【NEW 潜入レポ】自由が丘クリニック主催、美容医療の未来を学ぶ国際研修 ~日台中の若手医師が挑む、ナチュラルルッキングの技術革新

NEROが潜入レポをとりまとめ!
アジアの若手医師が集結!美容医療教育の未来を拓く次世代技術の実演と技術交流
~インターナショナル トレニンーグコース~


日本の美容医療技術を台湾へ

そんな願いから始まった本プロジェクトは、2024年に第1回目のセミナーが実現。主催は自由が丘クリニックNPO法人自由が丘アカデミー台湾のP.SKIN Aesthetic Instituteの3団体。
昨年のセミナーが台湾でも評判を呼び、台湾のDr ピーター・ペン氏の強い希望を受け今年も第2回開催に募集開始からわずか3〜4日で定員に達した人気ぶりが、その需要の高さを物語っている。

本セミナーは、日台中の若手医師が学び合う場であると同時に、美容医療の国際的教育ネットワークとしての価値も持つ。“技術の伝達”だけでなく“哲学と文化の継承”をも視野に入れた、これまでにない教育モデルだ!!

📌 3つのポイント

国際的な技術共有
日本・台湾・中国の若手医師が一堂に会し、最新技術を実演付きで学ぶ
ナチュラルルッキングに焦点
自由が丘クリニックが提案する「自然な仕上がり」を目指した施術法

✅少人数制で密度の高い教育
自由が丘クリニックと台湾P.SKINが主催する実践的な指導環境

日本・台湾・中国の若手医師が集う、次世代美容医療セミナー

2025年4月11日(金)〜12日(土)、自由が丘クリニックで開催された「インターナショナルトレーニングコース」は、日本、台湾、中国から選抜された若手の形成外科・皮膚科専門医を対象とした、実践的な教育の場として注目を集めた。このセミナーは、少人数制でのライブ施術見学を取り入れた、新しい形の美容医療研修であり、特に「ナチュラルルッキング」の施術を学ぶため、非常に高い人気を誇った。

参加者は、医療技術の向上を目指す若手医師たちで、セミナーの内容は「注入治療」「糸リフト」「HIFU」など、現在最も注目されている治療法に焦点を当てたものとなっている。特に注目されたのは、各セッションで行われたライブ施術実演。これにより、参加者は理論と実践を一体化させて学ぶことができた。

古山理事長が自ら「3LTBST」理論に基づくプランニングから施術までをLIVEで実演。午前中に顔のデザインを示し、午後には糸リフトの施術を実施した。写真はその施術の一場面です。(写真/編集部)

少人数制で密度の高い技術指導

実技重視のセミナーで技術力を徹底的に底上げ

本セミナーの最大の特徴は、少人数制により、参加者が各講師から直接指導を受けられる点だ。これにより、実践的な学びを深める貴重な機会が提供された。ライブ施術の目玉は、自由が丘クリニックの理事長・古山登隆先生によるヒアルロン酸やボツリヌス製剤の注入、そして糸リフトの実演。さらに、同クリニックの形成外科部長・古山恵理先生がHIFUの施術方法を実演し、台湾のアーロン・シエ先生が糸リフトおよびスレッドリフトの技術について解説を行った。

講義の合間には、顔のデザインプランニングに焦点を当てた実演も行われ、参加者は顔の構造に対する理解を深めながら、ナチュラルでバランスの取れた仕上がりを目指す方法を学んだ。

2日目には、自由が丘クリニックの総院長・中北信昭先生が鼻手術のアプローチを詳細に解説。続いて、北里大学名誉教授・武田啓先生が最新の植毛技術を紹介。さらに、糸リフトのスレッドを開発した台湾のアーロン・シエ先生が糸リフトやバイオスティミュレーターの技術に関する深い知識を共有し、最後には自由が丘クリニック副院長・兵頭徹也先生が糸リフトのライブ実技を行った。

台湾のDr ピーター・ペン氏は、若手医師たちの強い関心を受けて、「台湾や中国の若手医師にとって、実践的な内容であり、講義とライブ施術の両方が非常に有益だった。来年はさらに規模が拡大し、より多くの医師が参加することを期待している」とコメント。また、中国から初めて参加した医師たちは、この研修が貴重な学びの場であったと強調していた。

東洋人に特化した美容医療のアプローチを追求する背景には、今後、アジア各国の医師間での交流がさらに活発化することが見込まれている。

ライブ施術を通じて得られる実践的な学び

顔の「3つのライン」「三角形」「バランス」を意識した施術法
初日のセッションでは、古山理事長が自らの3LTBST理論に基づいた顔のデザインと施術プランニングを実演。午前中は顔の「3つのライン」「三角形」「バランス」「肌トーン」という4つの要素に着目し、ナチュラルな仕上がりを目指すための考え方を解説。午後にはその理論を基に、実際の施術を行い、参加者に視覚的に学びを提供した。

HIFU(高強度焦点式超音波治療)では、古山恵理先生が顔全体のリジュビネーション施術をライブで実演。河野太郎教授(東海大学)が前額部の安全性に関する注意点を解説し、実際の施術の前にトラブル回避方法を学ぶことができた。

自由が丘クリニック形成外科部長の古山恵理先生が、HIFU施術の計画から実施に至るまでの一連の流れを実演。(写真/編集部)

会場の熱気とリアルな講義の内容

約30名の若手医師が集まった会場は、講師陣の一言一言に真剣に耳を傾け、空気は緊張感に包まれていた。セミナーが進むにつれて、活発な意見交換や質問が飛び交い、参加者同士が切磋琢磨しながら学び合う場となった。

特に注目されたのは、古山登隆理事長によるヒアルロン酸注入や糸リフトの実演。顔の輪郭デザインにおける「3つのライン」や「三角形」の理論が、どのように施術に活かされるかが具体的に示され、参加者はその手技を間近で学び合える環境でした!!
また、質問も多く、実際の症例を元にしたディスカッションが活発に行われた様子だった。

まさに理論と実技が一体化したこのセミナーで、参加者は技術を深く理解し、確かな学びを得ることができた会だったと筆者も深く感じた。
最後に、講師陣と参加者が共に記念撮影を行い、熱気あふれるセッションは終了した。  (写真/編集部)

編集長ポイント
~アジアの連携が切り開く美容医療の未来~

「アジアの美容医療の未来は、相互理解と協力にある」

日本、台湾、中国の医師たちが集うこのセミナーは、単なる技術の伝達ではなく、“共に学び、共に成長する”という美しい理念に基づいている。美容医療の進化には、技術的な向上だけでなく、医師同士の知識の共有、そして文化や価値観の融合が不可欠だ。このセミナーのように、国境を越えた学び合いの場が増えれば、アジア全体の美容医療業界がさらなる発展を遂げることは間違いないだろう。

NEROとしては、こうした国際的な連携が美容医療における新しい価値を生み出し、より多くの患者にとって有益な医療を提供する基盤を作ると信じている。

✔ まとめ

✅ 本セミナーは、日本・台湾・中国の若手医師が集まった国際的な教育の場
✅ 自由が丘クリニック理事長・古山登隆先生が自らプランニングから施術実演を担当
✅ ナチュラルルッキングを目指した施術法に焦点を当て、ライブで技術を学ぶ

参考文献

▼以下、参考内容/

▲以上で終了▲

NEROでは美容医療に関連するニュースをキャッチ次第、投稿していきます!
編集長のコメントも記載していくので、情報をトレンドキャッチしたい人はぜひお気に入りに登録してくださいね。