ビアンカクリニック 紀田 基邦先生へインタビュー|【帰ってきた美女製造機】「誰もが焦がれるSNS発信」と「美容医療への熱い想い」で満足を超えた感動を届ける!

ビアンカクリニック 紀田 基邦先生へインタビュー|【帰ってきた美女製造機】「誰もが焦がれるSNS発信」と「美容医療への熱い想い」で満足を超えた感動を届ける!

ビアンカクリニック 紀田 基邦先生にインタビュー。日本トップクラスのヒアルロン酸施術数を誇るBIANCA CLNIC医局長紀田先生は、日本一予約が取りづらいと話題の美容外科医と言っても過言ではありません。インスタグラムのフォロワー数も17.5万人を超えており注目を集めるドクターのひとりです。

直近では、事件に巻き込まれたことから、ご復帰されるまで3ヶ月のお休み期間がありました。その3ヶ月の間、【フォロワーが減ることもなく】【サブスク登録し続けてくれていた人が沢山いた】という事実は、揺ぎ無い人気を感じさせます。そして、そんな「待っていてくれた患者様たちを一刻も早く、美女にしたい…」と熱意に燃えている美女製造機の紀田先生に、あらためて美容医療を目指したきっかけや初心に還って感じる美容医療への情熱、ご自身の強みなどをお伺いしました。また、お休み期間を経て、最後にNERO読者やSNSファンの皆様、患者様へのメッセージもいただいたのでぜひご覧ください。

ドクタープロフィール

BIANCA CLINIC 医局長
紀田 基邦(きだ もとくに)先生

美容医療において『smile医療』を目指しており、患者様が美しく、健やかで、笑顔のあふれる幸せな人生を歩むことを願っています。専門分野としてこだわっている一番の施術はヒアルロン酸治療です。特にカスタマイズヒアルと呼ばれる、1箇所だけではなく顔全体のバランスを見て複合治療する手法を用い、一人一人のお顔に合った美しいバランスを作り上げるよう心がけています。美容医療を通じて、患者様が幸せになれるよう日々奮闘中です。

(経歴)
2018年 大阪医科大学卒業
2018年 虎の門病院 入職
2020年 大手美容外科 部長
2021年 BIANCA CLINIC 入職

―――まずは、お帰りなさい、紀田先生。日本中が、紀田先生を待っていました。

この度は、ご迷惑をおかけしました。事件に巻き込まれ、お休みをいただいていましたが、全くの無実であることが「嫌疑なし」として証明され、この場に戻ることができました。
しかしながら、多くの患者様にご予約の調整などご迷惑をおかけしてしまったことは事実です。ただ、この間も、ずっとフォローやサブスク登録を解除せず待ち続けてくれていたSNSフォロワーの方が多く、また、多くの人が不透明な情報が錯綜する中で、僕を信じ、多くの励ましのメッセージを送り続けてくださったこと。本当に感謝しています。診療を再開しましたが、「他のクリニックに行かず、紀田先生を待っていました」「紀田先生にお願いする、と決めていたので」と言ってくださった患者様もいて、心の底から嬉しく感じています。

これまでも予約がなかなかとれず、やっとの思いで予約を確定してくださった方がいたことや、そうしてSNSや実際の症例を通じて【この先生に施術してほしい】と気持ちを持ってくださっている人が多いという事実に、「自分はなんて幸せ者なんだ」と感じるとともに、改めて責任をもって綺麗にする、その人の人生を幸せにする責任がある、という強い想いにもなりました。

また、まずは、この状況の中、さまざまな憶測もある中で、お客様に向き合い、耐えてくれた「BIANCA CLINIC」のスタッフ、批判にさらされる中でも従業員を守る姿勢を崩さず、信じ続けてくれた、堀田先生をはじめとする、同僚のみんなへの絆も…。心から感謝しています。

公表までは気持ちの整理をつけるのに少し時間がかかりましたが、皆さんが、明るく「お帰り!」と言ってくださることで、元通りの居場所に帰ってきた、という気持ちで、はやくたくさんの患者さんにお会いしたい気持ちでいっぱいです。

―――誰もが待っていた、という気持ちかと思います。今日はそんな、多くの人に待ち望まれていたファンの方に向けて。お人柄や、改めて、美容診療にかけるお気持ちをお伺いしていけたら、と思っております。

気持ちを新たにする意味でも、今日はインタビューいただき、嬉しいです。よろしくおねがいします。

医師としての背景 ~美容医療に出会ったきっかけ~

―――大学を卒業後、「虎の門病院」へ入職されていますが、この時はどの診療科を担当されていたのでしょうか。

当初は、小児科志望だったんです。小児の成長・発達に興味があり、小児科で成長障害に対する診断・治療を専門的に行っていた虎の門病院への入職を決め、京都から東京へ上京しました。実は、虎の門病院は日本で三本の指に入るほど入るのが難しい臨床研修病院なんです。大変優秀な先生方のご指導や、同期の先生方と切磋琢磨しながら、子供たちの命を救うべく虎の門病院で医師としてのキャリアをスタートさせました。

命を救いたいという純粋な思いで研修をスタートし、小児科を長く回らせていただいたのですが、その中で痛感したことがあります。それは、救える命もあるけれど、救えない命も同じくらいあるということ。日本には国が定めた診療ガイドラインがあり、患者様がどの病院に入院しても均一な医療を受けることができます。ただし、医療には限界があり、いくら手を尽くしても残念ながら治るか治らないかはすでに決まっていると感じられるシーンは何度もありました。

今でも鮮明に記憶しているのが、脳腫瘍を患った七歳の女の子との会話です。脳腫瘍の摘出する手術を終えた彼女から、「先生、もう治るよね?大丈夫だよね?」と言われたけれど、僕はその子の予後が良好でないことが分かっている…。 その子の純粋な眼差しを見て、「大丈夫だよ。もう頑張ったから治るからね」としか言えなかったことに、自身の無力さを思い知らされるとともに医療の限界を感じました。僕がこの先どれだけ努力しても、救えない命も必ずあるという現実を前に、何か自分の努力次第で全ての患者様を幸せにできる道はないかと考え、選んだのが美容外科でした。

―――たくさんの選択肢がある中で、美容外科を選ばれた理由を教えてください。

元々ファッションやメンズのヘアスタイルなど、美容に興味を持っていたこともありますし、美容医療には正解がないということもポイントでした。病気の治療とは異なり、患者様が満足してくれたら正解、満足しなかったら不正解というシビアな世界ではあります。しかし、正解へのアプローチにはいろいろな方法があり、例えば声掛け一つでも患者様の満足度って変わると思うんです。僕自身の努力次第で患者様を幸せにできるということに大きな魅力を感じて美容医療の道を選びました。

―――活躍の場は変わっても、患者様の幸せを真っすぐに追求して来られた紀田先生のその真摯な姿勢はどこから来ていると思われますか?

両親の教えがあると思っています。幼い頃から父親には『誰よりも優しくありなさい』と教えられてきました。例えば、スポーツや勉強、歌などは、いくら努力をしても限界があるものもあります。しかし、優しくあることは努力次第でできるからと。この父親の言葉を今でもすごく大切にしており、人の気持ちに寄り添うことに重きを置いて日々の診療にあたっています。

美容医療への情熱 ~美容こそ患者様に寄り添う気持ちが大切~

―――ご自身が携わる前と後で、美容医療に対する価値観にご変化はありましたか?

僕が美容外科へ転科したのがコロナ禍の初期だったこともあり、美容へ移ることへの風当りの強さを感じたり、実際に心ない声をいただくこともありました。ただ、いざ美容外科医として働いてみると、こんなに素晴らしい仕事はないんじゃないかと自負できるようになりました。『見た目が良くなることで、人生をより幸せに豊かにすることができる』ということを実感し、今では美容外科が僕の天職だと思っています。

また、美容医療こそ患者様に寄り添う気持ちがすごく大事だと考えています。なぜなら、治療は一回では終わらなくて、患者様と一緒に階段を昇っていくというプロセスがすごく大切だからです。特に僕の得意とするヒアルロン酸の分野では、効果が永久に持続するものではないのでメンテナンスが必要です。患者様と二人三脚で多角的にアプローチしながら理想とする姿を目指せるというのが、美容医療のすばらしさだと思っています。

コロナ禍の影響で美容医療の需要が急速に高まり、そのすばらしさが少しずつ世間にも浸透してきたことで、現在では美容外科に勤務することへの偏見もなくなってきたように感じています。

紀田先生が思うご自身の強み ~戦略的なSNS発信で思いを届ける~

―――美容医療業界が拡大し、参入する医師も続々と増えている今、患者様から選ばれるために工夫されていることはありますか?

現在はSNSを中心にブランディングを行っており、ありがたいことに数多くの患者様に選んでいただけている状況です。しかし、美容医療を始めた当初はSNSなんて全くやりたくなかったんです。SNS好きだと思われがちなんですが、実は嫌いで…。僕の仕事は美容医療であって、SNSは仕事ではない、そんな風に思っていました。以前から、SNS上での煌びやかな世界は虚構であり、胡散臭いイメージを持っていたんですね。

患者様を綺麗にしたい、幸せにしたいという熱意と、SNSをやらずに済むだろうとの思いで大手の美容クリニックに入職したんですが、蓋を開けてみると半年間指名の患者様の治療はゼロ。現実はそんなに甘くはありませんでした。いくら技術や熱い思いがあっても世に知られなければ、存在しないも同然。この現実の残酷さに直面し、患者様を幸せにしたいのなら、積極的に発信をしていかなければならないという思いに駆られたんです。

SNSを始めた当初は反省するできごともありましたが、世間の声に耳を傾ける中で、患者様が安心・安全・信頼を基準に美容外科を選んでいるという本質に気付くことができました。そこからSNSの見せ方も変え、ちょうどそのタイミングでBIANCA CLINICに移籍することになったんです。

移籍後は、BIANCA CLINICの堀田理事長にブランディングの見せ方を間近で学ばせていただきました。『かっこいい美容医療をやろうぜ!』という理事長の言葉に大きな感銘を受け、真っ当で誠実なブランディングに変え、実際の症例を次々と載せていくことで徐々に口コミが広がり、数多くの患者様に来ていただけるようになりました。

ただ、ずっと順調だったわけではなく、インスタグラムのフォロワー数は5万人くらいで一旦伸びが止まったんです。画像では僕の症例の綺麗さや技術の高さは見せることはできても、患者様を大切にする思いや美容医療への向き合い方など僕自身のパーソナルな部分を届けることは難しく……。そこでTikTokを始めたんです。“ドクター紀田”の人間性をもっとみんなに知ってもらって、ファンになってもらうことに注力しました。

各SNSの特性を押さえ、投稿内容やタイミングなどを戦略的に考えつつ発信し続けた結果、現在ではフォロワーを17万人以上にまで増やすことができました。嫌いだったSNSも専念してやってきたことで実を結び、本当によかったなと思っています。

特に今回お休み期間の件で、そうしたSNSを通じて「絆をつくる」ということができるんだ。ということも、同時に感じました。

BIANCA CLINICの魅力 ~目指すは、クリニックを超えたライフスタイルカンパニー~

―――紀田先生が思うBIANCA CLINICならではの魅力を教えてください。

美容外科、美容皮膚科、美容内科、美容婦人科、再生医療と、各スペシャリストが在籍し、どんなお悩みでもここに行けば心身共に綺麗になれる包括的な高度医療を提供している唯一無二のクリニックです。また、堀田理事長や他のドクターも人格が優れており、一貫して患者様ファーストの美容医療を提供し続けています。患者様に対して清廉潔白な美容医療を届けることで幸せになって欲しいという思いが、僕たちビアンカドクターズの共通の認識です。

また日本だけでなく世界のトレンドも積極的に導入し、美容医療がより身近なもの、生活の基盤となるような取り組みにも力を入れています。クリニックという概念を超え、ライフスタイルカンパニーを目指していることがBIANCA CLINICならではの強みだと思います。

美容医療業界の今後の動向と期待 ~切らない整形に期待~

―――紀田先生が今後の美容医療業界に期待されていることを教えてください。

僕自身は、いかに切らず(メスを使用した施術を行わず)して患者様を美しくできるかに注力しています。「手術は怖いし、ダウンタイムも取れないけれどちょっと変われたらいいな」という希望を叶えるプチ整形にすごく魅力を感じています。その中でも僕の提唱するカスタマイズヒアルは、顔のバランスを複数箇所で整えてあげることで、鼻や目などのパーツの美ではなく、顔全体を美しく綺麗にすることができるのが特徴です。今後も切らない整形、いわゆるプチ整形が増えていくと考えていますし、日本だけでなく世界にも伝えたい――自分の見た目に悩んでいる人が一人でも少なくなればいいな、という思いで日々診療にあたっています。

―――2024年3月、美容医療の最先端かつ革新的な視点を発信するイベント「Cutting Edge」で初のLIVE施術を行われるなど、ご自身の技術や情報を発信する活動にも力を入れられています。それらの取り組みに対する思いをお聞かせください。

先日のCutting Edge登壇は自身にとっても初の試みでしたが、本当に反響が大きく、参加くださった先生方からもうれしいお声をたくさんただきました。技術は、自分一人で持つものではなく、みんなにシェアをして互いに高め合っていくものだと考えます。BIANCA CLINICにも『Iじゃなくて、WEだよ』のスローガンがあり、ドクター全体の技術を底上げすることでより多くの患者様を幸せにできる、業界全体をより良くすることができると思っています。参加できなかった前回のCutting Edgeの記事も拝見しました。大変わかりやすい内容で、前々回よりさらに具体化されており、文字で読んでいても学びになりました。

読者や患者様へ向けて伝えたいメッセージ ~美容医療で満足を超えて感動を提供~

これまでも、日々、全国からたくさんの方々に来ていただいていて、大変嬉しく思っていました。ただ美しくなるだけでなく、感動を提供してその人の人生を豊かにしたい―…。期待を超えて満足を届けられるような美容医療を提供できるよう尽力していきます。

特に、今回の出来事でどれだけ患者様が自分を求めてくださっているのか。おこがましいかもしれませんが、そんなことも感じることができ、責任の重さを感じました。
「他の人じゃダメなんです」と言っていただけるような発信ができていたということ、その発信や期待値に恥じない診療を、実際の患者様にお返ししていくというまっすぐな気持ちを、改めて感じることができた。それは、人生で何度もできる経験ではない、と思っています。

これからも研鑽を積んで技術を磨きながらも初心を忘れず、一人一人の患者様に寄り添っていきたいなと思っています。

NEROは、こうしたドクターの率直な想いを、第三者目線のご意見もいただきながら届けることができる、素晴らしいメディアだと思います。今後を楽しみにしていますので、頑張ってくださいね!

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