バストアップとは?セルフケア・治療・選び方を正しい知識で解説!

バストアップとは?セルフケア・治療・選び方を正しい知識で解説!

バストアップとは、主に胸のサイズを大きくすることを意味します。

「胸を大きくするにはどうしたら良いの?」「確実に効果が得られる方法を知りたい」という方は少なくないでしょう。

今回は、胸のサイズでお悩みの方に向けて、すぐに始められるバストアップのセルフケア方法や、美容医療について分かりやすく解説します。

治療やクリニックの選び方もまとめていますので、ご一読ください。

バストアップとは?知っておきたい基礎情報

鏡でボディラインを見る女性 バストアップとは?セルフケア・治療・選び方を正しい知識で解説!|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

まずは、バストアップとはどのような意味で、どのような方法があるのかをご説明します。

■バストアップとは胸のサイズを大きくすること

バストアップとは、胸を大きくすることです。

また、バストアップには「しぼんだバストをふっくらさせる」といった意味も含まれています。

■そもそもバストアップは可能?

バストアップ方法の選択肢としては、セルフケアと美容医療があります。

バストが小さい原因の1つとして挙げられるのが、生活習慣の乱れです。

生活習慣が整っていないと、ホルモンバランスも安定しにくいでしょう。

他には、血行不良や食生活からくる栄養不足などもバストサイズに影響します。

この場合は、セルフケアにより本来の大きさを手に入れられる可能性があります。

ただし、美容医療と比べると、セルフケアは効果を実感しにくいことも。

セルフケアでもバストアップ効果は望めますが、サイズを大きく変えるのは難しいでしょう。

■すぐに始められる方法|自分でできるバストアップとは

セルフケアは、気軽に試しやすい点が魅力です。

すぐに始めやすいバストアップのセルフケアをご紹介します。

【セルフケア方法】

  • 大胸筋を鍛えるトレーニング
  • マッサージ
  • サイズに合ったブラジャーの着用
  • 姿勢の改善
  • バランスの良い食事

大胸筋トレーニングで代表的なのが、腕立て伏せです。

トレーニングする際は、腕ではなく胸の筋肉に意識を集中させましょう。

また、血流が滞るとバストの発育に影響が出ることがあります。

血行不良を防ぐためには、マッサージをする・胸のサイズに合ったブラジャーを身に着ける方法が有効です。

姿勢の改善やバランスの良い食事も意識しながら、バストアップを図ってみましょう。

セルフケアによるバストアップを試した方の中には「マッサージしても効果ない」「もっとしっかり大きくする方法を試したい」という方もいます。

胸に大きな変化を求めるなら、美容医療を検討するのも1つの手です。

バストアップ効果が望める美容医療4選

スキンケアイメージ女性 バストアップとは?セルフケア・治療・選び方を正しい知識で解説!|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

ここからは「セルフケアではバストアップ効果が感じられなかった」「治療でおっぱいを大きくする方法が知りたい」「胸を確実に大きくしたい」という方に向けて、4つの美容医療をご紹介します。

■ヒアルロン酸豊胸

ヒアルロン酸製剤を注入することで胸を大きくする方法です。

切らない治療なので施術時間やダウンタイムが短く、傷痕が残らない点が特徴です。

ヒアルロン酸豊胸後は、腫れ・赤み・痛み・内出血などが見られることもありますが、1~2週間程度で落ち着くでしょう。

一方で、しこりになる可能性がある点はデメリットといえます。

体質にもよりますが、ヒアルロン酸製剤に対する拒否反応が起こると、しこりが形成されることがあります。

また、大幅なバストアップが難しく、持続性にも限界があるため、どの程度の変化がどのくらいの期間で望めるのかについては、事前にしっかり確認しましょう。

■シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグを脇や乳房下に挿入する豊胸手術を、シリコンバッグ豊胸といいます。

他の治療と比べて1~3カップ程度と大幅なサイズアップが望めるだけでなく、半永久的な効果が得られることもメリットです。

施術後は、腫れ・痛み・内出血などの症状が1~2週間程度持続する可能性があります。

デメリットは、触感が硬いこと、そして形・位置が不自然になる可能性があることです。

バッグを挿入する際に皮膚を切開するため、徐々に目立たなくなりますが傷痕も残ります。

また、バッグが破損する恐れがあり、クリニックで定期的に適切な検査を受けることが重要です。

■コンデンスリッチ豊胸

自分の脂肪を採取し、胸に注入する施術です。

お腹・太ももから脂肪を採取するため、スタイルアップの効果も望めるでしょう。

見た目や触感が自然なことも、コンデンスリッチ豊胸の特徴です。

以前はしこりになるリスクも指摘されていましたが、近年ではその原因となる不純物を除去する技術が進化しています。

ただし、他の部位から脂肪を採取するため、吸引したところと注入したところの両方に腫れ・痛み・内出血などの症状があらわれる可能性がある点はデメリットといえます。

これらの症状が落ち着くまでの期間は、1~2週間程度。

術後3日程度は、脂肪を吸引した部位の圧迫固定が必要です。

■ハイブリッド豊胸

シリコンバッグ豊胸・コンデンスリッチ豊胸を組み合わせて行う治療が、ハイブリッド豊胸です。

主に、自分の脂肪を注入するのみでは理想どおりにいかない可能性が高いケースなどに選ばれます。

確実なバストアップ効果が得られるだけでなく、見た目や感触も自然なため、近年注目を集めています。

デメリットは、施術時間が長くなること。

治療にかかる時間の目安は、180分程度です。

1~2週間程度は、胸だけでなく脂肪吸引した部位にも痛み・腫れ・内出血などの症状が出ることがあります。

豊胸手術を受けるときのチェックポイント

白衣を着た男性 バストアップとは?セルフケア・治療・選び方を正しい知識で解説!|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

豊胸手術を検討する際は、料金や口コミだけで選ぶと後悔することもあります。

失敗しないためには、以下のポイントも踏まえた上で判断することが大切です。

■治療の安全性

治療に用いられる素材や製剤について、安全性の確立されたものかどうかをチェックしましょう。

例えば、過去に多くのクリニックで行われていたアクアフィリング豊胸は、しこりや炎症をはじめ体内で移動してしまうなどさまざまなトラブルが続出し、現在自粛の流れとなっています。

必ず安全性を自身でも確認した上で、治療法を検討しましょう。

■医師の経験

医師の経験を確認することも大切です。

バストアップ治療の実績が豊富にあるのかを、症例写真なども含めてチェックしてみましょう。

また学会が認定する専門医など美容外科領域において高いスキルを持ち合わせている医師かという点も重要です。

治療の得意分野、苦手分野を見極めながら、安心して任せられる医師を探しましょう。

■カウンセリング

一人ひとりに合った施術・デザインを見極めるためには、カウンセリングが重要です。

カウンセリングは、治療を受ける方が情報を得たり不安を解消したりできる場でもあるので、丁寧に説明してくれるか・相談しやすいかなどをチェックしましょう。

豊胸にどのような素材・製剤を用いるのかをはじめ、効果やリスク・副作用、他の治療の選択肢についても確認しておきましょう。

■アフターケア

豊胸手術は、アフターケアが必要になることもあります。

治療後、感染などのトラブルが起こった場合にそなえて、しっかり対応してもらえるかどうかをチェックしましょう。

まとめ

「バストアップとは?」「胸を大きくする方法は?」といった疑問が解決できたでしょうか。

胸のサイズでお悩みの方は、トライしやすいセルフケア方法を取り入れてみましょう。

効果をしっかりと実感したいときは、美容医療も選択肢の1つです。

ヒアルロン酸豊胸・シリコンバッグ豊胸・コンデンスリッチ豊胸などさまざまな治療法があるので、カウンセリングにて医師と相談しながら自分に合ったものを選びましょう。

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【施術の内容】豊胸術
【施術期間および回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります。
【費用相場】
・シリコンバッグ豊胸:約 ¥600,000~ ¥1,000,000
・ヒアルロン酸豊胸:約1ccあたり ¥3,000~ ¥4,000(使用量は個人差があります)
・脂肪注入豊胸:約 ¥800,000~ ¥1,200,000
・ハイブリッド豊胸:約¥1,300,000~¥3,000,000
※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】内出血、血腫、感染、痛み、傷口の赤み・硬さ・突っ張り・色素沈着、アニメーション変形など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品や医療機器、または承認された使用目的とは異なる用途での使用を行う場合があります。
・施術に用いる医薬品および医療機器は、医師の判断のもと導入しています。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。