【継続は力なり】ボトックスを打ち続けた姉、打たなかった妹の比較写真あり♪シワの第一選択は「ボトックス」一択!動くシワ、刻まれたシワ、部位別のそれぞれのおすすめ単位数とは?

【継続は力なり】ボトックスを打ち続けた姉、打たなかった妹の比較写真あり♪シワの第一選択は「ボトックス」一択!動くシワ、刻まれたシワ、部位別のそれぞれのおすすめ単位数とは?

老け顔の要因となるシワへアプローチできる治療方法として人気の「ボトックス注射」。「継続して施術することで、理想の肌状態をキープできる」というケースを実証した双子の写真をご存じでしょうか。本記事では、ボトックス注射を定期的に打ち続けた女性・数回しか打っていない女性の比較写真を交えて、ボトックス継続で期待できる肌質の変化について解説します。併せて、シワの部位別におすすめの注入量についてもご紹介。
「ボトックス注射が気になっているけど、まだ打ったことがないという方」「打ったことはあるけど、定期的には打っていない」という方は、特に必見です!

まずはこちらの写真をチェック!【ボトックスを打ち続けた場合と、打たなかった場合比較】

こちらは、2006年に発表された論文から引用した双子姉妹の比較画像。
右の女性のほうが、明らかに肌が若々しく見えるのではないでしょうか。

同じようなライフスタイルを送る2人ですが、行動の中で大きく異なるのは、ボトックス注射を打った回数です。

左の女性は13年の間に、「額と眉間に2回のみ」ボトックス注射を打ち、継続しませんでした。それに対し、右の女性は13年の間、「額と眉間に数カ月に1回ペース」でボトックス注射を打ち続けています。

この画像は、「ボトックス注射を継続することによって効果の持続性が強まり、若々しい肌質を目指せる」ということを表しています。

■双子の加齢(歳の取り方)は、もともと一緒なの?
デンマークの一卵性双生児を対象にした研究などから、老化に対する遺伝の影響は15~25%で、残りの75~85%は生活習慣や環境によって変わることが分かっています。
遺伝のみの影響より、食事や運動などの生活習慣や、光への当たり方などの環境のほうが老化への影響は大きく、自分の努力次第で老化の進行のスピードを緩やかにし、実年齢より生物学的年齢を若く保つことは可能ということになります。
このケースに関しては、その差を明確にしたのが定期的なボトックスの習慣、ということになりますね。

(引用文献)
WJ Binder(2006) Long-term effects of botulinum toxin type A (Botox) on facial lines: a comparison in identical twins.

出典:photoAC

そもそも、ボトックスとは?

ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制することで「表情ジワ」にアプローチする美容医療。
目尻の笑いジワや、顔をしかめたときにできる眉間のシワなど、表情の変化によってできる表情ジワは、子供の時や、10代~20代前半くらいまでの若い世代であれば無表情に戻るとすぐに元の状態に戻ります。しかし、加齢によって肌のハリや弾力が減ると少しずつ元に戻りづらくなり、シワが刻まれてしまいます。表情の変化を繰り返せば繰り返すほど、深く刻まれることも特徴です。
将来のためにシワ予防したい方、眉間を寄せるなど表情のクセがある方は、シワが刻まれる前の20~30代のうちにボトックス注射を打ち始めることを検討するとよいでしょう。

すでに刻まれてしまったシワには、別のアプローチ方法がありますので、次項をチェックしてくださいね。

動くシワにはボトックス、刻まれたシワにはヒアルロン酸で対応する

シワは、特徴によって「動的」と「静的」の2種類に分けられます。
動的なシワは、表情を変えたときに現れ、無表情になると元に戻って見えなくなる「動くシワ」。代表的なものとして、額の横ジワ・眉間のシワ・目尻のシワなどがあります。
静的なシワは、年齢を重ねることで皮膚に定着し、元に戻らなくなった「刻まれたシワ」です。こちらは、ほうれい線・マリオネットライン・顔全体のちりめんじわなどが挙げられます。

「動くシワ」と「刻まれたシワ」、それぞれアプローチ方法は異なります。

動くシワには「ボトックス」

前項でも述べたとおり、表情を変えると現れる「動くシワ」は、深く刻まれる前にボトックスを打つことで予防効果が期待できます。
ボトックスは、シワが気になる部分にボツリヌストキシン製剤を適量注入し、シワの原因となっている表情筋を緩める施術。局所的に筋⾁の動きを弱めることで、額・眉間・⽬尻などにできる表情ジワへアプローチできます。
注入後すぐに変化が出る施術ではなく、術後2~3日経ってから徐々に変化が見られるケースが一般的です。その後、2週間ほどで効果のピークを迎え、安定した状態が3〜4カ月ほど持続したあと、徐々に元に戻ります。⼤事なイベントなどがある場合は、当日の日付から逆算して施術を開始するといいでしょう。継続してシワ予防を行いたい方は、効果が減少する3〜4カ月後頃に再度施術を受けると効果の持続が期待できるといわれています。
一方、あまりにも高頻度で、効果が減少する前に施術を受けると、抗体ができやすくなり、効果を感じづらくなることも。医師に相談して適切な頻度で受けることが大切です。

刻まれたシワ│ヒアルロン酸

加齢によって肌のハリが減少することで起こり、無表情のときにも出ている「刻まれたシワ」には、「ヒアルロン酸注入」でアプローチが見込めます。ヒアルロン酸は、もともと体内にある保水力を持った物質で、年齢を重ねるとともに減少していき、シワの発生につながるといわれています。

ヒアルロン酸の施術方法は、主に以下の2種類です。

  • 顔の窪んだ部位にヒアルロン酸を注入し、内側から持ち上げるようにしてシワを浅くさせる
  • ゆるんだ靭帯を支えるようにヒアルロン酸を注入し、たるみをリフトアップさせながらシワの軽減を目指す

ヒアルロン酸の製剤にはさまざまな種類があり、注入する部位に応じて使い分けます。効果の持続期間は製剤と注入する部位によって大きく異なります。
期待できる持続期間は一般的には半年〜1年半、最長で2年ほど。時間の経過によって体内に吸収され、徐々に効果が薄まりますが、適切な時期に再び施術を受けることで効果の継続が期待できます。

ヒアルロン酸がおすすめの部位は以下のような部分です。

また、ヒアルロン酸注入は、ボトックス注射と併用することも可能な施術です。医師に肌状態を診てもらったうえで、組み合わせや注入する頻度を検討するとよいでしょう。

クリニックごとのボトックスの記載方法が異なる理由/こんなクリニックには注意!

出典:photoAC

ボトックス注入を行うクリニックのサイトを見ると、取り扱いのある製剤を記載しているケースが多くあります。扱う製剤の種類や料金の表示方法はさまざまで、比較が難しいと感じる場合もあるのではないでしょうか。ここでは、製剤の特徴の違いや料金表示が異なる理由をご紹介します。

ボトックスの製剤はアメリカ製と韓国製どっちがいいの?

ボトックス注入に用いられるボツリヌストキシン製剤は、世界各国の企業で生産しています。その中でも、とくに「ボトックス®」の商標登録をしているアメリカのアラガン社製の製剤と、韓国製の製剤が有名。アメリカ製と韓国製の違いは主に以下の2点があります。

  • アメリカのアラガン社製の製剤は、厚生労働省の認可を受けている
  • 韓国製のほうが比較的安価に施術を受けられる

品質や効果については、アメリカ製と韓国製で大きくは変わらないといわれていますが、抗体のできやすさやアレルギー反応の出やすさ、また持続期間などは「どこの国製か」ということよりも、薬剤ごとに異なるというのが正しい回答かと思います。
クリニックによって取り扱う製剤は異なりますので、「費用を抑えたい」、「より信頼性を重視したい」といった希望を医師に伝えてみるとよいでしょう。

料金の表示方法がいろいろあるのはなぜ?

ボトックス料金の表示方法は、クリニックによって主に以下の特徴があります。

1.「眉間 ¥00,000円」など、部位ごとに総額表示している
2.「10単位 ¥00,000円」、「100U ¥00,000円」など、ボトックスの単位数とともに料金を表示している
3.「100㏄ ¥00,000円」など、ボツリヌストキシンを生理食塩水で希釈したあとの注入量とともに料金を表示している

ボトックス注射の注入量は、「単位」で表すのが基本となっています。この「単位」とは、「薬液の中にどのくらいのボツリヌストキシンが含まれているか」を表します。
3つ目のCC単位での表示は、生理食塩水の割合が多いケース(規定以上に希釈しているケース)も考えられます。一方で、効果を出したい範囲に合わせて2倍に希釈するなどの対応を行う医院もあるため、必ずしもボツリヌストキシンの量が一見して分からないことが特徴です。この場合に、もし他クリニックとの価格比較をしたいのであれば、あらかじめボトックスが何単位にあたるのか確認するとよいでしょう。
※ただし、基本的に医師の診断の元注入量や有効量は決められることが多いので、注入する単位数について患者側が伝えることはあまり推奨できません。

【顔の部位別】ボトックス単位数の目安をチェック!

ここでは、顔の部位ごとの目安単位数をご紹介しますので、ご自身に必要なボトックス注入量の目安を図ってみてください。

さて、鏡を持ってみましょう。笑ったり、顔をしかめたりと表情を作ってみて、シワが気になる部位の単位数を書き出して、すべて足してみてください。
足した数字が、自身のボトックス単位数の「目安」となります。
※あくまで予算算出の際に使用する目安です

ボトックスの単位数は、シワの深さや目指す肌状態よって一人ひとり変わるため、詳しい単位数を知るには医師に診てもらう必要があります。見た目年齢に影響を与えがちなシワ。美容医療による継続的なアプローチで理想の肌状態を目指せますので、まずはクリニックに相談してみてくださいね。

まとめ

表情豊かな人は素敵なものです。しかし、若い頃は気に留めなかった表情ジワは、年齢とともに深くなっていき、やがて刻まれてしまうケースが多いもの。シワへ働きかけるボトックスは、継続することで理想の肌状態をキープすることが期待できます。美容医療はまだ早い?と感じている方も、刻まれたシワを改善するより、刻まれる前に予防する方が圧倒的に低予算で、かつ、美しい状態を維持できる可能性が高いといえます。
「目尻のしわは残したい」など、自分らしさを伝えることもできますので、まずは、信頼できる医師によるボトックスなどの施術を選択肢に加えてみてください。

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
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