テオシアルとは?持続するなじみやすいヒアルロン酸フィラーの特徴

テオシアルとは?持続するなじみやすいヒアルロン酸フィラーの特徴

「テオシアル」は、質感のなじみやすさや持続時間の長さが特徴とされるヒアルロン酸フィラーで、初めてのヒアルロン酸注射を検討する方からも比較的関心が高い製剤です。

どの部位に向くのか、安全性はどうか、他製剤との違いは何かなど、気になる項目がいくつかある方もいるかもしれません。

本記事では、ヒアルロン酸フィラーとしてテオシアルを検討している方に向けて、その特性や持続の目安期間、注意点などを中立的に解説します。

テオシアルとは?基本情報と特徴

まずは、「テオシアル」の概要と、仕組みや質感の特徴を整理しましょう。

■テオシアルの概要

テオシアルは、スイスのTEOXANE社が製造するヒアルロン酸フィラーで、肌の動きになじみやすい質感が特徴とされています。

とくに人気なのが「テオシアルRHA」シリーズです。

顔の動きに配慮した伸びやすさ・しなやかさに優れており、表情がよく動く口やほうれい線まわり、デリケートな涙袋などの部位にも対応しやすいといわれています。

やわらかく弾力のある質感が得られやすい点が特徴です。

■テオシアルの持続期間の目安

個人差はありますが、テオシアルのヒアルロン酸フィラーの持ちは、おおむね数ヶ月~1年程度です。

テオシアルのヒアルロン酸フィラーは、一般的なものよりも体に吸収される速度が遅くなることを目標に設計されています。

ただし、個人差に加えて製剤の種類や部位、代謝や注入量によって変わるため、持続期間が「長い」「短い」と一概に判断することは難しいです。

あくまで目安として捉えましょう。

テオシアルの製剤ラインナップと特徴

鏡を見る女性 テオシアルとは?持続するなじみやすいヒアルロン酸フィラーの特徴|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

「テオシアル」シリーズの主な製剤ラインナップと、その特徴をご紹介します。

■テオシアルシリーズのラインナップ

テオシアルシリーズには、以下のようなラインナップがあります。

【RHAシリーズ】

  • テオシアルRHA1
  • テオシアルRHA2
  • テオシアルRHA3
  • テオシアルRHA4
  • テオシアルキス
  • ウルトラディープ
  • テオシアル・ピュアセンスリデンシティ

一般的には、やわらかい=細かいシワや浅い凹み向け、硬い=輪郭形成やボリューム形成向けと分類されることがほとんどです。

テオシアルのヒアルロン酸フィラーでいうと、やわらかなRHA1は繊細なシワ、中間的な硬さのRHA3はほうれい線などに使用されることが多く、RHA4は弾性が高いためこめかみやフェイスラインの形成に用いられやすいです。

近年注目されている「3Dリップ」と呼ばれるリップデザインに使われる製剤のほか、深いくぼみやボリューム形成に向いたもの、肌質改善が目指せるものなどもあります。

幅広い方に対応できるラインナップとなっています。

■テオシアルの製剤別:注入に向いた部位

ヒアルロン酸注射では、部位ごとに求められる硬さや粘性が異なります。

テオシアルのヒアルロン酸フィラーには幅広いラインナップがそろっています。

RHAシリーズを例に、適応部位を見ていきましょう。

  • RHA1:涙袋や口まわり、額のシワなど
  • RHA2:唇、鼻唇溝(小鼻の脇から口角へ伸びる溝)など
  • RHA3:眉間、マリオネットライン、ほうれい線など
  • RHA4:顎や頬コケ

額やこめかみには輪郭を自然に整えるために弾性の高い製剤が、ほうれい線やマリオネットラインなどの動きが多い部分には中間の硬さの製剤が用いられることが多いです。

また、自然なボリューム感を演出することを希望する方が多い唇には、やわらかいタイプの製剤を使用するのが定番です。

涙袋は、繊細な部位であるため、よりやわらかい製剤が使用されることが多くあります。

テオシアルシリーズは幅広い部位に対応できますが、どの部位でも万能というわけではないため、製剤の特性と部位の相性を踏まえた判断が不可欠です。

テオシアル注入のメリットと注意点

人差し指をたてる女性 テオシアルとは?持続するなじみやすいヒアルロン酸フィラーの特徴|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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ここからは、「テオシアル」シリーズと他製剤の比較とリスクについて紹介します。

適切に選択するための判断材料として役立ててください。

■テオシアルが選ばれる理由と他製剤との比較

テオシアルが支持される理由の1つに、表情の動きと相性が良いとされるテオシアルRHAの質感があります。

RHAシリーズは伸縮性が残りやすい加工が施されており、口元やほうれい線など動きが大きい部位で、なじみやすさを重視したい人に選ばれやすいです。

また、やわらかいタイプや弾力があるタイプなど、種類に幅があるため、自然な変化を求める方にとって選択肢が広い点も人気の理由の1つでしょう。

テオシアル以外にも、ヒアルロン酸フィラーにはさまざまな種類があります。

例えば「ジュビダーム」は弾性や形状保持力が比較的高いことから輪郭形成やリフト感を求める場合によく用いられます。

粒子状であるため繊細な調整に向いている「レスチレン」なども代表的です。

一口にヒアルロン酸フィラーといっても、種類によって特徴に違いがあります。

それぞれの製剤を比較する際には、どれが優れているかではなく、抱える悩みや部位・皮膚の厚み、動きの多さによって適する製剤を見極めることが重要なポイントです。

医師としっかり相談して、自身にマッチしたヒアルロン酸フィラーを選びましょう。

■注入に伴うリスクの整理

ヒアルロン酸注射は比較的手軽にトライできるとして人気を集めている美容医療です。

しかし、医療行為である以上、内出血や腫れ・赤みなどの副作用が起こる可能性があります。

その症状の種類や程度と期間には個人差がありますが、施術当日~1週間で落ち着くことがほとんどです。

中には、ヒアルロン酸注射によってしこりが生じるケースも。

これは、製剤の硬さと部位の相性が合っていない、注入量が多すぎるといった点が原因の1つとして考えられます。

また、皮膚が薄い目のまわりや涙袋ではふくらみが強く出すぎるなど、青みが透けて見えるチンダル現象が起きる場合もあるようです。

稀ではありますが、血管にフィラーが入り込むことで血流が阻害され、強い痛みや皮膚の変色が現れる血管閉塞と呼ばれる重大なトラブルが発生する可能性があります。

施術後に違和感がある場合はすぐに医師に相談しましょう。

これらの点は、テオシアルに限らず、すべてのヒアルロン酸フィラーに共通するリスクであることを覚えておきましょう。

テオシアルを検討する際のポイント

Pointイメージ テオシアルとは?持続するなじみやすいヒアルロン酸フィラーの特徴|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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「テオシアル」をより安全に、納得した形で選ぶためには、製剤の特徴だけでなく、どのように注入するか・誰に相談するかも大切です。

初めてのヒアルロン酸注射でも判断しやすいよう、検討時に意識しておきたいポイントをまとめています。

■少量注入から始める、部位ごとに製剤を使い分ける

テオシアルを検討する際は、少量から始めましょう。

やわらかい製剤が多いテオシアルシリーズは、微調整を前提にした使い方ができるため、初めての人でも変化を確認しながら施術を進められる点が特徴です。

涙袋にはRHA1などのやわらかい製剤、ほうれい線にはRHA3など、部位ごとに向いている製剤を適切に選ぶと、仕上がりの自然さと安全性のバランスが取りやすいでしょう。

■医師選びとカウンセリングで確認したいポイント

テオシアルの注入を検討する上で、医師選びは仕上がりとリスク管理を左右する要素の1つです。

まず、製剤の特性や「なぜその種類を提案するのか」を丁寧に説明してもらえるかが判断材料になります。

つまり、テオシアルシリーズの構造や硬さの違いを理解している医師を選ぶことが大切です。

過去の実績や症例写真などを参考にするのも良いでしょう。

カウンセリングでは、部位ごとの注入計画を明確に示してもらいましょう。

過度な量を一度に注入するとしこりや不自然さのリスクが高まるため、段階的に調整する方針かどうかも確認したいポイントです。

さらに、内出血・腫れなどの一般的な副作用だけでなく、血管閉塞といった深刻なリスクについての説明があるかもチェックしてください。

丁寧なリスク説明は信頼性を判断する材料になり、納得した上で施術を受けるための基盤となるでしょう。

まとめ

テオシアルは、やわらかいタイプから弾力性があるタイプまで、幅広い種類がそろうヒアルロン酸フィラーです。

自然な変化や動きへのなじみやすさを求める人に選ばれやすい特徴があります。

複数の種類があるため、特性を理解した上で使い分けると良いでしょう。

リスクと対処法についても理解を深め、信頼できる医師に相談し、ご自身にマッチしたヒアルロン酸フィラーを選択することが大切です。

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・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【施術の内容】ヒアルロン酸注射
【施術期間および回数の目安】約9~12ヶ月ごとに1回程度 ※状態によって異なります。
【費用】1本 ¥55,000~¥150,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】赤み、内出血、腫れ、痛み、アレルギー反応、修正位置のずれなど
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

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