濃い髭を薄くする“だけ”の脱毛もあり?一目瞭然のメリットを整理&理想の髭脱毛とは

濃い髭を薄くする“だけ”の脱毛もあり?一目瞭然のメリットを整理&理想の髭脱毛とは

「毎日の髭剃りが面倒……」「濃い髭を薄くしたい……」と悩んでいる人はいませんか?髭脱毛をすれば、毎日の髭剃りが楽になり、清潔感も保てます。そこで、今回の記事では、髭が濃くなる原因や髭脱毛のメリット・デメリットをご紹介!医療脱毛とサロン脱毛の違いも解説しているので、髭脱毛を検討する際に参考にしてみてください。

1.髭が濃くなる原因

まずは、髭が濃くなる原因について見ていきましょう。

■遺伝や体質

髭が濃いのは、遺伝的要素が大きく影響しています。親の髭や体毛が濃い場合、子どもも髭が濃くなる可能性が増すのです。祖父母からの隔世遺伝により、髭が濃くなる可能性もあります。遺伝的要素を変えるのは難しいため、適切なケアをすることで、髭を薄くする方法を取り入れましょう。

■男性ホルモンの影響

髭の濃さは、男性ホルモンの1つテストステロンが関係しており、テストステロンの分泌が多いと髭が濃くなります。テストステロンが増える主な原因は、生活習慣の乱れや睡眠不足、ストレスなどによるホルモンバランスの崩れです。髭を薄くしたいのであれば、生活習慣を整えストレスを溜めない生活を心がけましょう。

2.髭を薄くする脱毛のメリット

出典:photoAC

髭の濃さが気になる場合、髭脱毛で薄くすることができます。ここでは、髭脱毛をするメリットについてご紹介していきましょう。

■毎日の髭剃りが楽になる

髭が濃い人は、毎日髭を剃る時間を確保する必要があります。髭のボリュームによっては、髭剃りを負担に感じることもあるでしょう。髭脱毛をすれば、髭を薄くしたり髭の生える範囲を少なくしたりできるため、毎日の髭剃りが楽になります。自己処理の手間がなくなり、朝の時間を有意義に過ごせるでしょう。

■髭剃りによる肌荒れがなくなる

毎日カミソリやシェーバーなどで髭剃りをしていると、肌に負担がかかり肌荒れを起こしてしまうことも。髭脱毛をすれば、髭剃りの必要がなくなるため、カミソリ負けによる肌荒れを起こしにくくなるでしょう。髭剃りによる、肌トラブルを回避できるところも髭脱毛のメリットです。

■清潔感が出て自信が持てる

髭が長かったり、濃かったりすると、清潔感に欠けた印象につながります。髭脱毛をすれば、セルフケアが頻繁にできずとも爽やかな印象を保てるため、自分の顔にも自信を持てるようになるでしょう。清潔感をキープできるのも、髭脱毛のメリットと言えるでしょう。

■髭のデザインが決められる

髭脱毛は、好みのスタイルに合わせた、おしゃれなデザインに仕上げることもできます。髭のデザインを自分で決めることができるのも髭脱毛のメリットです。髭を薄くしたり、部分的に残したりして、自分に似合うデザインへ整えれば、毎朝鏡を見るのも楽しみになるでしょう。

■長期的に見るとコストカットになる

髭脱毛は、一時的にまとまった費用を負担しなければなりませんが、長期的に見ると髭剃りを続けるよりも、コストを削減できる可能性があります。髭剃りには、シェーバー本体代やシェービングクリーム代、スキンケア用品などの費用がかかりますが、髭脱毛を行えばこれらの費用を払い続けることはなくなるでしょう。

3.髭を薄くする脱毛の種類とは?

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そもそも髭脱毛には、クリニックなどで受けられる「医療脱毛」と美容サロンによる「サロン脱毛」があります。ここでは、医療脱毛とサロン脱毛の違いやメリット・デメリットについて見ていきましょう。

■医療脱毛

医療脱毛は、医師が常駐する医療機関でしか受けられず、施術は専門の資格を有する医師や看護師しか担当できません。

メリット

医療脱毛では、レーザーを照射することで髭の毛根を破壊します。よって、毛の再生を抑制した脱毛が可能です。個人差もありますが、医療脱毛のレーザーは出力が強いため、1~2年ほどで永久脱毛が完了します。

デメリット

医療脱毛は、美容サロンでの脱毛に比べ、費用が高くなりやすくなるでしょう。また、医療脱毛のレーザーは出力が強いため、痛みを感じやすいのがデメリットです。しかし、医療脱毛では麻酔で痛みを緩和できるため、不安な人は施術前に相談してみると良いでしょう。

■サロン脱毛

美容サロンでは、出力の強いレーザー照射はできないため、光による脱毛が一般的です。

メリット

美容サロンでの髭脱毛は、出力の低い光を照射するため比較的痛みが少ないのがメリットです。また、美容サロンはほかのクリニックと提携していることもありますが、医療施設ではないため、その分1回にかかる費用は医療脱毛より安い傾向にあります。

デメリット

美容サロンで行う光脱毛は、減毛・抑毛といった意味合いが強く永久脱毛はできません。そのため、脱毛期間が長くなったり、脱毛したはずの髭が数年後にまた生えてきたりすることもあります。美容サロンは、医療機関ではないため麻酔ができないのもデメリットです。

4.医療脱毛で髭を薄くするときの注意点

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最後に、医療脱毛で髭を薄くするときに気をつけることを解説します。

■肌トラブルがあると受けられない

医療脱毛は、出力の高いレーザーを肌に照射するため、肌トラブルがあると受けられません。日焼けをしていたり、ニキビや傷が顔にあったりする場合には注意が必要です。範囲が狭ければ、患部を避け施術をすることもできますが、担当の医師の判断となります。また、ほくろやシミがあるとレーザー照射により、黒い箇所が火傷してしまう可能性があります。髭脱毛をする前には、顔が日焼けしないよう、帽子やマスクの着用を心がけましょう。

■決められた回数通院する必要がある

医療脱毛は、決められた回数通院する必要があります。髭脱毛は、一度で終わる施術ではないことを覚えておきましょう。基本的には一定の期間を空けながら、数回から十数回行って完了させます。仕事などが忙しい場合は、スケジュール調整に気を付けましょう。

■髭を再び生やすことは難しい

医療脱毛は、基本永久脱毛です。そのため、レーザー照射を用いて脱毛した箇所の髭の再生は難しくなります。しかし、レーザー照射の回数が少ない段階では、再び髭を生やすことも可能です。照射回数が増えていくと発毛は難しくなるため、デザインは十分考慮したうえで、髭を薄くしたい箇所や残したい部分を伝えましょう。

■麻酔処置が必要なときもある

医療脱毛による髭脱毛は痛みを伴うことがあるため、場合によっては麻酔で痛みを和らげることもあります。使用する麻酔は、麻酔クリームか笑気麻酔です。麻酔クリームは、脱毛部位に塗って皮膚の感覚を鈍くします。笑気麻酔は、ガス状の麻酔を吸入し意識をぼんやりさせるものです。ただし、どちらも完全に痛みが消えるわけではありません。

■スキンケアを徹底すること

医療脱毛による髭脱毛の期間中は、スキンケアを徹底することが大切です。炎症や傷があると施術を断られる場合も。日頃からスキンケアと日焼け対策を徹底しましょう。また、施術後の赤みや炎症などのトラブルは、数日で引くことがほとんどです。なかなか治らない場合や気になる場合は、施術を受けたクリニックへ相談しましょう。

まとめ

髭脱毛には、毎日の髭剃りから解放される、清潔感を保てるなどさまざまなメリットがあります。髭を薄くしたり髭の生える範囲を少なくしたりすることも可能です。医療脱毛なら、永久脱毛が可能。麻酔を使って痛みを和らげることもできるので、痛みが不安な人も安心して髭脱毛ができるでしょう。

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