人中短縮のダウンタイム経過を解説!後悔しないためのポイントは?

人中短縮のダウンタイム経過を解説!後悔しないためのポイントは?

人中短縮のダウンタイム経過について解説します。人中短縮の手術を受ける前に、ダウンタイムの適切な過ごし方や、術後の痛みを軽減する方法を知っておきましょう。人中短縮を受けて後悔しないためのポイントもあわせて紹介します。「口元の間延びした印象を変えたい!」とお悩みの方や人中短縮を検討中の方は、ぜひご一読ください。

1.人中短縮とは?

出典:photoAC

人中短縮術(リップリフト)は、鼻の下を短くする整形手術です。顔全体を若々しく、引き締まった印象にすることを目的に行います。具体的には鼻の下の付け根に沿って余分な皮膚を切除し、唇を持ち上げます。
そもそも人中とは、鼻と上唇との間にある溝のこと。人中が長いと顔が間延びして見え、老けた印象を与えます。逆に、人中が短いと若々しいイメージを持たれます。芸能人でも若々しくチャーミングな印象の方は、人中が短い傾向にあるようです。

【人中短縮はこのような人に向いています】

  • 生まれつき鼻の下が長めの方
  • 加齢による表情筋の衰えで、鼻の下が長くなってしまった方
  • 口元の間延びした印象を変えたい方
  • 唇をふっくらとさせたい方

2.人中短縮で後悔しないためには?

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人中短縮を受けて後悔しないためには、人中短縮の経験・実績が豊富で信頼できる医師を選びましょう。カウンセリングで、自分の理想のイメージを正確に伝えることも大切です。もともとの体質や手術当日の健康状態に不安がある場合は、必ず事前に申告しましょう。
また、人中短縮のダウンタイムの症状や経過には個人差があります。SNSや個人のブログの情報を鵜呑みにせず、主治医の指示を守って安静に過ごしましょう。

3.人中短縮のダウンタイムの目安は?

ダウンタイムとは、術後の腫れ・内出血などの症状が落ち着いて、日常生活への影響が少なくなるまでの期間のこと。個人差はありますが、人中短縮のダウンタイムは1~2週間程度です。手術直後は腫れや内出血が見られるものの、1週間ほどで目立ちにくくなります。
人中短縮のダウンタイムは、一般的に以下のような経過をたどります。

■人中短縮のダウンタイム経過(手術当日~2日目)

人中短縮の手術当日から翌日にかけては、痛みや腫れがもっとも強いタイミングです。痛みが強い場合は、クリニック処方の痛み止めを適宜服用し、安静に過ごしましょう。
切開した部分が膨らんで見えたり、皮膚が薄い部分(唇や鼻の下)に青紫色や黄色の内出血が起きたりすることも。出血がある場合は、清潔なガーゼでやさしく拭き取りましょう。

■人中短縮のダウンタイム経過(術後3日~7日目)

術後3日目以降は、徐々に腫れや内出血、痛みなどが軽くなります。痛み止めの必要がなくなることが多いようです。引き続き施術箇所にはできるだけ触れず、鼻の下を伸ばすなど傷口に負担をかける動きは控えましょう。

■人中短縮のダウンタイム経過(術後2週間目以降)

一般的に、人中短縮は術後1週間ほどで抜糸を行います。
術後2週間目以降は内出血が薄くなり、腫れもほぼおさまります。傷痕の赤みが気になる場合は、メイクでカバー可能です。
また、この頃から“硬縮”が現れ始めます。硬縮とは、傷痕が治る過程で生じる皮膚がつっぱるような症状です。時間が経つにつれて徐々に消失するため、硬縮が生じても大きな問題ではありません。

■人中短縮のダウンタイム後の経過(術後1~3ヶ月)

人中短縮のダウンタイムを終えた術後1~3ヶ月頃には、傷痕は白っぽく目立たなくなります。
傷痕の皮膚に多少の硬さが感じられる場合もありますが、徐々にやわらかく自然な状態に戻るでしょう。

4.人中短縮のダウンタイムは個人差が大きい

ダウンタイムの期間や症状には個人差があります。人によっては、術後1~2週間でおさまると思っていた症状が、1ヶ月経っても残る場合も。想定される原因をピックアップしました。

■個々の体質

肌の再生能力や免疫力には個人差があります。免疫力が高い方は、人中短縮の術後回復が早いようです。

■年齢

年齢も術後経過に影響を与えます。若い方ほど新陳代謝が活発なため回復が早い傾向があり、年配の方は回復に時間がかかる傾向があるようです。

■生活習慣

不摂生な生活をしていると、人中短縮の傷の回復が遅れがちです。できるだけスムーズに傷を回復させたい場合は、栄養バランスの整った食事、十分な休養、禁煙などの健康的な生活を心がけましょう。

■医師の指示に従っているかどうか

人中短縮の術後は、主治医の指示を守りましょう。患部を清潔に保つ、無理な動きを控えるなど、適切な術後ケアを行っているかで回復度合いが変わります。

5.人中短縮のダウンタイムの痛みを軽減するには?

出典:photoAC

人中短縮のダウンタイムの痛みを軽減する方法を紹介します。
以下の方法をとっても痛みが長引いたり、おさまらなかったりする場合は、感染症や他の合併症の可能性も考えられるため、早急に主治医に相談しましょう。

■患部をやさしく冷やす

術後すぐに冷たいタオルや冷却ジェルパックで患部を冷やすと、痛み・腫れを軽減できます。1回につき15~20分程度、数時間おきに行いましょう。

■痛み止めを適切に服用する

痛みが強い場合、我慢は禁物です。クリニックから処方された痛み止めを指示どおりに服用しましょう。市販の痛み止めを服用する場合は、事前に主治医に相談してください。

6.人中短縮のダウンタイムの過ごし方

人中短縮のダウンタイム中は、以下のポイントを守り、無理なく過ごしましょう。

■患部を引っ張らない

口元を大きく動かしたり、傷口を引っ張ったりするのは控えましょう。縫合した糸が外れてしまう可能性があるためです。再縫合もできますが、対処が遅いと感染症のリスクが高まったり、傷痕が残ったりする場合も。糸が外れてしまった場合、すぐにクリニックに連絡してください。

■傷口を清潔に保つ

傷口に菌が入って炎症が生じると、痛みや腫れ、赤みが悪化する可能性があるほか、感染症やケロイドのリスクも高まります。術後は、適宜消毒やガーゼ交換を行い、傷口を清潔に保ちましょう。

■シャワー・洗顔は施術当日からOK!ただし患部を濡らさないこと

シャワーや洗顔は、人中短縮の手術当日から行って問題ありません。ただし、抜糸が終わるまでは患部をできるだけ濡らさないようにしましょう。サウナや長時間の入浴などの体を温める行為は、血流を促進するため、腫れや痛みを悪化させる可能性があります。抜糸完了まで控えましょう。

■患部のメイクは抜糸後から

傷口以外の箇所のメイクは、手術当日から行えます。傷口部分へのメイクは抜糸まで控えましょう。
抜糸後は、患部にコンシーラーやファンデーションを塗って傷痕を隠せます。

■仕事復帰は術後2~3日後からOK

術後2日目までは休暇をとって患部の冷却を行うと、ダウンタイムが短くなる可能性があります。体を酷使しない仕事やデスクワークなどであれば、術後2~3日で復帰できるでしょう。傷痕が気になる場合は、マスクで隠せます。

まとめ

人中短縮のダウンタイムのピークは1~2週間。仕事内容によっては、施術後3日目頃から復帰できるでしょう。人中短縮で後悔しないためには、まず経験豊富な信頼できる医師に手術を依頼することが大切です。また、ダウンタイムの過ごし方次第で術後経過に影響が出ます。人中短縮の術後は“口元を大きく動かさない”“傷口を清潔に保ち、濡らさない”などのポイントを押さえ、安静に過ごしましょう。

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