【New Column】眉リフト vs ボトックスはもう古い? 美容の最適解は“どちらか”ではなく“どちらも”だった

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その選択、間違っていませんか?

眉リフトかボトックス、どっちが良い?」——多くの人がこの二択に迷う。だが、最新の医師たちの見解は違った。
“選ぶ”時代から、“組み合わせて整える”時代へ。
非外科的アプローチであるボトックスの眉リフトはダウンタイムなしの軽微な改善をもたらす一方、外科的眉リフトは構造を再配置し、根本改善に向く。
だが、美しい仕上がりを求めるなら、それぞれの強みを理解し、組み合わせるアプローチが最も効果的だという。

📌 記事をざっくりまとめると…

✅眉リフトもボトックスも、それぞれの特性を活かして“両方使う”のが最も美しく仕上がる近道か

処置の役割と「両立」という美学

ボトックスによる眉リフトは、特定の筋肉を緩めて眉をわずかに持ち上げる処置。しわ予防や軽度の非対称改善、若年層に人気で、「切らずに整える」代表的手法とされてきた。
一方、眉リフト手術は、加齢による皮膚・筋肉・骨格の変化にアプローチでき、額の深い溝や視野の閉塞まで改善する構造的介入が可能となる。

医師によれば、「どちらが必要か」よりも、顔立ち・皮膚の状態・求める効果によって選択肢が変わるという。
たとえば軽度の眉下垂であればボトックス、骨格レベルの変化がある場合は手術、あるいは術後の表情調整や効果の持続にはボトックスが再び必要になることもある。

さらに、側頭部リフト、内視鏡リフト、皮下リフト、固定術など、眉リフトの中にも多様な技法が存在する。これらは目的によって選択され、額のしわ、眉の外側のリフト、前頭部の縮小などアプローチも異なる。
結果として、「最良の美」は単独の処置ではなく、複数手法の統合によってもたらされるのだ。

■ ララ・デーヴガン医師(Dr. Lara Devgan)

ニューヨークの著名形成外科医であり、美容医療とエビデンスの融合に定評のあるララ・デーヴガン医師はこう語る。
「ボトックス眉リフトは、下制筋を緩めて眉を自然に引き上げる非外科的な方法です。軽度の下垂や非対称に効果的で、ダウンタイムもなく洗練された印象になります。」


■ サラ・ディッキー医師(Dr. Sara Dickie)

眼瞼や額の手術を専門とする顔面形成外科医のサラ・ディッキー医師は、ボトックスと眉リフトの併用についてこう述べている。
「多くの患者にとって、理想的な結果は“手術+ボトックス”の組み合わせから得られます。術後のバランス調整や仕上がりの微調整には注射が不可欠になることもあります。」

 編集長POINT
~美容の正解は、1つじゃない~

「眉」という小さな部位に、美容医療の進化が詰まっている。選択肢が多い今だからこそ、患者側にも“正解を引き出す質問力”が求められる。
医師の技術だけではなく、その技術を“どう組み合わせて自分に最適化するか”が美容の成熟度を決める時代に入っているのだ。
もはや「切るか、打つか」ではなく、どう設計し、どう整えるか。そこに未来の美しさがあるかもしれません。

まとめ

  1. ボトックス眉リフトは切らずに軽度な引き上げが可能

  2. 眉リフト手術は構造的にたるみや視野障害にアプローチ

  3. ボトックスは若年層や術後ケアにも有効

  4. 眉リフトには多様な手術法があり目的別に使い分けが必要

  5. 最良の結果は“統合的アプローチ”によって得られる

  6. 診断と提案力が仕上がりを左右する新時代へ

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