2025年海外から日本に上陸!海外で流行している最新美容医療トレンド5選

2025年海外から日本に上陸!海外で流行している最新美容医療トレンド5選

美容医療は年々進化を続けています。海外で流行した技術が日本に導入されるというのが、日本の美容医療の基本的なスタイル。

今回は、2025年に海外から日本への上陸が期待される、最新美容医療トレンドをNERO編集部が5つピックアップしてご紹介します。

美容医療における日本市場の特性も合わせて理解し、今年のトレンドを押さえておきましょう。

美容医療トレンドの背景と2025年の市場動向

日本で登場した新しい技術が広がるのではなく、海外から導入され広がっていくというのが、日本の美容医療のトレンドの流れです。

その理由と2025年の市場動向を把握していきましょう。

■美容医療における日本市場の特性

はじめに、美容医療における日本市場の特性を詳しく解説していきます。

新しい技術が海外を経由して導入される理由

日本において医療機器や医薬品は、国の定める審査を受けて承認されないと使用できません。

承認を得るためには効果や安全性確認のために薬機法に基づいた厳しいチェックが必要となり、費用も期間も要します。

ただし、日本の自由診療では、未承認の医療機器や医薬品であっても医師の裁量により使用でき、条件を満たせば広告表現も可能です。

そのため、美容医療においては新しい技術が海外を経由して日本に導入されるというのが一般的な流れとなっています。

日本で需要の高いのは非外科的施術

日本で需要が高いのは、外科的切開を伴わない非外科的施術です。

美容医療実態調査によると、2021年度の美容医療の施術総数に対し、外科的手術は11.5%、非外科的手術は88.5%と、非外科的手術の需要が圧倒的に高くなっています。

日本では皮膚を切開したり医療機器を体内に挿入したりするなどの外科的治療への抵抗感が根強い傾向にあります。

また、技術の進化により、体を傷つけずに行う非外科的施術でもしっかりと効果が実感できるようになったという側面もあるでしょう。

日本に導入されていない美容医療技術も多くある

美容医療において世界最大の規模を誇るのは、アメリカの美容市場です。

年間およそ800億ドル、日本円にして11兆円以上と、注目度の高いビジネス市場となっています。

今後は美容のパーソナライズ化が進むとみられ、アメリカの美容市場はますます成長するとみられています。

それに対して日本は年間3兆円ほどと、世界的に見てあまり大きなビジネス市場とは言えません。

日本に美容医療の技術を導入する際、日本人の肌に効果がある施術か実証する必要があるなど、いくつかの手順を踏む必要があります。

ある程度の利益が出る市場と判断されないと導入に至らないため、日本向けのプロモーションはあまり行われていないのが現状です。

そのため、現在日本に導入されて流通している施術は、ほんの一部にすぎません。

実際に海外では流通していてエビデンスが多数あっても、まだ日本には導入されていない技術や製剤も多くあります

■海外トレンドと国内の技術開発の相互作用

日本は医療施設も整っており、美容にまつわる技術開発を行う企業もあります。しかし、日本で生まれた技術よりも世界で実証された技術の方が受け入れられやすい傾向にあるのも事実です。そのため、日本で開発され効果が実証された技術を海外で展開し、成功したものを日本に再上陸させて展開するという流れを取ることも少なくありません。日本に導入されたときにはある程度エビデンスが積み重なっており、安心して導入できるという側面もあります。

具体的には?2025年注目の美容医療トレンド5選

NERO編集部が2025年に注目したい美容医療のトレンドは、以下の5つです。

  • NEAUVIA®(ニュービア)
  • AviClear(アビクリア)
  • ADVATx(アドバテックスレーザー)
  • Target Cool®(ターゲットクール)
  • PIAMO(ピアモ)

どのような施術なのか、それぞれ詳しく解説していきます。

■これまでと違うヒアルロン酸製剤|NEAUVIA®(ニュービア)

2025年海外から日本に上陸!海外で流行している最新美容医療トレンド5選|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:NEAUVIA®

NEAUVIA®(ニュービア)は、これまでのものとは一線を画すヒアルロン酸製剤です。

大きな違いは、ヒアルロン酸製剤の分解や吸収を遅らせるためにヒアルロン酸製剤に配合される架橋剤という添加物の種類

一般的なヒアルロン酸製剤にはBDDE(1,4-ブタンジオールジグリシジルエーテル)という架橋剤が配合されていますが、NEAUVIA®にはPEG(ポリエチレングリコール)という架橋剤を用いているのが特徴です。

これまでのヒアルロン酸製剤は、注入後時間がたってから遅延型アレルギーを発症する方もいました。

その点NEAUVIAは2012年の発売から今まで遅延型アレルギーの発症が1件も報告されていません。

ヒアルロン酸製剤でアレルギー反応が出たことがあるという方も施術できるため、NERO編集部はトレンドになることを予測しています。

さらに、PEG を架橋剤とするNEAUVIAは耐熱性が高いため、 ハイフやボルニューマなどの高周波など、ほかのデバイス治療と同時施術が可能です。

■世界で初めてニキビ治療機器として承認|アビクリア

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出典:CUTERA

AviClear(アビクリア)は、世界で初めてニキビ治療機器としてFDA(アメリカ食品医薬品局)で承認されたニキビ治療のレーザー治療機器です。

AviClearは1,726nmの波長でニキビの原因となる皮脂線に直接熱エネルギーを与え、根治治療を目指します。

皮脂分泌を抑える効果が期待でき、すでにできているニキビにも将来的なニキビ予防にもアプローチできます。

皮脂腺の過剰分泌を抑えるため、毛穴の開きの改善にもアプローチが可能です。

レーザー照射と同時に冷却するため、痛みの軽減や炎症を防止。ダウンタイムが少なく、治療による日常生活の影響もありません

これまで日本では、ニキビの原因となる皮脂分泌の抑制方法はイソトレチノイン内服のみでした。

ニキビに悩む方にとって、AviClearは救世主となりえる新しい治療方法。ニキビ治療の選択肢にAviClearが加わる日も、そう遠くないかもしれません。

■顔の赤みとニキビに特化|アドバテックスレーザー

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出典:reveal

ADVATx(アドバテックスレーザー)は、顔の赤みとニキビに特化したレーザー治療機器です。ADVATxには589nmと1,319nmの2つの波長のレーザーが搭載されています。

589nm波長は拡張した血管にアプローチし、毛細血管を縮小。炎症を抑える効果もあり、赤いニキビやニキビ跡、酒さなどに効果を発揮します。

1,319 nm波長は水分に反応し、真皮層のコラーゲン増生を促進。皮脂腺の抑制や肌の引き締めなど、肌質改善に効果を発揮します。

2つの波長による相乗効果でさまざまな肌悩みにアプローチし、ツヤのある肌に導きます。

レーザー治療というとダウンタイムの印象があるかもしれませんが、ADVATxはダウンタイムがほとんどありません。

レーザーが一点ではなくドット状に、かつ短い時間で重ねて照射するため、肌に熱を蓄熱して効果を発揮する仕組みです。

肌への負担が少なく日常生活に影響がないため、取り入れやすい治療と言えるでしょう。

■低温のCO2ガスを活用した先進的な冷却治療|ターゲットクール

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出典:COSMEDITECH

Target Cool® (ターゲットクール)は、注射やレーザー治療などの痛みを軽減する効果が期待できる冷却治療器です。

世界30ヶ国で導入されていますが、日本ではまだ導入しているクリニックは多くありません。

特許を取得した先端の冷却技術により、肌へのさまざまな効果が期待できます。

先端のノズルをつけかえることでモードを切り替えて施術を行う仕組みです。ターゲットクールのモードは、以下の3つ。

Boosting(ブースティング)モード 薬剤を微細な氷の結晶に変えて噴射し、肌の真皮層に浸透させる
Cooling(クーリング)モード CO2ガスの噴射により注射やレーザー治療などの痛みを軽減する
Freezing(フリージング)モード 極低温のCO2ガスの噴射によりイボなどの病変組織を破壊する

ブースティングモードで使用する薬剤は、ボトックスやプラセンタなどの薬剤やジュベルックなどの肌育製剤など、悩みに応じて選択できます。

ターゲットクールを使用することで薬剤の成分を変質せずに真皮層まで届けられるため、肌質改善を即時的に実感しやすいのが特徴です。

痛みやダウンタイムもなく、数分で高いブースター効果を得られます。

クーリングモードは注射やレーザー治療の痛みを軽減するために用いるほか、ニキビ治療にも対応しています。

極低温で体温を意図的に下げることにより、自己治癒力を誘発。CO2を肌に導入することで血液循環を促進するなどして、ニキビを改善に導く効果が期待できます。

▽ターゲットクールについて詳しくはこちら

■改良版切らないたるみ治療|ピアモ

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出典:mediTime

PIAMO(ピアモ)は、たるみにアプローチするRF(高周波)治療機器です。

高周波を真皮層に照射し肌に熱を与えることで、コラーゲンやエラスチンなどのハリ成分の生成を促進し、肌を引き締める効果が期待できます。

これまでのRF治療は、肌の奥にある皮下脂肪にアプローチしにくいのが難点でした。

PIAMOはバキューム機能と3D高周波という2種類のアプリケーターを組み合わせ、皮下脂肪までしっかりアプローチできるのが特徴です。

肌の引き締めと脂肪細胞の減少を同時に行い、すっきりとしたフェイスラインを目指します。

これまで日本で切らないたるみ治療といえば、ボルニューマやインモードリフトが主流でした。

ボルニューマやインモードリフトとの違いは、縦と横の4方向から高周波を照射できるアプリケーターの形状。

吸引しながら縦と横の4方向から高周波を照射することで、深部まで均一に熱を届けることができるため、より高い効果を発揮します。

インモードリフトの改良版として、新たにピアモを導入するクリニックもあるでしょう。

まとめ

今回は、2025年に注目が集まりそうな美容医療を5つピックアップしてご紹介しました。

美容医療の進化は著しく、どんどん新しい製剤や治療機器が登場しています。日本に上陸するのはそのうちのごく一部。

特にNEAUVIAはヒアルロン酸注入の新しい選択肢になると予想されます。

何度も繰り返し悩む方の多いニキビ治療の選択肢も増え、ますます飛躍するとみられる日本の美容医療

NERO編集部も引き続き最新の情報をお届けしてまいりますので、引き続きチェックしてください。

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