ボルニューマは、ハイフの刺激やダウンタイムに不安を感じる方から注目を集めている高周波(RF)治療です。
たるみやフェイスラインのもたつき、肌のハリ不足などに悩む方が、より穏やかなアプローチを求めて選ぶ傾向があります。
今回は、仕組みや特徴、期待できる変化、ハイフや他RF治療との違いを分かりやすくまとめました。
SNSなどのボルニューマの口コミに振り回されず、納得できる、ご自身に合った治療選びにお役立てください。
ボルニューマとは?

出典:photoAC
まずは、ボルニューマの基本構造と特徴を整理していきましょう。
■ボルニューマってどんな施術?注目される理由
ボルニューマは、高周波(RF・ラジオ波)エネルギーを利用して深部から皮膚を穏やかに加熱し、たるみやハリ低下にアプローチする施術です。
韓国のCLASSYS社で開発された美容機器です。
韓国で広まり、日本でも東京・名古屋・大阪・福岡など、導入クリニックが増加傾向にあります。
たるみ治療で知られるハイフの刺激が苦手な方でも取り入れやすいとされ、注目が高まっています。
■RF治療の基本とボルニューマの強み
RF治療は、電磁波の一種を使って皮膚の内側を温め、コラーゲンの収縮や再構築を促す仕組みが一般的です。
従来のRF機器は熱が届く深さが安定しにくい点が課題でした。
一方、ボルニューマはエネルギーを複数方向から分散するため、特定のポイントだけが過度に熱くなりにくいことが特徴です。
皮膚の表面を保護しつつ内部を一定に働きかけるよう設計されており、刺激は比較的マイルドです。
従来のRF治療の刺激が苦手だった方も検討しやすい治療法となっています。
RF治療全体に関して、2020年以降の複数の研究にて「真皮層を加熱することでコラーゲンが再構築され、ハリの改善につながる」という可能性が示されています。
ただし、機器ごとに特性や作用の仕方が異なるため、施術を受ける前に特徴を理解して選ぶことが重要です。
なぜボルニューマは人気なの?期待できる変化

出典:photoAC
ボルニューマが支持を集めている背景には、ボルニューマならではの効果が期待できる点が挙げられます。
■フェイスラインの引き締め・たるみへのアプローチ
ボルニューマが人気を集める理由の1つに、フェイスラインの緩みや輪郭のぼやけに対して、熱による引き締め効果(タイトニング)が期待できる点が挙げられるでしょう。
真皮層~脂肪層に照射した熱エネルギーによって肌内部の温度が上昇し、コラーゲンを収縮させ、緩んだ組織を引き締めます。
内部でゆっくりと皮膚の再構築が進行するため、印象の変化が自然で、違和感が少ないとされています。
フェイスラインがもたついて見える、輪郭がぼやけてきたといった悩みに対し、段階的に整えていくイメージです。
急激な印象変化を避けたい方に向いている点も、ボルニューマが多くの方に支持されている理由です。
■ハリ感や肌キメの向上
ボルニューマによる熱刺激は、コラーゲン生成を促すとされているため、肌の質感の変化を求める方にも選ばれています。
加齢によりコラーゲンの密度が低下すると、ハリ不足や細かい小じわの目立ちにつながります。
ボルニューマによる穏やかな加熱が、肌の再構築の過程をサポート。
時間の経過とともに質感向上が目指せます。
施術を重ねることで変化を感じやすい点も特徴です。
「目元や口元の小じわが目立つ」「ハリが低下して輪郭がぼやけてきた」といった悩みを持つ方に支持されています。
他の治療との違いは?

出典:photoAC
たるみ治療には他にも種類があります。
よく比較されるハイフをはじめ、サーマジェンやサーマクールとの違いを見ていきましょう。
■ボルニューマとハイフの違い
ボルニューマとハイフはいずれもエネルギー治療に分類され、「ボルニューマとハイフ、どっちがいいの?」と比較されることもしばしば。
両施術は、アプローチする層や刺激の性質が大きく異なります。
ボルニューマは主に真皮~脂肪層をじんわりと温めて熱が広がるように届くため、刺激がマイルドな傾向があります。
一方、ハイフは超音波でSMAS(筋膜)層に働きかける点が特徴です。
より深い層にピンポイントで作用するため、リフト感を求める方から選ばれる一方、痛みが出やすい方もいます。
仕上がりの印象も異なります。
ボルニューマは内側からの引き締め、ハイフは土台部分へのアプローチというイメージです。
ダウンタイムはどちらも比較的短いです。
ボルニューマは穏やかな赤みでおさまるケースが多く、ハイフは内出血やむくみを伴うことがあります。
■ボルニューマとサーマジェンの違い
高周波を照射する点では同じであるボルニューマとサーマジェンですが、2つの治療はアプローチする皮膚深部に違いがあります。
ボルニューマは真皮層から皮下脂肪まで、全体的にアプローチするため高出力であるのに対し、サーマジェンは浅い部分をターゲットとしているので、出力も弱めです。
サーマジェンは浅い部分へのアプローチが得意なので、小じわや毛穴へのアプローチが得意です。
■ボルニューマとサーマクールの違い
サーマクールは、ボルニューマと同じく6.78MHzの高周波を照射できます。
効果はほとんど同じですが、ボルニューマに搭載されている痛み軽減のための冷却機能や振動機能が、サーマクールにはありません。
また、カートリッジの種類もボルニューマのほうが豊富で、細かい部分にも対応しやすいことが特徴です。
つまり、ボルニューマはサーマクールの効果をそのまま発揮できる上に、痛みの軽減や細かい部分への照射を叶えた、進化型の高周波美容機器といえます。
ボルニューマに関するよくある質問

出典:photoAC
ボルニューマを検討する際、多くの方が気になる項目についてまとめました。
■ボルニューマは痛みがある?
ボルニューマは皮膚がじんわりと温まる感覚が中心で、刺激がマイルドといわれています。
高周波を広い範囲に届ける構造のため、ハイフのような「点で刺すような鋭い痛み」とは性質が異なります。
感じ方には個人差がありますが、骨に近い部位や皮膚が薄いエリアは熱を感じやすいです。
麻酔が不要なケースが多いものの、不安があれば事前に相談しましょう。
■ボルニューマのダウンタイムはどのくらい?
ボルニューマのダウンタイムは比較的短いとされ、多くは数時間~1日ほどで落ち着きます。
施術後は軽度の赤みやほてりを感じる場合がありますが、腫れや強い赤みなどが生じることは稀です。
予定が詰まっている方でもトライしやすく、仕事や家事の合間に施術を受ける方もいます。
■施術後はいつからメイクできる?
ボルニューマは、施術直後からメイクが可能とされています。
ただし施術後は肌がデリケートな状態なので、スキンケアは刺激の強いアイテムを避け、保湿して肌を整えると良いでしょう。
■ボルニューマの効果はいつから感じられる?
施術直後から引き締まったと感じる方もいますが、多くの場合、数週間~1ヶ月ほどかけて徐々にハリ感が整っていきます。
ボルニューマの施術後は徐々にコラーゲンの再構築が進むため、すぐに引き締め感を覚えないと「効果ないかも」と思う方もいますが、変化を感じるタイミングには個人差があることを覚えておきましょう。
■ボルニューマの効果はいつまで続く?
一般的には、数ヶ月~1年ほど効果が感じられるとされています。
頻度の目安は個人差がありますが、肌質や生活習慣に応じて、数ヶ月ごとに施術を受けても良いでしょう。
継続の必要性は肌の状態や悩みによって変わるため、医師と相談しながらご自身に合わせて調整してください。
まとめ
ボルニューマは、高周波(RF)によって皮膚を穏やかに加熱し、たるみやハリ不足に段階的にアプローチする施術です。
よく比較されるハイフとは刺激や作用する層、特徴が異なるため、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
ボルニューマはダウンタイムが短く、忙しい生活の中でも検討しやすい一方で、効果の表れ方には個人差があります。
信頼できる情報をもとに、自分の悩みや生活に合った治療を選びましょう。
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事
| ・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
【治療の内容】ボルニューマ(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】約3~6ヶ月に1回程度
【費用相場】1回約¥60,000~¥200,000 ※部位・ショット数に応じて各クリニックで異なります。
【リスク・副作用等】熱感、浮腫、火傷、水疱、しびれなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【施術の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【施術期間および回数の目安】施術後6ヶ月以降から再照射可能 ※状態によって異なります。
【費用相場】全顔1回約¥50,000~¥100,000 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険外適用)です。
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【治療の内容】サーマジェン(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】1~3ヶ月に1回、4~6回程度 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回約¥40,000〜¥100,000
【リスク・副作用等】赤み、腫れ、むくみ、熱感、熱傷、色素沈着、肝斑の悪化など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】サーマクール(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】約6ヶ月~1年に1回程度
【費用相場】1回約¥100,000~¥300,000 ※部位・ショット数に応じて各クリニックで異なります。
【リスク・副作用等】赤み、熱感、腫れ、熱傷など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。


