PDRNとは?話題の美容成分の効果や注入治療について解説

PDRNとは?話題の美容成分の効果や注入治療について解説

PDRNとはどんな成分なのか知りたいという方へ。PDRNは、美容意識が高い女性たちに注目されている美容成分です。しかしまだまだその認知度は低く、その言葉自体聞いたことがない方も多いでしょう。そこで今回は、話題の美容成分PDRNについて詳しく解説。基本情報から効果、PDRNを用いた美容施術までをご紹介します。先進の美容に興味のある方や、解決しない肌悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください。

1.PDRNとはどんな成分?

出典:photoAC

まずはPDRN(通称=ポリデオキシリボヌクレオチド)の基本情報から確認していきましょう。
PDRNとは、サケ由来の美容成分のことで、サケの卵巣から摘出されます。医療分野においては、創傷治療や関節再生治療の注射剤として開発された歴史があります。
そのため近年では、その高い再生能力から美容分野でも化粧品に使用されるなど注目を集めているのです。

2.PDRNの美容効果

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PDRNとはどのような成分か分かったところで、ここからはPDRNに期待できる効果について見ていきましょう。

◾️肌を引き締める

PDRNは肌の活性化をサポートする役割を持っている成分です。肌の奥にある細胞に働きかけることで、コラーゲン生成を促し、肌表面を引き締めたりハリを与えたりすることができます。また肌再生にも役立つため、シワやたるみなどのエイジングサインへもアプローチが可能です。

◾️肌の保湿力を高める

肌の保湿にも高い効果を発揮するのがPDRN。肌内部に浸透することで細胞の密度が高まり、保湿力も向上します。そのため、乾燥肌や肌のカサつきといった肌悩みを抱える方にとって、理想的なスキンケア成分といえるでしょう。

◾️肌に弾力とハリを与える

肌の保湿力が高まることで、皮膚の弾力やハリの向上が期待できます。PDRNは角質ケアもできるため、ツヤ感のある若々しい見た目が手に入れられるかもしれません。肌の弾力がアップすると、乾燥による小ジワなども気にならなくなるでしょう。

◾️ダメージによる肌トラブルを改善する

PDRNとは再生医療にも用いられる成分で、肌が再生しようとする力をサポートします。古い角質を除いてターンオーバーの正常化を促し、ニキビやニキビ痕、日焼けによる肌トラブルがない滑らかな肌へと導いてくれるのです。

◾️肌トラブルを防ぐ

PDRNには、肌荒れや肌トラブルを防ぐ効果も期待できます。肌の古い角質を除去することで、紫外線や細菌などによる赤みや炎症といった肌荒れを防いでくれるのです。また皮脂バランスを整えるサポートもしてくれるため、健康的な肌が保てます。

3.PDRNを用いたサーモン注射とは

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PDRNとは、サケ由来の美容成分のこと。
創傷治療や関節再生を目的に開発されたPDRNは、その高い再生能力や効果から肌ケアにも有効活用できると期待されています。それを利用したのが美容施術の“サーモン注射”。ここでは、そんなサーモン注射について詳しく解説します。

◾️サーモン注射とリジュラン注射はどう違う?

サーモン注射とは、PDRNを直接肌に注入する施術のこと。
PDRNを用いた美容施術では、とくに“リジュラン注射”が韓国で人気があります。美容大国である韓国での評価が高いことが、日本でもPDRNを用いた治療が注目の的になっている理由と予想されます。

サーモン注射とリジュラン注射は、サケのDNAを主成分とした施術としては大きな違いはありません。しかし、サーモン注射はポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN)を主成分とし、リジュラン注射はポリヌクレオチド(PN)を主成分としているため、正確には異なる施術といえます。

◾️PDRN治療を受けるメリット

PDRN治療を受けるメリットは、ナチュラルな仕上がりが期待できること。一般的な美容治療は、見た目に違和感が生じる場合がありますが、PDRN治療ではPDRNの再生能力により、肌そのものの質が改善されるため自然で美しい姿に導くことができるのです。また、細胞を活性化することに長けているPDRNは、ある程度の回数を受けることで効果が薄れにくくなると考えられます。PDRN治療を適応すると肌の美容成分の分泌が促され、肌本来の美しさをキープできるでしょう。

より高い持続性を求めるなら、相性の良い美容成分と組み合わせることが有効です。例えば、ヒアルロン酸やレチノールなどの併用が挙げられます。それぞれ異なる特長を持つ成分の相乗効果により、保湿効果や肌のキメ・ハリが増し健康的な肌へと導いてくれるでしょう。

1回の治療でも効果を感じられる点もメリットといえます。個人差はありますが、1〜2日でその効果を実感できる方もいるでしょう。

◾️PDRN治療はこんな人に向いている

PDRN治療は、さまざまな肌悩みへの効果が期待できるため、以下のような人に向いているといえます。

  • 肌のハリや弾力を取り戻したい
  • 肌の乾燥が気になる
  • シワを改善したい
  • ニキビやニキビ痕が気になる
  • くすみのない明るい肌を目指したい
  • クマを改善したい

PDRN治療を受けることで、細胞の再生が促され肌の奥底から健康な素肌を手に入れられるでしょう。ニキビなどの肌トラブルだけでなく、シワやくすみといったエイジングサインに対する悩みも根本的な改善が見込めます。

◾️PDRN治療の間隔とダウンタイムについて

PDRN治療は、定期的な施術をすることでより長い期間美しい肌を保つことができるでしょう。2〜3週間ほど間隔をあけて、3〜4回の治療を受けるのが理想的です。

PDRNの治療後は、内出血や赤み、腫れ、痛みなどが生じる場合があります。しかし、数日程度で治まることがほとんど。そのため、ダウンタイムは比較的短いと考えて良いでしょう。もし赤みや腫れなどが長引く場合は、医師に相談することをおすすめします。

◾️PDRN治療のリスクや副作用

サケ由来のPDRNは、人間のDNAの構造と類似しており、人体への影響が少なくなじみが良いのが特徴です。そのため、敏感肌の方でも選択しやすい治療といえるでしょう。
副作用やアレルギー反応は起こりにくいとされていますが、どんな施術であってもリスクはゼロではありません。デメリットも考慮しながら、治療を受けるか決めましょう。

◾️PDRN治療のこれからについて

現在では、細胞へアプローチすることで肌のターンオーバーを促し、肌の健康を守れる点が注目されているPDRN。肌育や再生治療における期待の高さから、美容分野において成分の研究・開発が進んでいるのです。このことから、今後PDRNを含むより効果的なスキンケア製品が登場することが予想されるだけでなく、PDRN治療が美容医療業界でのトレンドとなっていくのかもしれません。

4.PDRN治療を受ける際の注意点

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PDRNとは、サケ由来の美容成分です。アレルギー反応や副作用の可能性は低いとされていますが、魚や魚卵に対してアレルギー反応を起こす人は避けたほうが無難でしょう。
妊娠中や授乳中の治療にも注意が必要です。胎児や乳児に対する安全性は明確には立証されていないため、施術は控えてください。また、アレルギー体質の方や持病のある方、抗凝固剤を服用している方などもPDRN治療を受けられない可能性が高いでしょう。

治療後は、肌への刺激を避ける必要があります。施術当日のメイクは控えて、翌日から行いましょう。洗顔は施術当日から可能ですが、できるだけ擦らないようにすることが重要です。運動や飲酒など、血行が良くなるような行動も避けましょう。

副作用や治療後の過ごし方など不安な点がある場合は、医師に相談することをおすすめします。

まとめ

PDRNとは、サケの卵巣から抽出された美容成分のことです。肌の再生をサポートすることで、ハリ・ツヤをアップさせたり肌トラブルを防いだりなどの効果が期待できます。肌への副作用やリスクも少ないことから、どんな肌質の方でも使用できるのが良いところでしょう。
さまざまな肌への効果が期待できるPDRNは今後も注目したい成分です。気になる方は、信頼できるクリニックでPDRN治療について相談してみてはいかがでしょうか。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】リジュラン(ポリヌクレオチド主成分製剤)を使用したスキンブースター治療
【治療期間および回数の目安】約2〜3週間ごとに1回、計3~4回程度 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回 約 ¥35,000~ ¥100,000 ※使用する部位・量・本数によってクリニックごとに異なります
【リスク・副作用等】内出血、赤み、腫れ、浮腫、かゆみ、痛み、アレルギーなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・リジュランの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニックの医師の判断のもと導入しています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
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