鼻尖形成のダウンタイムと失敗リスク|マスク生活でもバレずに受けられる?

鼻尖形成のダウンタイムと失敗リスク|マスク生活でもバレずに受けられる?

鼻尖形成は、だんご鼻や丸い鼻先の印象を整えたい方に選ばれやすい施術です。

「腫れやギプス固定はいつまで?」「ダウンタイム中はバレずに過ごせる?」「仕事や育児と両立できる?」などは、鼻先の構造や皮膚の厚みによって仕上がりが変わるため、とくに気になるポイントでしょう。

効果・リスク・術後の過ごし方について、分かりやすく解説しています。

鼻尖形成はだんご鼻の整形手術。向いている方は?

出典:photoAC

鼻尖形成(読み方:びせんけいせい)とは、鼻尖と呼ばれる鼻先の形を整え、全体の印象を洗練させる施術です。

鼻尖の軟骨を調整して自然な変化を目指します。

■鼻尖形成はこんな方に向いている

鼻尖形成が向いているのは、鼻先の丸みや厚みが気になり、メイクでもカバーしにくい人です。

とくに、鼻先が横に広がる「だんご鼻」に悩む層が多く、軟骨の形や皮膚の厚みが影響しているケースがあります。

以下のような方は、鼻尖形成を悩み解消のための選択肢として挙げてもよいでしょう。

  • だんご鼻を直したい
  • 鼻先の大きさや厚みを整えたい
  • 鼻の穴の見え方を調整したい
  • 立体感のあるシャープな鼻に憧れている

鼻の構造は個人差があり、それぞれ適応が異なります。

事前の診察で、骨格や皮膚の状態を確認してもらいましょう。

■鼻尖形成と鼻尖縮小の違い

鼻尖形成と鼻尖縮小は似ており、どちらもだんご鼻の悩みに対応する施術です。

鼻翼軟骨の縫合、鼻先の余分な脂肪を減らしたりして鼻先の形やボリュームを調整します。

大きく異なるのは、鼻尖形成では耳の軟骨を鼻に移植する「耳介軟骨移植」という方法がある一方、鼻尖縮小では軟骨移植を行わない点です。

そのため、鼻尖形成のほうが治療範囲は広いといえます。

理想の鼻先をチェック!だんご鼻の原因について

理想の鼻先のバランスは、鼻を正面から見たとき、鼻筋の延長上の幅と鼻翼の幅(その左右の幅)がそれぞれ同じ比率であること。

鼻尖形成の手術では、これらのバランスを見てデザインしていきます。

だんご鼻でお悩みの方の多くは、中央の幅の比率が大きくなっています。

だんご鼻の原因となるのは、軟骨・脂肪・皮膚の3つです。

鼻尖形成の手術でより効果が高いとされるのは、軟骨が原因の「軟骨性のだんご鼻」です。

<だんご鼻の種類>

原因 鼻尖形成による効果
軟骨性のだんご鼻 鼻翼軟骨が横に広がっている 高い効果が期待できる
脂肪性のだんご鼻 脂肪の厚さ・軟部組織の形 期待できる
皮膚性のだんご鼻 鼻の頭部分の皮膚の厚さ 効果はほぼ期待できない

鼻尖形成術には、切開範囲や視野の違いによっていくつかの方法があり、仕上がりの方向性やダウンタイムが変わります。

ここでは代表的な「オープン法」と「クローズ法」の特徴を整理し、施術の基本的な流れを分かりやすくまとめました。

■オープン法の特徴と適応

鼻尖形成のオープン法は、鼻腔内と鼻柱を切開し、軟骨を直接確認しながら手術を行う方法です。

細かな調整がしやすいのが特徴で、軟骨移植を伴う場合や、左右差を丁寧にそろえたいケースに向いています。

より細かな希望に沿ってアプローチできる一方で、切開範囲が広いため傷痕が目立つなど、ダウンタイムは長引きやすくなります。

■クローズ法の特徴と適応

鼻尖形成のクローズ法は鼻腔内のみを切開して手術を行う方法です。

外から傷痕が見えず、ダウンタイムも短め。

ただし、大きく変化させることは難しいとされています。

繊細な調整よりは自然な範囲の変化を求める方や、皮膚表面に傷痕が残らないため、日常生活に早く復帰したい方に向いているといえるでしょう。

■鼻尖形成の基本的な手術の流れ

  1. 皮膚切開
  2. 必要に応じて余分な脂肪除去
  3. 鼻先を尖らせるように大鼻翼軟骨を加工
  4. 左右の大鼻翼軟骨を縫い寄せ、シャープな鼻尖を形成
  5. 軟骨を移植して形を調整(施術方法による)

基本的な流れは上記のとおりですが、オープン法とクローズ法によって皮膚の切開範囲が変わるなど、術法によって異なる部分もあります。

鼻尖形成の効果とは?メリット・デメリットについて

出典:photoAC

鼻尖形成は、鼻先の形を細く整えたり、高さや陰影を出したりすることで鼻全体の印象を調整する施術です。

ただし、期待できる変化には個人差があり、同時にデメリットや注意点も存在します。

メリット
  • 鼻先がシャープな形に整う
  • 仕上がりが自然
  • 軟骨移植を併用すると大きな変化を目指せる
  • アレルギーリスクに配慮されている
デメリット
  • ダウンタイムや副作用がある
  • 鼻全体のバランスが変化する
  • 後戻りの可能性がある

鼻尖形成で期待できるのは、鼻先が横に広がるだんご鼻の軽い改善から、軟骨の形を調整することで高さや陰影をつくる変化までです。

とくに、皮膚が薄い方は変化を感じやすいです。

一方、皮膚が厚い場合は劇的な変化がつきにくく、鼻尖形成のみでは十分な細さを出しにくいことがあるため、耳介軟骨移植を併用するケースも。

なお、この場合はご自身の軟骨を利用するため、アレルギーのリスクは低いです。

デメリットとしては、術後数日は腫れや内出血が起こりやすく、違和感が続く時期があります。

また、軟骨の形や皮膚の厚みなどにより仕上がりに個人差があり、後戻りを感じる場合もあるでしょう。

施術の限界を理解し、変化の方向性を医師としっかりと確認することが重要です。

鼻尖形成のリスクをチェック!ダウンタイムや副作用は?

鼻尖形成は、術後の腫れや内出血など一定のダウンタイムが伴います。

また、軟骨や皮膚の状態によって仕上がりに個人差が生じることもあります。

ここでは、代表的なリスクと注意点についてまとめました。

■リスクその1│ダウンタイム・副作用がある

鼻尖形成のダウンタイムには、腫れ・内出血・痛み・むくみなどが挙げられます。

1~2週間ほどかけて落ち着いていくことが多いです。

副作用の多くは時間とともに軽快しますが、症状が長く続く場合は早めに医師に相談しましょう。

また、術後につけるギプスとテープは3〜7日程度続ける必要があります。

ギプス固定後も、3ヶ月程度は、夜間のテーピングを欠かさないようにしましょう。

大きめのマスクや立体感のあるマスクによって、日常生活ではある程度カバーできます。

■リスクその2│理想の鼻に仕上がらない可能性がある

仕上がりには、軟骨の形をはじめ、皮膚の厚みや左右差など多くの要素が影響し、希望した形に近づかない可能性があります。

また、術後の治癒過程で鼻先が硬くなる瘢痕(はんこん)が生じることも。

多くは時間とともに治まりますが、もし硬くなってしまったら再手術を検討しましょう。

鼻形成術における医師/患者の満足度の調査(Fatemeh Rezaei,2019)では、鼻尖形成に限らず鼻整形全般で満足度は中程度~高いという報告が多いものの、仕上がりのイメージとの違いから、後悔や失敗につながるケースも一定数あるとされています。

■リスクその3│術後の過ごし方に制限がある

出典:photoAC

■リスクその4│洗顔やメイクなど術後の過ごし方に制限がある

術後は洗顔やメイク、運動、入浴などに一定の制限が生じ、少し不便に感じるかもしれません。

とくに3~7日間程度のテーピングやギプス固定中は濡らせないため、洗顔は控えめにしましょう。

メイクは、鼻以外は術後すぐから可能、鼻はテープやギプスが外れた後であれば問題ありません。

マスクは術後すぐに着用できるケースが多く、腫れやテーピングを隠すのに役立ちます。

ただし手術部位は圧迫を避ける必要があるため、締めつけないマスクを選びましょう。

うつ伏せ寝や鼻をぶつける可能性のある運動は、1~2週間は控える必要があります。

固定が外れるまでの期間は、普段より慎重な生活管理が求められます。

■リスクその5│炎症・感染を起こす可能性がある

鼻尖形成には、感染・血腫・瘢痕拘縮といった合併症を引き起こす可能性があります。

強い痛みや過度な赤み・腫れ、異常な熱感が続いた場合は、早期に医療機関を受診しましょう。

強い痛みや膿が出るなどの症状がある場合も同様です。

このようなリスクは完全に避けることはできませんが、術後の管理と早期対応で悪化を防ぎやすくなります。

鼻尖形成のみでも効果はある?組み合わせに適した施術2つ

鼻尖形成のみでどこまで変化が得られるかは、軟骨の形・皮膚の厚み・鼻全体のバランスによって異なります。

必要に応じて他の施術を組み合わせることで、鼻背の高さや角度を補正し、より整った印象につながる場合があります。

ここでは代表的な2つの施術を見ていきましょう。

■プロテーゼ挿入

プロテーゼ(人工軟骨)は、鼻筋(鼻背)の高さを補い、鼻先とのバランスを整える目的で使用されます。

鼻尖形成のみでは変化があまり感じられず鼻背が低いまま残るケースがあるため、プロテーゼ併用で半永久的に全体の印象統一を目指します。

メリット
  • 確実に鼻の高さを出せる
  • 効果は半永久的
  • 変形の可能性が低い
  • 鼻の中を切開するため、外から傷が目立ちにくい
  • 手術時間が短い
  • • 除去でもとに戻せる場合もある
デメリット
  • 術後に固定が必要な期間がある
  • ダウンタイム期間が長め
  • 位置がずれる可能性がある
  • 感染症のリスクがある

■鼻中隔延長術

鼻中隔延長術は、鼻中隔に移植軟骨を継ぎ足し、鼻先の角度や長さを調整し、正面・横顔の印象を変えたい場合に選ばれる方法です。

より大きな変化を求めるときに選択されます。

鼻尖形成よりも費用が高めの傾向にあるため、メリット・デメリットも踏まえたうえで判断しましょう。

メリット
  • 鼻先に高さを出せる
  • 鼻先の向きが整う
  • 後戻りが少なく、効果が長期的に続きやすい
  • 見た目の大きな変化が望める
デメリット
  • 印象が変わりすぎると感じる場合がある
  • 術後に変形するリスクがある
  • 手術時は全身麻酔を用いる
  • ダウンタイムは長め傾向

まとめ

鼻尖形成は、鼻先の丸み・広がりを整えることで印象を変える施術ですが、得られる変化の幅には個人差があります。

オープン法・クローズ法の違いや、軟骨移植の有無によってダウンタイムの程度も変わります。

腫れ・内出血・後戻りなどのリスクを正しく理解し、必要に応じてプロテーゼ挿入や鼻中隔延長術との併用も検討することで、ご自身の鼻の特徴に合った選択がしやすくなるでしょう。

信頼できる情報をもとに、納得できる形で施術の判断を行うことが大切です。

参考文献:Fatemeh Rezaei(2019)『A Comparison of Doctor/Patient Satisfaction with Aesthetic Outcomes of Rhinoplasty: a Prospective Study』/J Med Life

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【治療の内容】鼻尖形成術
【治療期間および回数の目安】1回
【費用相場】¥300,000~¥600,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛み、発熱など
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【治療の内容】鼻尖縮小術
【治療期間および回数の目安】1回
【費用相場】¥200,000~¥400,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛み、発熱など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
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【治療の内容】シリコンプロテーゼ挿入
【治療期間および回数の目安】1回※状態によって異なります。
【費用相場】¥200,000~¥400,000※クリニックにより異なります。
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【治療の内容】鼻中隔延長
【治療期間および回数の目安】1回
【費用相場】1回¥550,000~¥1,000,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛み、鼻中隔が曲がる、左右非対称、鼻先が硬くなるなど
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