「鼻短いかも……」長くするための方法は?メイクや美容医療での対策を解説

「鼻短いかも……」長くするための方法は?メイクや美容医療での対策を解説

「鼻短いかも……」「鼻が低いとブサイクになる」そんな不安を抱えていませんか。確かに、鼻の形は顔全体の印象を大きく左右するもの。

しかし、鼻の短さはメイクの仕方を工夫することで、印象を大きく変えられる場合もあります。

一方で、根本的に鼻の形を変えたいという方は、美容医療を選択すると良いでしょう。

この記事では、短い鼻を改善したい方に向けて、簡単に取り入れやすいメイクのテクニックや鼻の形を整える美容医療について解説します。この記事が、理想の鼻の形を実現するための一助となれば幸いです。

1.私の鼻って短い?美しい鼻の条件とは

出典:photoAC

「鼻が短い」と感じる基準は人それぞれ。

鼻の長さとは、眉間から鼻先までの距離を指しますが、一般的には、額(髪の生え際から眉間まで)、鼻、顎(鼻先から顎先まで)の長さの比率が1:1:1になっていると、「整っている」という印象を与えやすいでしょう。

また、それ以外にも以下のような条件に当てはまることが理想的だとされています。

  • 目の幅と鼻の幅が同じであること
  • 鼻の幅は口の幅の3分の2程度であること
  • 鼻先と小鼻を結んだ線が下向きの三角形を形成すること
  • 鼻の穴が正面から見えないこと

このように、美しいとされる鼻の形には、さまざまな条件・種類があるといわれており、短い鼻や鼻先が上を向いているブタ鼻はマイナスの印象を与えることがあるのです。

しかし、鼻は高いほど、もしくは小さいほど美しいというわけではありません。目や口、顔全体のバランスに合った鼻の形であることが重要だといえます。

鼻先の太さや小鼻の大きさなどによっては、鼻が短い方でも美人に見せることができるでしょう。つまり、「鼻が長い=美人」ではないのです。

2.鼻を長く見せる方法とは?メイク方法を詳しく解説

出典:photoAC

鼻の形は遺伝によって決まる場合が多く、鼻のマッサージやノーズクリップといったセルフケアで骨格を改善することは困難でしょう。

しかし、メイクによって鼻を長く見せることは可能です。ここでは鼻を長く見せるメイク方法について解説します。

◾️ハイライト・シェーディング

長い鼻を演出するには、ハイライトやシェーディングを使うのが有効。どちらかだけでなく、両方使ってメリハリを出すことが大切です。

まずは、眉頭から目頭横にかけてシェーディングを入れます。さらに鼻先から小鼻に向けてV字もしくはU字を描くように影を入れてブラシでぼかしましょう。

適した位置に塗らないと、顔の印象が暗くなってしまうので注意してください。

次に、鼻根や鼻先にハイライトを入れ、指で自然になじませます。上唇の山になっている部分にもハイライトを薄く入れると、人中の長さを短く見せられるため、鼻の穴が悪目立ちしなくなるでしょう。

ノーズシャドウは濃いと不自然な仕上がりになってしまうため、ぼかしながら丁寧に周りとなじませることがポイントです。

◾️ポイントメイク

ノーズシャドウやハイライトだけでなく、目やリップなどのポイントメイクを意識することで相対的に鼻を長く見せるのも1つの手。アイメイクで目元を強調することで、相対的に鼻の印象を和らげられます。

また、シェーディングとハイライトを使って涙袋を描くと人中の短縮効果が期待できます。

リップは、本来の唇の輪郭からややはみ出すようにのせるオーバーリップを意識すると良いでしょう。鼻と唇と視覚的に近づけることで、鼻先が伸びたように見せられます。

なお、オーバーリップにする際は、リップライナーであらかじめラインを引いておくことが大切です。リップとリップライナーがなじむ色を選ぶとより自然な仕上がりになります。

◾️より鼻が短く見えてしまうかも……NGメイク法

鼻が短いというコンプレックスを隠したいからといって、鼻根から鼻先まで全体にハイライトをのせるのはNG。メリハリが出にくくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。

また、シェーディングの色選びを間違えると、鼻だけ浮いたような顔立ちになってしまうため、自身の肌色に合わせたカラーを選定するように意識しましょう。

自分の肌の色より若干暗いブラウンを選ぶと自然な仕上がりになります。また、1色のノーズシャドウで自然な陰影をつくるのは難しいため、濃淡のある色がセットになったパレットタイプがおすすめです。

3.「鼻短い……」を改善したい!美容医療の選択肢

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ここまでメイクによって鼻を長く見せる方法を解説しましたが、確実な効果を得たい場合は美容医療で根本的に鼻の形を変えるのがおすすめです。

ここでは、鼻を長く見せる美容医療にはどのようなものがあるのかを解説します。

◾️鼻中隔延長

鼻中隔延長とは、鼻中隔(鼻腔内を左右に仕切る壁)を伸ばす美容整形。耳などから採取した軟骨を鼻中隔に移植する手術で、美容外科や形成外科などのクリニックで受けられます。

短い鼻やアップノーズの方、鼻先をシャープに整えたい方に向いている治療です。鼻の内側や鼻柱を切開するオープン法と鼻腔内のみを切開するクローズ法の2つの術式があります。

いずれも理想の鼻の形に近づけやすい一方で、ダウンタイムが比較的長いことがデメリットといえるでしょう。

鼻表面の傷が目立ちにくくなるまでには3~6ヶ月ほどを要し、ダウンタイム中には痛みや内出血、腫れなどの症状があらわれることがあります。

◾️鼻尖形成術

鼻尖形成術は、大鼻翼軟骨を加工し鼻先の形を整える施術。必要に応じて、鼻中隔延長のように自身から採取した軟骨を移植する場合もあります。

鼻中隔延長と異なり、鼻先だけを整える点が特徴です。鼻尖部が低くて丸みを帯びている、いわゆるだんご鼻の改善に選ばれることが多い施術ですが、鼻先をシャープな印象に変えられるため、鼻筋の通った長い鼻に見せたい方にも向いています。

クリニックによっては鼻プロテーゼとのコンビネーション治療も可能で、より理想の鼻の形に近づけられるでしょう。

◾️鼻プロテーゼ挿入

医療用のシリコンからつくられたプロテーゼといわれる人工軟骨を挿入することで鼻を伸ばす(鼻筋を通す)方法。降鼻術ともいわれています。

プロテーゼにはさまざまな形があるため、一人ひとりの理想の形を細やかに実現できる点がメリットです。

一方で、術後に炎症を引き起こしたり、体質によっては異物反応が起こったりする可能性があります。アレルギー体質の方は、必ず事前に医師に伝えた上で選択することが重要です。

また、術後数日はギプスやテープなどを用いてプロテーゼの位置を固定する必要があるため、術後すぐに仕事復帰をする場合は大きめのマスクを着用するといった工夫が必要となるでしょう。

◾️ヒアルロン酸注入

鼻をすっきりと見せたいなら、鼻筋のヒアルロン酸注入を選択するのも方法の1つとして挙げられます。

ヒアルロン酸注入は鼻の高さを出したいときに有効な方法ですが、鼻筋が通ることで鼻を長く見せられるため、「鼻短いかも?」とお悩みの方にも向いている施術といえるでしょう。

ヒアルロン酸注入は切開の必要がないため、ダウンタイムがほぼない点がメリットです。しかし、ヒアルロン酸は時間が経過するとともに徐々に体内に吸収されるため、あくまで効果は一時的なもの。

理想的な鼻の形を保つためには定期的に再注入を受ける必要があります。また、アレルギー反応や血栓の発生、壊死を引き起こす可能性も否めません。

ヒアルロン酸注入には注入箇所や注入量の緻密な調整が必要であるため、症例が豊富にある医師に施術を依頼することが大切です。

クリニック選びの際には、クリニックのホームページや公式SNSなどをチェックし、医師についても確認しておきましょう。

まとめ

「鼻短いかも……」という悩みを解消するメイク方法や美容医療について解説しました。

美容医療を選択する際は、それぞれの方法のメリット・デメリットをきちんと把握し、自身の理想の鼻の形や生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

ほかの記事でも美しい鼻を手に入れたい方に向けて、美容医療について詳しく解説しています。いろいろな記事を参考に、理想の鼻を手に入れるための美容施術を検討してみてはいかがでしょうか。

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【治療の内容】鼻中隔延長
【治療期間および回数の目安】1回
【費用相場】1回¥550,000~¥1,000,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛み、鼻中隔が曲がる、左右非対称、鼻先が硬くなるなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
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・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】鼻尖形成術
【治療期間および回数の目安】1回
【費用相場】¥300,000~¥600,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛み、発熱など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】隆鼻術(鼻の造形・高さを整える手術)
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】1回 約¥300,000~ ¥900,000 ※術式によって各クリニックで異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、痛み、感染症など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ヒアルロン酸製剤の注入
【治療期間および回数の目安】約9~12ヶ月に1回程度 ※製剤や部位によって個人差があります
【費用相場】1本 約¥55,000~¥150,000 ※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】赤み、内出血、腫れ、痛み、アレルギー反応、修正位置のずれなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
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