「モフィウス8(MORPHEUS8)」は、ダウンタイムを抑えながら効果的にたるみ改善が可能な美容医療機器です。検討している方の中には、「モフィウス8のダウンタイムはどれくらい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「モフィウス8」のダウンタイムやその効果、回復期間などについて詳しく解説していきます。施術後の経過や注意点を知ることで、より納得して美容医療に臨むことができるでしょう。
INDEX
モフィウス8とは?特徴を解説
「モフィウス8」は、皮膚の再生や引き締めに効果を発揮し、たるみ改善や輪郭形成を目指す革新的な美容医療機器です。マイクロニードルとRF(高周波)を組み合わせた技術を採用し、肌の深層まで働きかけます。それでは、「モフィウス8」の仕組みや従来の治療との違いを見ていきましょう。
モフィウス8の概要
「モフィウス8」は、イスラエルの医療機器メーカーである『インモード(INMODE)』社が開発した美容医療機器です。皮膚や脂肪の引き締めを目的として設計され、マイクロニードルRFテクノロジーを採用しています。この技術は、微細な針を皮下に刺入し、肌の奥深くに直接RF(高周波)を届けることで、たるみを改善に導きます。
また、「モフィウス8」は、2024年7月にFDA(アメリカ食品医薬品局)によって、軟部組織の収縮効果が認められた、世界で初めてのマイクロニードルフラクショナルRF機器です。低侵襲でありながら、真皮だけでなく脂肪組織にも働きかけることで、最小限のダウンタイムで最大の結果を目指します。
モフィウス8の仕組み
「モフィウス8」はマイクロニードルを使用し、治療を行います。それらをスタンプのように皮膚に刺し、細い針の先端からRF(高周波)を照射。ダイレクトに表皮や深層部へアプローチすることで、軟部組織を収縮させ、肌を引きしめる効果が期待できます。また、先端チップを交換することで、身体や顔のさまざまな部位への使用が可能です。
モフィウス8と従来の美容治療との違い
「モフィウス8」は、従来の美容治療と比較して、より効果的で侵襲性の低い施術を目指しています。マイクロニードルフラクショナルRF技術を採用することで、皮膚の深層まで均一に熱エネルギーを届けることができるようになりました。
「モフィウス8」は従来のRF治療と比べ、より精密で均一な治療を行えるだけでなく、患部に合わせた深さや強度の調整も可能。また、ダウンタイムは1~2週間程度と短く、日常生活への影響を抑えられるのが特徴です。
モフィウス8にはどんな効果がある?効果と施術できる部位
ここでは、「モフィウス8」の主な効果と適応部位について解説していきます。自分の悩みを改善できるのかチェックしましょう。
シワやたるみの改善
「モフィウス8」は、シワやたるみの改善に効果的な治療法として注目を集めています。マイクロニードルフラクショナルRF技術が脂肪を凝固・収縮させ、肌の引き締めに効果を発揮するため、シワやたるみを効果的に改善。肌を引きしめることで、毛穴を目立たなくさせる効果も期待できます。
ニキビ痕や妊娠線の改善
「モフィウス8」は、肌にマイクロニードルを刺してRF(高周波)を照射するため、肌の自然治癒力を引き出すことも可能です。それにより肌のターンオーバーを促し、ニキビ痕や妊娠線、傷跡などを改善する効果が期待できます。顔や身体の傷跡が気になっている方には、とくに画期的な治療法と言えるでしょう。また、肌のターンオーバーを促すことで表皮が新しく生まれ変わり、トーンアップしたハリのある肌へ導きます。
施術可能な部位
「モフィウス8」は、顔面から体幹部まで幅広い範囲に適用可能な美容医療機器です。
「モフィウス8」の先端チップは、「リサーフェシング(resurfacing)」「モフィウス8」「プライム(PRIME)」「ボディ(BODY)」の4種類があり、それぞれ対応部位や効果が異なります。チップを変更すれば、顔だけでなく身体にも使用可能です。
顔では、目元や口元のシワ、ほうれい線、たるみなどに効果を発揮し、若々しい印象へと導きます。また、首やデコルテ、二の腕、お腹、太ももなど、体のさまざまな部位にも使用できるため、全身のタイトニングが可能です。とくに、セルライトや妊娠線が気になる方にとっては、体型や肌質の改善に役立つでしょう。
モフィウス8のダウンタイムはどのくらい?時期ごとに解説
回復期間に個人差はありますが、「モフィウス8」は、日常生活への影響が比較的少ない施術と言われています。ここでは、ダウンタイムの期間やケア方法をチェックしましょう。
治療直後の肌状態
「モフィウス8」の施術直後は、肌に軽度の赤みや腫れが生じることがあります。これは、マイクロニードルRFによる熱エネルギーが真皮層に到達した証拠であり、肌の再生プロセスが始まっていることを示しています。
赤みや腫れは数日~1週間程度で落ち着く場合が多数です。また、赤みや腫れ以外にも肌のざらつきが気になる場合もありますが、しっかりと保湿を行えば2週間ほどでよくなるでしょう。
回復期間の目安
「モフィウス8」のダウンタイムは個人差があります。多くの方は施術後数日程度でピリピリとした痛みがなくなり、1週間程度で赤みや腫れが落ち着きます。完全に元の肌に戻るまでは2〜3週間かかることもあるため、重要な予定がある場合は余裕をもって施術を受けましょう。
注意点とケア方法
「モフィウス8」のダウンタイム中は、肌の回復を促進し、トラブルを防ぐためのケアが重要です。まず、施術後数日間は刺激の強い化粧品や紫外線を避け、優しい保湿を心がけましょう。そして、入浴やサウナ、激しい運動などは避けてください。赤みや腫れ以外に不安な症状がある場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。化粧は、施術後48時間以降からOKとされています。
モフィウス8はどれくらいもつの?即時効果と持続性
ここからは、「モフィウス8」の施術を受けてすぐに実感できる効果と、どれくらい持続するのかについて紹介します。
すぐに実感する効果
「モフィウス8」の治療効果は、1ヶ月後くらいから徐々に現れ始めます。そのため、施術後すぐは効果を感じられないかもしれません。1ヶ月ほど経過すると肌のハリや弾力が向上し、キメの改善を実感できるでしょう。
モフィウス8の持続性
「モフィウス8」の効果をより引き出すには、複数回の治療が推奨されています。施術1回でも変化を感じる方もいますが、継続的に3~4回のセッションを4~6週間隔で行うことで、より一層効果が実感できるでしょう。その後は気になる部分のみ治療を受けるなど、自分に合った方法で続けることがおすすめです。
まとめ
「モフィウス8」は、ダウンタイムが1~2週間程度で、フェイスラインの崩れやたるみの改善を求める方々に注目されている革新的な治療法ということがわかりました。施術期間やダウンタイム中のケア方法に気をつけると、キレイな肌を目指せます。美しい肌を手に入れるための一歩として、「モフィウス8」を検討してみてはいかがでしょうか。
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