e:Top clinic増田 えりか先生にインタビュー!5年後10年後の患者様の美を見据えて私にしかできないことを

e:Top clinic増田 えりか先生にインタビュー!5年後10年後の患者様の美を見据えて私にしかできないことを

e:Top clinic増田 えりか先生にインタビュー。東京都港区の赤坂見附駅にある「e:Top clinic(イートップクリニック)」は眉下切開(眉下リフト)や眼瞼下垂といった目元治療に加えて、婦人科の保険診療や髪・頭皮のお悩み相談まで、お客様をトータルにサポートする美容外科クリニックです。増田院長は、眉下切開のフィールドにおいて美を追求し、道を切り開き続ける第一人者。「e:Top clinic」を開業するまでの軌跡や同院の強み、美容医療業界に寄せる想いを伺いました。

ドクタープロフィール

e:Top clinic(イートップクリニック)院長
増田 えりか先生

大学病院や総合病院の形成外科で経験を積んだのち、美容医療業界へ飛び込み、「湘南美容クリニック」にて多数の眉下切開手術を担当。高田馬場院で院長を務め、2021年に独立し「e:Top clinic(イートップクリニック)」を開業。“Top”にトータルオーダーメイドプロデュースの意を込め、お客様の全身にわたる美と健康をサポートしている。確かな技術力と、5年先・10年先の未来を見据えた治療方針が悩みを抱える人々の心を掴み、同院に訪れる患者は年間約4千人。SNSの発信にも力を注ぎ、インスタグラムのフォロワー数は約1.7万人にのぼる(2024年10月時点)。

(経歴)
2013年 日本大学医学部卒業
2013年 東京臨海病院(内科、皮膚科、形成外科、救急科)勤務
2015年 昭和大学病院形成外科 勤務
2016年 今給黎総合病院形成外科 勤務
2017年 千葉こども病院形成外科 勤務
2018年 湘南美容クリニック秋葉原院 勤務
2020年 湘南美容クリニック高田馬場院 院長
2021年 e:Top clinic(イートップクリニック)開設、院長就任

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医師としての背景 ~自分にしかできないことをしたい~

―――まずは医師を志したキッカケとともに、形成外科を選んだ理由を教えてください。

同居していた祖父が内科の開業医をしており、幼い頃から祖父の働きぶりや、患者様から頼りにされている姿を見てきました。そこから自然と「私も人のためになる仕事に就きたい」と医師に憧れを抱くようになりましたね。

形成外科の道を選んだのは、実際に研修医としてさまざまな診療科を経験するなかで、「自分にしかできないことをやりたい」という想いが強まったからです。形成外科では、まったく同じ手術はありません。患者様の症状によって、治療法や手術の方法が違うんです。たとえば皮膚がんの場合、どう治療するかだけでなく、皮膚の再建方法まで医師で集まりベストなプランを議論します。そんなプロセスに刺激を受け、治療方針や手術に医師のセンスが求められるところに大きなやりがいを感じました。

―――美容医療業界へシフトチェンジしたのは、どのような理由からでしょうか?

当時勤務していた「昭和大学病院」の医局が都内から横浜へ移転するタイミングと、プライベートでの転機が重なり、「働き方をリセットしたい」と思っていた頃に、新たなご縁に恵まれたんです。

学生時代の先輩でもある「SBC湘南美容クリニック」の名倉俊輔医師と偶然再会し、美容医療についてお話を伺う機会があり、見学に誘っていただきました。そこで、名倉先生の医師として仕事を楽しんでいる姿や、若い方の未来を担っている様子に感銘を受け、美容医療で“人の運命を変えられる”ことに大きな魅力を感じましたね。

名倉先生が秋葉原院の院長に就任された時期に合わせて同院への入職を決め、美容医療業界へ飛び込みました。多くの症例を担当させていただき、2年半かけて美容医療のノウハウや技術を学び、その後は高田馬場院の院長を1年半務めました。

美容医療への情熱 ~下積み時代を経て「e:Top clinic」開業へ~

e:Top clinic(イートップクリニック)院長 増田 えりか先生

―――美容医療業界への転向で、難しさを感じられたポイントはありましたか?美容外科領域ならではのエピソードがあれば教えてください。

形成外科から美容外科に転身して苦労したのは集客です。保険診療では地域に根付いていけば集客には悩みませんが、自費診療ではお客様を呼ぶ必要があります。そこで私は形成外科の出身であることを強みに、縫合の美しさや形成技術、センスの高さといった面で自身を売り込みました。切開手術では、こうしたアピールや手術経験が功を奏してご来院いただけるようになったので、形成外科医をしていて良かったなと思います。

―――開業された「e:Top clinic」に込められた想いをお聞かせください!

私は常々、ファンになってくださった方とトータルに長いお付き合いをしたいと考えてきました。大手クリニック在籍時代は、得意とする眉下切開手術を手掛ける機会が多く、ほかの治療・手術になかなか時間を割けないジレンマがありました。また、1つの手術を集中的に担当していると、どうしてもお客様とは一期一会になってしまうんです。眉下切開で担当した方がボツリヌストキシン注射をはじめとした肌治療で通ってくださったとしても、別の医師へ引き継ぎになってしまうため寂しく感じていました。

このような想いから、お客様の全身にわたる美と健康をサポートすべく開業したのが「e:Top clinic」です。「e:Top clinic」の“Top”には、トータルオーダーメイドプロデュースの意味を込めました。私が行っている治療は、眼瞼下垂や額のリフト、目の周りのたるみをとる手術や若返りをテーマとした目元治療。婦人科専門医の先生(3名在籍)には婦人科保険診療と膣ヒアルロン酸や小陰唇縮小など、泌尿器科専門医の先生(1名在籍)には男性器手術やAGAなどの男性美容を担当いただき、トータルビューティークリニックとして皆様に寄り添えるよう精進しております。

―――「SBC湘南美容クリニック」で経験して「e:Top clinic」に活きている、もっとも大きな学びはなんですか?

日々発信する習慣です!「SBC湘南美容クリニック」では、美容外科医としての経験に加え、“SNSに毎日投稿する癖”もつけてもらいました。この習慣は、集客において現在でも大きなプラスとなっています。

増田先生の魅力 ~眉下切開にこだわる理由~

e:Top clinic(イートップクリニック)院長 増田 えりか先生

―――増田先生といえば“眉下切開”と言われるほど、高い技術力・完成度が話題となっています。眉下切開に着目した背景や、大切にされているポイントをお聞かせください。

当時はまだ、眉下切開をアピールポイントとしている医師がいなかった。これに尽きます。ブルー・オーシャン戦略です。“私にできる手術で、まだ知名度の低いもの”として眉下切開に着目し、ひたすらインスタグラムに投稿していたら集客につながったといったイメージでしょうか。手術に関しては、職人のようにひたすら症例を積んできましたね。

何の手術であっても、長期経過の把握は技術アップにつながります。そのため、お客様と末長いお付き合いをして、手術の結果をきちんと追っていくことが大切だと思っています。実力と経験のある美容看護師のみを雇い、開業してからは手術でいらしたお客様がお肌のケアで術後も通院していただけるように努力を日々重ねています。

「e:Top clinic」の魅力 ~将来を見据えてトータルにお客様をプロデュース~

e:Top clinic(イートップクリニック)院長 増田 えりか先生

―――「e:Top clinic」の特徴や強みをぜひ教えてください。

「e:Top clinic」ではさまざまな治療を取り入れ、5年先・10年先を見据えてトータルにお客様をプロデュースしています。婦人科の保険診療も受けられ、40代50代の更年期障害でお悩みを抱える方の治療にも対応しているのが特徴です。男性のお客様は、美容手術や処置はもちろん、男性不妊の治療や薄毛治療のお悩みでも多く通院していただいています。10代から70代まで、男女問わず幅広い層のお客様のお悩みを解決できるクリニックです。

e:Top clinic(イートップクリニック)院長 増田 えりか先生

手術室ゾーンと同等の広さの皮膚科処置ゾーンを設け、多様な治療を提供しているのも特徴ですね。お顔がきれいになったら、横顔や後ろ姿にも気を配らないと、やはり若見えは目指せません。医師と美容師のコラボ治療を実現するスパゾーンも充実させ、頭皮や髪の毛のエイジングケアにも取り組んでいます。

―――カウンセリングではどのようなポイントにこだわっているのでしょうか。

e:Top clinic(イートップクリニック)院長 増田 えりか先生

目元のカウンセリングでは様の写真を撮影し、それを見ながら話すようにしています。鏡に映った姿ではなく、静止画をベースにカウンセリングしたほうが正確だと考えています。鏡をのぞく姿って普段と違いますよね。静止画で第三者的に顔を見ていただいたほうが、「思ったよりも二重が狭くなかった」「そこまでたるんでなかった」など気付きがあるんです。

“やらなくていいことは無理にやらない”というポリシーに則り、お客様のご予算に合わせて必要な箇所の治療をご提案しております。

―――「e:Top clinic」とともに、今後増田先生が目指す美容医療やビジョンについて教えてください。

“まぶたのたるみ”へのアプローチという面で、内視鏡を使った額リフト技術をマスターしたいです。切開の額リフト手術には、シワが伸びる、おでこがきれいになるといった大きなメリットがありますが、内視鏡を取り入れた手術も傷跡が少なく行えるので、あまりシワが気になっていない若い方へのメリットが大きいと考えます。お客様により良い技術を提供できるよう、私自身の手術も最適化していきたいですね。韓国や台湾の先生と活発に交流を持ち、海外で評価が高い手術を日本にもっと広めたいと思っています。

眉下切開や美容医療業界の今後へ向けて ~人々が明日をより良く生きられるように~

e:Top clinic(イートップクリニック)院長 増田 えりか先生

―――増田先生の背中を見て、“眉下切開”を専門に邁進中の医師の方々も多くいらっしゃると思います。こうした後輩医師の方々への想いをお聞かせください。

同じ領域を志す後輩の先生方への想いとしては、「自分と同じ過ちを繰り返してほしくない」という気持ちがありますね。これまで多数の眉下切開手術を執刀してきた経験から、ご満足いただけなかった症例も伝えたいと思っています。まず、眉下切開はしっかり適応判断ができることがとても大事です。こうした内容は、過去の美容外科学会でもたくさん発表しています。

―――美容医療の今後に関して寄せる想いや読者へのメッセージをお願いします。

美容医療の今後に関しては、私はお客様自身にもリテラシーをつけていただきたいと思っています。本来、美容クリニックは技術を確立させてから広告を打つべきですが、お値段勝負で集客するクリニックも数多く、簡単に手術を決めてしまうケースが散見されます。

こうした事態を防ぐため、お客様には治療内容やドクターの技術を調べてから美容クリニックに足を運んでほしいですね。価格設定に踊らされず、ご自身にマッチする医師を探す努力をしていただくと、より幸せになっていただけると思います。カウンセリングは怖いものではありません。「この先生は気が合う」「この先生だったら任せてみてもいいかも」といった医師を見極める、マッチングの場と考えていただいても良いでしょう。複数のクリニックでカウンセリングを受けて決定するのも1つの方法ですので、明日をより良く生きるために、まずは一歩踏み出してほしいです!

【治療の内容】
・眉毛下皮膚切除術
【治療期間および回数の目安】
・通常1回
※治療期間や回復期間には個人差があります。
【費用相場】
・約¥250,000~¥450,000
【リスク・副作用等】
・術後の腫れ、浮腫み、痛み、内出血、手術部位の左右差、傷痕、まぶたの違和感、眉毛の脱毛など
【注意事項】
・次の場合は、施術をお受けいただけません。
-妊娠中または妊娠の可能性のある方
-局所麻酔薬にアレルギーを持っている
-出血性疾患の方
-施術部位にケガ・傷・炎症・皮膚疾患などがある場合
-ケロイド体質の方
※詳細については医師にお尋ねください。
【その他】
・眉毛下皮膚切除術の治療には、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認治療が含まれる可能性があります。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、医師の判断のもと導入しています。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】
・ボツリヌストキシン製剤の注入
【治療期間および回数】
・3~4ヶ月ごとに1回程度
【費用相場】
・顔:約¥40,000~¥100,000
・脇:約¥8,000~¥80,000
・肩:約¥10,000~¥100,000
・ふくらはぎ:約¥50,000~¥100,000
・ボトックスリフト:約¥55,000~¥110,000
※注入部位・注入量よって個人差があります。
【リスク・副作用等】
・頭痛、注射部位の痛み、腫れ、筋肉の部分的な脱力、無感覚、内出血など
【注意事項】
・次の方は施術を受ける前に慎重な検討が必要となります。
-全身性の筋肉の疾患がある場合(筋萎縮性側索硬化症、ランバート・イートン症候群、重症筋無力症など)
-妊娠する可能性がある場合
-過去にボツリヌス治療を受けてアレルギーを経験している場合
-服用中の薬剤がある場合(抗生物質、筋弛緩剤、精神安定剤など)
-喘息など慢性的な呼吸器疾患や緑内障の場合
-他の医療機関にてボツリヌス製剤の治療を受けている場合
※詳細については医師にお尋ねください。
【未承認医薬品等であることについて】
・ボツリヌストキシン製剤注入の治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認された薬剤を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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