ルメッカ(IPL光治療)のデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
ルメッカは、シミやそばかす、シワなどの肌悩みに効果を期待できますが、肝斑がある場合はかえって悪化する可能性があるため注意が必要です。
今回はルメッカのデメリットや肝斑との関係、ルメッカ以外の美容医療についても解説。
「ルメッカの治療に興味がある」「ルメッカで肝斑が悪化するって聞いたけど本当?」そんな方に向けた情報をお届けします。
ルメッカ治療のデメリットとは?

ルメッカ(Lumecca)治療を受ける前に知っておきたいリスク・副作用をチェックしましょう。
治療後の痛みや肌荒れ
治療後は、赤みや腫れ、熱感、かゆみなどの症状が出る可能性があります。
ただし、通常は数日~1週間で収まるでしょう。
肌のトーンが乱れる
治療部位の肌トーンが一時的に乱れることがあります。
時間が経つと気にならなくなるでしょう。
色素沈着や熱傷
ルメッカの治療後は、まれに色素沈着や熱傷が生じる可能性があります。
こちらも時間が経つと目立たなくなるとされています。
ただし、ダウンタイムの経過観察中に気になることがあれば施術を受けたクリニックへ相談してください。
かさぶたができることも
シミに反応した部位にかさぶたができることもあります。
1週間程度で自然とはがれ落ちるので、無理に取ったりこすったりしないようにしましょう。
効果に個人差がある
ルメッカ治療による効果には個人差があります。
そのため、効果を実感できないケースも存在するでしょう。
肝斑が悪化することがある
肝斑に効果的とされるのは、レーザーやトーニングでの治療です。
肝斑は刺激に弱いため、ピークパワーが強いルメッカは肝斑悪化の原因になる可能性があります。
ルメッカとは?効果や痛み、ダウンタイムについて

ルメッカは、肌の色ムラや赤みなどの改善を目的とし、皮膚の若見えを図る治療法です。
“肌表面の色ムラ”と“肌の質感”に作用し、エイジングスポットや日焼けによるダメージ、血管病変の赤み、肌のハリ・質を整えるなど、幅広い肌トラブルに対応します。
特徴は、光治療に使われる他の機器と比べて500~650nmの波長を多く含むところ。
メラニンやヘモグロビンに効率良く反応する波長の1つで、少ない治療回数でも肌悩みに対する効果を実感しやすいと言われています。
ルメッカ治療に期待できる効果
続いて、ルメッカ治療に期待できる効果を見ていきましょう。
シミ・そばかす・色素沈着の改善
ルメッカ治療で使われる光が皮膚に浸透し、メラニンを分解・排出を促します。
肌のトーンを均一に整えることで、シミやそばかす、色素沈着が目立たない肌を目指します。
赤ら顔治療
赤ら顔は、毛細血管の拡張が原因の1つ。
ルメッカの照射波長はヘモグロビンにも効率良く反応するため、血管病変による赤みを軽減できます。
毛穴の引き締め
ルメッカ治療では、毛穴の引き締めも見込めます。
肌のターンオーバーを促したり、コラーゲンやエラスチンを生成したりする効果が期待できる治療法なので、毛穴が目立ちにくい状態になるでしょう。
シワや肌の弾力へのアプローチ
光と熱によりコラーゲン・エラスチンの再生が促されます。
若々しい質感の肌に欠かせない、皮膚のハリや弾力の向上を目指せるでしょう。
ニキビ予防とニキビ痕の改善
ルメッカ治療には、ニキビの原因であるアクネ菌の発生を減少させ、炎症を抑える効果を期待できます。
また、色素沈着にもアプローチする施術なので、ニキビ痕の改善も見込めるでしょう。
ルメッカの料金相場
ルメッカ1回あたりの料金相場は、10,000~80,000円程度。
顔全体はもちろん、頬や手の甲など気になる部分のみに照射することもできます。
料金は照射範囲やクリニックによって異なるので、事前に調べておくと良いでしょう。
痛みやダウンタイム
ルメッカにはダウンタイムがほとんどなく、当日から洗顔やメイクができます。
また、施術当日からシャワーが可能で翌日以降は入浴も可能。
痛みはゴムではじかれた程度の軽い刺激や温かさを感じる程度で、麻酔を使用するケースはほとんどありません。
治療後の過ごし方
ルメッカ治療後の肌は乾燥しやすい状態。
十分に保湿するのはもちろん、紫外線による刺激を防ぐために日焼け止め対策を入念に行いましょう。
また、洗顔やメイクの際は、なるべくこすらないよう、優しく肌に触れてください。
その他にも、激しい運動や飲酒、サウナなどの血流を促す行動は控えることをおすすめします。
ルメッカで悪化?肝斑に適した治療法とは
ルメッカをして「失敗した」「シミが濃くなっただけ」「効果なし」と感じるケースは、“ピークパワーの強いルメッカ”と“刺激に弱い肝斑”の相性が原因と考えられます。
そもそも肝斑とは
原因は完全に解明されていませんが、主に女性ホルモンの乱れが原因の肝斑。
30~50代に発症するケースが多く、頬骨の高いところや口の周りなどに左右対称のシミができます。
肝斑の特徴は、色が薄く輪郭が曖昧なこと。
一般的なシミである老人性色素斑とは状態が異なります。
まずは医師によるカウンセリングを受けて、シミと肝斑が混在している場合は適切な治療方法を提案してもらいましょう。
ルメッカを検討する際、ご自身の肌悩みがシミなのか肝斑なのか明確でない状態の場合は注意が必要です。
肝斑がある場合は、悪化する可能性を考えてルメッカ以外の施術で肝斑を改善した後、ルメッカで肌全体の照射をする(他の肌悩みの改善を図る)のが一般的です。
【肝斑治療】美容機器の特徴
肝斑治療の代表的な美容機器は、レーザートーニングとピコレーザーです。
低出力のレーザー光を照射するレーザートーニングは、余分な刺激を肌に与えることなく、徐々にメラニンを減少させます。
治療時の痛みが少なく、美肌効果も狙えるという特徴があります。
ピコレーザーは、短いパルス幅のレーザーによる衝撃波でメラニン色素を細かく破壊する治療法です。
照射方法は肌悩みに合わせて選ぶことができ、肝斑治療には出力の低いレーザーを均一に当てるピコトーニングが適しています。
美容機器を使って肝斑を治療するメリットは、改善だけでなく肝斑の発生予防もできること、シミやくすみへのアプローチも可能なことなど、さまざまです。
【肝斑治療】内服・外用薬の特徴
内服・外用薬を使うメリットは、市販品よりも効果が出やすいこと、自宅ケアなので続けやすいことなどが挙げられます。
薬の種類としては、トラネキサム酸、ハイドロキノン、トレチノインなど複数存在します。
トラネキサム酸は、メラニン色素の生成や炎症を抑える効果を持つ内服薬です。
医療機関では、肝斑治療の一環として処方されることがあり、シミや炎症後色素沈着の改善目的にも使われます。
ハイドロキノンは肌のトーンアップが期待できる外用薬です。
トレチノインは皮膚のターンオーバーを促すサポートを行います。
ルメッカ以外の選択肢は?
ルメッカ以外にも、シミやくすみといった肌悩みに適応している治療があります。
幅広い選択肢の中からご自身に合った治療を選択しましょう。
フォトフェイシャル(IPL光治療)
フォトフェイシャルは、IPL(広帯域の光)を顔全体に照射し、シミ・そばかす・くすみ・赤みなどさまざまな肌悩みに同時アプローチ可能な治療です。
メラニンやヘモグロビンに反応して色ムラを整え、さらにコラーゲン生成を促すことで、肌のハリや透明感の向上も期待できます。
ダウンタイムが少なく、初めての光治療としてもトライしやすい施術です。
ステラM22(IPL光治療機器)
「ステラM22」は、フォトフェイシャルに代表されるIPL機器の一つです。
治療の目的に合わせて5種類の波長フィルターを使い分けることで、シミ・くすみ・赤みなどに応じたオーダーメイド治療が可能です。
広範囲の光がメラニンに反応して色素沈着を改善しつつ、肌全体のトーンアップや質感の改善も期待できます。
比較的マイルドな作用で、継続治療に適しているのが特徴です。
まとめ
ルメッカのメリットはダウンタイムや痛みがほとんどないことですが、デメリットも理解しておくことが大切です。
とくに、肝斑が悪化する可能性については、事前に理解しておくとともに、信頼できるクリニックでご自身の肌悩みがシミなのか肝斑なのか適切に判断してもらう必要があります。
ルメッカに加えてほかの治療も視野に入れ、より良い治療が受けられるようにしましょう。
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事
| ・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
【施術の内容】ルメッカ・フォトフェイシャル・ステラM22(IPL 光治療)
【施術期間および回数の目安】約3~4週間に1回、3~10回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥10,000〜¥30,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、痛み、色素沈着、浮腫、皮膚の損傷、シミやほくろが一時的に濃くなるなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【施術の内容】レーザートーニング
【施術期間および回数の目安】1週間ごとに5~6回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥10,000~¥20,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、色素沈着、瘢痕形成、色素脱失など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【施術の内容】ピコレーザー
【施術期間および回数の目安】
・ピコスポット:1回
・ピコトーニング:2~4週間に1回、3~10回程度
・ピコフラクショナル:3~4週間に1回、3~10回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】
・ピコスポット: 1回 約¥5,000~¥40,000
・ピコトーニング: 1回 約 ¥10,000~ ¥50,000
・ピコフラクショナル:1回 約 ¥20,000~ ¥50,000
※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、やけど、色素沈着、色素脱失、水疱形成など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【施術の内容】トラネキサム酸(内服薬)
【施術期間および回数の目安】1日750~1500mg程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】1ヶ月 ¥1,000~¥3,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、胸やけ、胃痛、発疹、皮膚のかゆみ、頭痛、眠気、血栓症など
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・使用する医薬品「トラネキサム酸(内服薬)」は、厚生労働省より薬事承認を受けています。
-ただし、承認されている使用目的・使用部位とは異なる目的で使用します。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。


