BIANCA CLINIC
宮本 亜希子 先生
2006年兵庫医科大学医学部医学科卒業後、同大学病院を始めとしたさまざまな病院で産婦人科医として研鑽を積み、2024年「BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)」へ入職。周産期や婦人科美容、エイジングケアなど、女性の健康や美しさに関わるさまざまな分野に専門知識を持つ日本専門医機構認定 産婦人科専門医。性教育やHPVワクチンの普及、女性の生活の質向上にも力を注ぐ。
皆さんは“膣コリ”という言葉を聞いたことはありますか?膣コリとは、肩こりのように骨盤底筋群がこり固まった状態のこと。
頻尿や尿漏れ、性交痛、下腹部や膣まわりの慢性的な痛みや違和感は、もしかしたら「筋筋膜性骨盤痛症候群(MPPS)」など、骨盤周りのトラブルのサインかもしれません。
今回ご紹介するのは、こうした女性の膣コリへの効果も期待される性機能改善機器「Alma Duo(アルマデュオ)」(自由診療)。
「デリケートゾーンへの照射は痛そう」「何度も通うのは恥ずかしい」と治療への一歩を踏み出せずに悩んでいる方にもぜひ知ってほしい、今話題の治療機器です。
今回はAlma Duoの特徴や魅力について、日本におけるフェムケアの第一人者であるBIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の宮本 亜希子(みやもと あきこ)医師に解説していただきました。
※本記事は医師の経験に基づく個人的見解であり、機器の有効性を保証するものではありません。
INDEX
膣の違和感や尿トラブルが治らない!その原因は“膣コリ”かも……?
「最近、尿漏れや頻尿が気になってきた」
「膣や下腹部に常に違和感や痛みがある」
「慢性的に性交痛がある」
こうしたデリケートゾーンの症状に悩まされている女性は、実は多くいます。その中には婦人科や泌尿器科を受診し、更年期の女性によく見られる「閉経関連尿路性器症候群(GSM)」と診断された方もいるかもしれません。
GSMは、閉経後には女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が少なくなることで、さまざまな症状が起こります。具体的な症状として、尿道周囲や女性器(膣や外陰部)の粘膜が乾燥・萎縮し、尿トラブルや膣まわりの不快感、性交痛などが挙げられます。
この場合、ホルモン療法やレーザー治療など、適切な治療やケアを行えば症状が落ち着くケースがほとんどです。
しかし、中にはGSMと診断されてレーザー治療などを行うも、思ったように改善されないことも……。
「GSMのような症状は確かにあるのに、膀胱や膣などを検査しても“異常なし”」「GSMの治療を続けてもいまいち改善されない」、このような場合にはGSMではなく、骨盤まわりの筋肉のこり、いわゆる“膣コリ”の可能性があります。
| 膣コリとは? |
| 膣のまわりや骨盤底にある筋肉が慢性的に緊張し、硬くなっている状態を指す言葉です。 とくに、臀部の奥にある内閉鎖筋*をはじめとした骨盤底筋群が慢性的に過緊張、収縮している状態となると、骨盤まわりの痛みや不快感、尿トラブルにつながるケースがあります。 こうした症状が続く場合、「筋筋膜性骨盤痛症候群(MPPS)」と関連しているケースも。 |
実は、膣コリは日常のちょっとした不調として現れることも少なくありません。膣コリという言葉を初めて聞いたという人は、ぜひ次の症状や生活習慣にあてはまるかチェックしてみてください。
*内閉鎖筋……坐骨から大腿骨につながる骨盤の中にある筋肉で、主に股関節を外に回す(外旋)働きをする。

【膣コリセルフチェック】
□日中座っている時間が長い
□長時間座っているのがつらい
□座り続けていると頻尿になりやすい
□内股や反り腰になりやすい
□夕方になると頻尿や下腹部痛が出やすい
□お尻と太ももの付け根が痛い
□性交痛がある
□タンポンや内診で痛みを感じる
□ストレスで悪化する
膣コリ治療は肩こりと同じように、こり固まった内閉鎖筋などの緊張をほぐすことが重要。具体的には、筋膜リリースが有用とされています。また、骨盤底筋群が慢性的に緊張すると、周囲の血流が滞りやすくなるとも考えられています。
そのため、「症状を早く改善したい」「女性器周りを複合的にケアしたい」という方には、専門医による性機能改善機器による治療も選択肢の1つ。
今回ご紹介するAlma Duoも、まさに膣コリの症状に悩む女性を救う注目の治療機器なのです。
※本記事は医師の経験に基づく個人的見解であり、機器の有効性を保証するものではありません。
フェムケアのスペシャリスト・宮本亜希子医師が語る【Alma Duo】による血流改善アプローチとは

ビアンカクリニックの美容婦人科指導医を務める“あっこ先生”こと、宮本亜希子先生は、日本専門医機構認定産婦人科専門医。日本のフェムケアの第一人者として、女性の美と健康にまつわる悩みに寄り添った先進的かつ的確な治療を提供しています。
これまで数多くの女性の性機能改善治療を行ってきた宮本先生によると、「Alma Duoは膣コリの正しい知識と新たなアプローチを広めるきっかけになりそう」とのこと。
まずは、機器の魅力について詳しく教えていただきました。
「Alma Duo」とはどんな治療機器?

「Alma Duo(アルマデュオ)」とは、低出力体外衝撃波治療(LI-ESWT)を採用した性機能治療機器(自由診療)の1つ。患部に衝撃波を与えることで血管新生、血流促進をサポートし、性機能低下の改善などを目指します。
衝撃波による性機能改善治療のメリットは、なんといっても非侵襲で体への負担に配慮されていること。麻酔や手術が不要のため、施術中の痛みやダウンタイムはほぼありません。
また、これまで薬物療法に効果を感じづらかった方、薬による体への負担が心配な方にも向いている治療法といえるでしょう。
これまでにも衝撃波を用いた性機能改善機器はありましたが、Alma Duoは衝撃波がしっかりと深くまで届くところが大きな特徴です。
一部の従来機器では衝撃波の深達度がおよそ20~30mm程度であるのに対し、Alma Duoは約135mm。この特徴により、少ない照射回数で患部へ効率的にアプローチできます。
また、男性だけでなく、女性の性機能改善治療に対応しているというところも特長の1つ。
男性のED(勃起不全)にも対応する機器ではありますが、ビアンカでは「MPPSや膣の乾燥ケア、オーガズム困難など女性の性機能障害に積極的に活用していきたい」と宮本先生はいいます。
女性にとってデリケートな性の悩みは、身体的だけでなく精神的なストレスになることも。Alma Duoによって改善を目指すことは、日々のQOL向上だけでなく、女性としての自尊心を高められるというメリットもあるでしょう。
宮本亜希子先生が語る「Alma Duo」の魅力

深達度の高さと治療効率の良さから、従来機器と比べて“次世代の性機能改善機器”と評されるAlma Duo。その魅力について、宮本先生はこう語っています。
これは性機能にまつわるデリケートなお悩みを抱える女性たちにとって、治療へのハードルを下げてくれるうれしいポイントではないでしょうか。
性器周辺というデリケートな部位へ衝撃波を当てる、そう聞くと「痛そう」「怖い」と感じる方も多いと思います。
しかし、Alma Duoは照射による痛みはほぼなく、トントンされている感覚とのこと。もちろん痛みの感じ方には個人差はありますが、痛い治療が苦手な方でも検討しやすいでしょう。
また、Alma Duoは、1回の施術時間が約15~20分程度と短いのも特徴。これを週に2回ずつ3週間継続し、計6回の照射を1クールとされています。
例えば、仕事が忙しく何度もクリニックに通うのが難しい方でも、Alma Duoなら3週間だけ予定を調整すればOK。短期集中治療のほうがスケジューリングしやすく、治療を受けやすいという方も少なくないといいます。
ここで改めてAlma Duoの魅力をまとめると……
- 1回あたりの施術時間が15~20分程度と短い
- 約3週間の短期集中で1クールの治療が完了する
- 痛みやダウンタイムがほぼない
- 体への負担を抑え、血流促進による自然な機能改善が目指せる
- 膣コリやED治療など男女の性機能の悩みに対応している
Alma Duoなら治療スケジュールを組みやすく、ダウンタイムもほぼないことから、日常生活への影響も比較的少なく済みます。これなら治療中であることをオープンにしたくないという方でも受けやすそう。
ちなみに3週間で1クールの治療が完了するAlma Duoですが、宮本先生によると、治療後の状態を維持したいという理由で、治療後にリピートする患者もいるのだとか。
これは「できれば恥ずかしいから受けたくない」と敬遠されがちな性機能治療において驚きの結果です。
それほど治療への満足度が高く、「治療後の良い状態をキープしたい!」と考える人が多いということ。このことからもAlma Duoが性機能改善治療へのハードルを下げてくれていることが分かります。
これまでの性機能改善治療との違いは?
従来の性機能改善機器には「痛みがある」「照射数や治療回数が多い」といった課題もありました。
Alma Duoでは深達度を高めることでこれらの問題を改善。身体的にも精神的にも負担に配慮した、効率的な治療を受けられるようになりました。
さらに、従来機器の中には男性のみ対応のものもありますが、Alma Duoは女性の性機能改善にもアプローチが可能。
開発元によるさまざまな年齢の男女を対象とした豊富な臨床データもあり、しっかりと効果検証が行われている点も安心できるポイントです。
※本記事は医師の経験に基づく個人的見解であり、機器の有効性を保証するものではありません。
レーザー治療などと併用は?Alma Duo治療の進め方

最後に、Alma Duoを用いた治療の進め方や注意点について伺いました。
Alma Duoは他の治療と併用できる?
Alma Duoによる血管や血流へのアプローチは、例えばレーザー治療のような熱エネルギーによるアプローチとはまったくの別物。
「女性の性機能の症状は原因が複雑に絡み合っているケースも多々あるため、時には他治療をメインで行い、Alma Duoによる血管アプローチを補助的に組み合わせることもある」と宮本先生はいいます。
例えば、膣コリと更年期による症状が併発している場合には、Alma Duoに膣育®注射やレーザー治療を併用するケースもあるとのこと。
ビアンカには宮本先生をはじめ、女性器の専門知識に長けた看護師が多く在籍しているので、さまざまな治療プランの提案を受けられます。
Alma Duoによる性機能治療はドクター選びが大切!
実は体外衝撃波による性機能治療自体は、今に始まった新しいアプローチというわけではありません。
しかし、「膣の不快感や痛みを衝撃波治療で治す」という考えは、日本ではまだそれほど浸透しているわけではない、と宮本先生はいいます。その背景には、膣コリやMPPSの診断自体の難しさもあるんだとか。
実際に、知識の乏しい医師のもとで膣コリやMPPSの診断へたどり着けず、適切な治療が行えていないケースも多々あります。
では、実際の診療ではどのような誤解が起こりやすいのでしょうか。宮本先生によると、症状の現れ方によっては別の疾患と混同されてしまうケースもあるといいます。
誤診や適切でない治療法によって治療が長引かないように、女性器の解剖や骨盤底疾患を熟知した専門的なドクターのもとで治療を受けることがとても大切です。
Alma Duoによる血流改善は、膣コリの原因である内閉鎖筋や骨盤底筋群への効率的なアプローチとして期待できます。
しかし「“粘膜”ではなく“筋肉”の問題」と正しく診断できる医師のもとでなければ、Alma Duoの効果を実感することは難しいかもしれません。Alma Duo治療を受けてみたいという方は、ぜひ信頼できるドクターへ相談してみてください。
まとめ
性のお悩みとなると、例え症状がつらくても「人に相談しづらい」「恥ずかしいから治療はできるだけ早く済ませたい」と、つい治療に消極的になりがち。
治療の体験談をオープンにする人も少ないので「どうやって治せるの?」「どこに相談すればいい?」と、治療迷子になる人も少なくありません。
Alma Duoはこうした悩みを持つ人に寄り添い、治療への第一歩を後押ししてくれるような機器。過去に「勇気を出して性機能治療を受けたのに効果はいまいちだった」という苦い経験を持つ人も、ぜひ治療を検討してみてはいかがでしょうか。
※本記事は医師の経験に基づく個人的見解であり、機器の有効性を保証するものではありません。
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事
【施術の内容】Alma Duo®(アルマデュオ)
【施術期間および回数の目安】1週間に2回、3週間で計6回程度 ※状態によって異なります。
【費用】1回 32,000円~72,000円 ※本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】痛み、照射部位のしびれや違和感など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・諸外国における安全性等に係る情報
-「Alma Duo®」はアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を取得しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。


