小鼻縮小したら笑えない?原因とリスクを防ぐ方法を解説

小鼻縮小したら笑えない?原因とリスクを防ぐ方法を解説

「小鼻縮小をしたら笑えない?」そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。小鼻の広がりを整える小鼻縮小は、顔全体のバランスを整えられると支持されていますが、術後に笑顔が作りにくくなるといった口コミも。

多くは一時的な症状ですが、具体的な原因を理解し、適切な対策をとることでリスクの軽減を目指せます。この記事では、笑いづらくなる理由や、術前・術後に気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。

1.小鼻縮小とは?まずは基礎知識から

出典:photoAC

小鼻縮小は、鼻の横幅を狭くしてバランスを整える美容整形です。大きく分けて2種類の方法があります。まずは各施術の特徴など、基礎知識を理解しましょう。

■小鼻縮小とはどんな施術?

小鼻縮小は、鼻の横幅を小さくすることを目的とした外科手術です。おもに鼻翼(小鼻)の余分な部分を取り除いたり、内側から組織を縮めたりすることで、バランスよく鼻全体を引き締め、顔の印象を整えます。鼻や鼻の穴が目立つことが悩みの方にとって、選択肢の一つとなるでしょう。

■小鼻縮小の種類は大きく分けて2種類

小鼻縮小には大きく分けて2種類です。

まず1つ目は、「外側切開」です。外から切開し、余分な皮膚を取り除く方法で、より広がりが強い鼻に向いています。

2つ目は、「内側切開」です。鼻の内部を切開し、外から見えないように余分な組織を取り除きます。内側切開は、外側切開に比べて傷が目立ちにくく、鼻翼の幅を狭めるのに向いています。

鼻の状態によっては「外側切開」と「内側切開」を組み合わせる場合もあります。ご自身に合った術式を適切に選ぶことで、理想的な小鼻の形を目指せるでしょう。

■小鼻縮小施術のダウンタイム・費用・施術時間

小鼻縮小の施術には、ダウンタイムや費用、施術時間などの違いがあります。まず施術時間は一般的に1~2時間程度で、日帰り手術となる場合が多いです。

個人差もありますが、ダウンタイムは術後2~3日がピークで、腫れや内出血が見られることがありますが、通常1~2週間程度で回復する方が多いです。完全に違和感がなくなるまでには数週間から数ヶ月かかるケースもあるようです。

費用は施術方法やクリニックによって異なりますが、相場は20万~50万円程度です。内側切開は外側切開と比較して費用が抑えられることがありますが、詳細はカウンセリングで確認すると良いでしょう。

2.小鼻縮小すると「笑えない」と感じるのはなぜ?

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小鼻縮小を受けた後、「笑えない」「表情が作りづらい」と感じることがあります。これらは一時的なものであることが多いですが、知識を備えておくことで、安心して術後の回復に臨めるでしょう。

■小鼻縮小で笑えない理由①|腫れ・痛み

小鼻縮小手術後、多くの方が経験するのが「腫れ」です。手術中に組織を切除したり、形を整えたりするため、術後は顔が腫れ、とくに鼻周りに違和感が生じることがあります。

また、腫れに伴い痛みが発生することも多く、この痛みが表情を作りにくくする原因となります。通常、腫れや痛みは1~2週間程度で収まることが多いですが、回復を早めるには無理に笑顔を作ろうとせず、安静に努めましょう。

■小鼻縮小で笑えない理由②|皮膚のつっぱり感

小鼻縮小の施術後、とくに外側切開を行った場合、鼻周りの皮膚が引っ張られるような感覚が生じることがあります。この「つっぱり感」は、鼻の形を整えるために余分な皮膚が切除され、残った部分が引き締まることで発生します。

つっぱり感が強いと、顔を動かす際に違和感があり、笑いづらくなってしまうのです。個人差もありますが、つっぱり感が続くのは数週間程度といわれています。皮膚が新しい形になじむとともに、徐々に軽減していきます。

■小鼻縮小で笑えない理由③|神経や血管の損傷

小鼻縮小は、鼻周りの皮膚や筋肉、場合によっては神経や血管に影響を与えることがあります。手術中に神経を傷つけると、一時的な麻痺やしびれが生じることも。これにより、顔の一部が思うように動かなくなり、笑う際に不自然さを感じることもあるようです。

ただし、これらの症状はほとんどが一時的で、術後数週間から数ヶ月以内に落ち着くことが多いです。適切な手術方法と技術力に優れた医師を選ぶことで、リスクを軽減できる可能性があります。

3.小鼻縮小で笑えないのは一時的なもの

小鼻縮小の施術後「笑えない」と感じるケースはありますが、多くの場合一時的な症状で、適切なケアや時間をかけることで落ち着くことが多いです。術後の経過を見守りながら、焦らずに回復に努めましょう。

4.小鼻縮小で笑えないリスクを減らすには?

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ここでは、小鼻縮小手術後に「笑えない」といったリスクを抑えるには、事前の準備と術後のケアが重要です。ここでは、リスクを軽減するための具体的な方法を解説します。

■小鼻縮小で笑えないリスクを減らす方法①|適切な術式を選ぶ

小鼻縮小手術には、外側切開、内側切開など、いくつかの術式があります。どの術式を選ぶかは、仕上がりに大きく影響します。

適切な術式を選ぶことで、腫れや皮膚の引きつり感を軽減でき、術後の笑顔にも自然さが保たれやすくなるようです。例えば、外側切開は内側切開に比べて皮膚の引っ張りが強くなりやすい傾向があります。事前に医師と十分に相談し、ご自身に合った術式を選びましょう。

■小鼻縮小で笑えないリスクを減らす方法②|経験豊富な医師を選ぶ

手術の成功には、医師の技術と経験が影響することもあります。経験豊富な医師は、手術中の細かな調整や術後の管理が上手なことも多いです。

表情筋や神経への配慮をしっかりと行っているかは判断基準の1つです。カウンセリングでのやり取りや症例写真を参考にしながら、信頼できる医師を選びましょう。

■小鼻縮小で笑えないリスクを減らす方法③|希望の仕上がりを医師と共有する

小鼻縮小は、見た目だけでなく、術後の負担や表情の動きやすさとのバランスも重要です。

カウンセリングでは理想とするデザインに加え「笑えない状態になるのを避けたい」といった具体的な希望も遠慮せずに伝えましょう。複数の術式の中から、自分に合った施術プランを見つける手助けとなることもあります。

たとえ漠然としたイメージでも構いません。自分がどのような仕上がりを望んでいるかを、できる範囲で医師に伝えるよう心がけましょう。

■小鼻縮小で笑えないリスクを減らす方法④|適切にアフターケアを行う

小鼻縮小後に笑えないリスクを減らすには、アフターケアも重要です。術後数日は、医師の指示に従って患部を適度に冷やすと、炎症や腫れの軽減が期待できます。

医師から処方された抗生剤や痛み止めは、指示通りに服用します。洗顔やメイクは制限期間を守り、無理に顔の筋肉を動かすことは避け、安静に過ごしましょう。頭を高くして寝るなど、就寝時にも配慮が必要です。

「小鼻縮小で笑えない」のリスクは軽減できる!

小鼻縮小後に「笑えない」と感じる原因は、腫れや痛み・皮膚のつっぱり・表情筋への影響などが挙げられますが、多くは一時的なものです。

信頼できる医師とよく相談したうえで術式を選び、適切なアフターケアを行えば、リスク軽減を目指せるでしょう。美容整形は、十分な知識を身につけたうえで自分に合った選択をすることが大切です。焦らず慎重に検討していきましょう。

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【治療の内容】小鼻縮小術
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】¥200,000~¥500,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、赤み、内出血、痛み、左右非対称など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。