
40代は、ただ若さを保つだけでなく、これから迎える“高齢期”に向けた準備を始めるべき大切なタイミングです。
肌や体の変化を感じながらも「まだ大丈夫」と先送りしがちですが、実は早めのスタートこそが未来の自分を守る鍵となります。
そこで今回は、40代だからこそ始めるべき未来準備美容をピックアップ。少しずつ積み重ねて、未来の健康に投資してはいかがでしょうか。
INDEX
介護脱毛・更年期対策・骨密度ケア…今やるべき理由
まだ若いとされる40代ですが、体の内側では少しずつ変化が始まっています。
40代の今検討したいのは、医療脱毛、更年期対策、骨密度ケアの3つ。それぞれ、今やっておくべき理由を解説します。
■ 介護される側の“身だしなみ”として注目されるVIO脱毛
介護脱毛とは、介護を受ける立場になったときのため、あらかじめVIO脱毛しておくことです。
局部のムダ毛がなくなることで、排泄介助がしやすくなったり、肌トラブルの予防になったりと、介護する側の負担軽減につながります。
医療脱毛機器は黒いメラニン色素に反応する仕組みです。そのため、白髪が生え始める40代が医療脱毛の始めどきといえます。
■プレ更年期から始まる“静かな更年期”—気づいたらもう不調サイン
「更年期は50代から」と思っていませんか?実はその前段階となる“プレ更年期”は、早ければ40代前半から始まることもあります。
女性ホルモンの分泌が少しずつ減少することで、なんとなくだるい、顔がほてる、夜中に目が覚める、肌の調子が乱れるといった小さな不調がじわじわと現れ始めることも。
「疲れやすい」「なんとなく調子が悪い」と感じたら、それはプレ更年期のサインかもしれません。
この時期は、体調の変化に個人差が大きいのが特徴。また、婦人科系のトラブルが増える時期でもあります。
だからこそ今のうちに、定期的に婦人科で検査を受ける、相談しやすいかかりつけ医を見つけるといった準備が大切。プレ更年期は、来たる更年期に備える“助走期間”です。
■女性は骨密度が一気に下がる——見えない“骨の老化”にストップを
骨密度は年齢とともに少しずつ低下しますが、特に女性は閉経の前後に大きく減少すると言われています。
骨がもろくなると、ちょっとした転倒でも骨折しやすくなり、日常生活に支障をきたすことも。だからこそ、今のうちから意識しておきたいのが、食事・運動・医療的ケアの3本柱。
骨粗しょう症を予防するためには、閉経前の40代のうちに一度、骨密度を測定しておくことが大切です。
検査によって、自分に必要なカルシウムの摂取量やホルモンケアの必要性、骨を強くする点滴・注射といった選択肢が見えてきます。
これからの人生をもっと楽しむためにも骨の健康も“美容の一部”としてとらえることをおすすめします。
筋力・皮膚再生・ホルモン補充療法の選択肢
歳を重ねることは止められませんが、どう重ねるかは選べます。
将来の生活の質を保つために、筋肉・肌・ホルモンの3大老化ポイントに早めにアプローチすることが大切です。美容医療でできる対策を確認していきましょう。
■未来の自分のために、今から始める筋肉対策
年齢とともに減っていく筋肉。50代を境に急激に減少する傾向があります。
筋肉が減ると、疲れやすくなるうえに太りやすく痩せにくい体質へと変化してしまいます。だからこそ、日頃から筋トレを習慣化して“筋肉貯金”しておくことが大切です。
とはいえ「筋トレが続かない」「運動が苦手」という方も多いはず。
そんな方におすすめなのが、医療用EMS(Electric Muscle Stimulation)を使った筋肉トレーニングです。
EMSは電気刺激で筋肉を強制的に動かす機器で、自分では鍛えにくいインナーマッスルにもアプローチできるのが特徴。
無理なく効率よく、筋肉を鍛えたいなら、医療EMSでの“筋肉貯金”も選択肢のひとつです。
■老けない肌づくりは、今から始める“育てる美容”
加齢にともない、肌のターンオーバー周期は徐々に長くなり、ハリのもととなるコラーゲンやエラスチンも減少していきます。
その結果、ハリやツヤの低下、シワ・たるみといったエイジングサインが目立つように。
こうした肌変化に対して、近年注目されているのが“肌の再生力を高める治療”です。
幹細胞培養上清液の注入による再生アプローチや、高周波(RF)によるコラーゲン生成の促進など、肌の内側から立て直す再生医療的な施術が広がりを見せています。
一時的に表面を整えるケアではなく、肌そのものの力を底上げするアプローチ。
40代以降の肌治療には、“今ある肌を守る”だけでなく、“これからの肌を育てる”という視点が重要になってきます。
■更年期の備えは「今のホルモンを知ること」から
40代以降に感じやすくなる不調の多くは、女性ホルモンであるエストロゲンの減少が関係しています。
エストロゲンの分泌は20代をピークに少しずつ低下し、40代に入ると急激に減少。そのため、加齢とともに心や体にさまざまな変化や不調が現れやすくなるのです。
こうした変化に対して有効とされているのが、ホルモン補充療法。不足したエストロゲンを外から補うことで、更年期症状の緩和やQOLの向上につながる可能性があります。
まずは、血液検査でホルモンレベルをチェックしてみることからスタート。
今の自分のホルモン状態を知ることで、本格的な更年期への備えや、今後の治療の選択肢が広がります。
これからの人生をどう生きる? 40代から始める“未来美容”
40代は体も心も変化が訪れるタイミング。これからの人生を豊かにするために、美容や健康の見直しが欠かせません。
ライフスタイルも含めた美容の在り方を見ていきましょう。
■「今キレイでいる」より、「5年後、10年後も元気でいる」美容へ
20〜30代の美容は、“今この瞬間をどうキレイに見せるか”が中心だったかもしれません。でも、40代に入ると、体の不調や肌の変化を実感する場面が少しずつ増えてくるもの。
これからの美容は、未来に向けた「備え」という視点が必要になります。
たとえば、肌のハリを保つコラーゲン、日常動作を支える筋力、骨折を防ぐ骨密度、心身を支えるホルモンバランスなどの要素は、年齢とともに徐々に低下し、一度落ちると元に戻すのが難しくなるのが特徴です。
だからこそ、まだ大きな不調が出ていない今こそが、美容医療によるメンテナンスの始めどき。
未来の“見た目と健康”に差をつけるには、“健康と見た目”に差がつく美容医療は、貯金のようにコツコツ積み重ねていくことがポイントです。
■40代は“自己投資の分岐点”——美しさと機能性の両立へ
「具体的に何から備えればいいの?」と思う方もいるはず。
そこで、年代ごとに起こりやすい体や美容の変化をまとめたチャートをチェックしてみましょう。
<年代別のお悩み未来予測チャート>
年代 | 主な悩み |
40代 | プレ更年期 筋力低下 骨密度減少 VIOの白髪化 |
50代 | 皮膚が薄くなる(菲薄化) 関節痛 頻尿 代謝低下 |
60代 | 皮膚が薄くなる(菲薄化) 関節痛 頻尿 代謝低下 |
70代以降 | 寝たきりリスク 褥瘡(床ずれ) 栄養失調 QOL低下 |
まだ実感がなくても、数年後にはリアルな悩みになる可能性のある項目ばかりです。
だからこそ、大きな不調が現れる前の「今」が、未来の自分を守るスタートライン。
少しずつ美容医療を取り入れて、未来の健康と美しさを育てましょう。
将来の美と健康のために、まず今日からできることを
40代から始める美容と健康の未来準備は、特別なことではありません。
介護脱毛や更年期対策、骨密度ケア、筋力アップ、肌の再生美容、ホルモンチェックと、気になる項目から1つずつ取り入れてみると良いでしょう。
大切なのは、まだ不調がない「今」から動くこと。未来の自分への投資として、今日できることから一歩踏み出してみませんか?
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