埋没法を受けたあと、「取れかけているのではないか?」と不安になる方もいるでしょう。
埋没法が取れかけているとき、二重ラインが薄くなる、左右差が目立つ、二重幅が変化するといったサインがみられることがあります。
ただし、むくみなどによって一時的に二重の見え方が変わるケースもあるため、見た目だけで判断するのは難しい場合があります。
この記事では、埋没法が取れかけているときにみられる6つのサインや、取れかけから取れるまでの経過、アイプチ・アイテープの使用、医師へ相談する目安などを解説します。
埋没法の基本的な仕組みから確認したい方は、二重埋没について詳しく解説した以下記事も参考にしてください。
▽二重埋没とはどんな施術なのか詳しく見る
3秒でわかるまとめ
- 埋没法が取れかけている場合、二重ラインが薄くなる、三重になる、左右差や二重幅が変化するなどのサインがみられることがあります。
- むくみなどによる一時的な変化もあるため、以前の状態と比べながら変化が続いているか確認することが大切です。
- 痛み・赤み・強い違和感などを伴う場合や、二重ラインの変化が続く場合は、自己判断せず医師へ相談しましょう。
「埋没が取れかけかも」と感じたときに確認したい6つのサイン
埋没法の取れかけでは、二重ラインが薄くなる、三重になる、左右差が出るなどの変化がみられる場合があります。
ただし、むくみなどによる一時的な変化との見極めも必要です。
サイン① 二重ラインが以前より薄い・浅い
これまでくっきりしていた二重ラインが以前より薄く、浅く見えるようになった場合は、取れかけでみられる変化の1つです。
例えば、以前は一日中二重ラインが保たれていたのに、最近は時間帯によって薄くなったり、ラインが消えたりするケースがあります。
ただし、まぶたのむくみなどでもラインの見え方は変わります。
1回の変化だけで判断せず、「以前と比べて徐々に薄くなっているか」「変化が続いているか」を確認しましょう。
サイン② 三重や奥二重になることが増えた
埋没法のあとに、これまでの二重ラインとは別の線が入り、三重のように見えることがあります。
また、二重幅が狭くなり、奥二重のように見えるケースも。
二重ラインが安定しない状態が続いている場合は、埋没法によるラインに変化が生じている可能性も考えられます。
一方、寝不足やむくみなどによって一時的に三重になることもあります。
「三重になった=埋没法が取れかけている」とは限らないため、継続しているかを確認することが大切です。
サイン③ 片目だけ変化して左右差が目立つ
埋没法は、両目が同じタイミングで変化するとは限りません。
片目だけ二重ラインが薄くなり、左右差が目立つようになる場合もあります。
例えば、片方だけ二重の幅が狭くなったり、ラインの濃さが左右で違って見えたりするケースです。
もともとの目元にも左右差があるため、施術直後や二重ラインが安定していた時期の写真と比べてみると、変化を確認しやすいでしょう。
サイン④ 目頭・目尻など二重ラインの一部が薄くなる
二重ライン全体ではなく、目頭や目尻など一部分だけが薄くなる場合もあります。
「目頭側はラインが見えるけれど、目尻側だけ薄くなった」など、部分的な変化として気づくケースもあるでしょう。
二重ライン全体だけを見るのではなく、目頭側・中央・目尻側と分けて、以前との違いを確認することもポイントです。
サイン⑤ 二重ラインが日によって不安定になる
「昨日は二重だったのに今日は薄い」「朝だけ二重ラインが違って見える」など、日によってラインが不安定になることもあります。
ただし、朝はまぶたがむくみやすく、一時的に二重幅やラインの見え方が変わる場合があります。
そのため、朝だけの変化で取れかけと判断するのは難しいでしょう。
気になる場合は、同じ時間帯・角度・照明・表情で写真を撮り、数日間の変化を比較してみる方法があります。
サイン⑥ 二重幅が以前より狭く・広くなった
施術後に安定していた二重幅が、以前より狭くなったり広くなったりする場合もあります。
二重ラインの位置や見え方が変化すると、二重幅そのものが変わったように感じるケースも少なくありません。
二重幅はむくみなどでも一時的に変化します。
以前の写真と比較しながら、変化が継続しているかを確認しましょう。
埋没の取れかけを確認するときは、次のポイントを参考にしてください。
| チェックポイント | 埋没法のライン変化が疑われる例 | 一時的な見え方の変化の例 |
| 二重ライン | 徐々に薄くなる・消える | むくみなどにより一時的に薄く見えるが、時間の経過で戻ることがある |
| 三重・奥二重 | これまでと異なるラインが継続して目立つ | 睡眠不足やむくみなどに伴い一時的に現れる |
| 左右差 | 以前より左右差が目立つ状態が続く | 日ごと・時間帯により見え方が変化する |
| 二重幅 | 以前と異なる幅に見える状態が続く | むくみなどにより一時的に狭く・広く見える |
| ラインの一部 | 目頭・目尻などが見えにくい状態が続く | まぶたの状態により一時的に見え方が変わる |
| 経過 | 変化が継続・進行する場合がある | 体調や時間帯により変化し、元の見え方に近づくことがある |
※上記は目安であり、見た目だけで埋没糸の状態や再施術の必要性を判断することはできません。
気になる変化が続く場合は、施術を受けた医療機関で診察を受けましょう。
なお、二重ラインの食い込みが強く、ラインの上のまぶたが盛り上がって見える場合は、いわゆる「ハム目」の可能性もあります。
こちらの記事では、取れかけとは異なる見た目の変化について詳しく解説しています。
▽埋没法後のハム目について詳しく見る
ポイント
- 埋没法の取れかけサインには、二重幅が変化する、三重になる、左右差が出るなどがあります
- むくみなどによる一時的な変化の可能性も考慮しましょう
- 以前との違いや変化がどれだけ継続するかも大切な観察ポイントです
埋没の取れかけと間違えやすい変化・注意したい生活習慣とは?
まぶたへの強い摩擦や刺激は負担になる可能性があります。
一方、むくみによって二重ラインが一時的に変化することもあるため、生活習慣と見た目の変化を切り分けて考えることが大切です。
目をこする・まぶたに強い刺激を与える習慣
目を強くこするなどの行為は、まぶたへの負担になります。
洗顔やクレンジングの際にゴシゴシとこするほか、花粉症などで無意識に目元を触ることが多い方は何気ない動作の見直しが重要です。
ただし、「目をこすったから埋没法が取れた」と一概にはいえません。
必要以上に神経質になるのではなく、目元に強い摩擦を加えないよう意識しましょう。
アイメイクやアイプチ・アイテープによる刺激
アイメイクの際にまぶたを引っ張ったり、メイク道具で強くこすったりすることも、目元への刺激につながります。
アイプチやアイテープについても、使用しただけで埋没法が取れるとは限りません。
ただし、貼ったりはがしたりするときの刺激や、皮膚トラブルには注意が必要です。
目元に痛みや赤みなどがあるときは使用を控え、施術を受けた医療機関などへ相談しましょう。
朝のむくみなどで二重ラインが変化しやすい
朝起きたときだけ二重ラインが薄い、三重になるといった変化は、むくみなどが影響している可能性があります。
時間が経つといつもの二重に戻るのであれば、一時的な見え方の変化だったと考えられます。
二重ラインが変化したときは、「朝だけか」「時間が経つと戻るか」「数日以上続いているか」なども振り返ってみましょう。
ポイント
- 目をこする、強くクレンジングするなどの刺激はできるだけ避けましょう
- アイプチやアイテープは皮膚への刺激にも注意が必要です
- 朝だけの変化などは、むくみの影響も考えて経過を観察します
埋没の取れかけを放置するとどうなる?知っておきたい注意点
埋没法が取れかけたように見えても、その後の経過は人によって異なります。
一時的な変化が戻る場合もあれば、二重ラインが徐々に薄くなる場合もあります。
埋没の取れかけから完全に取れるまでの期間には個人差がある
埋没法が取れかけてから完全に取れるまでの期間を、「○日」「○週間」と一律に示すことはできません。
二重ラインが薄くなった状態がしばらく続く場合もあれば、その後さらにラインが目立ちにくくなる場合もあります。
また、「今、糸が取れた」と分かるような明確な感覚が必ず生じるわけでもありません。
二重ラインの持続期間や変化の仕方には個人差があるため、時間だけで判断しないことが大切です。
埋没の取れかけが「復活した」と感じることもある
「取れかけたと思ったのに二重が復活した」というケースでは、むくみなどによって一時的にラインが不安定になっていた可能性があります。
一方、原因が糸のゆるみの場合は、固定力そのものが自然に元の状態へ戻るとは限りません。
そのため、「ラインが戻った=糸も元通りになった」と判断するのは難しい可能性もあります。
まぶたが繰り返し変化する場合は、様子見せず、医師へ相談しましょう。
痛み・赤み・かゆみなどがある場合は放置しない
痛みや赤み、腫れ、強い異物感などがある場合は、単純な「取れかけ」とは別のトラブルも考える必要があります。
とくに、ゴロゴロする、充血する、涙が出る、糸が露出しているように見えるといった症状がある場合は注意が必要です。
まぶたの手術では、露出した縫合糸によって角膜表面に障害が生じた報告もあります。¹⁾
このような症状がある場合は、自分で糸を触ったり抜いたりせず、施術を受けた医療機関や眼科などへ相談してください。
埋没法で起こりうる失敗に関する記事では、取れかけ以外も含めたトラブルについて解説しています。
▽埋没法のトラブル・失敗例について詳しく見る
ポイント
- 取れかけから完全に取れるまでの期間には個人差があります
- 一時的なむくみが落ち着き、二重が「復活した」ように見えるケースもあります
- 痛みや充血、強い異物感などを伴う場合は、見た目だけで経過観察せず医師へ相談しましょう
埋没が取れかけたときのセルフケアと相談のタイミング
埋没法が取れかけたと思っても、自力で二重ラインを戻そうとするのは避けましょう。
まぶたへの刺激を抑えながら経過を確認し、変化が続く場合や症状がある場合は医師へ相談します。
まずはまぶたをこすらず刺激を避ける
「取れかけたかも」と思ったときの応急処置として大切なのは、自分で糸や二重ラインを操作しようとしないことです。
二重を戻そうとしてまぶたを強く押す、引っ張る、何度も触るといった行為は避けましょう。
糸が見えるように感じても、自分で抜いたり切ったりしてはいけません。
乾燥や皮膚への刺激が気になる場合も、目元をこすらず、刺激を避けることを意識しましょう。
取れかけのときにアイプチ・アイテープを使ってもいい?
二重ラインが薄くなると、アイプチやアイテープで一時的に見た目を整えたいと考える方もいるでしょう。
ただし、アイプチやアイテープによって、埋没法の糸による固定そのものを「復活」させることはできません。
使用時やオフするときの摩擦によって、まぶたに刺激が加わることもあります。
赤みや痛み、腫れなどがある場合は使用を避け、まぶたの状態について医師へ確認してください。
写真を撮って二重ラインの変化を記録する
取れかけかどうか判断に迷うときは、二重ラインを写真で記録しておくのも1つの方法です。
できるだけ同じ時間帯・照明・角度・表情で撮影すると、「昨日より薄い」「朝だけ変わる」などの経過を比較しやすくなります。
写真は医師へ相談するときにも、いつ頃からどのような変化が起きたのかを伝える材料になります。
こんな症状がある場合は早めに医師へ相談する
二重ラインの変化だけでなく、痛みや赤みなどの症状を伴っている場合は、自己判断で様子を見続けず、医師への相談を検討しましょう。
受診の目安は以下の通りです。
□ 二重ラインの変化が続いている
□ 左右差が以前より目立っている
□ 痛み・赤み・腫れがある
□ ゴロゴロするなど強い違和感が続いている
□ 糸が露出しているように見える
再手術を前提に受診する必要はありません。
「現在どのような状態なのか」を確認するために相談することも大切です。
ポイント
- 二重ラインを自分で押したり、糸を操作したりしないようにしましょう
- アイプチやアイテープは埋没法そのものを復活させる方法ではありません
- 写真で経過を記録し、変化が続く場合や症状がある場合は医師へ相談することをおすすめします
埋没が取れかけて医師に相談したらどうなる?経過観察・再施術などの選択肢
埋没法が取れかけて医師へ相談しても、必ず再手術になるわけではありません。
二重ラインやまぶたの状態、痛み・赤みなどの症状、施術後の経過などを確認し、状態に応じて経過観察や再施術、抜糸などを検討します。
診察では二重ラインやまぶたの状態・症状などを確認する
診察では、二重ラインや左右差、痛み・赤みなどの症状、施術からの期間などを確認します。
一時的な変化が考えられる場合などは、そのまま経過をみることもあります。
再度の埋没法や抜糸を検討する場合もある
二重ラインやまぶたの状態などによっては、再度の埋没法や抜糸が検討されることもあります。
再施術の必要性やタイミングは状態によって異なるため、医師と相談して判断します。
▽埋没二重の値段について詳しく見る
ほかの二重術を検討する場合もある
埋没法を繰り返している場合などは、まぶたの状態や希望によって、切開法をはじめとする別の二重術について説明を受けることもあります。
ただし、どの方法が適しているかは、まぶたの厚みや希望する二重幅、これまでの施術歴などにより異なります。
埋没法以外も含めて選択肢を知りたい方は、二重整形の種類について解説した記事でそれぞれの特徴を比較してみましょう。
▽二重整形の種類について詳しく見る
また、再施術を検討する際は、希望する二重幅や形を改めて医師と共有することも大切です。
平行型の二重を希望している方は、以下の記事で適応や注意点についても確認できます。
▽平行型の二重施術について詳しく見る
ポイント
- 医師へ相談しても、必ず再手術になるわけではありません
- 状態によって経過観察・再度の埋没法・抜糸などが検討されます
- 再施術では、術式だけでなく希望する二重幅やデザインも含めて相談しましょう
埋没の取れかけに関するQ&A
埋没法の取れかけについて、片目だけの変化や施術直後の見え方など、よくある疑問を紹介します。
判断に迷う場合は自己判断だけで済ませず、施術を受けた医療機関などへ相談しましょう。
Q. 埋没法は片目だけ取れかけることがある?
片目だけ二重ラインが薄くなったり、左右差が目立ったりする場合があります。
ただし、もともとの左右差やむくみによる変化もあるため、以前の写真などと比較して経過を確認しましょう。
Q. 埋没法は目頭だけ・目尻だけ取れることがある?
二重ライン全体ではなく、目頭側や目尻側など一部分のラインが薄くなる場合があります。
部分的な変化が続いて気になる場合は、医師へ相談してください。
Q. 埋没法が取れたあとも二重のままになることはある?
糸による固定が弱くなったあとも、二重ラインが残る場合があります。
ただし、その後も同じ状態が続くとは限らず、経過には個人差があります。
Q. 埋没が取れかけていると痙攣することはある?
まぶたの痙攣だけで、埋没法が取れかけているとは判断できません。
痙攣にはさまざまな原因が考えられるため、症状が続く場合やほかの眼症状を伴う場合は眼科などへ相談しましょう。
Q. 埋没法が施術後すぐに取れたように見える場合はどうすればいい?
施術直後は腫れやむくみなどによって、完成時とは二重ラインの見え方が異なる場合があります。
自己判断でまぶたを触ったりアイプチなどで修正したりしようとせず、気になる変化がある場合は施術を受けた医療機関へ確認しましょう。
まとめ|埋没の取れかけサインが気になったら、まずは状態を確認しよう
埋没法が取れかけているケースでは、二重ラインが薄くなる、三重になる、左右差や二重幅の変化がみられることがあります。
ただし、むくみなどによる一時的な変化もあるため、見た目だけで断定することはできません。
日常生活ではまぶたを強くこすらず、アイメイクを落とす際なども不要な摩擦を避けましょう。
埋没法による二重が持続する期間には個人差があり、永久的な維持が保証されるものではありません。
気になる変化が続く場合や、痛み・赤み・強い違和感などがある場合は医師へ相談してください。
再施術が必要かどうかも含め、まず現在の状態を確認したうえで、自分に合った対応を検討しましょう。
参考文献
1)髙田 幸尚(2023)『眼瞼下垂手術後の縫合糸の露出により角結膜障害を認めた上眼瞼溝深化を伴う緑内障の1例』/眼科 65巻4号
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| 施術の内容 | 二重埋没法 |
| 施術期間および回数の目安 | 通常1回 ※状態によって異なります。 |
| 費用相場 | ¥30,000~¥250,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。 |
| リスク・副作用等 | 熱感、痒み、むくみ、違和感、左右差、希望と異なる二重幅、眉が下がることによる二重幅の変化など |
| 未承認機器に関する注意事項について | ・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。 ・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。 https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html ・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。 ・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。 ・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。 |












