おっぱいが小さいと悩む方の中には「そもそも原因は?」「バストアップのためにできるセルフケアはある?」など、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、胸が小さい原因や、バストアップが期待できるセルフケアをご紹介します。
また、確実なサイズアップを目指したい方に向けて、豊胸術の美容医療3選もまとめました。
自分のおっぱいの大きさにコンプレックスを感じている方は、ぜひ参考にしてください。
おっぱいが小さい原因とは?

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「貧乳」「ペチャパイ」といった言葉に対し、コンプレックスを感じたという方もいるかもしれません。
胸の小ささに対して「なぜ小さいのかな?」という疑問を抱える方へ、まずは考えられる5つの原因をご紹介します。
■遺伝が影響しているため
胸の大きさは遺伝だけで決まるわけではありませんが、遺伝的要因が影響することは少なくありません。
一般的に、胸の大きさの遺伝による影響は約30~40%といわれています。
そのため、母親の胸が大きいと、子どもの胸も大きくなるのではと想像するかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
また、母親だけでなく、父親の遺伝子の影響も受けていると考えられています。
■女性ホルモンのバランスが影響しているため
胸の大きさを左右するのは、主に2つの女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量です。
乳腺を発達させる女性ホルモンの分泌が多く活発であれば、胸が大きくなりやすい傾向にあります。
例えば、生理前や妊娠中、出産後に胸が大きくなる現象も、女性ホルモンの分泌が関係していると考えられています。
逆に、ホルモンバランスが乱れて分泌量が減少すると、胸が小さくなる傾向に。
ホルモンバランスが乱れる原因としては、以下のようなことが挙げられます。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは、ホルモンバランスを崩す大きな要因の1つです。
偏った食事や過度なダイエットによる食事制限は、栄養不足を招き、胸が育ちにくい原因となります。
また、睡眠不足や睡眠の質が低い場合も、バストに悪影響を与える可能性があるでしょう。
血行不良
女性ホルモンを胸までスムーズに届けるためには、血行が良くすることが大切です。
体を締め付ける下着や洋服の着用、冷たいものの摂りすぎ、運動不足などは、体の冷えを引き起こす原因となります。
ストレッチや軽い運動で筋肉を動かし、血行促進を意識しましょう。
■姿勢が悪いため
猫背で背中が丸まっていると、胸が小さく見えるだけでなく、胸を支える大胸筋が衰える原因にもなります。
胸全体を支える筋力がなくなると、上部のボリュームがなくなったり、胸が垂れたりすることも考えられるでしょう。
胸まわりの血流やリンパの循環が悪化し、バストに十分な栄養が行き渡らなくなる原因にもなります。
■痩せているため
もともと代謝が良い方や脂肪がつきにくい体質など、痩せている方は「胸がない……」と感じることが少なくないでしょう。
骨格が薄く、胸板に厚みがない体型の場合、胸にボリュームが出にくい傾向があります。
■下着(ブラジャー)が胸に合っていないため
自身の胸のサイズに合っていないブラジャーを着用していると、胸をきちんと支えられず、結果として胸が小さく見えてしまう原因にもつながります。
また、下着の着用方法が間違っていたり、きつい付け方で胸を圧迫していたりする場合も、胸の成長を妨げる要因となるでしょう。
おっぱいが小さいお悩みに!バストアップを目指せる3つのセルフケア

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ここからは「おっぱいが小さい」と悩んでいる方向けに、バストアップのためにできるセルフケアをご紹介します。
■生活習慣を改善する
おっぱいが小さいことに悩んでいる方は、まず女性ホルモンの分泌を活発にするために、食生活や睡眠の見直しから始めてみましょう。
食事では、バストアップに効果的な栄養素をバランス良く摂取することが大切です。
例えば、女性ホルモンに含まれるエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを適量摂るよう心がけてみましょう。
豆腐や豆乳など、大豆を原料とした食品に含まれています。
他にも、乳腺組織や筋肉をつくるたんぱく質、血流促進効果のあるビタミンEなどの栄養素も意識的に摂取すると良いでしょう。
また、良質な睡眠をとることも重要です。
疲れやストレスを解消するためにも、横になったらテレビやスマホは見ず、入眠を妨げないよう工夫しましょう。
質の良い睡眠がとれると、女性ホルモンや成長ホルモンなどの分泌量が安定しやすいといわれています。
■バストアップマッサージを行う
バストアップのセルフケアとして、胸のマッサージを取り入れるのもおすすめです。
リンパの流れを促して凝りをほぐし、バストアップを目指しましょう。
ここでは、大胸筋を育てるための簡単なマッサージ方法をご紹介します。
手順は以下のとおりです。
- 右手で右胸を下からしっかりと支えます。
- 左手で、右胸の上部(鎖骨下~バストトップまで)を、内から外へ円を描くように30秒間マッサージします。
大胸筋をしっかりほぐすイメージで、最後は脇の下へ流しましょう。 - 左手で左胸を下から支え、右胸と同様に30秒間マッサージします。
■下着(ブラジャー)のサイズや付け方を見直す
下着のサイズが合っていないことが原因で、胸を小さくしている可能性も考えられます。
下着を選ぶ際には、お店でサイズを測ってもらったり、スタッフに相談したりして、適正サイズを選ぶことが大切です。
誤ったブラジャーの付け方が胸の形や見え方に影響を与える可能性があるため、着用方法も見直してみましょう。
型崩れを防ぐためには、寝るときにナイトブラを活用するのもおすすめです。
おっぱいが小さいことがコンプレックスの方へ!美容医療3選

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先ほどご紹介したセルフケアを行うと、胸まわりの血行促進やリンパの流れを促すため、ゆっくりとしたバストアップ効果が期待できるでしょう。
しかし、即時的なバストアップ効果は期待できません。
「確実にサイズアップさせたい」「短期間で胸を大きくしたい」とお考えなら、美容医療によるバストアップを検討しましょう。
ここでは、代表的な豊胸術を3つご紹介します。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを見ていきましょう。
■脂肪注入豊胸
自分の太ももやお腹から採取した脂肪を、胸に注入する「脂肪注入豊胸」。
気になる部分の脂肪を減らしながら、バストアップも同時に叶えられることが大きなメリットです。
自分の脂肪を使うためアレルギーを引き起こすリスクが低く、人工物の使用に抵抗がある方にも適しています。
脂肪がしっかり定着すれば、自然な仕上がりが期待できるでしょう。
メリット
- 気になる部分の脂肪を減らせる
- 人工物を使わないので自然な仕上がりが期待できる
- 定着すれば半永久的な効果が期待できる
デメリット
- 脂肪を吸引・注入した部分のダウンタイムが長い
- 脂肪の定着率には個人差がある
- 痩せ型で脂肪が少ない方は施術を受けられない場合がある
■シリコンバッグ豊胸
バストに人工的なシリコンバッグを挿入する「シリコンバッグ豊胸」。
1回の施術で確実なバストアップ(2カップ以上のサイズアップ)と、半永久的な効果が期待できます。
脂肪注入豊胸が難しい痩せ型の方でも、施術が可能です。
メリット
- 1回の施術で大幅なサイズアップが可能
- 半永久的な効果が期待できる
- 体型を問わず施術を受けられる
デメリット
- 脂肪注入豊胸に比べて、見た目や触り心地が不自然になる場合がある
- 施術後の痛みが強く出る場合がある
- シリコンバッグの破損や位置ずれなどのリスクがある
■ハイブリッド豊胸
脂肪注入豊胸とシリコンバッグ豊胸を同時に行う「ハイブリッド豊胸」。
しっかりとしたボリュームと、自然な仕上がりの両立が可能です。
シリコンバッグでサイズアップを図り、バッグの周囲に注入した脂肪で、自然な形とやわらかい触り心地をつくります。
高い満足感が得やすい方法でしょう。
メリット
- 大幅なサイズアップと自然な仕上がりを両立できる
- 見た目や触り心地の満足度が高い
デメリット
- 施術時間やダウンタイムが長くなる
- 他の豊胸術より費用が高い傾向にある
まとめ
今回は、おっぱいが小さい原因、そしてバストアップを目指せるセルフケアや美容医療をご紹介しました。
理想のバストに近づけるためのセルフケアはいくつかありますが、確実にサイズアップしたい方や短期間で効果を感じたい方には、美容医療の豊胸術がおすすめです。
豊胸術にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、施術方法や注意点をよく理解することが大切になります。
それぞれの施術の特徴を把握し、ご自身に合った理想のバストを目指していきましょう。
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【施術の内容】豊胸術
【施術期間および回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります。
【費用相場】
・シリコンバッグ豊胸:約 ¥600,000~ ¥1,000,000
・ヒアルロン酸豊胸:約1ccあたり ¥3,000~ ¥4,000(使用量は個人差があります)
・脂肪注入豊胸:約 ¥800,000~ ¥1,200,000
・ハイブリッド豊胸:約¥1,300,000~¥3,000,000
※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】内出血、血腫、感染、痛み、傷口の赤み・硬さ・突っ張り・色素沈着、アニメーション変形など
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