
「インモードのダウンタイムはどれくらい?」と気になっている方は必見!
この記事では、インモードに効果が期待できる症状から施術後の経過、ダウンタイム中の過ごし方についてご紹介します。
一括りにインモードと呼ばれる機器が数多くある中でも、とくに「切らないたるみ治療」としてハイフと比較される施術に焦点を当てました。
ご自身に合った施術を選択したいけれど一歩踏み出せないとお悩みなら、ぜひ参考にしてください。
インモードとは?

出典:photoAC
『インモード(InMode)』は、イスラエル創業の医療機器メーカーの社名です。
美容医療の分野においても、優れた機器を数多く世に送り出しています。
施術後のダウンタイムの少なさを追求しており、メスを使わずに小顔効果や肌の引き締め、たるみ改善が期待できると人気です。
インモードの代表的な機器
「インモード」と一括りに混同されがちですが、同じ「インモード」とつく機器を使った施術でも、その内容はクリニックによってさまざまです。
インモード社は高周波や光治療、脱毛などを1台に搭載できる機器を製造しているため、1つの機器で多様な使い方ができることがその理由でしょう。
その中でも、今回は代表的な機器を3つご紹介します。
■エンブレイスRF
インモード社が製造する中でも、とくにたるみ治療に効果が期待できる機器です。
ラジオ派を真皮や皮下組織、皮下脂肪などに直接打ち込むことで、たるみの改善が期待できます。
また、フェイスタイトに代表される4つのハンドピースを装着できるのも特徴です。
フェイスライン・目の周り・体と、たるみが気になる部位に適したハンドピースを選べるだけでなく、組み合わせることでより細かい部位へのアプローチも可能。
さらに、精密な温度センサー付きで自由に温度設定が可能なため、火傷などのトラブルが起きにくいのも安心できます。
■ルメッカ
インモード社が製造する光治療に特化した機器です。
IPL(Intense Pulsed Light)を照射することで、シミやそばかす、さらには赤ら顔などの肌悩みに効果が期待できます。
また、レーザーより波長が広く肌の真皮層にも届くため、コラーゲン、エラスチンの生成を促進するのも特徴です。そのため、肌の内側からハリや弾力が生まれる効果も期待できます。
■オプティマス
インモード社が日本のクリニックと共同開発した機器。
1台にIPL・ダイオードレーザー・RF(高周波)と、複数の機能を搭載することが可能です。
そのため、痩身・リフトアップ・シミ・脱毛など、幅広いお悩みに対応できます。
とくに、後述するminiFX(ミニFX)やForma(フォーマ)のような高周波ハンドピースを組み合わせた施術が「インモードリフト」と呼ばれ人気です。
脂肪細胞を破壊することにより、高い引き締め効果が期待できます。
インモードの代表的なハンドピースと効果が期待できる症状

出典:photoAC
『インモード』の機器に搭載できる数ある機能の中でも、メスを使わずダウンタイムが少ない高周波ハンドピースには、リフトアップ効果が期待できるものもあります。
高密度焦点式超音波を皮膚深層部へ照射する施術であるハイフと、違いを比較されることが多いのはそのためです。
続いては、主な高周波ハンドピース2つと期待できる効果についてご紹介します。
■miniFX(ミニFX)
吸引しながらRFと呼ばれる高周波を照射し、肌深層部にまで熱エネルギーを到達させられるインモードのハンドピースです。
2000ボルトの高電圧で脂肪を破壊し、効率的に皮下脂肪を減少させ、皮膚を引き締めてたるみを改善する効果や、フェイスラインをリフトアップ効果が期待できます。
二重あごや、フェイスラインのたるみでお悩みの方から、切らずにフェイスリフト効果が期待できる施術として、ハイフとの違いを比較されることが多いです。
■Forma(フォーマ)
複数の電極から同時にRFを照射することで、肌を引き締める効果が期待できるインモードのハンドピースです。
内蔵された熱温度センサーにより皮膚温度を感知し、高温になりすぎるのを防げてくれます。
肌の温度を40°C以上にすることで、コラーゲン・エラスチンなどの生成を促進し、軽度~中程度の顔のシワを引き締める効果が期待できるでしょう。
ハリ不足や小ジワでお悩みの方に選ばれているのはもちろん、「インモードリフト」と呼ばれるフォーマとミニFXを組み合わせた施術が、リフトアップ効果が期待できるとして広く知られています。
インモードによる施術後の経過とダウンタイム中の過ごし方
『インモード』の中でもミニFXやフォーマを用いた施術において、施術後の経過やダウンタイム中の過ごし方に注意点はあるのでしょうか?
メリットやデメリットについても確認しておきましょう。
■インモードによる施術後の経過
まずは、ミニFXやフォーマを用いたインモード施術後の経過について見ていきます。
いずれも、肌に傷を付けないためダウンタイムの症状が少ないというメリットがあるのが特徴です。
しかし、ミニFXの場合、個人差がありますが次のような症状の出る方もいるでしょう。
あらわれる可能性のある症状としては、赤みや腫れ、内出血、熱感が挙げられます。
いずれも施術時の吸引に伴い毛細血管や皮膚が刺激されることで起こる症状です。
いつから症状が出るかは経過には個人差がありますが、数日~1週間程度で軽快することが多いでしょう。
なお、フォーマもRFによる加熱を行う施術ですが、ダウンタイムは極めて短く、ほとんどの場合で施術当日~翌日に軽快します。
じんわりとした赤みや熱感がある程度の方が多いです。ただし、経過には個人差があり、症状によっては医師への相談が推奨されます。
また、インモードは1台に複数の機能を搭載できるため、施術を組み合わせることも多いですが、それによりダウンタイムが長くなる場合があるというデメリットもあります。
施術前には手術後の経過についても医師に確認しておくと良いでしょう。
■ダウンタイム中の過ごし方のポイント

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次に、インモード施術後、ダウンタイム中の過ごし方について、ポイントをご紹介します。
必要以上に触らない
インモード施術後は、肌が非常にデリケートな状態です。痛みがない場合も、肌への刺激はできるだけ避けた方が良いでしょう。
クレンジングや洗顔、保湿の際も、摩擦が起こらないよう優しく行うのがポイントです。
日焼け対策をする
インモード施術後の敏感な肌を紫外線ダメージからも守るため、日焼け対策は普段よりも入念に行うことをおすすめします。
紫外線量の多い季節や日差しの強い時間帯だけでなく、日頃から日焼け止めをこまめに塗り、帽子や日傘で日を遮るようにすると良いでしょう。
血行を促進する行動を避ける
インモード施術において、ミニFXやフォーマを用いる際に発生する熱エネルギーが肌に伝わることで、ダウンタイム時に腫れや赤みなどの症状が出ることがあります。
そのため、施術後に入浴や激しい運動を行うなどで血行が促進されると、それらの症状が長引く原因になることも。
施術直後から洗顔やメイクは可能ですが、入浴は避けてシャワーで済ませた方が安心でしょう。
施術部位を冷却しすぎない
インモード後のダウンタイム期間には、腫れや赤みを抑えようとクーリングを考える方も多いでしょう。
しかし、インモードは肌に熱を加えることでリフトアップや肌の引き締めなどの効果が期待できる施術のため、冷却しすぎないよう注意が必要です。
また、過剰なクーリングは逆に肌への刺激となってしまう可能性もあるため、赤みや腫れが強い場合の処置については医師に相談するのが良いでしょう。
医師からの注意点を守る
インモード施術当日は、医師からの注意を守り、激しい運動、飲酒、長時間の入浴などはやめた方がいいでしょう。
また、ダウンタイム中にスキンケアやメイクをする場合は、刺激の少ない化粧品を使用するのがおすすめです。
その他、術後の経過で気になる症状があれば、すぐに医師へ相談するのが良いでしょう。
まとめ
インモード社が製造する機器を使用した施術はどれもダウンタイムが少なく、とくに「切らないたるみ治療」として「インモードリフト」と呼ばれる施術が人気です。
同じくメスを使わずにリフトアップ効果が期待できるハイフと比較されることも多いですが、照射するエネルギーに違いがあります。
効果が期待できる症状が同じでも、施術後の経過やダウンタイム中の過ごし方などにも着目して、よりご自身に合った施術を医師と相談してみましょう。
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【治療の内容】エンブレイスRF
【治療期間および回数の目安】1回毎
【費用相場】1回¥100,000~¥600,000程度 ※部位・使用するアタッチメントによって異なります。
【リスク・副作用等】疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引きつれなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【施術の内容】IPL(光治療)
【施術期間および回数の目安】約3~4週間に1回、3~10回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥10,000〜¥30,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、痛み、色素沈着、浮腫、皮膚の損傷、シミやほくろが一時的に濃くなるなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【治療の内容】インモード(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】2~4週間に1回、計3~5回程度
【費用相場】1回¥40,000~¥100,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、赤み、内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。