胸が全くない方でも美乳が叶う豊胸術は?特徴や疑問点を解説!

胸が全くない方でも美乳が叶う豊胸術は?特徴や疑問点を解説!

胸が全くないからバストアップは無理……と諦めている方はいませんか?多くの女性が悩むバストサイズ。とくに、胸が全くない方は、つらさやコンプレックスを抱えることもあるでしょう。今回は、胸を大きくする方法として豊胸術の種類と特徴をご紹介。また、豊胸術の疑問点や、胸が小さい原因についても解説していきます。美乳を叶えたい方だけでなく、豊胸術に対する疑問や不安を解消したい方も参考にしてみてください。

1.胸が全くない……そもそもの原因とは?

出典:photoAC

そもそも胸が小さい原因はあるのでしょうか?さまざまな観点から原因を解説していきます。

■女性ホルモンの分泌量が少ない

女性の体の成長や胸の発育に大きな影響を与えるのが女性ホルモンです。思春期に胸が大きくなる理由は、女性ホルモンの分泌が活発になるからです。女性ホルモンには、乳腺を発達させる働きがあるため、胸の大きさは乳腺の量で決まります。
女性ホルモンの分泌量を左右するのが、加齢による減少や、ストレス、生活習慣の乱れ、食事バランスなどです。睡眠時間の短さや、過度なダイエットが原因でホルモンバランスが乱れてしまうことも。そのため、成長期には食事バランスに気を付け、睡眠を十分に取る、ストレスを溜めないなど生活習慣を整えることが大切です。

■脂肪が付きづらい痩せ体型だから

乳房の9割は脂肪です。そのため、脂肪が付きづらい痩せ型の方は、胸の膨らみも小さい傾向にあります。その逆で体重が増えやすい方は、バストが大きくなりやすいといえます。また、「自分の胸が小さいのは遺伝的なものなのでは…」と思う方もいるでしょう。しかし、遺伝による影響は約3~4割といわれています。

■上半身が華奢なタイプのため

上半身が華奢でデコルテに厚みが出づらい骨格の方は、胸骨が浮き出やすい傾向にあります。さらに、バストトップが低い位置にあり、上半身に比べて下半身にボリュームが出やすいのが特徴です。そのため、脂肪の付き方や見え方によっては、実際のバストよりも小さく見えてしまう可能性があります。

■下着のサイズが合っていない

ブラジャーの役割は、胸を固定して支えることです。サイズの合わないブラジャーをつけていると、胸の形が崩れたり垂れて下向きになったりしてしまうことも。まずは、今ご自身がつけているブラジャーが正しいサイズなのか、見直してみることも1つの方法です。自分のサイズにあったブラジャーを正しく装着しましょう。

2.豊胸手術の疑問や不安を解消しよう

胸のサイズでお悩みの方の中には、バストアップしたいと考える方も多いでしょう。胸を大きくするには生活習慣や下着のサイズを見直すといった方法もありますが、確実に胸を大きくする方法は豊胸術です。ここからは、豊胸術の疑問点や不安について解説していきます。

■胸が全くない方でも豊胸手術はできる?

「胸が全くない人でも豊胸手術はできるの?」といった疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。結論からお答えすると、胸が小さい方でも豊胸術を受けることは可能です。
豊胸術の種類は、「脂肪注入」「ヒアルロン酸注入」「シリコンバッグ」の3種類。3つの豊胸手術には、仕上がりや効果、持続性などそれぞれ異なる特徴があります。自分がどのようなバストを求めるかを熟考し、それぞれのメリットやデメリットを理解した上で、自分に合った豊胸術を選択することが大切です。

■ダウンタイムや豊胸バレはどう乗り切る?

豊胸術において不安点の1つに挙げられるのが、ダウンタイム。ダウンタイムは、豊胸術の種類や個人差によって異なりますが、1~2週間程度で腫れや痛みが治まるケースが多いようです。痛みがひどい場合は医師に相談の上で痛み止めを服用し、なるべく安静に過ごすようにしましょう。
仕事への復帰時期については、業務内容によって異なりますが、3~4日で復帰する方が半数を占めています。痛みに加えて、仕事や日常生活において動きづらさを感じる場合があるでしょう。豊胸したことを周囲に内緒にしている方は、「運動でひどい筋肉痛だったから」「体調不良で休みを取った」など、休んだ理由を考えておくといいかもしれません。
脂肪注入豊胸の場合は、ダウンタイム中に内出血が出現するため、人前で服を脱がないようにするなどの対策も必要です。

■出産や授乳に影響はない?

どの豊胸術であっても基本的には出産や授乳への影響は低いといえます。ただし、妊娠~授乳期間は、乳腺や乳管が発達し、胸に張りが出やすい時期。シリコンバッグ豊胸の場合、乳腺下にバッグを入れると胸が張ったときに痛みや炎症が生じる可能性も。
豊胸術が妊娠や授乳に与えうる可能性について十分に理解しておくことが大切です。不安な方は、卒乳後に豊胸術を検討したほうが良いでしょう。

3.胸が全くない方で自然な美乳になれる?豊胸手術の種類と特徴

出典:photoAC

ここからは、豊胸術の種類や特徴について解説していきます。

■脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸とは、自分の太ももやお腹などの脂肪を吸引して、バストに注入する豊胸術のこと。切開せず脂肪を注入するため豊胸術の痕が残りにくく、自然な仕上がりになるのが特徴です。胸が全くない貧乳の方などに向いている豊胸術で、吸引部分のスリム化が望めるといったメリットもあります。また、自身の脂肪を使っていることから定着率が高く、長期間にわたって自然なバストをキープできる点も大きな魅力でしょう。

脂肪注入豊胸のデメリットは?

脂肪注入は、最終的にどの程度の脂肪が定着するのか予測しづらいといったデメリットがあります。そのため、理想のバストサイズや大幅にバストアップしたい方には向いていません。また、注入した脂肪が定着せず壊死してしまうと、石灰化してしまう恐れもあります。

■ヒアルロン酸注入豊胸

ヒアルロン酸注入とは、胸にヒアルロン酸を注入してバストアップする豊胸術のこと。メスを使うことなく短時間で手術でき、メスを使わないため痛みも軽減できるといったメリットがあります。1回の手術にかかる費用も比較的リーズナブルです。ヒアルロン酸は時間が経つにつれ少しずつ体内に吸収されていくため、個人差はありますが持続時間は半年~2年が目安となります。

ヒアルロン酸注入豊胸のデメリットは?

デメリットは、体内に吸収される際、一部が被膜に覆われしこりになってしまう可能性もあることです。また、一度に多くのヒアルロン酸を注入してしまうと不自然な仕上がりになってしまうため、片胸につき100~200cc(1~2カップ)までが限度です。そのため、一度にバストサイズを大きくしたい方には不向きといえるでしょう。

■シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグとは、胸の下や脇を切開して乳房にシリコン製のバッグを挿入する豊胸術のこと。手術を行えば半永久的に持続が可能であり、一度の手術で2カップ以上サイズアップしたい方に向けた手術です。かつては「豊胸バレしやすい」「触ると固い」といった印象でしたが、現在ではバッグの形状や高さにさまざまなバリエーションがあり、触感も進化しています。シリコンバッグ豊胸は、大胸筋の外側にバッグを入れる「乳腺下法」、大胸筋下に入れる「大胸筋下法」、大胸筋膜内に入れる「大胸筋膜下法」の3種類です。

シリコンバッグ豊胸のデメリットは?

デメリットは、強いダウンタイムと切開した傷痕が残る可能性があることです。とくに最初の3日間ほどは痛みが強く出るため、痛み止めの服用も必要。また、挿入したバッグがテニスボールのように固くなる症状であるカプセル拘縮(被膜拘縮)のリスクもあります。経年劣化により交換が必要な場合もあるため、違和感を覚えた場合は早めに医師へ相談するようにしましょう。

4.ロシッククリニック銀座の先進的な豊胸術『完全直視下デュアルプレーン豊胸』を紹介!

ここからは、ロシッククリニック銀座で行われている先進的な豊胸術についてご紹介しましょう。
小野准平院長が専用機器の開発から行った『完全直視下法』は、専用機器を用いて胸の中を観察しながら手術する方法です。
完全直視下デュアルプレーン豊胸は、デュアルプレーン法を直視下法で行った独自のシリコン豊胸術。デュアルプレーン法とは、大胸筋下法のデメリットであるバッグのズレなどを最小限に抑えた方法です。従来のデュアルプレーン法には、胸下の切開や内視鏡手術が必要でした。
完全直視下デュアルプレーン豊胸は、内視鏡よりも小さな傷から機器を挿入して手術することで、ミリ単位の調整や出血を抑えられるようになりました。術後の痛みにも配慮され体への負担が少ないことから、日帰り手術が可能です。
完全直視下デュアルプレーン豊胸は、バストトップの位置やボリューム感など、一人ひとりの理想を叶えるオーダーメイド豊胸術といえるでしょう。

5.豊胸手術のクリニック選定は慎重に

出典:photoAC

豊胸術を受ける場合は、慎重にクリニックを選定しましょう。美容クリニックのホームページに掲載されている症例や、コラム、Q&Aなどだけを見て安易にクリニックを決めず、実際にカウンセリングを受けることがおすすめです。
豊胸術は医師との事前カウンセリングが重要になるため、納得するまで疑問点やイメージを伝えることも大切。
そのほか、アフターケアがしっかりしていること、料金が明瞭であること、施術内容が明確化されているかなど、しっかりと下調べをしてから臨むようにしましょう。また、一度のカウンセリングでクリニックを決めず、複数のクリニックを比較検討することをおすすめします。

まとめ

今回は、胸が全くない方でも自然な美乳が叶う豊胸術について解説しました。豊胸術には、脂肪注入、ヒアルロン酸注入、シリコンバッグの3つがありますが、その特徴は大きく異なります。理想のバストをイメージし、メリット・デメリットを理解した上で豊胸術を選定することが大切です。豊胸術でバストアップを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】豊胸術
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】
・シリコンバッグ豊胸:約 ¥300,000~ ¥1,000,000
・ヒアルロン酸豊胸:約1ccあたり ¥3,000~ ¥4,000(使用量は個人差があります)
・脂肪注入豊胸:約 ¥800,000~ ¥1,200,000
・ハイブリッド豊胸:約¥130,000~¥300,000
※術式によって各クリニックで異なります。
【リスク・副作用等】内出血、血種、感染、痛み、傷口の赤み・硬さ・突っ張り・色素沈着、アニメーション変形など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。