GRACIA clinic 理事長 樋口 隆男先生へインタビュー!理想を追求するボディデザインのスペシャリスト

GRACIA clinic 理事長 樋口 隆男先生へインタビュー!理想を追求するボディデザインのスペシャリスト

GRACIA clinic 理事長 樋口 隆男先生へインタビュー。ボディコントアリング専門の美容外科・美容皮膚科クリニックとして福岡に「GRACIA clinic(グラシアクリニック)」、東京・銀座に「Casa de GRACIA GINZA」を展開している樋口先生。脂肪吸引と脂肪注入、たるみ治療などを組み合わせ、理想のボディラインを提供しています。ボディの施術に加え、美容皮膚科や美容婦人科、医療アートメイクなど幅広いメニューにより、美しくなりたい気持ちをトータルでサポート。今回は樋口先生が医師になった背景やグラシアクリニックの特色、今後の展望など、詳しくお話を聞かせていただきました。

ドクターズプロフィール

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長
樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

福岡大学医学部卒業後、呼吸器外科医として18年間研鑽を積む。オーストラリア・アルフレッド病院にクリニカル・リサーチフェローとして留学し、博士号を取得。美容外科学会(JSAS)会長との出会いをきっかけに、もともと興味のあった美容外科医の道へ進むことを決意。「THE CLINIC」で多くの経験を積んだのちに、「GRACIA clinic」を開院。外科医としての手術経験や全身管理に加え、細やかなデザイン力と高い技術で理想の美を追求するサポートをしている。

(経歴)
1997年 福岡大学医学部 卒業、福岡大学第2外科(現 呼吸器・乳腺内分泌・小児外科)入局
2015年 THE CLINIC(ザ・クリニック)入職
2016年 THE CLINIC(ザ・クリニック)福岡院院長
2019年 GRACIA clinic(グラシアクリニック)開院
2022年 Casa de GRACIA GINZA(カーサ デ グラシア ギンザ)開院
(資格)
日本外科学会認定 外科専門医
VASER® LIPO認定医
コンデンスリッチファット療法認定医
Total Definer by Alfredo Hoyos認定医
日本化粧品検定®1級(コスメコンシェルジュ)
アートメイク顧問医師
(所属学会)
日本外科学会
日本美容外科学(JSAS)
日本形成外科学会
日本抗加齢学会
日本美容皮膚科学会

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医師としての背景 ~認めてもらうため、父と同じ道を選択~

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

―――はじめに、医師を目指した背景を教えてください。

父が呼吸器外科医で姉2人も医師なのですが、もともと医師になりたいと思っていたわけではありませんでした。小学生の頃から宇宙にすごく憧れを持っていて、そこからずっと将来の夢は宇宙飛行士になることでした。宇宙への憧れと同時に、中学生からはファッションやスキンケアにも興味を持つように。そのときからずっと美に関する意識は人一倍強く、宇宙飛行士か美容関係の仕事に就きたいと思っていました。

そのため現役生のときは医学部を受験せず、九州大学の宇宙航空工学科を目指したんです。ただ、非常にハードルが高く、二浪してさすがに「医師を目指して父を安心させないと」という気持ちが芽生え、医学部を受験するに至りました。

―――美容系の仕事という選択肢もあったのですね。はじめから美容医療を見据えていたのですか?

高校生のときには美容外科医の存在すら知らず、美容系の仕事といってもメイクアップアーティストかファッションデザイナーか美容師くらいしか思いつきませんでした。美容外科の存在を知ったのは浪人生のとき。医師になった親戚が心臓血管外科に入局したのちに、美容外科に転向したのがきっかけでした。私自身は医師と美容の仕事を両立できる仕事に魅力を感じたのですが、父は人を助けることが医師の使命だという強い想いから美容外科医そのものに否定的で…。「美容医療は医療じゃない」という父の想いに触れ、美容外科医になるのは簡単ではないことを理解しました。

―――当時は、すぐに美容医療に進むことが理解されづらい時代だったと思います。医学部に進学し専門を決めるにあたり、数ある中から呼吸器外科を選んだ理由は?

美容外科医を見据えて形成外科か外科に進むことを決め、父を説得するためにはどうすれば良いかをまず考えたんです。実力をつけて父を越えられれば説得できるのではという考えに至り、父と同じ呼吸器外科に進みました。

大学院や留学先で勉強を重ね博士号を取得し、肺移植などの呼吸器外科手術を数多く経験。ひとりで手術に対応し指導もできるポジションにもなり、最終的には国立病院の呼吸器外科部長にも抜擢されました。自分のスキルもある程度のところまで達成できたと思えたタイミングでその当時の美容外科学会会長との出会いもあり、美容医療の道に進むことを決意しました。自分が希望する道に進んでも良いかな、と思えるまでに18年かかりましたね。

美容医療への情熱 ~美容への想いが再熱し、美容外科医の道へ~

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

―――美容医療に進むにあたり「THE CLINIC」を選んだ理由は?

美容外科医を志したときにはもう若くはなかったため、受け入れてくれるクリニックは多くありませんでした。いくつかのクリニックで話を聞いて、興味を惹かれたのが脂肪吸引や豊胸手術を得意とする「THE CLINIC」だったんです。もともと美しいボディラインに魅力を感じていたこともあり、脂肪吸引や豊胸手術で洗練されたボディラインを作るという点に惹かれましたね。脂肪吸引を専門にしたいという想いで「THE CLINIC」に入職し、多くの経験を積ませていただきました。

―――その後「GRACIA clinic」を開院されますが、はじめから独立も視野に入れていたのですか?

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

はじめは独立を考えてはいませんでしたが、症例を重ねていくうちに自分のカラーを出していきたいという想いが芽生え、ボディコントアリングに重点を置いたクリニックを開業するに至りました。

樋口 隆男先生の強み ~ボディラインの黄金比を実現し、自然美をバージョンアップ~

―――「GRACIA clinic」の特徴を教えてください。

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生「GRACIA clinic」は、ボディラインのデザインに特化していることが特徴です。顔の黄金比は広く知られていますが、同じようにボディにも黄金比があります。脂肪をただ取るだけではなく、筋肉やボディラインを強調してバランスを整えていくのがボディコントアリングです。人はそれぞれ骨格や筋肉の使い方、脂肪の質も違うので、一辺倒にやれば綺麗になるかというと必ずしもそうではありません。

私が目指しているのは、その方のベースの自然美をより魅力的にすること。私は“自然美をさらに洗練された「優美」に”と表現していますが、その方の良いところをもっと良くしてあげて、バランスを取っていくことを重視しているんです。パーツではなく全体のバランスを加味してデザインし、洗練された美しさを引き出すお手伝いをさせていただいています。

―――樋口先生の得意としている脂肪吸引や豊胸によりボディラインをメイクしていくのですか?

ボディコントアリングを行ううえで重要となるメニューが、脂肪吸引と脂肪注入、そしてたるみ治療です。これらを患者さまの状態や希望に合わせてカスタマイズし、ボディラインを作っていきます。たるみ治療に関しては、糸リフトや高周波治療のほか、切開によるたるみ治療にも対応。治療の選択肢が多い点もグラシアの強みです。

また私の得意とする脂肪吸引は、ほかのクリニックで提供されているものとは少し違います。単に細くするために脂肪の量を減らすのではなく、解剖学に基づいたデザインと骨格や筋肉に合わせて脂肪吸引を行うのが特徴です。ダウンタイムの短さや痛みの軽減に注力するのは、外科医として当然のこと。そこを踏まえたうえで、仕上がりのクオリティや患者さまの満足度に差をつけたいと考えています。

―――さまざまな施術を用いた総合的な治療を行うのですね。ひとりの医師が脂肪吸引と脂肪注入、たるみ治療とすべて対応するのでしょうか?

グラシアは、脂肪吸引と豊胸、たるみ切開それぞれのスペシャリスト3人で1人の患者さまをクリエイトしていく形を採用しています。今後はひとりの医師がすべて対応するのではなく、当院のように各治療のスペシャリストが力を出し合って、仕上がりのクオリティや安全性を高めていく時代になると思いますね。

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

―――ボディコントアリングを行ううえで、樋口先生がこだわっているポイントを教えてください。

カウンセリングにかける時間は、ほかのクリニックよりも長いのではないかと思います。まずしっかり体型を診させていただいて、一緒に鏡の前でシミュレーションしてから、必要な施術をご提案します。例えば、「足が細くなりたい」というご希望に対して「じゃあ脂肪吸引しましょう」という局所的なカウンセリングではなく、「脂肪吸引した脂肪はどうする?お尻は?くびれは?」のように全身のバランスを踏まえた提案になるので、どうしても時間はかかりますね。患者さまのやりたいと言われることをすべてやるのではなく、適応かどうかをしっかりと見極めつつ、希望を踏まえて方針を決めていきます。

―――今後樋口先生が注目している施術はありますか?

導入を検討しているのは、ろっ骨を切ってウエストを作る施術です。もともとウエストが全くない方は、脂肪吸引をしてもウエストがくびれません。ウエストは女性らしいボディラインを作るにあたり重要なパーツなので、メニューに加えたいと準備を進めています。日本ではまだどこもやっていないと思うので、いち早く導入できたらと思います。

また、美容皮膚科を本格導入してボディスキンの治療もしていきたいです。美容皮膚科というと顔への施術のイメージがあるかもしれませんが、顔だけでなく体のシミやくすみ、毛穴、たるみなどにアプローチする治療を検討しています。ボディラインが綺麗になると、今度は背中のニキビやお尻のシミなど、細かいところも気になってくる。肌そのものも綺麗にしてこそ、ボディラインの綺麗さが際立つんです。

さらに全身の美をサポートできるよう、美容婦人科や医療アートメイクといった幅広いメニューも用意しています。幅広い提案ができるのも、「グラシア」の強みです。大々的な広告は出していませんが、ありがたいことに口コミやSNSを通じて来てくださる方も多くいらっしゃいます。

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美容医療業界の今後の動向と期待 ~美容へのパッションと医師一人ひとりの努力~

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生―――樋口先生の考える日本の美容医療の課題と解決策を教えてください。

私は10代の頃から美容関連の仕事がしたいと夢に描くほど、心底美容が好きなんです。「人を美しくしたい」「洗練された美を追求したい」という想いは、人一倍強いと自負していますし、美容が好きという気持ちが美的センスにもつながってくると考えます。でも、美容医療に参入してくる医師の中には、美容へのパッションがないなと感じる方も多い…。ここが大きな問題点だと思っています。

美容医療を含め日本の医療業界には、保険診療と自由診療の問題や日本人の価値観などさまざまな問題があり、良くしていくのはそう簡単なことではありません。日本の美容医療を高めていくには、正しい美容医療をやっていきたいという想いのもと、医師一人ひとりが努力を重ねていくしかないと思っています。

日本の美容医療は世界的に見ても遅れているので、もっと世界に目を向けることも大事です。逆説的にはなりますが、世界で日本の美容医療が認められることで、日本での地位も高まるのではないかと思っていて。だからこそ、日本国内ではなく、世界に向けて発信していきたいなと考えています。

―――樋口先生ご自身の今後のビジョンをお聞かせください。

本当は55歳で引退したいと思っていたのですが、それは難しそうなのでもう少し頑張るつもりです。これから5年くらいかけて脂肪吸引と脂肪注入、たるみ治療の分野のスペシャリストを育成して、グラシアを独り歩きできるようなブランドに育てていきたいと思っています。グラシアと海外のクリニックとの協力関係を築き、連携していくこともこれからの課題です。ボディコントアリングはもちろん、まだ日本では知られていない施術を取り入れ、広めていけると良いですね。

ボディラインやボディスキンに悩んでいても、どこに相談したら良いか分からないという方も多いと思うので、広く周知してもらえるよう努力を重ねていきたいです。

読者や患者さまへ向けて伝えたいメッセージ ~ボディラインの悩みはぜひご相談を~

GRACIA clinic(グラシアクリニック)理事長 樋口 隆男(ひぐち たかお)先生

―――最後に、読者や患者さまにメッセージをお願いします。

ボディラインやたるみなど、自分の体型に悩んでいるならぜひご相談ください。「グラシアクリニック」にはボディビルダーやモデルなど自分の体を職業や趣味にしている方も多く、より美しくなるためのアドバイスもできます。もちろん、美容クリニックに足を踏み入れたことのない方も大歓迎です!ボディラインにまつわる悩みがある方は、ぜひ一度カウンセリングに足を運んでください。

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施術詳細:脂肪吸引(ベイザー脂肪吸引)
費用:部位・施術内容によって費用は異なります。
部位別 ¥220,000~¥770,000、笑気麻酔 ¥22,000、静脈麻酔・全身麻酔 ¥55,000
※全身麻酔の場合、別途麻酔科手配料を要す
施術期間・回数の目安:通常1回
副作用・リスク:内出血、浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛など
未承認医療機器・未承認医薬品等を用いた治療について:
・本治療には、国内未承認医薬品または未承認医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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