
「クマ取りのダウンタイム中の腫れが気になる……」という理由で、クマ取りを受けられない方、必見。今回は、クマ取りのダウンタイムに腫れたときの対処法やおすすめの過ごし方をご紹介します。クマ取りのダウンタイム中によくある疑問もQ&A方式でまとめました。クマ取りに興味がある方、ダウンタイム中の注意事項を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
INDEX
1.クマ取りのダウンタイムはどれくらい?腫れが目立つのはいつ頃?

出典:photoAC
まずは、クマ取りのダウンタイムにあらわれる症状、腫れが引くまでの目安についてご紹介します。
■クマ取りのダウンタイムにはどんな症状があらわれる?
クマ取りのダウンタイムでは、施術によってあらわれる症状が異なります。主な症状としては、腫れや痛み、内出血、むくみ、傷痕が残るなどが挙げられます。その中でも、腫れと内出血があらわれるケースが多いでしょう。
とくに、腫れの症状はクマ取りを受けたほぼ全員の方が起きるもので、強い腫れのピークは施術を受けた翌日~2日目です。時間の経過とともに腫れは引き、約1週間で落ち着くケースが多いでしょう。腫れが出る場所は、下まぶたから頬にかけての部位がほとんどですが、まれに上まぶたも腫れる方がいます。
■クマ取りのダウンタイムの目安
クマ取りには複数の方法があり、それぞれの施術法によってダウンタイムの目安も異なります。代表的なクマ取りの施術方法は、経結膜脱脂術、経結膜脱脂術+脂肪注入、裏ハムラ法、表ハムラ法の4つです。4つの施術別にダウンタイムの目安をまとめました。腫れが引くまでの目安は、下記のとおりです。
施術方法 | 腫れが引くまでのダウンタイムの目安 |
経結膜脱脂術 | 1週間 |
経結膜脱脂術+脂肪注入 | 2週間 |
裏ハムラ法 | 1~2週間 |
表ハムラ法 | 4週間 |
ここからは、クマ取りのダウンタイムの腫れの対処法について、掘り下げてみていきましょう。
2.クマ取りのダウンタイム中に腫れたら?不安を和らげる5つの対処法

出典:ぱくたそ
どのクマ取り施術を受けたとしても、約1週間~4週間のダウンタイム中には腫れや内出血などの症状があらわれます。クマ取りのダウンタイムを少しでも早く終わらせる方法はあるのでしょうか。ここでは、ダウンタイム中の腫れの不安を和らげる方法を5つご紹介します。
■保冷剤で患部を冷やす
まずは、目の下の患部を保冷剤で冷やしてアイシングすることです。目元を冷やすことで、腫れや内出血が早く治まることが期待できます。とくに、施術を受けてから48時間以内の冷却が効果的とされているので、目元に保冷剤を当てて再出血が起きないように冷やし続けましょう。
キンキンに冷やす必要はありません。冷やすときのポイントとしては、火照っている部位を普通の状態に戻すイメージで、自分が「気持ち良い」と感じる程度でケアすることです。
■とにかく安静にして目を酷使しない
ダウンタイム中は、できるだけ安静を保ち、施術を受けてから数日間は無理のない行動を心がけましょう。目に負担をかけないように、目を酷使するようなパソコン作業や読書などは控えるようにしてください。また、スマホやテレビの長時間視聴や激しい運動も避けましょう。
■頭の位置を高くして仰向けで寝る
クマ取りの施術後は、なるべく頭を心臓よりも高くして過ごしましょう。目元に血液が溜まらず、腫れを抑えられます。安静に過ごす時間も、横になるのではなくソファなどで座った状態で休むことがおすすめです。就寝時はうつ伏せを避け、枕に高さを出して頭の位置を高くし、仰向けで寝ましょう。
■バランスの良い食事で栄養補給する
クマ取りの施術を受けた後は、体の回復を促進するためにも、バランスが良い健康的な食生活を心がけましょう。施術の傷の治癒をサポートする、ビタミンCや亜鉛を含む食品を積極的に摂取することを心がけてください。
その他にも、ダメージ回復のためにタンパク質をたっぷり摂るのもおすすめ。逆に、塩分の高い食事はむくみを引き起こす原因になるため、控えるようにしましょう。
■腫れを軽減する薬を活用する
腫れがいつまでも引かないなど心配な場合は、クリニックに相談しましょう。腫れを軽減する内服薬を処方してくれる可能性があります。施術後に痛み止めなど内服薬を渡すクリニックも多いようです。不安な方は、事前に聞いておくと安心できるでしょう。
3.クマ取りのダウンタイムで腫れが気になる!おすすめの過ごし方は?

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クマ取りのダウンタイムで腫れてしまったとき、腫れがひどいときにはどのように過ごせば良いのでしょうか。ここでは、おすすめのダウンタイムの過ごし方をご紹介します。
■できれば仕事は数日休んで回復に努める
クマ取りの施術を受けた後は再出血のリスクもあるため、できるだけ安静に過ごすことを心がけてください。施術後数日は仕事も休みを取り、回復に努めましょう。体を動かしたり、長時間の立ち仕事をしたりすると、血流が促進されて腫れが悪化する可能性があるため要注意です。
■サングラスやマスク、メイクでカバーする
ダウンタイム中で目元が腫れていると、周りからの視線も気になるもの。そんなときには、メイク(ファンデーションやコンシーラーなど)で腫れや内出血をカバーしたり、サングラスやメガネ、マスクで腫れが見えないようにしたりして、隠すと良いでしょう。
ダウンタイム中にどうしても外出しなければならない場合は、日焼け止めやサングラスを使用して紫外線対策をし、外出時間を短くするように心がけましょう。
■腫れが少し落ち着いたら適度に体を動かす
施術後に腫れがひどくならなければ、少しずつ体の循環が良くなるように体を動かすと腫れが引きやすくなります。激しい運動は避け、30分程度のウォーキングを取り入れるのがおすすめです。
ダウンタイム中は気分が落ち込みやすい時期でもあります。ストレス解消にもなるため、適度に体を動かすことは良い気分転換にもなるでしょう。
4.クマ取りのダウンタイム中に関するよくある疑問をQ&A形式でチェック!

出典:photoAC
クマ取りのダウンタイム中に関するよくある疑問について、Q&A方式で回答をまとめました。「クマ取りのダウンタイム中、腫れをごまかす上手い言い訳はある?」など、気になる疑問をチェックしましょう。
■クマ取り後に気をつけることや禁止事項は?
クマ取り後に気をつけるべき点や禁止事項は下記のとおりです
- 目を擦らない
- 必要以上に目に触れない
- 目を使いすぎない
- 長時間の入浴やサウナ激しい運動は控える
- 塩分を摂りすぎない
- 飲酒、喫煙
- うつ伏せ寝 など
目を酷使したり、血流を促進したりする行動は、腫れが悪化する原因となります。気をつけて過ごすようにしましょう。
■クマ取り当日にメイクや入浴はOK?コンタクトレンズはいつから着用可能?
クマ取りの施術を受けた後、当日は目元のメイクや入浴は控えてください。その他、気になる行為における制限の目安については、下記にまとめました。
メイクや洗顔 | 目元以外なら当日から可能 |
シャワー | 首から下なら当日から可能 |
シャンプー | 翌日から可能 |
入浴 | 施術後2日目まで控える |
コンタクトの着用 | 施術後3日目から可能 |
クリニックや医師によって方針が異なるため、不安な場合は事前に確認しておきましょう。
■クマ取りのダウンタイム中に目元が腫れたときの言い訳は?
クマ取りのダウンタイム中に目元が腫れていることに気づかれたときには、下記のような言い訳が使えます。ぜひ、活用してみてください。
(例)
- 「アレルギー症状が出ている」「花粉症で目が腫れてしまった」
- 「ものもらいができた」「ものもらいで切開手術した」
- 「逆まつ毛の治療をした」
- 「目をぶつけてしまった」
- 「初めて使用したアイクリームが合わずに、かぶれて腫れてしまった」 など
内出血がひどい場合は「ぶつけた」など、腫れがひどい方は「アレルギーやものもらいなどが原因」と話すと、納得してもらいやすいでしょう。
まとめ
今回は、クマ取りのダウンタイム中に腫れた場合の対処法やおすすめの過ごし方などを紹介しました。美容外科や美容皮膚科などで手軽に受けられ、顔の印象を大きく変化させるクマ取り。「ダウンタイムが気になる……」という理由でチャレンジできなかったという方も多いのではないでしょうか。クマ取りのダウンタイム中の腫れが気になり施術を受けられなかった方も、この記事を参考に余裕があるスケジューリングを行って、施術を検討してみてくださいね。
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【治療の内容】経結膜的眼窩脂肪移動術(裏ハムラ法)
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】1回約¥300,000~¥550,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】感染症、目の下の凹み、神経障害、術後の腫れや内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】表ハムラ(眼窩脂肪移動術)
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】¥200,000~¥500,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】出血、血腫、化膿、感染、眼瞼外反など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】経結膜脱脂法
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】1回約¥200,000~¥400,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、痛み、内出血、結膜出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】脂肪注入
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】約¥60,000~¥2,000,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】術後の内出血、浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。