小鼻縮小外側法の傷跡はバレる?術後の経過と目立たなくするポイント

小鼻縮小外側法の傷跡はバレる?術後の経過と目立たなくするポイント

小鼻縮小外側法は美容整形の中でも人気の施術ですが「手術後の傷跡は目立つ?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

せっかく理想の鼻の形に近づける施術でも、傷跡が残ってしまうのは避けたいものですよね。

今回は、小鼻縮小の中でも外側法の傷跡について、 術後の経過とともに詳しく解説していきます。

傷跡を目立たなくするためのケア方法や、クリニック選びのポイントもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも小鼻縮小外側法とは?内側法との違いも解説

悩む女性 小鼻縮小外側法の傷跡はバレる?術後の経過と目立たなくするポイント|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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小鼻縮小術(鼻翼縮小術)は、小鼻(鼻翼)の大きさや横への広がりにアプローチし、顔全体のバランスを整える美容整形です。

この小鼻縮小術には、主に「外側法」と「内側法」の2種類が存在します。

「小鼻縮小外側法」とは、鼻の穴の外側、鼻翼の付け根部分に切開を加える方法です。

「小鼻縮小内側法」とは、鼻の穴の内側に切開を加えて、余分な組織を調整する方法です。

■小鼻縮小術が適している鼻のタイプとは

小鼻縮小術は、主に以下のようなタイプのお悩みに適しています。ご自身の鼻がどのタイプに当てはまるか確認してみましょう。

  • 小鼻の皮膚が厚くぼってりした鼻
  • 小鼻が横だけでなく、前にも張り出している鼻
  • 笑ったときに小鼻が横に広がる鼻
  • 鼻の穴が大きく、丸い形をしている鼻

■内側法との違いと自分に合った術式の見つけ方

小鼻縮小外側法と内側法、どちらの術式が自分の鼻に適しているかは、主に次の3つの観点から判断します。

1つ目は、鼻の形や悩みのタイプから選ぶ方法。

小鼻自体の張り出しやボリュームが気になるなら外側法を、鼻の穴や横幅が気になるなら内側法が適しています。

2つ目は、傷跡や仕上がりのイメージから選ぶ方法。

小鼻縮小外側法は、しっかりと変化をさせたい・小鼻の厚みも取りたいといった場合に有用です。

一方内側法は、傷跡をできるだけ目立たせたくない方に向いています。

3つ目は、皮膚の厚みや鼻全体のバランスから選ぶ方法。

皮膚がやわらかい方、小鼻が薄い方は、小鼻縮小外側法では傷が目立ったり、傷が残りやすかったりすることがあるため、注意が必要です。

また、鼻の大きさそのものを変えたい場合は、内側法やフラップ法を選ぶのも選択肢の1つです。

大切なのは、シミュレーションやカウンセリングで医師とデザインをしっかりと打ち合わせること。リスクとメリットを理解した上で検討しましょう。

小鼻縮小外側法の傷跡はどの位置にできる?

小鼻縮小外側法をご検討される際に、多くの方が気になるのが術後の傷跡ではないでしょうか。

外側法では鼻の穴の外側を切開するため傷跡は必ず鼻の外にできますが、その位置と手技によって目立ちにくくすることが可能なケースもあります。

小鼻縮小外側法の傷跡は小鼻(鼻翼)の付け根の外側、ちょうど小鼻と頬の境界線にある自然な溝(鼻翼溝)に沿ってできます。この位置が選ばれるのは理由があります。

1つは、もともと顔の中で影になりやすい部分であるため、傷跡が光の加減で目立ちにくくなることが期待できるためです。

もう1つは、皮膚の自然なシワの方向に沿って切開することで、治癒が進むにつれて傷跡が皮膚の質感になじみやすくなるからです。

小鼻縮小外側法の傷跡は、解剖学的に工夫された位置にできるため、過度に心配する必要はありません。

しかし、術後の経過や最終的な傷跡の目立ちにくさには、体質や術後の過ごし方、施術を行う医師の技術力が大きく影響します。

信頼できるクリニックで、経験豊富な医師に施術を任せましょう。

小鼻縮小外側法の傷跡をきれいに治すための3つのポイント

マグカップを持つ女性 小鼻縮小外側法の傷跡はバレる?術後の経過と目立たなくするポイント|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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小鼻縮小外側法を検討されている方の中には、「傷跡は目立つのではないか」「手術したことがバレるのではないか」と心配される方も少なくありません。

確かにメスを使用する施術のため傷跡はできますが、ポイントを押さえることで傷跡が残るリスクに配慮し、きれいに治して目立たなくできるでしょう。

■小鼻縮小外側法の傷跡をきれいに治すポイント①:術後の正しいセルフケア

小鼻縮小外側法の傷跡をきれいに治すためには、術後の正しいセルフケアが非常に重要です。

まず、担当医やクリニックから指示された通りのケアを、指定された期間や方法で行いましょう。

処方された軟膏があれば適切に塗り、患部を常に清潔に保つことが、感染予防と傷の早期回復につながります。

■小鼻縮小外側法の傷跡をきれいに治すポイント②:信頼できるクリニックを選ぶ

小鼻縮小外側法において、傷跡の仕上がりは施術を行う医師の技術力や縫合の丁寧さによって大きく異なります。

そのため、信頼できるクリニックを選ぶことが非常に重要になります。
クリニックを選ぶ際は、以下の点を基準に検討しましょう。

  • 小鼻縮小の症例写真が豊富に公開されているか
  • カウンセリングの質が高いか
  • 術後の定期健診やトラブル発生時の対応など、アフターフォロー体制が整っているか

■小鼻縮小外側法の傷跡をきれいに治すポイント③:カウンセリングで仕上がりイメージをすり合わせる

小鼻縮小外側法で理想的な仕上がりを得るためには、医師とのカウンセリングを通じて、ご自身の希望するイメージをしっかりと共有することが重要です。

カウンセリングでは理想の鼻の形が分かる写真を持参するなど、希望を具体的に医師へ伝えることが大切です。

「自然に」「少しだけ」といった曖昧な表現だけでは、医師との間で認識のずれが生じてしまうケースも。

視覚的な資料を用いることで、より正確に希望のニュアンスを伝えることができます。

また、クリニックによっては、専用の器具を用いたり、コンピューターで切除量をシミュレーションしたりして、術後の鼻の形を具体的に確認できる場合があります。

事前に仕上がりイメージを医師と共有し、切開ラインや傷跡の位置について説明を受けることで、納得して施術を受けることができるでしょう。

小鼻縮小外側法の傷跡に関するよくある質問

クエスチョンマークとスーツの女性 小鼻縮小外側法の傷跡はバレる?術後の経過と目立たなくするポイント|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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ここからは、傷跡に関する「よくある質問」について、Q&A形式でお答えします。

情報を通じて、施術に対する不安を解消し、安心して次のステップに進んでいただくための一助となれば幸いです。

■メイクで小鼻縮小外側法の傷跡はいつから隠せますか?

通常、傷跡部分以外のメイクは、手術の翌日から可能です。ただし、メスを入れた傷跡へのメイクは、抜糸が完了するまで控えましょう。

抜糸は、状態にもよりますが手術から1週間程度が目安です。抜糸後、担当医の指示のもとメイクを開始しましょう。

■小鼻縮小外側法の傷跡の痛みや腫れはどのくらい続きますか?

小鼻縮小外側法の手術後には、痛みや腫れといった術後の症状(ダウンタイム)が伴いますが、その程度や期間はある程度予測可能な範囲に収まることが一般的です。

痛みについては、麻酔が切れた後に鈍い痛みを感じることがありますが、痛み止めでコントロールできることが多いです。

個人差はありますが、1週間程度で痛みはほとんど気にならないほどに落ち着いていくでしょう。

次に腫れについてですが、手術後2〜3日をピークに、目に見える大きな腫れは1〜2週間程度で徐々に引いていきます。

その後も、むくみのような軽い腫れが1ヶ月ほど続くことがありますが、時間の経過とともに自然と目立たなくなります。

■小鼻縮小外側法で万が一傷跡が残ってしまったら修正は可能ですか?

小鼻縮小外側法で万が一傷跡が残ってしまった場合、状態にもよりますが、一般的には修正可能です。

まずは、小鼻縮小外側法後の傷跡が汚い、盛り上がって段差があるなどの場合は、再度傷を切開して縫い直すことで目立たなくする方法があり、瘢痕修正と呼ばれます。

より軽度な状態であれば、ステロイド注射などで対応できる場合も。

また、小鼻縮小外側法後の傷跡周辺組織が硬くなって引きつれていたり、変形していたりする場合は、鼻の穴内部から皮膚や組織を移動させるなどの方法もあります。

ただし、小鼻縮小外側法で切除しすぎによって大きな変形を伴っている場合、傷跡の修正は困難になります。デザイン段階でしっかりと打ち合わせるようにしましょう。

まとめ

小鼻縮小外側法の傷跡は、小鼻の付け根の外側にある溝に沿ってできるのが一般的です。

適切なデザインと丁寧な縫合が行われれば、時間の経過とともに目立ちにくくなることが期待できます。

傷跡が残るリスクを抑え、きれいに治すためには、ポイントを押さえて施術を検討することが大切。

まずは、美容クリニックの専門医に相談し、ご自身の鼻の状態や希望する仕上がりについて、直接カウンセリングを受けてみましょう。

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・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
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【施術の内容】小鼻縮小術
【施術期間および回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります。
【費用】¥200,000~¥500,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛みなど

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