たるみ毛穴に悩む30~40代女性へ!ダウンタイムや痛みに配慮した美容皮膚科治療3選

たるみ毛穴に悩む30~40代女性へ!ダウンタイムや痛みに配慮した美容皮膚科治療3選

年を重ねるごとに「毛穴が気になる」「たるみ毛穴になっている」とお悩みではありませんか?美容皮膚科での治療に興味はあるものの、ダウンタイムが気になってなかなか行動に移せない方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、たるみ毛穴にお悩みの30~40代の方に向けて、たるみ毛穴の原因やホームケア、ダウンタイムや痛みに配慮した美容皮膚科治療を3つ紹介します。

1.そもそもたるみ毛穴とは?

出典:photoAC

まずはたるみ毛穴がどういった状態かを確認しておきましょう。本来毛穴は丸い形ですが、たるみ毛穴は毛穴が縦長に広がっています。肌の弾力やハリが低下して肌がたるむことで、毛穴も一緒にたるみやすくなるというわけです。
たるみ毛穴は30代以降にあらわれやすいといわれています。頬などのたるみ毛穴をそのままにすると毛穴同士がつながって帯状になり、結果シワになってしまうことも。そのため「たるみ毛穴かもしれない」と感じた際には、早めにスキンケアすることが大切です。

2.たるみ毛穴の主な原因

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では、たるみ毛穴になってしまう原因について詳しく見ていきましょう。原因が分かればたるみ毛穴を予防でき、たるみ毛穴を悪化させずに済むかもしれません。主な原因は5つあります。どのような原因があるのでしょうか。

■ハリの低下

肌のハリを維持するには、エラスチンやコラーゲンなどの成分が豊富になければいけません。しかし年齢を重ねると、角質層の水分量が減少して肌が乾燥しやすくなります。結果、乾燥によって肌のハリ維持に欠かせない成分も減少し、たるみ毛穴になってしまうのです。

■表情筋の筋力低下

顔の奥にある表情筋が衰えることで、たるみ毛穴となることもあります。本来顔には50もの表情筋があるといわれており、表情筋が衰えると表情が乏しくなるだけではなく、肌のハリも失われることに。
大きな口を開けて「あいうえお」の形に開いたり、目を見開いて笑顔をつくったりなど大げさな表情を定期的につくると、表情筋を鍛えることができます。

■紫外線によるトラブル

紫外線による影響もたるみ毛穴の原因の1つです。人は紫外線を浴びると分解酵素を作り、分解酵素はコラーゲンを破壊したりコラーゲンの生成能力を低下させたりすることがあります。コラーゲン不足はたるみ毛穴の一因となるため、紫外線対策が必要です。日焼けによって乾燥することがあるため注意しなければいけません。
紫外線といえば夏をイメージする方もいるでしょう。しかし紫外線は年中降り注いでいます。秋や冬、曇りの日も含めて紫外線対策を行いましょう。

■肌の乾燥

年齢を重ねるとコラーゲン量や肌の水分量が低下します。水分量が低下すれば、肌の乾燥が起きる可能性が高まります。肌が乾燥するとコラーゲン量が減るため、肌乾燥を進行させてしまうことになるでしょう。

■皮脂の過剰分泌

肌の乾燥がたるみ毛穴の原因になると紹介しましたが、皮脂の過剰分泌も肌にとってはNGです。皮脂分泌が過剰になると、毛穴に皮脂が詰まり毛穴を押し広げます。毛穴が大きくなると毛穴が目立つようになり、たるみ毛穴になります。

3.ダウンタイムや痛みに配慮した美容皮膚科治療3選

たるみ毛穴の予防はもちろんのこと、できてしまったたるみ毛穴の対処を考えたときに思いつくものが、美容皮膚科での治療ではないでしょうか。しかし治療の中には、ダウンタイムや痛みが強く出るものもあります。
美容医療が初めての方にとっては「ダウンタイムや痛みがあるかもしれない」というだけで不安になることもあるでしょう。そこでここでは、たるみ毛穴に対するダウンタイムや痛みに配慮した美容皮膚科の治療を3つ紹介します。

■メソナJ

日本で開発された経皮導入機です。医療機関専用のマシンで、イタリア製のメソアクティスという原理を応用して製造されました。塗るだけでは届きにくい成分や、コラーゲンなどの高分子の有効成分を、複数同時に肌の真皮層まで導入することができます。またメソナJを使えば、有効成分をただ肌に塗る場合の約300倍浸透するといわれているのです。
施術ステップは2つで、まずペン型のデバイスで皮膚に電気パルスを流して肌の細胞膜に隙間を作ります。次にローラー型のデバイスで有効成分を真皮層まで導入するという流れです。皮膚に傷をつけず有効成分を真皮層まで届けるため、細胞に直接作用します。
施術後はすぐメイクすることも可能です。一般的に治療間隔は週1回で、施術箇所は顔や首です。

■ピーリング(マッサージピール)

コラーゲンピールとも呼ばれる施術です。マッサージピールでは、イタリアの医師が臨床研究を経て国際特許を取得した、コラーゲン生成を促進するピーリング剤を使用します。ピーリング剤の主な成分は、低濃度過酸化水素と高濃度トリクロロ酢酸です。
真皮深層まで浸透して線維芽細胞増殖因子を活発にするため、コラーゲン増生作用が期待できるというわけです。他の治療と併せて施術することもできます。
施術ではピーリング剤を塗って、マッサージしながら揉み込むことで浸透させます。施術が終わったら洗顔し専用のクリームを塗布して終了です。施術後はメイクもできます。施術頻度は1~2週間に1回。施術箇所は全顔や首、デコルテ、胸、手の甲、背中ブラ上などです。

■ハイドラジェントル

ピーリングとディープクレンジング、保湿を並行してできるウォーターピーリングマシンです。ピーリング剤を噴射すると同時に真空吸引で毛穴の汚れを吸い取り、有効成分を肌に浸透させる仕組みです。
ハンドピースの先端には螺旋型チップが装着されており、皮膚を吸引するのではなく毛穴の黒ずみなどを吸引する構造のため、肌への負担や痛みに配慮しています。毛穴の汚れや角質などをしっかり取り除いたあとに有効成分を浸透させるため、有効成分が浸透しやすいことが特徴です。施術後のメイクも可能。
施術頻度は1ヶ月に1回程度で、施術箇所は全顔やデコルテ、二の腕、背中などです。

4.自宅でできるたるみ毛穴ケア

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最後に、自宅でできるたるみ毛穴ケアについて紹介します。もちろん自宅でケアしながら美容皮膚科の治療を併用することも可能です。まずは、できることから始めてみましょう。

■やさしく洗顔

洗顔のしすぎや洗顔のときにゴシゴシこする行為は、肌に良くありません。過度な洗顔は肌に必要なうるおいまでも取り除いてしまう可能性があるためです。
洗顔料を使う場合は、しっかり泡立てて、肌と摩擦させないようにやさしく顔を洗いましょう。また顔を洗うときのお湯はぬるま湯を使用します。高温のお湯で洗うと、肌に必要な皮脂までも洗い流してしまうため、乾燥が進む原因になります。

■しっかり保湿

肌の乾燥はコラーゲン量の低下を招き、肌が乾燥した状態に。たるみ毛穴を防ぐためには自身の年齢や肌質に合ったスキンケア商品を選び、しっかり保湿することが大切です。また、定期的に保湿成分が高い美容液やフェイスパックを使って保湿すると良いでしょう。

■紫外線対策

たるみ毛穴の原因となる紫外線への対策は、季節や天気に関係なく行う必要があります。こまめに日焼け止めを塗る、日傘を使用する、UVカットの衣服を着用するなどの方法で紫外線対策しましょう。

■食生活や生活習慣の見直し

栄養バランスの乱れた食生活や不規則な生活は、たるみ毛穴や肌の老化を促進させるといわれています。生活習慣を見直し、抗酸化作用があるビタミンAやビタミンE、エラスチンやコラーゲンのもとであるたんぱく質を積極的に摂りましょう。

■まとめ

たるみ毛穴は、年齢を重ねれば誰にでも起こる肌悩みの1つです。ただ原因が分かれば予防することもできます。紹介したたるみ毛穴の原因や自宅でできるケアを参考に、たるみ毛穴予防をしていきましょう。ホームケアと美容皮膚科治療を組み合わせることで、より深いたるみ毛穴ケアが可能に。自分に合った方法を見つけてスキンケアしていきましょう。

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