まだ朝のメイクに時間かけてるの?忙しいあなたのためのノーメイク美容医療!すっぴん美人を目指すための医療アートメイク・肌管理のススメ

まだ朝のメイクに時間かけてるの?忙しいあなたのためのノーメイク美容医療!すっぴん美人を目指すための医療アートメイク・肌管理のススメ

洗顔や化粧水などのスキンケアをはじめ、日焼け止め、ベースメイク、ポイントメイクに至るまで、メイクが完成するまでの工程はいくつもあります。しかし、忙しい朝だからこそ、メイクはなるべく時間をかけずに美しく仕上げたいものです。こちらの記事では、朝の時間をより有意義に使えるよう、メイク時間の短縮につながる美容医療をご紹介します。「メイクに時間をかけたくない」「メイク要らずの素肌美人になりたい」という方は、ぜひ目を通してみてください。

1.理想のメイク時間と実態

「朝のメイクを時短したい」という方は少なくありませんが、実際のところ、世の女性は毎朝のメイクにどれくらいの時間がかかっているのでしょうか?ここでは、まず女性が理想とするメイク時間とその実態について詳しく見ていきましょう。

理想のメイク時間は?

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーが行った「メイク・スキンケアへの熱量」に関する調査では、美容感度が高い30代女性553名の内、36.2%が10分以内にメイクを完成させたいと回答(※1)。次いで、5分以内の完成を理想とする回答が21.7%となっており、半数以上の女性が手短にメイクを済ませたいと考えていることが伺えます(※1)。

実際にメイクにかかっている時間は?

一方で、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーの同調査によれば、美容感度が高い30代女性553名の内31.2%が、洗顔からメイク下地が完了するまでの時間を10~20分と回答(※1)。その後ポイントメイクに移ることを考えると、メイクの完成までにさらに多くの時間を費やしていることが想定されます。つまり、過半数の女性が10分以内にメイクを完了させたいと思っているにもかかわらず、実際にメイクにかかっている時間はその2倍以上にも及ぶということ。美容感度が高い女性の中には「朝のメイクのノリでその日のテンションや生産性が左右される」と答える方も多く、結果としてメイクの完成までに時間がかかってしまうのが現状のようです。

2.ベースメイクの時短&コスパUPには|美容医療

ベースメイクは、きれいな肌をつくるうえで非常に重要な土台。肌のトーンを均一に整えたり、シミやニキビといった肌悩みをカバーしたり、ベースメイクの仕上がりは相手に与える印象を大きく左右します。メイクで重要な役割を担っているからこそ、スキンケア・日焼け止め・化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーなどベースメイクの完成までに使用するアイテムは多くなりがち。美しい肌をつくるためにはどうしても時間がかかってしまう工程です。

また、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーの「メイク・スキンケアへの熱量」に関する調査によれば、美容感度が高い女性553名の内34.4%が「20代の頃より高いアイテムを使用するようになった」と回答(※1)。理想的な肌を実現するために、多くの女性が時間だけでなくコストもかけていることがわかります

そこで、メイクにかかる時間やコストを少しでも減らすには、素肌美人を目指すことがポイント。すっぴんに自信が持てるようになれば、すべてのアイテムを使用しなくてもベースメイクを完了できるからです。素肌美人を目指すための美容医療にはさまざまな種類がありますが、初心者の方には「ピコトーニング」「美容内服治療」「エレクトロポレーション」「ドクターズコスメ」などが適しています。

シミ・肝斑・くすみに対応するピコトーニング

出典:CYNOSURE

ピコトーニングとは、色素を破壊し自然な肌の色味を取り戻す治療のこと。低出力のレーザーを均一に照射するため、肌組織の炎症を極力抑えながら顔全体をトーンアップさせる効果が期待できます。また、施術によってコラーゲンとエラスチンの生成が促されるため、弾力のある肌を目指すことも可能。シミや肝斑、くすみの他にシワやたるみといった肌悩みを抱えている方におすすめできる施術です。

内側からきれいを目指す美容内服薬

美容内服薬は、体の内側から肌悩みにアプローチするためのもの。法的に認められた有効成分が含まれており、サプリや化粧品と比較して高い効果が見込めます。美容内服薬は医療用医薬品に分類されるため、購入するには美容内服を取り扱っている皮膚科や美容皮膚科での処方が必要です。美容内服治療のメリットは、クリニックに通わなくても自宅で手軽に肌悩みにアプローチできること。さらに、オンライン診療などを活用すれば、いつでも都合の良いタイミングで処方を受けられます。 継続的な内服が重要で、内服後3~6ヶ月を目安に肌の変化を実感できるようになる方がほとんど。さらに他の美容医療の施術と併用すれば、より高い効果が期待できるでしょう。

PICK UP
内服なら何でもいいの?というわけではなく、有効成分の含有率などは非常に重要です。オンライン診療を利用するのも良いですが、まず初回は、肌質や生活習慣など含め、クリニックに来院して先生にしっかりと相談すること、施術との組み合わせも視野に入れてカウンセリングを受けることをおすすめします。
というのも、シミ治療については内服だと時間がかかるけれど施術であれば1度で取れるシミもあったり、「改善」なのか「維持・予防」なのかそれぞれ得意分野があったり、という関連のメリット・デメリットを踏まえた上で治療・内服を開始しなければ、治療期間やコスパの悪化もあるためです。

肌の真皮層まで有効成分を届けるエレクトロポレーション

メソナJなどに代表されるエレクトロポレーションは、微弱な電流を流すことで肌の真皮層まで有効成分を浸透させる施術です。従来よりエステサロンなどで普及していた「イオン導入」の深層まで届くVerとイメージするのが良いでしょう。通常、皮膚にはバリア機能が備わっており、顔に塗るだけの日常的なスキンケアでは肌の奥まで有効成分を浸透させることはできません。一方エレクトロポレーションは、特殊な電気パルスを肌表面に与え、一時的に皮膚に微細な空洞をつくります。これにより有効成分をダイレクトに真皮層へ浸透できるようになるため、さまざまな肌トラブルに効果を発揮。肌悩みのない理想的な素肌を目指せると、話題を集めている治療法です。

レチノールやハイドロキノンが入ったドクターズコスメ

ドクターズコスメとは、医療機関や皮膚科医などの専門家が開発に携わっているコスメのこと。診察や治療で得た専門的な知見が商品開発に生かされており、配合成分にこだわってつくられているのが特徴です。
中でも素肌美人を目指す方が注目したいのは、レチノールやハイドロキノンが配合されているアイテムレチノールは皮膚や粘膜の健康を保ち、抵抗力を高める働きを持ちます。美容成分としてはコラーゲンの生成やターンオーバーを促すとされ、美肌に必要な土台をつくるうえで欠かせない成分です。美容感度の高い女性の間では定番ですが、一般的な市販品にはレチノールがあまり多く含まれていません。普段の化粧品に加えるのであれば、ドクターズコスメを選ぶことをおすすめします。
また、ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも称されるほど高い美白効果を持つ成分。メラニン色素の生成を阻害することから、シミや肝斑、色素沈着の改善に効果を発揮します。ハイドロキノンの濃度が高くなるほど美白効果は高まりますが、良くも悪くもハイドロキノンは肌への作用が強い成分です。正しく使用しなければ炎症や赤みを引き起こすこともあるため、初めて使用する際は医師に相談のうえでトライすることが望ましいでしょう。

3.ポイントメイクの時短&コスパUPには|アートメイク

アートメイクとは、眉毛やリップなどの部分に色素を注入し、すっぴんでもメイクをしているかのように見せる施術のことです。
アートメイクの施術を受けることで得られるメリットは以下です。

  • メイクをする必要がなくなる、もしくは軽く上にパウダーを乗せるだけなどで済む
  • 眉やアイラインを書くのが苦手という方でも簡単にメイクを仕上げることができる
  • すっぴんになったときのコンプレックスから解消される
  • 食事をしてもリップが取れない   など、

メイク時間の短縮以上にメリットが多い施術です。
アートメイクは2~3回施術を受けることで施術が完了します。
「上手な施術者なら1回ではっきり入れることができるのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、それは誤り。1回で色素が定着しない理由は、人間の体に異物を排除しようとする機能が備わっているためです。初めてのアートメイクで注入した色素は体から異物と見なされ、表皮層に色が定着しません。そこで、排除されてしまった色素を補い定着させるために、複数回の施術を受けることが推奨されているというわけです。個人差はありますが、2回のアートメイクを受ければ効果はおよそ1~3年持続するといわれています

せっかく受けた施術が時間の経過とともに薄くなっていくのはデメリットのようにも思えますが、そもそもアートメイクはタトゥーや刺青とは異なり、インクを永久的に皮膚に残すことを目的としていません。トレンドや年齢の変化に合わせて、デザインや色味を変更していけるのがアートメイクの魅力の1つだからです。
最近では、アートメイク除去技術の高いクリニックも登場し、地毛を焼かずに色素をリセットできるというNEWSも出ています。

アイブロウのアートメイク

好みのアイブロウデザインをキープできることから、アートメイクの中でもとくに人気のある施術です。価格相場は75,000~155,800円/回 程度。毛並みや形、バランス、濃さ、色などに配慮しながら細い針で丁寧に描いていくため、まるで本当の眉毛が生えているかのような自然な仕上がりを目指せます。
アイブロウのアートメイクには平行眉やアーチ眉といったさまざまなデザインがありますが、希望するデザインが必ずしも自分の顔に似合うとは限りません。アイブロウのアートメイクで失敗しないためには、骨格や顔全体のバランスを見極めてもらったうえで似合う眉毛をデザインしてもらうことが重要です。

アイラインのアートメイク

アイラインのアートメイクは、まつ毛の生え際やまぶたにアイライナーのような線を入れ、すっぴんでもぱっちりとした印象の目元を叶える施術です。アイラインが落ちやすい・目元のたるみでアイラインが書きにくい・不器用でアイラインを書くのが苦手といった方に適しています。水や汗の影響を受けないため、海やプールなどのアウトドアイベントのときでも常に魅力的な目元を維持できるのがアイラインアートメイクの大きなメリットです。

ただし、まぶたのキワの皮膚は他の部位よりも薄くできており、アイラインアートメイクには施術後に痛みや腫れが生じやすいというデメリットもあります。数日~1週間程度で落ち着くケースがほとんどですが、仕事などに影響が出ることを懸念する場合はスケジュールをご確認のうえ、施術を受けることをおすすめします。なお、アイラインアートメイクの価格相場は、55,000~77,000円程度です。

リップのアートメイク

リップアートメイクは、いつでも魅力的な唇をキープしたい方におすすめの施術。価格相場は77,000~155,000円程度です。もともと唇の血色が悪い、色素が薄いといった悩みのある方は、リップアートメイクを施すだけですっぴんでも明るく艶やかな印象を与えられるようになります。

また、唇は若さのバロメーターを示すともいわれるほど、顔の印象を左右するパーツです。唇と皮膚にしっかりと境目を出し、ふっくらとボリュームを持たせれば、老け見えの改善にも効果が期待できるでしょう。
ただし、リップラインのアートメイクを受けたあとは食事内容に注意する必要があります。からい・熱いなどの刺激の強い飲食物は、施術後の唇に余計な負担をかける可能性があるためです。ダウンタイムを長引かせないためにも、医師から指示される注意事項はしっかりと守るようにしましょう。

4.アイメイクの時短&コスパUPに、まつげ育毛剤の活用も |グラッシュビスタ®

グラッシュビスタ®は、厚生労働省に認可されているまつ毛貧毛症の治療薬。まつ毛貧毛症とは、自まつ毛が不足していたり不十分な状態になったりすることをいいます。グラッシュビスタ®には育毛効果のあるビマトプロストが主成分として配合されており、まつ毛の長さや太さ、濃さが改善することが臨床試験によって認められています。
グラッシュビスタ®の使用方法は非常に簡単で、夜メイク落としと洗顔を済ませたあとに、左右の上まつ毛の生え際に1滴ずつ液剤を塗るだけです。使用後2ヶ月ごろから見た目の変化を感じられるようになり、4ヶ月が経過する頃には明らかに自まつ毛が伸びているのを実感できるでしょう。クリニックによって価格は異なりますが、5ml(約70日分)の内容量で16,500~22,000円程度です。マスカラ要らずの目元を実現できる可能性があるとして、アイメイクの時短につながると期待されています。

まとめ

メイクの仕上がりにその日の気分を左右される方は少なくありません。しかし、忙しい朝の時間帯はメイクにあまり時間が割けないのも事実。そんなときは、メイクそのものにコストや時間をかけるのではなく、自分の素肌に目を向けてみませんか?美容医療は、肌悩みを解決し素肌美人を目指すための1つの手段です。朝の時間を有意義に使い余裕を持ってお出かけできるよう、ぜひ美容医療の力をうまく活用してみてくださいね。

【参考】
※1株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー「メイク・スキンケアへの熱量」に関する調査

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

RECOMMEND おすすめの記事

CATEGORY カテゴリーから探す

美容皮膚科 美容婦人科 美容内科 美容外科 再生医療 男性美容 アートメイク インタビュー クリニック ドクターズコスメ

KEYWORD キーワード

# 鼻 # 形成外科 # 審美歯科 # 再生医療 # 美容外科 # 美容内科 # 美容婦人科 # 美容皮膚科 # 学会関連 # 美肌・美白 # フェムケア # 更年期・PMS

VIEW ALL