40代からのシワ改善に!効果が期待できる美容医療5選

40代からのシワ改善に!効果が期待できる美容医療5選

シワが気になり始めた40代の方に向けて、シワ改善に効果が期待できる美容医療をご紹介します。ひと口にシワといっても種類があり、原因もさまざまです。この記事ではシワができる原因や種類を解説するともに、シワの種類に合わせた美容医療をご紹介。さらに、美容医療以外でシワ改善に効果が期待できる方法も紹介していますので、シワにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

1.シワはなぜできる?シワができる原因と種類

出典:photoAC

鏡を見るたびに、気になるシワ。実は、シワにもさまざまな種類があり、シワができる原因も異なります。はじめに、シワの種類やシワができる原因について解説しましょう。

■加齢による女性ホルモンの減少やたるみ

シワの原因の1つは、加齢によるもの。年齢を重ねると、女性ホルモンの減少により肌の弾力を保つ役割のコラーゲンやエラスチンが減るため、肌の乾燥やたるみが起こります。とくにお悩みの多いほうれい線や、口元のマリオネットラインと呼ばれるシワはたるみジワの1種。これらの深く刻まれたシワは、クリームなどのアイテムだけでは改善が難しいとされています。

■乾燥による肌のバリア機能低下

肌の乾燥も、シワの原因の1つです。目の下や目尻などにできる「ちりめんジワ」と呼ばれる小ジワは、肌がうるおいを失って乾燥することが原因。乾燥が原因で肌表面にできた浅く細かいシワは、保湿で改善が見込めるでしょう。

■紫外線によるダメージ

紫外線によって肌がダメージを受けることも、シワの原因になります。紫外線は長さによってA波・B波・C波に分かれますが、地上に届く紫外線の9割は生活紫外線と呼ばれるA波です。残り1割がリゾート紫外線と呼ばれるB波で、C波はオゾン層で吸収されるため地上には届きません。
A波は肌の真皮まで届き、肌の弾力の元になるコラーゲンやエラスチンを破壊するため、シワやたるみの原因になります。B波はA波の1000倍有害といわれていますが、ほとんどが表皮で散乱するため、真皮には届きません。

2.シワ改善に効果が期待できる美容医療5選

出典:photoAC

ここからは、シワ改善に効果が期待できる美容医療をご紹介します。シワの種類が異なると期待できる効果も異なるため、お悩みに合わせて選ぶのがおすすめです。

■ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は、コラーゲン組織を保持して肌に弾力や柔軟性をもたらす物質。医療用ヒアルロン酸を皮膚の内側に直接注⼊することでシワの改善が目指せる上、理想的な輪郭形成ができます。
小ジワやほうれい線、額のシワなどを目立ちにくくする効果が期待できるでしょう。ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムや痛みがほとんどなく、アレルギー反応のリスクが非常に少ない治療です。効果を発揮する期間は約6ヶ月~2年といわれています。

■ボトックス(ボツリヌストキシン)注入

ボトックス(ボツリヌストキシン)注入は、局所的に筋⾁の動きをリラックスさせて筋⾁の収縮を弱める治療です。治療に使用するのは、ボツリヌス菌が作り出すA型ボツリヌス毒素と呼ばれるもので、医療現場では顔面や目の痙攣の治療にも使用されています。
治療により、眉間や額のシワや目尻の小ジワの改善が期待できるでしょう。治療後2~3日ほどで徐々に変化が現れ、3~4ヶ月効果が持続した後で、数週間かけて少しずつ効果が消えていきます。

■メソナJ

メソナJは、イタリア製の経皮導入機メソアクティスを応用して日本で開発された、医療機関専用の経皮導入機です。超音波導入機などと違って、イオン化されていない成分やコラーゲン・ヒアルロン酸など高分子の有効成分も、複数同時に真皮層まで導入できます。メソナJによる有効成分の浸透性は、塗布した場合の約300倍、イオン導入の約70倍といわれるほど。
肌を傷つけることなく、痛みもなく真皮層まで有効成分が届き、細胞に直接作用します。また、ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐにメイクができるのもうれしいポイントです。

■ポテンツァ

ポテンツァは、マイクロニードルと呼ばれる細い針を肌に刺入して瞬間的に高周波エネルギーを与え、小さな傷を作って肌の再生を促す治療です。さまざまなチップを使い分けることで、幅広い肌のお悩みに効果が期待できます。
目元の小ジワにはニードルのないチップを使い、表皮に瞬間的に高周波エネルギーを与えてとても小さな傷を作り、もとの状態に戻ろうとする働きを利用して肌質の改善を図ります。施術後は赤みが出ますが、1~2日ほどで消失し、施術翌日からメイク可能です。

■糸リフト

糸リフトとは、コグと呼ばれるトゲの付いた溶ける糸を皮下組織に引っ掛けて、たるみを持ち上げる治療です。顔全体が引き締まり、リフトアップ効果が期待できます。コグの刺激によって細胞が活性化して、エラスチンやコラーゲンの生成が促進され、それらが皮膚や皮下組織を支えることで、糸が吸収された後でもリフティング効果が持続します。シワ改善の面では、ほうれい線などのたるみジワのお悩みにおすすめです。

3.美容医療以外でシワ改善に効果が期待できる方法

出典:photoAC

美容医療は、シワ改善に高い効果が期待できますが、ここからは、その他の方法もご紹介しましょう。

■シワ改善クリーム・美容液で保湿

シワ改善クリームや美容液は、シワ改善効果が期待できます。クリームや美容液を選ぶときは、有効成分配合の医薬部外品として販売されているものを選ぶと良いでしょう。シワ改善効果が認められている有効成分は、ニールワン®(※)・レチノール・ナイアシンアミドの3成分。
ニールワンはシワの原因となる好中球エラスターゼをブロックし、シワ予防効果も期待できます。レチノールはヒアルロン酸の生成を促進することで、深いシワのケアや肌のハリ不足にもアプローチ。ナイアシンアミドはコラーゲンの生成を促進するため、シワ改善効果に加えてシミや肌荒れの予防も期待できます。

※三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na

■紫外線対策の徹底

紫外線による肌のダメージが、シワの原因の1つであることはご紹介したとおりです。そのため、紫外線対策の徹底は、シワ改善や予防において外せません。紫外線は季節を問わず降り注いでいるため、必ず日焼け止めやUVカットの化粧下地を使用しましょう。
紫外線A波は窓ガラスを通過してしまうため、室内に居ても紫外線を浴びることになります。外出の予定がなくても、日焼け止めやUVカットの化粧下地を塗りましょう。外出の際は、日焼け止めに加えて日傘や帽子などで紫外線をカットすることも、シワの予防につながります。

■食事で体の内側からケア

シワの改善は、肌の表面からだけでなく、体の内側からもできます。ビタミンC・E・β-カロテン・コラーゲンなど、肌に良いとされている栄養素を摂ることで体の内側からケアをしましょう。ビタミンCには抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。ビタミンCを含む食品は、ジャガイモや赤パプリカ、ブロッコリーなど。キウイやいちごなどの果物にもビタミンCが含まれます。
ビタミンEには、女性ホルモンの分泌を助けて肌の新陳代謝を高める働きがあります。ビタミンEは、キウイやアボカド、アーモンドに含まれるので積極的に摂ると良いでしょう。β-カロテンは、肌のダメージを修復してコラーゲンの生成を促します。β-カロテンを多く含む食品は、緑黄色野菜、バター、卵など。肌の弾力やうるおいに欠かせないコラーゲンは、牛スジや鶏皮、鶏の手羽先に多く含まれています。

■まとめ

シワの改善に効果が期待できる方法は、有効成分配合のクリームや紫外線対策、食事などがありますが、シワの種類によっては美容医療のほうが高い効果が期待できます。シワ改善のための美容医療は、治療の種類によって効果が異なるため、美容皮膚科で相談して、お悩みに合わせた治療を選ぶと良いでしょう。

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】ヒアルロン酸製剤の注入
【治療期間および回数の目安】約9~12カ月に1回程度 ※製剤や部位によって個人差があります
【費用相場】1本 約¥55,000~¥150,000 ※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】赤み、内出血、腫れ、痛み、アレルギー反応、修正位置のずれなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】 ボツリヌストキシン製剤の注入
【治療期間および回数】約3~4ヶ月ごとに1回程度
【費用相場】1回約¥10,000~¥110,000 ※注入部位・注入量よって個人差があります。
【リスク・副作用等】注射部位の痛み、腫れ、筋肉の部分的な脱力、無感覚、内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】メソポレーション
【治療期間および回数の目安】約1ヶ月に1回程度
【費用相場】1回約¥12,000~¥25,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】使用する薬剤によるアレルギー反応、ピリピリとした刺激など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ポテンツァ(マイクロニードルRF)
【治療期間および回数の目安】1~3カ月に1回、計3~5回程度 ※治療期間や回数等は個人差があります。
【費用相場】1回約¥30,000~¥80,000
【リスク・副作用等】出血、赤み、色素沈着、炎症、腫れ、一時的なニキビなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】糸リフト(スレッドリフト)
【治療期間および回数の目安】1~2回程度、治療後6ヶ月~1年程度で再治療可能 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1本 約 ¥50,000~¥100,000 ※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】腫れ、痛み、内出血、浮腫み、引きつれ、異物感、部分的な皮膚の凹みなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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