歳を重ねるにつれて綺麗になる人の秘訣とは?見た目年齢を磨く美容医療の施術も紹介

歳を重ねるにつれて綺麗になる人の秘訣とは?見た目年齢を磨く美容医療の施術も紹介

歳を重ねるにつれて綺麗になる人を目指すには、どんな要素に注目すれば良いのでしょうか。

今回は研究データを参照しながら、見た目年齢を磨く方法を探っていきます。

まずは“歳をとっても綺麗な人”といわれる人の特徴とその理由をチェック。

続いて、研究データから学ぶ若々しさを保つ秘訣、加齢に伴うお悩み改善に向いている美容医療をご紹介しましょう。

歳をとっても綺麗な人の特徴をチェック

“30代から美人になる人”や“年齢とともにどんどん綺麗になる人”が周りにいませんか?そんな人は以下のような特徴を持ち合わせているとされています。

  • ポジティブな思考
  • 趣味の時間を作っている
  • 話し方に美しさが感じられる
  • 心のケアに目を向けている
  • インナーケアを取り入れている
  • 自分に合う美容法を実践している
  • 姿勢が整っている
  • 適度な運動をしている
  • メイクをアップデートしている
  • ファッションが洗練されている
  • 美しい髪を保っている

歳を重ねるにつれて綺麗になる人に共通するのは、見た目や内面に美しさが感じられること。

ポジティブな思考や趣味の時間の充実度は、内面から輝く生き生きとした姿につながりやすくなります。

その他、姿勢や運動、メイク、髪といった見た目も、周りの人の感じ方に影響を与える要素といえるでしょう。

どんどん綺麗になる女性はどこが違う?その理由とは

鏡を見る女性 歳を重ねるにつれて綺麗になる人の秘訣とは?見た目年齢を磨く美容医療の施術も紹介|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:PhotoAC

加齢によるシワやシミが目立ったり、肌のハリの低下を感じたりすると、自身が歳を重ねたことを目の当たりにして気持ちが暗くなる人もいるでしょう。

しかし、大切なのは“綺麗になることを楽しむ”という気持ちです。

「歳だからしょうがない」と諦めず、綺麗に歳を重ねる点に目を向けることが、“歳を重ねるにつれて綺麗になる人”への第一歩となるのです。

先ほどご紹介した“歳を重ねるにつれて綺麗になる人”の特徴をふまえた、美しさを保つポイントがこちら。

  • 自己肯定感を高く持つ
  • ポジティブ思考を心がける
  • 美意識を高く持つ
  • 健康を気遣う

歳を重ねることで起こるさまざまな変化を受け止めつつ、そのときの自身に合う見た目・内面のケアがポイントとなります。

一方、「美人だったのに、年齢とともに劣化したような……」と周りに思われる原因になるNG習慣もあります。

  • 己肯定感が低い
  • ネガティブな言葉や話題を口にすることが多い
  • ストレスをため込む

自己肯定感の低さやネガティブな発言などは、自然と表情が暗くなったり、口角が下がったりする原因になりかねません。

また、ストレスをため込むと心や体の不調につながり、その結果肌状態にまで影響が及ぶこともあるでしょう。

歳を重ねながら綺麗になることを楽しむためには、これらの習慣を意識的に避ける心がけが大切です。

歳を重ねるにつれて綺麗になる人を目指すには?研究データから秘訣を学ぼう

データとクエスチョンマーク 歳を重ねるにつれて綺麗になる人の秘訣とは?見た目年齢を磨く美容医療の施術も紹介|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

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見た目の印象には服装や振る舞いといったさまざまな要素が影響しますが、中でも大きいとされるのは“顔からの情報”です。

歳を重ねるにつれて綺麗になる人を目指すヒントを得るために、株式会社カネボウ化粧品と花王株式会社・スキンケア研究所が共同で発表した『見た目年齢判断に影響する要因 ─30代と40代女性の素顔での検討─』の研究データを見てみましょう。

<研究テーマ>
対象は、30代・40代で年齢幅の近い女性。

見た目年齢と実年齢、肌状態、顔形状、生体指標、肌印象・魅力印象など、複数の要素の関連性について検討(※)。

<ポイントその1│顔からの情報は“肌状態の情報”と“顔形状の情報”の2つ>

  • シミ、たるみ、シワ、肌の色……肌状態の情報
  • 目や口、輪郭といったパーツの大きさ、パーツ間の距離……顔形状の情報

<ポイントその2│見た目年齢に影響する“肌状態の情報”と“顔形状の情報”の要素>

  • 肌状態の情報=シミ、目尻のシワ、たるみ、皮脂量など
  • 顔形状の情報=唇の厚みや横幅など

<研究結果>
30代や40代という中年過渡期~中年期の女性は見た目年齢に個人差が出やすく、また、顔形状よりも肌状態が見た目年齢に強く影響していることから、この時期の念入りなスキンケアが見た目の若さ維持には重要ではないかといえる。

特に、しみ、しわ、たるみの改善を中心としたスキンケアを行うとともに、各年代に合わせたケアを加えることで、より見た目の若さや魅力印象の向上を目指せると考えられる(※)。

上記の研究結果にもあるように、見た目年齢に強く影響する“肌状態に目を向けたケア”を行うことが、歳を重ねるにつれて綺麗になる人を目指すポイントとなります。

シミやシワ、たるみの軽減にアプローチする方法は、日々のセルフケアまたは美容医療によるケアの2つです。

念入りなスキンケアを日々実践しつつ、美容医療の施術で年代に合わせたケアをプラスすることで、見た目の若々しさの向上につながるとされています。

いつまでも綺麗でいたい!年齢を重ねても魅力的な人を目指すための美容医療

ほほ笑む女性 歳を重ねるにつれて綺麗になる人の秘訣とは?見た目年齢を磨く美容医療の施術も紹介|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:PhotoAC

見た目年齢を磨いて綺麗になりたい人向けの、美容医療の施術をご紹介します。

■生物学的年齢(エピジェネティッククロック)検査

生物学的年齢(エピジェネティッククロック)検査は、体の年齢を測定する方法のこと。

人体を構成する細胞・組織の機能にもとづく年齢である“生物学的年齢”を割り出し、エイジングサインに効果的にアプローチしていきます。

メリット ・血液検査により体の年齢を把握できる
・現在の生活習慣や栄養状態を知ることができる
・若々しさを得るための効果的なアプローチ方法を検討できる
デメリット ・費用が高額

検査では、加齢とともにDNAに結合するメチル基(分子)のパターンをAIで解析します。結果は数値化されるため、どの程度若々しくなっているか、という実証もできます。

■ピコトーニング

ピコトーニングは、低出力レーザーの衝撃波でメラニン色素を減らし、シミやそばかす、肝斑などを目立ちにくくする施術です。一部の目立つシミの改善ではなく、顔全体の色味を均等に明るくするために受けるのが一般的とされています。

メリット ・少ない施術回数で肌悩みを緩和する
・施術時間が短い
・肌への負担が少ない
デメリット ・1回の施術では効果を実感しにくい
・目立つシミの改善には不向き

ピコトーニングは、従来のレーザーと比べてメラニン色素に反応しやすく、粒子をより細かく破砕できる施術です。

そのため、比較的少ない施術回数で肌悩みの緩和を図れますが、1回では効果を実感しにくいとされています。

■ピコスポット

レーザー光を照射し、メラニン色素を破壊するピコスポット。

ピンポイントでレーザーを照射する施術のため、部分的なシミや境目がはっきりとしたシミの軽減に向いています。

メリット ・肌ダメージや色素沈着のリスクが少ない
・ダウンタイムが短め
・1回の施術で効果を実感しやすい
デメリット ・一時的な痛みや赤みを感じることがある
・濃いシミの除去など、肌悩みによっては施術が複数回必要
・肌のくすみやトーンアップなど、肌全体のお悩み改善には不向き

ピコスポットは1回で効果を実感しやすいとされるアプローチです。

ただし、効果の感じ方や出方には個人差があり、肌悩みによっては複数回の施術が必要なケースもあります。

■糸リフト

糸リフトとは、医療用の糸を皮下組織に挿入して皮膚や筋肉を引き上げ、リフトアップする施術のこと。

シワやたるみなどに効果が期待できます。

挿入する糸の種類は“溶ける糸”と“溶けない糸”の2種類。

それぞれ、効果の持続期間や感染リスクなどが異なります。

メリット ・メスを使わないため肌への負担が少ない
・施術後、すぐに効果を実感しやすい
デメリット ・効果は半永久的ではない
・切るフェイスリフトと比べると変化が控えめ

糸リフトは皮膚のたるみが強い人には不向きとされています。

また、効果も半永久的ではないため、肌状態や効果の持続性をふまえて自身に合うリフトアップ施術を選ぶ必要があります。

まとめ

見た目年齢には肌状態が大きく関わっているという研究結果もあるように、歳を重ねるにつれて綺麗になる人を目指すには、シミやシワなどにアプローチする必要があります。

日々のセルフケアでエイジングサインの予防を図ることも1つの方法ですが、より効率的な改善方法として美容医療の施術も検討してみましょう。

周りに“大人になって綺麗になる人”や“会うたびに綺麗になる人”といった印象を与える方法として、自身に合う施術を探してみてください。

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【参考】
株式会社カネボウ化粧品、花王株式会社・スキンケア研究所「見た目年齢判断に影響する要因 ─30代と40代女性の素顔での検討─」

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【施術の内容】ピコレーザー
【施術期間および回数の目安】
・ピコスポット:1回
・ピコトーニング:2~4週間に1回、3~10回程度
・ピコフラクショナル:3~4週間に1回、3~10回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】
・ピコスポット: 1回 約¥5,000~¥40,000
・ピコトーニング: 1回 約 ¥10,000~ ¥50,000
・ピコフラクショナル:1回 約 ¥20,000~ ¥50,000
※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、やけど、色素沈着、色素脱失、水泡形成など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。

【施術の内容】糸リフト(スレッドリフト)
【施術期間および回数の目安】1回毎 ※状態によって異なります。
【費用相場】1本 約 ¥50,000~¥100,000 程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】腫れ、痛み、内出血、浮腫み、引きつれ、異物感、部分的な皮膚の凹みなど
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。