LDMはエステで受けられる美容医療?違いはある?疑問をマルッと解消

LDMはエステで受けられる美容医療?違いはある?疑問をマルッと解消

LDMはエステでも受けられるのか、医療機関との違いが気になっている方は必見です。LDMという美容医療の詳しい解説や効果から、どこで施術を受けるべきか、といったクリニック選びのポイントまでお届けします。「LDMは韓国で受けようかな?」と悩んでいる方にも参考になる内容です。LDMに興味関心のある方はまずご一読ください。

1.LDMとはどんな美容医療?

出典:photoAC

美容医療を調べていると、LDMという施術を見つけて気になっている方へ。まずはどのような施術か
チェックしてみましょう。

■韓国で人気があるらしい……LDMとはどんな施術?

LDMは韓国で支持されている美容医療の1つで、「水玉リフティング」とも呼ばれています。韓国の美容医療だと思う方がいるかもしれませんが、ドイツ製の「LDM®-MED」という医療機器を用いた治療です。
LDMでは“細胞外マトリックス”に着目し、肌の組織の支持力や結合力を高める働きが期待できます。シミやシワの原因となるMMPs(マトリックス分解酵素)の制御や、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促す作用のあるHSPs(ヒートショックプロテイン)の活性化がおもな効果です。

■LDMの効果が気になる!ニキビやたるみに効く?

LDMは高密度の超音波を用いる施術で、周波数を変更できることが特徴の1つ。周波数を変えることで、シワやたるみだけでなく、ニキビやケロイド、アトピー性皮膚炎などにアプローチします。適応できる症状が多いため、見た目に重きを置く美容と、疾患の治療を目的とする皮膚科の両分野を広くカバーする方法ともいえます。

■LDMが向いているのは?

数多くある美容医療の施術の中でもLDMが向いているといわれるのは、次のような方です。

  • シミ、くすみを目立ちにくくしたい
  • ニキビやニキビ痕が気になっている
  • ハリやツヤを取り戻したい
  • 敏感肌でも可能な施術を探している
  • 他の肌治療とのあいだでも受けられるメニューを探している

敏感肌の方や他の肌治療を受けている方は、美容医療選びは、ひと一倍慎重になるはず。LDMであれば、他の施術よりも比較的リスクを抑えて受けられるでしょう。

2.LDMを実際に受けたい!リスクはあるの?

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「自分にはLDMが向いてそうなので、早速予約しよう」と思っても、ひと呼吸おきましょう。どのような美容医療でも、デメリットやリスクが考えられます。ここでは、LDMの流れとリスクの有無を確認していきます。

■まずはLDMの施術の流れを知ろう

LDMの施術は、一般的に次のような流れで進められます。

  1. カウンセリング・診察
  2. 洗顔後、照射
  3. アフターカウンセリング(有無や内容はクリニックによって異なります)

施術自体にかかる時間は30分ほどで、1週間ごとに数回~20回ほどの施術が目安と考えておきましょう。LDMは施術直後からメイクができるため、忙しい方でも仕事の前後などに施術スケジュールを入れやすいのではないでしょうか。
効果の感じ方には個人差があります。次の施術までの間隔や必要な回数は、カウンセリング段階、施術後にも確認しておくのがおすすめです。

また、同日にLDMと併用可能な肌治療もあります。レーザー治療や肌育治療、ピーリングなどを検討している方は、カウンセリングの際に相談しておくと計画が立てやすいでしょう。

■LDMのリスクを忘れずにチェックしよう

LDMは、ダウンタイムがほぼない美容医療といわれています。敏感肌や乾燥肌の方でも施術可能なマイルドな治療です。肌状態に応じて治療内容をカスタマイズできるのも魅力の1つといえるでしょう。美容面から肌質改善や、アトピー性皮膚炎やケロイドといった悩みにもアプローチしていきます。

一方で、妊娠中や授乳中、皮膚に感染症があるなど、施術が受けられない場合があることを理解しておきましょう。LDMはアトピー性皮膚炎の治療に用いられますが、施術部位に炎症が起こっている場合は施術が受けられないということもあります。少しでも不安や疑問がある方は、施術前に確認しておくとリスク回避につながります。

3.LDMはエステで受けられる?医療機関との違いはある?

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続いては、LDMの施術を受ける場所について確認していきます。

■LDMは必ず医療機関で受ける

LDMは医療機関でのみ扱える医療機器のため、エステなどではなく必ず医療機関で受けるようにしましょう。美容医療の中にはエステで似たような施術を受けられるメニューもあるものの、LDMは医療機関のみ可能と考えておきましょう。エステと医療機関での施術の違いを気にする方もいますが、医療機関で受けることを前提として、クリニック選びを進めることが大切です。

■クリニック選びのポイントは?

以前は、LDMが韓国で肌管理に人気の美容医療であることや、日本ではLDMの取り扱い機関が少ないことから渡韓する方もいました。現在は日本で施術できる医療機関が増えてきているようです。もともとLDM(水玉リフティング)は、「安い」「ダウンタイムが少ない」ため選ばれやすい施術です。日本と韓国、どちらの国で受けるにしても、安さだけで選ばないよう注意しましょう。

技術力は?症例数もチェック

LDMに限りませんが、施術を希望するクリニック、担当医の技術力は事前にしっかりとリサーチしまよう。クリニックのホームページやSNSなどで専門性や症例数が確認できる場合もあります。韓国で受ける場合は、実際に渡韓して施術を受けた方のレビューも参考に見てみると良いでしょう。韓国語ができる方なら良いですが、日本語対応が可能かといった点もチェックポイントです。

設備や併用メニューの充実度は?

「LDM」や「水玉リフティング」とうたっていても、使われている機器に違いがあることも。どのような機械なのか、モードが選択可能か、クリニックのホームページで確認しましょう。症例に使用した機器やモードが併記されている場合も多いため、こちらもよくチェックしてみましょう。
また、同日に他の施術も希望する場合は、LDM以外のメニューもあらかじめ調べてピックアップしておくのがおすすめです。LDMは希望どおりの内容で受けられそうでも、同時に受けたいメニューを取り扱っていない可能性があります。

カウンセリングは丁寧?料金システムも確認

LDMは、ダウンタイムが少ないとはいえ、リスクがゼロというわけではありません。カウンセリングの際に、肌悩みに寄り添った施術の説明が受けられそうか、リスクの説明が丁寧かを確認しましょう。この際、料金形態や通院の回数、頻度や全体の予算も確認しておけるとベター。
韓国で受ける場合、予算を大幅に超えた施術をすすめられることもあるかもしれません。「必要のない施術やサービスはきっぱりと断る」という意思を持っておきましょう。

まとめ

LDMをエステメニューで見つけて悩まれた方もいるかもしれません。医療機関とエステで提供できる美容医療は違い、LDMに関しては医療機関のみです。施術する場所が日本でも韓国でも、必ず医療機関の中からクリニックを選びましょう。1回あたりの料金がそれほど高くないこと、施術時間の短さやダウンタイムの少なさから人気のLDM。手軽に受けやすいですが、クリニック選びは慎重に行い、信頼できる医師のもとで理想の肌を目指しましょう。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】LDM水玉リフティング(高密度超音波治療)
【治療期間および回数の目安】1週間に1回、計8回~20回程度 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回約¥16,000~¥25,000
【リスク・副作用等】発赤や熱感、痒み、痛み、乾燥など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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