし、「モフィウス8」は針の先端から皮膚表面にかけての広範囲に影響を与えるため、ニードルの先端以外の部分にもアプローチが可能に。より広範囲の肌を引き締められるでしょう。
モフィウス8施術時の痛みについて
「モフィウス8」はたるみ解消が期待できる一方で、針を肌に刺すため「施術の際は痛いのではないか…」と不安になる方もいるのではないでしょうか。「モフィウス8」の施術中における痛みの程度や、軽減させるための工夫について詳しく解説します。
モフィウス8の痛みの程度
「モフィウス8」の施術では、マイクロニードルを皮膚に刺すため、痛みを感じる可能性がありますが、ほとんどの場合、麻酔を使用するため、痛みを軽減させることが可能です。
痛みの程度には個人差がありますが、刺激に敏感な方は痛みの感じ方に合わせて適した麻酔を提案してくれる病院を選ぶと良いでしょう。また、肌の状態によっては、痛みが少ない別の施術のほうが適している可能性もあります。専門医と相談して、施術プランを決めることをおすすめします。
モフィウス8の施術後の痛みとダウンタイム
「モフィウス8」の施術後には、軽い赤みやヒリヒリ感が生じる場合がありますが、これらは通常数日~1週間ほどで軽減します。また、肌のざらつきを感じる可能性もあります。ダウンタイムの間は日焼け止めを使用して紫外線対策をし、保湿を徹底しましょう。
また、施術部位を強くこすらないように気を付けてスキンケアをしてください。
モフィウス8の主な効果
「モフィウス8」は肌の内側に直接アプローチし、シワやたるみ、肌質、ニキビ痕などの肌トラブルに効果が期待できる施術です。ここからは、それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
肌のたるみ改善
「モフィウス8」の施術では、皮下組織にマイクロニードルを刺入し、皮下組織に直接RF(高周波)を放出します。この作用により、脂肪層を含めた皮下の軟部組織が収縮し、たるみ改善効果が得られます。また、皮下組織だけでなく表皮の引き締めも可能なため、施術後はたるみの軽減した肌を目指せます。
小じわへのアプローチ
「モフィウス8」は、24本の針を皮膚に刺入してRFを照射。あえてコラーゲンの生成を担う組織に傷をつけることで、人間の体に本来備わっている自然治癒力を引き出します。この効果により、コラーゲン生成を促し、肌に弾力やハリを与えることで、小じわを目立たなくさせます。
毛穴の引き締めと肌質の向上
「モフィウス8」は、毛穴の開きに悩む方にとっても効果的な機器です。RF(高周波)エネルギーが毛穴周辺の皮膚のターンオーバーを促して毛穴を引き締め、滑らかな肌を目指します。また、肌のキメが整うことで、シミやシワが目立ちにくくなり、肌のトーンが明るくなったり、若々しい印象に感じたりと、日常生活でもメリットを感じられます。
ニキビ痕や肌の凹凸の改善
「モフィウス8」は、ニキビ痕や肌の凹凸を改善する効果も期待されます。マイクロニードルが肌の深層に刺激を与え、肌の再生を促進します。この治療により、肌の表面が滑らかになり、ニキビ痕や小さな傷痕、肌の凹凸を目立ちにくくできるでしょう。また、顔だけでなくボディーにも施術が可能です。肉割れ線や妊娠線などを薄くできるため、腹部の傷痕に悩みを抱えている方も選びやすい施術だといえるでしょう。
モフィウス8と他の美容治療法との痛みや効果を比較
続いて、「モフィウス8」と他の治療法を比較してみましょう。それぞれの特徴を理解し、自分の悩みや肌の状態に合う治療法を見つけてください。
レーザー治療との違い
レーザー治療は、表皮に作用するため、あざやシミなどの除去に効果があります。機器の種類にもよりますが、ゴムで弾かれたような痛みや刺激を伴うことがあるのがレーザー治療の特徴。
一方、「モフィウス8」は皮下組織に直接アプローチできる点が異なります。針を肌に直接刺しますが、麻酔クリームによる疼痛管理をすることが多く、痛みに配慮された施術が可能です。
それぞれに利点があるため、専門医と相談し目的や肌の状態に応じて選ぶ必要があります。
モフィウス8とポテンツァの違い
「モフィウス8」と「ポテンツァ」は、両方とも針の先からRFを照射する施術のマイクロニードル治療です。「ポテンツァ」はマイクロニードルとRF照射に加え、ニードルでできた微細な穴に薬剤を注入するのが特徴。
一方で「モフィウス8」は薬液注入できないものの、「ポテンツァ」に比べて広範囲かつ、より深い組織にアプローチが可能です。
それぞれに違った良さがあるため、自分の目指す仕上がりや悩みに応じて、使い分けを検討してみてください。
モフィウス8でよくある疑問
最後に、「モフィウス8」においてよくある疑問をまとめました。
モフィウス8の効果を感じるにはどれくらいの期間が必要?
「モフィウス8」は1回でも効果を感じる方の多い機器です。治療を行ってすぐよりも、1ヶ月ほど経過してから効果を実感できるでしょう。また、どんな肌を目指すかにもよりますが、1ヶ月に1回程度の施術を3~6回ほど継続すると良いでしょう。
モフィウス8の施術後に気を付けることは?
「モフィウス8」の施術を受けた当日は、洗顔料の使用などは控えてください。また、メイクは施術を受けた当日はできません。なお、入浴は施術の翌日以降から可能になります。
まとめ
「モフィウス8」は痛みを感じないようにクリニックで疼痛管理を行うため、痛みに敏感な方でも挑戦しやすい機器です。また、医師と相談の上、麻酔クリーム以外の使用も検討することができるため、自分の体質にあわせた施術計画を相談してみましょう。この記事を参考に、痛みの程度や施術後のケアについて事前に理解し、ぜひ自分に合った治療法を選んでみてください。
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