小顔を目指すための美容医療は、脂肪・筋肉・骨格・たるみなど、原因によって適した治療法が異なります。
また、施術の種類も多く、自分に合う治療法が分からないと感じる人も少なくありません。
本記事では、美容医療で行われる小顔治療の基本を原因別に整理し、代表的な施術や注意点などを解説します。
自身の悩みと照らし合わせ、施術を選択する際の参考にしてみてください。
INDEX
小顔美容医療は「原因別」に考えることが重要
小顔を目指す美容医療では、顔が大きく見える原因を正しく見極めることが重要です。
顔の印象は脂肪・筋肉・骨格・皮膚のたるみなど、複数の要素によって左右されます。
原因に応じて施術の種類やアプローチが異なるため、ランキングやおすすめ情報だけで決めるのではなく、自身の原因を整理した上で適切な治療方法を比較検討することが大切です。
脂肪が原因の顔の大きさに用いられる美容医療
体重の増加などにより頬やあご下の脂肪が多くなると、フェイスラインが丸く見え、顔全体が大きく見えることがあります。
このタイプでは脂肪量をコントロールする治療が代表的です。
具体的にどのような治療法があるかチェックしていきましょう。
切らずに施術可能な脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、デオキシコール酸などの脂肪細胞に作用する薬剤を皮下に注入し、脂肪量の減少を目指す治療法です。
主に頬やフェイスライン、顎下などの部分的な脂肪に使用されることが多く、小顔美容医療の中では比較的手軽な注射治療の1つ。
施術時間は短時間で行われるケースが多く、切開を伴わないため「小顔整形 切らない」「フェイスライン 整形 切らない」といったワードで検索している方にとってもトライしやすいでしょう。
ダウンタイムは腫れや軽い痛みが数日程度続くことがありますが、日常生活への影響は比較的少ないとされています。
ただし、脂肪量や希望する変化によっては複数回の施術が必要になる可能性があることも理解しておきましょう。
顔の脂肪吸引・バッカルファット除去
脂肪量が多い場合には、外科的に脂肪を除去する治療が検討されることがあります。
代表的なものが顔の脂肪吸引とバッカルファット除去です。
脂肪吸引は細い管を用いて皮膚の表面から皮下脂肪を吸引する治療で、フェイスラインや顎下の脂肪量を調整する目的で行われることがあります。
バッカルファット除去は、口の中から頬の奥にある脂肪組織を取り除く手術で、頬のボリュームが強い場合に適した治療法で、傷口が表面からは分からない点が魅力です。
これらは脂肪量に直接アプローチする治療ですが、外科処置に該当するため、腫れや内出血などのダウンタイムが数日から1週間程度生じます。
小顔整形の中でも変化が比較的大きい施術です。
脂肪系治療の注意点
脂肪に対する小顔美容医療では、取りすぎによるバランス変化に注意が必要です。
顔の脂肪は若々しい印象を保つ役割もあるため、過度に減らすと頬がこけて見える可能性があります。
また、年齢を重ねると皮膚のたるみが進むことがあるため、脂肪量の調整だけではフェイスラインが整わない場合もあるため注意しましょう。
その場合は、糸リフトやハイフなど、たるみ治療を組み合わせるケースもあります。
筋肉(エラ張り)が原因の顔の大きさに用いられる美容医療

フェイスラインが横に広がって見える場合、エラ部分の筋肉である咬筋(こうきん)の発達が関係していることがあります。
咬筋は食事や会話の際に働く筋肉で、食いしばりや歯ぎしりの習慣があると発達しやすい傾向です。
このタイプでは、筋肉の働きにアプローチする治療が小顔美容医療の選択肢となります。
具体的に、どのような治療法があるのかをチェックしていきましょう。
咬筋ボツリヌストキシン注射
エラ張りの改善を目的とした美容医療として代表的なのが、咬筋ボツリヌストキシン注射、いわゆるエラボトックスです。
ボツリヌストキシンによって筋肉の活動を抑えることでエラ張りを目立ちにくくします。
施術は、注射で行われるため、美容医療の中ではよく選ばれる治療の1つです。
ただし、効果は時間の経過とともに徐々に変化するため、一定期間ごとに再施術を検討するケースもあります。
エラボトックスの注意点
エラボトックスは筋肉に作用するため、骨格の影響が強い場合や脂肪量が多い場合には、輪郭の変化が限定的になることがあります。
また、過度に筋肉の働きを抑えると、噛む力の変化や表情の変化、左右差などを感じる場合もあるため要注意。
適切な量や注入位置を見極め、顔全体のバランスを考慮した診察が重要です。
たるみが原因の顔の大きさに用いられる美容医療

フェイスラインがぼやけて顔が大きく見える場合、皮膚や皮下組織のたるみが関係していることがあります。
とくに、年齢を重ねると、肌の弾力低下や支持組織のゆるみによって輪郭が変化するケースも。
このタイプでは、皮膚を引き上げたり引き締めたりする小顔美容医療が検討されます。
フェイスラインを引き上げる糸リフト
糸リフトは、医療用の糸を皮下に挿入し、皮膚や皮下組織を引き上げることでフェイスラインを整える治療です。
糸についた細かな突起が組織を支えることで、輪郭の位置を調整します。
施術時間は30分程度と比較的短く、切開を伴わない点が特徴。
ただし、施術後に腫れや内出血などが1週間ほど生じることがあります。
また、効果の持続性は半年~2年程度ということも理解しておきましょう。
糸の種類や挿入方法によって変化の出方が異なるため、自身にマッチした施術方法を見極めることが大切です。
HIFU・高周波などのたるみ治療
たるみが軽度の場合の小顔治療では、ハイフ(高密度焦点式超音波)や高周波治療(RF)といった治療が選択されることがあります。
ハイフは皮膚の深い層に超音波エネルギーを照射し、組織の引き締めを目指す治療です。
また、皮膚や脂肪層に対して熱エネルギーを与えることでフェイスラインの引き締めを図る「インモード」などの高周波を利用した機器もあります。
これらは切開を伴わない施術ですが、施術後には赤みや軽い腫れが数日~1週間程度出る可能性があることを理解しておきましょう。
たるみ治療の注意点
たるみの程度に応じて施術を選ぶことが重要です。
軽度のたるみにはハイフや高周波治療などが検討されることがありますが、たるみが強い場合は糸リフトなど別の治療が提案されることもあります。
また、脂肪量が多い場合には、1つの施術だけではフェイスラインの変化が限定的になることがあるため要注意。
場合によっては複数の施術を組み合わせることも検討しましょう。
骨格が影響する輪郭に対する美容医療

顔の大きさの印象は脂肪や筋肉だけでなく、骨格の形状にも影響されます。
エラや頬骨の張りなど、輪郭のベースとなる骨の構造によってフェイスラインが広く見えることがあるためです。
このタイプでは、脂肪治療や注入治療だけでは大きな変化が出にくい場合があり、骨格に対する外科的治療が検討されることがあります。
輪郭形成(骨切り手術)の概要
骨格に直接アプローチする治療として知られているのが、輪郭形成手術です。
代表的なものとしてエラ削り(下顎角形成)などがあり、下顎の骨の形状を整えてフェイスラインの印象を調整します。
これらの治療は外科的処置を行うため、小顔整形の中では変化が大きく出る可能性がある施術です。
一方で、手術に伴う腫れ、内出血、口の開けづらさ、皮膚の感覚が鈍いなど、個人差はありますがダウンタイム期間が1~3ヶ月ほどあるため、慎重に検討しましょう。
また、完全に安定するまでには3~6ヶ月程度時間が必要です。
骨格治療は顔全体のバランスを考慮して計画されることが多く、単純に「小顔施術ランキング」などの情報だけで判断することは適切ではありません。
専門的な診察を受けたうえで、治療の適応を確認することが重要です。
骨格治療を検討する際の注意点
骨格治療は外科手術に該当するため、他の小顔美容医療と比べて身体的な負担が大きくなる可能性があります。
万が一切りすぎてしまうと、極端な逆三角形のフェイスラインになる、皮膚の陥没が起きる、エラが2つになったように見えるといったリスクがあることも理解しておきましょう。
また、骨格に加え、脂肪や筋肉の要素が複合して顔が大きく見えている場合には、別の治療によってフェイスラインの印象が変わるケースも。
そのため、骨格治療を検討する際は、専門的な知識を持つ医師による診察を受けることが大切です。
小顔美容医療で失敗を防ぐためのクリニック選びのコツ
小顔美容医療では、顔が大きく見える原因を正確に把握することが基本です。
複数の要因が関係している場合もあるため、丁寧なカウンセリングを行う医療機関を選びましょう。
「適した施術」は人によって異なるため、自分の顔の構造や生活スタイルに合った治療を提案してくれるかどうかも大切です。
公式ホームページやSNSなどを活用して、口コミや実績もチェックしてみてください。
「小顔整形 おすすめクリニック」や「小顔 美容医療 韓国」などの検索情報だけで判断するのではなく、顔全体のバランスや希望する変化を踏まえて診断してくれるクリニックを選ぶことも覚えておきましょう。
まとめ
小顔を目的とした美容医療は、脂肪・筋肉・たるみ・骨格など原因によって適した施術が異なります。
施術の種類や方法が多いため、自己判断よりもまず原因を正しく把握することが重要です。
各施術には効果やダウンタイム、注意点があり、顔全体のバランスを考えた治療計画が満足度につながります。
信頼できるクリニックを見極め、自分に合った選択を行うことが納得のいく結果を得るための第一歩です。
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【施術の内容】脂肪溶解注射
【施術期間および回数の目安】約1~2週間間隔で計3~5回程度 ※状態や製剤によって異なります。
【費用】1ccあたり約 ¥5,000~ ¥10,000 ※本施術は自由診療(保険適用外)です。クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】注射箇所の腫れ、痛み、内出血、赤み、熱感、しこりなど
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
【治療の内容】脂肪吸引
【治療期間および回数の目安】部位・範囲・脂肪量によって、安全上2~3回に分けて施術を行う場合あり。詳細は各クリニックへご確認ください。
【費用相場】1回約¥200,000~¥500,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】痛み、浮腫み、内出血、色素沈着など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【施術の内容】 ボツリヌストキシン製剤の注入
【施術期間および回数の目安】約3~4ヶ月ごとに1回程度 ※状態によって異なります。
【費用】¥15,000~¥100,000※本施術は自由診療(保険適用外)です。注入部位や製剤、クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】注射部位の痛み、腫れ、筋肉の部分的な脱力、内出血など
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
【施術の内容】糸リフト(スレッドリフト)
【施術期間および回数の目安】1回毎 ※状態によって異なります。
【費用相場】1本 ¥50,000~¥100,000 程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】腫れ、痛み、内出血、浮腫み、引きつれ、異物感、部分的な皮膚の凹みなど
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
【施術の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【施術期間および回数の目安】施術後6ヶ月以降から再照射可能 ※状態によって異なります。
【費用相場】全顔1回約¥50,000~¥100,000 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険外適用)です。
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【治療の内容】インモード(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】2~4週間に1回、計3~5回程度
【費用相場】1回¥40,000~¥100,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、赤み、内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。


