眉の4Dアートメイクで失敗したくない!後悔しないための4つのポイント

眉の4Dアートメイクで失敗したくない!後悔しないための4つのポイント

ナチュラルでふんわりとした仕上がりの眉の4Dアートメイク。市販のコスメを使ってメイクするのとは異なり、クレンジングや洗顔などで簡単に落とせないため、施術に一歩踏み出せずにいる方もいるはずです。そこで今回は、眉の4Dアートメイクをした際、後悔しないために覚えておきたいポイントを4つご紹介します。また、眉の4Dアートメイクはどのような施術なのかという解説と一緒に、考えられる失敗例と対策などもまとめました。

1.眉の4Dアートメイクはどのような施術?2Dや3Dとの違いもチェック

出典:photoAC

では早速、眉の4Dアートメイクはどのような施術なのかをチェックしましょう。2Dアートメイクや3Dアートメイクとの違いも解説します。

■眉の4Dアートメイクとは?

眉の4Dアートメイクは、まず皮膚に手彫りで細かな傷を作り、そこへ色素を注入して眉毛1本1本の毛流れを再現したデザインを作ります。さらに、その上から専用の機械を使ってパウダー状の色素を入れ、整った眉毛を完成させる施術です。

まるでアイブロウパウダーを使ったようなふんわりした見た目が特徴で、ムラが目立ちにくく、自然な見た目に仕上がります。色素を肌に入れ込むため、汗やクレンジングなどで簡単に落ちず、日々のメイクの手間が省ける、ノーメイクでもまるでメイクしているかのような顔立ちに整うといった点が大きなメリットです。

■2Dや3Dとの違い

2Dアートメイクは、ペンシルを使って眉の形を縁取り、専用の医療マシンを使って色素を肌に注入した、まるでマジックで塗りつぶしたような見た目が特徴です。仕上がりが濃い色合いになるため、ノーメイクの場合には眉毛だけ不自然に浮いてしまうケースが多くありました。

3Dアートメイクは、多くのクリニックで取り入れられているアートメイク定番の手法で、細い針を使って1本1本手彫りで眉毛を再現し、そこへ色素を注入する施術です。この工程に、パウダー状の色素を加える工程を追加することで4Dアートメイクになります。

2.眉の4Dアートメイクで起こりうる失敗例とその対策

出典:photoAC

ここからは、眉の4Dアートメイクの施術で、起こりうる失敗例をご紹介します。

■理想的なデザインに仕上がらなかった

眉の4Dアートメイクは、毛流れを1本ずつ手で描いて再現します。このときに起こりがちな失敗例が、理想的なデザインに仕上がらないこと。具体的には、思っていた形と違う・左右対称でないといった例が挙げられます。

カウンセリング時に、医師や看護師にしっかりとイメージを伝え、失敗を防ぎましょう。理想の眉デザインが分かる写真などを持参するのも1つの方法です。

■仕上がりの色が薄い・濃い

眉の4Dアートメイクの施術をした後、色が薄い・濃いといった、思いどおりの濃淡でない失敗もよくある例です。ただし、アートメイクでは皮膚に傷をつけて色素を注入するため、一時的にかさぶたができ、色が濃く見える時期があります。一定期間を過ぎ、かさぶたがはがれることで肌になじんだ色合いになることがほとんどです。施術を受けてから時間が経過しても色が濃いままの場合は、失敗であることが考えられます。

色の濃淡に関する失敗は、色素の選定や色の配合がうまくいっていないことが原因の1つ。施術者の技術力の問題であるため、クリニック選びに気をつけるよう対策を講じてみてください。また、カウンセリングで色味についてもしっかり相談し、失敗を防ぎましょう。

■すぐに色が落ちた

眉の4Dアートメイクは、一般的に1~3年程度は色素が抜けることがないとされています。そのため、施術後すぐに色が落ちてしまうのは失敗例の1つです。色がすぐに落ちてしまう原因としては、色素を入れ込む角度が良くなかったことが考えられます。信頼できる施術者がいるクリニックを探すことで失敗を予防しましょう。

また、アフターケアを正しく行わないことでも色落ちするケースも。例えば、施術後に患部にシャワーをあてた・クレンジングをしたといったことが考えられます。アートメイクをしてから間もない場合は、色が肌に定着しておらず、患部を濡らしたりクレンジングしたりすることで色素が流れ出てしまうのです。施術を受けたクリニックでアフターケア方法をしっかりと聞き、正しい方法で実践しましょう。

ほかにも、体質によって色素が定着しづらい場合もあります。体が色素を異物と判断し体外へ排出しようとした結果、すぐに色落ちするのです。1回の施術ではなかなか色素が定着しづらいため、2回以上の施術を視野に入れてトライしてみましょう。

■変色した

眉の4Dアートメイクに使用する色素は、時間の経過とともに変化します。そのため、施術からある程度時間が経つと変色することはごく一般的な経過です。できるだけ変色しないよう、色素の配合を医師や看護師と相談する、アフターケア方法をクリニックで聞いておくといった対処法を取り入れましょう。また、施術前に変色のリスクを把握しておくことも大切です。

■痛みや腫れが続く

眉の4Dアートメイクでは、細い針を使って皮膚に傷をつけ、そこに色素を入れ込むため、施術中や施術直後には痛みや腫れ、ひりつきや赤みといった症状が現れることがあります。これは通常の反応で、数時間~1週間程度で収まることがほとんどです。

しかし、こういった痛みや腫れが1週間以上続くようであれば、医療機関を受診しましょう。不衛生な器具を使用して施術を行った・アフターケア方法を誤り、雑菌が入り込んで炎症を引き起こした可能性が考えられます。正しいアフターケア方法を把握し、実践することが大切です。

眉の4Dアートメイクでは、ときに、針が皮膚の深い部分にまで到達したことで、痛みや腫れが長引くケースもあります。この場合、眉の部分に傷痕が残る可能性があるため危険です。信頼できるクリニックを選びましょう。

3.4Dアートメイクで後悔しないための4つのポイント

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眉の4Dアートメイクにトライしたい場合は、施術についてしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、眉の4Dアートメイクを行ううえで、後悔しないために覚えておきたいポイントを4つご紹介します。

■気軽な修正・やり直しができない

眉の4Dアートメイクは1~3年程度はその色合いが持続するとされています。そのため、一度施術をすると、クレンジングや洗顔などで落とせません。メイクが楽になる・見た目がきれいといったメリットがある一方で、気軽に修正ややり直しができないことを覚えておきましょう。

もしもどうしても仕上がりに納得できず、アートメイクを修正したい・やり直したい場合には、レーザーを用いて除去するのが一般的です。ほかにも、切除術や除去液を用いる方法もあります。

■数回の施術を受けることが推奨されている

1回の施術で満足できる方もいますが、一般的に1回の施術では色素が肌に定着しづらいといわれています。そのため、2回以上の施術を行うことで、理想的な眉を目指すことができるでしょう。自身にマッチした施術回数を医師と相談してみてください。

■ダウンタイムとケア方法を理解しておく

眉の4Dアートメイクには、施術後に1~2週間程度のダウンタイムがあります。そのため、スケジュールを確認し、計画的に施術を受けましょう。また、ダウンタイム中のアフターケア方法に注意することも大切です。

代謝が上がる行動はNG

4Dアートメイクの施術後、代謝が上がる行動をすることで、まだきちんと定着していない色素が汗などで流れ出ることもあるため要注意です。ダウンタイム中は入浴や飲酒、激しい運動やサウナなどは避けましょう。

保湿を行う

4Dアートメイクを施した後は、肌がデリケートな状態です。クリニックで処方された軟膏などを使って保湿しましょう。市販の化粧品などで保湿を行うと、成分によっては肌に炎症が起きる場合があります。そのため、自分の判断で購入して保湿剤を使うことは避けましょう。

日焼けは避ける

日焼けを引き起こす紫外線を浴びると、色素の変色や退色の原因になります。施術直後は、とくに日焼けに注意しましょう。ただし、施術した部分に日焼け止めを塗ると炎症などの肌トラブル発生が考えられるため、帽子や日傘などで対策してください。

■信頼できるクリニックを選ぶ

理想的なデザインの眉に仕上げるには、カウンセリングが重要ポイントです。あなたの想いを的確にくみ取ってくれる、信頼できるクリニックを選びましょう。話しやすいスタッフがいる・足を運びやすい雰囲気といった点もチェックポイントです。公式ホームページや口コミを確認するなどして見極めてみてください。

■まとめ

眉の4Dアートメイクは、メイクの手間を省き、ノーメイクでもきちんとした印象に導いてくれる魅力的な施術です。1~3年程度と、ある程度デザインをキープできるのもうれしいポイント。そのぶん、簡単に修正ややり直しができません。信頼できるクリニックを探し、理想のデザインをきちんと伝える・正しいアフターケア方法を守るといった対策が、失敗を防いで美しい眉を維持するための重要ポイントです。後悔しないためにも、眉の4Dアートメイクについてしっかり理解し、納得したうえで施術を受けてください。

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・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
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【治療の内容】
アートメイク
【治療期間および回数の目安】
2~3回程度
※治療回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】
1回 約¥32,000~ ¥75,000
【リスク・副作用等】
・痛み、腫れ、赤み、内出血、炎症、色素沈着、色素不定着、色素の変性、麻酔によるトラブルなど
【未承認医療機器を用いた治療について】
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