エンブレイスRFでほうれい線ケア：先進技術を用いた効果的な美容医療

「エンブレイスRF（EMBRACE RF）」でほうれい線をケアできるのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。「切らないって本当？」「効果はあるの？」「ダウンタイムはどのくらい？」とお悩みの方に向けて、今回はエンブレイスRFの特徴や効果、施術の流れなどを詳しくご紹介します。自分に適したほうれい線ケアの選択肢を見つけ、自信が持てる笑顔に近づきましょう。

エンブレイスRFとは？

出典：INMODE

「エンブレイスRF」は、美容医療の分野で注目を集める先進的なたるみ改善機器です。専用のハンドピースを利用して、ダイレクトに肌の深層部にアプローチするため、引き締め効果が発揮されます。切らない施術なので、メスを入れるのが怖い、手術痕を残したくない方にも高評価。そして、施術日に帰宅できるので、忙しい方にも人気がある治療法です。

エンブレイスRFのほうれい線ケア

「エンブレイスRF」がほうれい線にどうアプローチするのでしょうか？ほうれい線の原因と「エンブレイスRF」の仕組みについて詳しく見てみましょう。

ほうれい線の原因とメカニズム

ほうれい線は、小鼻の横から口に向かって「ハ」の字を描くシワです。主な原因は、皮膚の弾力性低下と筋肉の衰えにあります。年齢を重ねるにつれ、コラーゲンやエラスチンの産生が減少し、肌のハリや弾力が失われていきます。コラーゲンは伸縮性がないタンパク質ですが、一方でエラスチンはしなやかに伸縮する性質を持ち、肌のハリと弾力には両方の機能が必要なのです。また、頬を支える脂肪組織の変化や重力の影響も、ほうれい線の形成に関与します。表情筋が繰り返す動きも、皮膚に刻み込まれてシワとなります。これらの要因が複合的に作用し、口元から頬にかけて特徴的な溝が形成されるのです。

エンブレイスRFはなぜほうれい線に効くのか

「エンブレイスRF」の最大の特徴はバイポーラ型のRF機器である点です。皮下に挿入した先端から皮膚表面の電極に向かってRF（高周波）を放出することで、適した温度勾配を生じさせながら、効果的に皮下組織にアプローチします。この方法により、ほうれい線の原因となる衰えた脂肪組織を高温で加熱し、たるんだ皮膚をしっかりと引き締めるのです。また、皮下組織が収縮する過程で大量のコラーゲンが生成されるため、肌のハリや弾力アップも叶います。これら相乗効果により、ほうれい線が目立たない若々しい印象の肌を取り戻すことができるのです。

エンブレイスRFについて徹底解説

ほうれい線に効果が期待できる「エンブレイスRF」について、ここからさらに深堀していきます。

従来のRF治療との違い

従来のRF治療は皮膚表面から熱を加えるため、火傷や色素沈着などのリスクがありました。「エンブレイスRF」は皮下からRF（高周波）を放出するため、皮膚表面への負担を軽減しつつ、ダイレクトに改善したい部分に熱を届けることができます。そしてもう1つのポイントは、セルライトにもアプローチが可能な点です。セルライトは、増えた脂肪とその周りの固くなった結合組織のことで、たるんだ皮膚が複合的に重なった状態を指します。肌表面が凸凹し、悩まれている方も多いセルライトですが、「エンブレイスRF」の引き締め効果と脂肪吸引を併用することで、キレイな状態に整えられるでしょう。

エンブレイスRFの適応部位

「エンブレイスRF」は、顔だけでなくボディにも幅広く適用できるという特徴もあります。施術では部位に合わせて、使用するハンドピースを選ぶため、顔のほうれい線やたるみはもちろん、二の腕やお腹、太ももなどの体のたるみにも適応が可能です。顔だけに限らず全身のお悩みを解決します。

ハンドピースの種類

ハンドピースにはどのような種類があるのでしょうか？詳しくご解説します。

・フェイスタイト
ほうれい線へのアプローチにはミドルサイズのフェイスタイトが適切です。カニューレの直径は1.3mm、長さは10cmほどのハンドピースになります。二重顎の施術でも効果を発揮します。

・アキュタイト
まぶたや口元などのより繊細な部分にはショートサイズのアキュタイトがベスト。フェイスタイトよりもさらに細やかな施術が可能になります。カニューレの直径は0.9mmであり、これは献血針と同じくらいの細さです。

・ボディタイト
身体にはロングサイズの「ボディタイト」が適応できます。より広い面の施術を可能にし、お腹だけでなく、下垂した胸の施術でも活躍します。

「エンブレイスRF」のハンドピースは注射針のように細いため、術後の傷口が目立たない低侵襲な点も重要な特徴なのです。

エンブレイスRFの施術

それでは、ここから施術の様子を説明していきましょう。ほとんどのクリニックでは施術前の別日にカウンセリングと診察を行い、皮膚の状態やほうれい線の程度を詳しくチェックします。
気になることや不安なことを話し合える機会にもなりますので、些細な事柄でも術前に相談しておきましょう。また、施術を希望する医療機関の立地が遠方や忙しい場合には、カウンセリングと施術を同日に調整してくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。

施術の流れ

施術時間は併用する施術があるかどうかによって異なりますが、通常30分～1時間程度で終了です。患者さまの快適性に配慮しながら、効果的にほうれい線やたるみにアプローチしていきます。術後は当日の帰宅が可能です。

施術の注意点

施術を希望していても、心臓ペースメーカーや電子インプラントを持つ方、ケロイド体質の方など、該当する項目があると施術が不可能と判断されるケースがあります。事前の相談が重要になりますので、ご注意ください。

エンブレイスRFの期待できる効果と持続期間

「エンブレイスRF」は、1度の施術で高い効果を感じやすい魅力があります。さらに、約半年ほど変化を実感し続けられるでしょう。RF（高周波）の熱によって皮下組織が収縮される過程で生成されるコラーゲンにより、すぐに効果が消える心配はありません。個人差がありますが、持続期間は適切なケアを続けることで1〜2年程度になるといわれています。

エンブレイスRF施術後

施術後の洗顔や施術部分を除いた箇所のメイク、シャワーは翌日から可能になります。しかし、過度な運動や飲酒、サウナなどの高温にさらす環境は1週間程度控えましょう。「エンブレイスRF」の副作用として、施術直後に腫れや赤み、患部のひきつけなどの違和感が出ることがありますが、2週間ほど経過すると落ち着いてきます。ダウンタイムの短縮を目的として、術後には圧迫バンドの装着がおすすめです。なるべく施術部分に負担をかけないように心がけることが、「エンブレイスRF」の施術効果をより引き出し、長く維持するためのケアにつながります。
また、施術後1週間程度での定期的なアフターフォローでは、治療の効果や肌の状態を確認してから、必要であれば追加施術や他の治療法の提案を受けられます。適切なケアと継続的なフォローにより、変化した肌をキープできるでしょう。

まとめ

「エンブレイスRF」は、ほうれい線を含めた顔のたるみや体の気になる部分を効果的に改善する美容医療機器です。肌にメスを入れない治療法のため、リスクの低さやダウンタイムの少なさに魅力があり、忙しい方でも気軽に受けられます。自然な若々しさを取り戻したい方は、「エンブレイスRF」を選択肢の1つとして、ほうれい線のないふっくらとした口元をイメージして、一歩踏み出してみませんか。