
二の腕の脂肪吸引について、詳しい施術内容や期待できる効果を解説します。薄着になる季節には、とくに二の腕の太さやたるみが気になりやすいものです。
二の腕がもたついている、がっちりしているといった悩みを抱えている方も少なくありません。
そんな二の腕の悩みを抱える方にぴったりな施術が脂肪吸引です。
今回は、二の腕の脂肪吸引に関するメリット・デメリットについてもまとめました。施術への理解を深め、納得した状態でトライしてみてください。
二の腕の脂肪吸引とは
まずは、二の腕の脂肪吸引の施術概要から解説していきましょう。
■二の腕の脂肪吸引の概要
二の腕の脂肪吸引は、カニューレという専用の管を用いて、気になる二の腕の脂肪細胞を吸引し、除去する美容医療の一種です。
脂肪を物理的に除去するため、がっちりとした印象の二の腕から、ほっそりとした見た目に導く効果があります。
また、日常生活であまり使わないため、たるみやすい二の腕の内側部分に溜まった脂肪を除去し、もたついた見た目を軽減することも可能です。
場合によっては、二の腕と一緒に、肩まわりの脂肪も吸引して、よりスッキリとした印象に仕上げるケースもあります。
このように、脂肪吸引は二の腕以外の部分に活用されることもある施術です。
肩まわりのほかに、お腹や太ももといった脂肪が気になりやすい部位に施術する場合もあります。
■施術の基本的な流れ
二の腕の脂肪吸引の施術では、クリニックによって違いはありますが、以下のような流れが一般的です。
- カウンセリング
- デザイン決め
- 麻酔、吸引
- 抜糸
施術前にまずはカウンセリングや診察を行い、二の腕のどの部分が気になるか、どのような形に整えたいかなどを医師としっかり相談します。
また、二の腕の脂肪吸引に関するリスクや注意事項、アフターケア方法などについてもしっかり説明を受けましょう。
二の腕の脂肪吸引では、カニューレという管を使用するため、大きく切開する必要はありません。
しかし、カニューレを挿入するための穴を少しだけ開ける必要があるため、施術後には抜糸が必要です。
二の腕を脂肪吸引するメリット

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ここからは、二の腕の脂肪吸引をするメリットをご紹介していきましょう。
■リバウンドしづらい
二の腕は、普段あまり動かさない筋肉があるため、ダイエットやトレーニングをしてもなかなか痩せにくいという特徴があります。
そこで、脂肪細胞の数自体を減らす脂肪吸引を行うことで、施術前よりも脂肪が蓄積されづらくなり、リバウンドしづらいという大きなメリットがあります。
このように、痩せにくい部位に直接的にアプローチでき、その状態をキープしやすいのが脂肪吸引のうれしいポイントです。
■傷痕が目立ちにくい
二の腕の脂肪吸引に用いられるカニューレという専用の管は細いため、3mm程度切開するだけで施術が可能です。
そのため、傷痕が目立ちにくいのもメリットの1つ。また、長袖を着用するような涼しい時期に施術を受けることで、傷痕を自然にカバーすることもできます。
周囲に二の腕の脂肪吸引を受けたことを知られたくないといった方でも、比較的トライしやすいでしょう。
■確実に理想に近づける
二の腕を含む脂肪吸引の施術では、脂肪細胞自体を除去するため、理想のボディラインに近づけます。
そのため、食事制限や筋トレ、有酸素運動などを頑張ってもなかなか結果がでなかった方にとってもうれしい施術です。
ただし、二の腕の脂肪吸引の施術後、ダウンタイムがあるためすぐに細くならないことを覚えておきましょう。
個人差はありますが、3ヶ月~半年前後かけて徐々にタイトニングされ、理想的な二の腕に整っていきます。
二の腕を脂肪吸引するデメリット

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二の腕の脂肪吸引には、もちろんデメリットもあります。後悔なく施術が受けられるよう、デメリットについても把握しておきましょう。
■ダウンタイムがある
二の腕の脂肪吸引を行った場合、もちろんダウンタイムがあります。
施術当日~3日目くらいまでは、むくみや腫れ、筋肉痛のような痛みといった症状が表れ、その後徐々に治まっていきます。
また、施術当日~2週間程度までは、内出血が出現します。内出血は徐々に黄色く変色して、その後、消失していくことがほとんどです。
ほかにも、施術後4日目前後あたり~2ヶ月程度まで、しびれが出る場合もあります。しびれは、早い方であれば1ヶ月程度で治まることも。
こういったダウンタイム中の症状は個人差がありますが、どれも時間の経過とともに治まっていきます。
万が一症状が悪化している、なかなか治らないといった場合には早めに医師に相談してください。
施術後1週間程度経過すると、皮膚にひきつれができることがあります。これを拘縮とよび、皮下層が正常な状態に戻ろうとする過程の1つです。
通常は3ヶ月~半年程度かけて治まっていきます。
理想的な二の腕に近づくためには時間がかかりますが、お腹や太ももといった部位に比べ、二の腕の脂肪吸引は比較的ダウンタイムが短い傾向にあるといわれています。
そのため、二の腕ははじめて脂肪吸引する方にとってもトライしやすい部位です。
■失敗のリスクがゼロではない
二の腕の脂肪吸引では、失敗のリスクがゼロではありません。
代表的な失敗例として、全体のバランスが悪くなる、左右差があるといった事例があります。
これは、事前にデザインがうまく決定できておらず、吸引しやすい脂肪細胞だけを過剰に除去した場合などに起こる失敗例です。
他にも、自身が理想とするデザインが医師に伝わっておらず思ったよりも細くならなかった、手術中にカニューレを何度も往復させたことで、思っていたよりも大きい傷痕になったといった例もあります。
さらには、浅い層の脂肪を取りすぎたことで皮膚がたるんだり、脂肪細胞を均一に除去できなかったりすることで表面がボコボコしているといったトラブルも。
こういった失敗は医師の能力不足・経験不足などが主な原因として考えられます。実績豊富で信頼できるクリニックを選び、こういった失敗を予防しましょう。
ときには、二の腕の脂肪吸引によって合併症や感染症が起こる可能性があることも理解しておきたいポイントです。
合併症では、施術中に血管が破れてしまって脂肪片が流れ込む、脂肪塞栓症というトラブルが代表的。
これは、医師が十分に注意して施術をすることで防げます。
感染症は、施術後の傷口から細菌が侵入することで発生するため、術後に傷口の清潔をキープして予防します。
こういった合併症や感染症が起こるのはまれですが、知識として把握しておきましょう。
二の腕の脂肪吸引のおよその費用

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二の腕の脂肪吸引の相場は、クリニックによって違いはありますが、およそ15~40万円ほどです。
脂肪吸引は自由診療であるため、料金はクリニックによって大きな幅があります。
ただし、お腹や太ももといった他の部位に比べて二の腕は脂肪を吸引する範囲が狭いため、相場は安い傾向があります。
脂肪吸引は取り扱っているクリニックによって、使用する機器やオプション、アフターケアなど様々な違いがあります。
自分の理想のボディラインや予算に合わせて、より納得できるクリニックを探しましょう。
複数のクリニックに足を運んでカウンセリングを受けるなど、医療機関を慎重に比較検討することをおすすめします。
まとめ
二の腕の脂肪吸引は、ほっそりとした理想的な腕を目指せる施術です。
脂肪細胞自体を除去するため、確実に理想に近づき、リバウンドしづらいといった点が大きな魅力。
ただし、施術後すぐに細くなるのではなく、腫れや赤み、内出血や拘縮といった過程を経て、美しいシルエットの二の腕に整っていきます。
二の腕の脂肪吸引を検討する際には、術後経過をはじめ、バランスが悪くなる、表面がボコボコするといったリスクについても把握しておきましょう。
リスクを回避して理想的な二の腕を手に入れるために、クリニック選びを慎重に行うことも意識してみてください。
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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
【治療の内容】ベイザー脂肪吸引
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】¥400,000~¥1,600,000程度 ※部位よって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、やけど、皮膚の凹凸など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。