目頭切開が向いてない人とはどのようなタイプなのか、施術が向いている人の特徴と併せてご紹介します。目を大きく見せるための美容医療としてポピュラーな目頭切開。どのような人でもトライできる施術と思っている人もいるでしょう。実は、中には不向きである人もいることをご存知でしょうか。せっかく美容医療を受けたのに理想どおりにならなかった場合、後悔することもあるため要注意です。理想の目元を目指すため、目頭切開が向いていない人の場合にはどのような選択肢があるのかも解説します。
１．目頭切開が向いている人とは？
目頭切開とは、目頭部分を数ミリカットして、目を大きくするための整形です。目が小さいことにコンプレックスを感じている人にとって人気のある美容医療の1つです。実は、目頭切開には、向いているタイプと不向きなタイプの目の形があることをご存知でしょうか？
まずは、目頭切開の施術が向いている人からチェックしていきましょう。ご紹介する特徴に該当する人は、目頭切開の施術を検討してみると良いと思います。
■目を大きく見せたい人
目頭切開は、目の横幅を広げたい人に向いています。また、目頭部分を数ミリカットすることで目の高さも出せることから、目を大きく見せたい場合にもぴったり。施術後は、パッチリとした印象的な目となり、華やかさもアップするでしょう。
■目が離れているのが気になる人
目頭を切開し両目の距離を近づける施術であるため、目の小ささと一緒に、目と目の距離が離れていることをコンプレックスに感じている人に向いています。鼻筋の立体感も強調されるため、きりっとした凛々しい印象や、大人っぽい雰囲気をアップさせたい人にとってもうれしい施術でしょう。
■蒙古襞がある人
蒙古襞（もうこひだ）とは、目頭部分にある張り出した皮膚のことをいいます。日本人を含む東洋人に多い遺伝の傾向で、目頭部分が内側に隠れていることが特徴です。蒙古襞はかわいらしい印象を与えますが、時に離れ目に見えたり、目の小ささを感じたりすることがあります。また、場合によっては平坦な顔立ちに見えることも。
蒙古襞による目元の悩みを抱えている人に向いているのが、目頭切開です。目頭切開の施術をすることで、蒙古襞の範囲が小さくなり、目を大きく見せることはもちろん、立体感が増してメリハリのある顔立ちが目指せます。蒙古襞が大きい人ほど、術後の変化がわかりやすい点も大きな特徴です。
２．目頭切開が向いていない人とは？
出典：photoAC
続いては、目頭切開の施術をやめたほうがいい人の特徴をチェックしていきましょう。これからご紹介する特徴に該当する場合、目頭切開以外で目のコンプレックスを軽減・解決する方法を模索してみると良いでしょう。
■もともと目の距離が近い人
目頭切開は目頭部分を広げるため、目と目の距離が近くなります。もともと両目の距離が近い人にとってはデメリットに感じることがあるでしょう。目頭切開を行って目同士の距離が縮まることで、目元のバランスが崩れるのはもちろん、顔全体の印象も理想からかけ離れてしまい、失敗したと感じる可能性があります。
■蒙古襞が少ない人
蒙古襞がない、もしくは狭い人が目頭切開の施術を受けた場合、変化があまり感じられないことがあるため要注意です。また、目頭の内側にある涙丘（るいきゅう）といわれるピンクの部分が過剰に大きく見え、不自然な仕上がりになるケースも考えられます。
日本人は蒙古襞を持っている場合が多い傾向にありますが、中には蒙古襞がない人や狭い人もいます。まずは自身の目頭部分をチェックし、蒙古襞の有無や範囲を確認してみましょう。
３．目頭切開が向いていない人が目を大きく見せる方法はある？
出典：photoAC
もともと目と目の距離が近い人、蒙古襞がない・狭い人といった目頭切開に向かない人も、目を大きく見せることを諦める必要はありません。なぜなら、目を大きくする方法はほかにもあるからです。ここからは、目頭切開が向かない人でも可能な、目を大きく見せる施術をご紹介しましょう。
■目の縦幅を大きく見せる二重整形
目頭切開が向かない人には、二重埋没法や二重切開法といった美容整形を検討するのも選択肢の1つです。これらの施術は、一重の人や二重幅が狭いことに悩んでいる人に向いています。二重幅を作る、もしくは理想の幅に整えられるため、目の縦幅を広げて目を大きく見せることが可能です。
二重埋没法は、医療用の細い糸を使ってメスを使わずに二重を整えます。個人差はありますが、施術時間も15分程度と短く、美容医療初心者でも比較的取り入れやすいでしょう。
一方で二重切開法は、メスでまぶたをカットしてより強固な二重のラインを作る施術です。安定したデザインを長期的にキープしたい人に向いています。
それぞれの施術の特徴を把握し、自身の目元の特徴と理想にマッチする方法を、医師に相談しながら選びましょう。なお、二重埋没法と二重切開法は、目頭切開と一緒に施術することもできます。
■目尻を広げる目尻切開
目と目の距離が近い人には、目尻切開が向いています。目尻のきわ部分を数ミリカットして目を大きく見せる施術で、両目の距離を近づけることなく目の横幅を広げることが可能です。切れ長でシャープな印象の目元や、キツそうに見えがちなツリ目を優しい印象に導くなどの効果が期待できます。目尻切開も、二重を作る二重埋没法や二重切開法と一緒に施術可能です。
■目尻の下部を広げるタレ目形成
タレ目形成は、グラマラスライン形成とも呼ばれる施術で、目尻の下部を広げて目の縦幅を大きく見せる施術です。目尻下部分を広げるため、目尻切開よりもキュートで優しい雰囲気に仕上がるという特徴を持ちます。
タレ目形成では、下まぶたを切開して余分な皮膚を取り除き、下まぶたを大きくします。一方、目尻切開は目尻部分を広げて目の横幅を大きくする施術です。2つの施術を組み合わせることで、理想的なデザインを目指す場合もあります。
４．目頭切開で後悔しないために知っておきたいこと
出典：photoAC
目頭切開の施術を検討している人に向けて、後悔しないために知っておきたいことをご紹介します。二重整形や目尻切開、タレ目形成の施術を検討している人にも当てはまる項目ですので、最後までチェックしてみてください。
■向く・向かないを確かめる
目頭切開を含む目を大きく見せる美容医療を検討している場合、まずは自身の目にどのような施術が適しているのか見極めることが大切です。先ほどご紹介した内容を参考に、目頭切開が向いているかどうかを確認し、向いていないと感じた場合にはほかの施術にも目を向けてみてください。
どの施術が自身にマッチしているのか、最終的な判断は医師に相談しましょう。医師としっかり話し合って、納得できる施術を選びましょ。
■横幅か縦幅のどちらを広くしたいのか知っておく
自身の目の形をチェックした上で、横幅と縦幅のどちらを広げたいのか明確にしましょう。希望によって適している施術・適していない施術があるためです。目頭切開で目頭を広げるのか、目尻切開で目尻側を広げるのかなど、理想の目元に仕上がる方法を考えてみましょう。
また、失敗や後悔を避けるため、目元だけでなく顔全体のバランスを意識しながらデザインを検討することも意識したいポイントです。
■理想のイメージを医師と共有する
自身が理想とするイメージを、明確に医師に伝えることも大切です。言葉だけで伝わりにくい場合には、理想とする目元の写真を持参するといった方法もあります。二重とのバランスを考えたデザイン・埋没法や切開法と組み合わせたいなど、具体的な方法や希望を医師に伝えるのも良いでしょう。
希望を実現させるためには、カウンセリングが重要なカギを握っています。焦らずに納得できるまでじっくりとカウンセリングを受けましょう。ほかにも、実績がある・信頼できる・話しやすい雰囲気だと感じるクリニックを選ぶことも大切です。
まとめ
目頭切開は、もともと目と目の距離が離れている・蒙古襞が広いといった人に向いている施術です。目と目の距離が近い、蒙古襞がないなど、目頭切開が向いていない人は、二重整形や目尻切開、タレ目形成といった施術を検討してみてください。自身の目元をしっかりチェックして、理想の大きな目が目指せる施術を選びましょう。医師に理想のデザインを明確に伝え、後悔のない施術を受けてください。
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【治療の内容】目頭切開術
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】1回¥100,000～¥500,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、赤み、左右差、不自然な形になるなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】埋没二重法
【治療期間および回数の目安】通常1回 ※持続期間には個人差があり一般的には3～5年程度です。
【費用相場】
・2点留め：1回 約 ¥30,000～¥130,000
・3点留め：1回 約 ¥50,000～¥150,000
・4点留め：1回 約 ¥70,000～¥200,000
・6点留め：1回 約 ¥130,000～¥250,000
【リスク・副作用等】熱感、痒み、むくみ、違和感、左右差、希望と異なる二重幅、眉が下がることによる二重幅の変化など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】二重切開法
【治療期間および回数の目安】通常1回 ※治療期間や回復期間は個人差があります。
【費用相場】
・全切開法：1回 約 ¥200,000～ ¥350,000
・部分切開法：1回 約 ¥200,000～ ¥280,000
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、むくみ、痛み、瞼のツッパリ感、違和感、左右差、希望と異なる二重幅など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
