
肌が綺麗な男性が何もしてないというのは本当でしょうか?男性は、女性に比べてスキンケアがシンプルである傾向にあります。そこで今回は、男性の肌の特徴を踏まえて、肌が綺麗な男性が何もしてないという背景や理由について解説しました。年齢を重ねても美肌でいるためのケア方法や気を付けたいポイント、美容医療を用いたアプローチについてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
INDEX
1.男性の肌の特徴は?
男性の肌は、女性の肌に比べて皮膚が厚く、皮脂分泌量が多いという特徴があります。思春期頃から皮脂の分泌量が増え始め、30代を超えると女性の約2倍になるといわれています。Tゾーンはとくに皮脂が多く、女性は成人以降、年齢とともに皮脂の分泌量が減るのに対して、男性はほとんど減ることなく横ばい傾向になるとされています。
2.肌が綺麗な男性が持たれやすいイメージ
毎日のスキンケアや、肌の状態に応じて美容医療を行うなど、女性は美意識が高い傾向にあります。よって、肌が綺麗な男性に対しても、「清潔感がある」「健康的」「さわやか」など、ポジティブな印象を持つことが多いようです。また、肌が綺麗な男性は実年齢よりも若く見えることがあり、女性にモテるという方もいるようです。
3.肌が綺麗な男性は何もしてない?その背景や理由を解説

出典:photoAC
肌が綺麗な男性は本当に何もしていないのでしょうか?ここからは、その真相や背景、理由を解説していきましょう。
■スキンケア以外の生活習慣
肌が綺麗なのに何もしていない男性は、スキンケア以外で自然と肌に良い生活習慣を身に付けている
ことがあります。例えば、毎日の睡眠時間を十分に確保している、睡眠の質も考慮するなど。理想の睡眠時間は、7~8時間程度とされており、とくに22時~午前2時までの「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間に深く眠ることが大切です。
中には、筋トレやエクササイズをしている男性がいますが、適度な運動をすることでストレス発散になり、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。その他、こまめな水分補給をしたり、バランスの取れた食事をしたりと、スキンケア以外の生活習慣に気を配ることが、美肌につながっているのかもしれません。
■遺伝的な要因
稀に年齢を重ねても肌が綺麗な男性がいますが、そういった方は遺伝的な要因である可能性があります。遺伝的な要因を持つ男性は、スキンケアを含め何もしていなくても肌が綺麗な傾向にあるのです。そういった男性は、肌荒れや肌トラブルで悩むことが少ないのかもしれません。
しかし、遺伝的に肌が綺麗な男性でも、年齢を重ねてアラフォーになると、肌の劣化を感じるシーンも出てくるでしょう。
■シンプルなスキンケア
メイクをすることの多い女性は、W洗顔や保湿、フェイスマスクなどスキンケアも複雑になりがちです。過剰なスキンケアをすることで、肌のバリア機能が低下し、肌荒れを引き起こしてしまうこともあるでしょう。何もしていなくても肌が綺麗な男性は、「洗顔」「保湿」と、簡素なケアが習慣化している可能性があります。特別なことを何もせず、毎日のシンプルケアを続けることが、肌を綺麗に保っている要因の1つといえるでしょう。
4.肌が綺麗な男性になるためには?

出典:photoAC
ここからは、肌が綺麗な男性になるためのポイントを解説していきます。
■スキンケアを見直す
メンズ化粧品は、皮脂にアプローチするものやニキビケアに特化したもの、洗浄力が高いものが多い傾向にあります。男性は女性より皮脂の分泌量が多いといわれていますが、ニキビ肌や脂性肌、乾燥肌など肌悩みは千差万別。そのためメンズ化粧品にこだわらず、肌悩みに合わせたアイテム選びをすることが大切です。
アイテム選びに加えて、スキンケアの正しい方法を身に付けることも大切なポイントです。洗顔をするときは洗顔料をたっぷりと泡立ててやさしく洗い、その後化粧水や乳液でしっかりと保湿をするようにしましょう。
■食生活の改善
肌を綺麗に保つには、バランスの良い食事を取ることも大切です。抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEが豊富なフルーツや野菜、肌の再生力を高めるタンパク質など、肌に必要な栄養素を摂取するようにしましょう。
肌に良い栄養素を取り込むだけでなく、加工食品や糖分の過剰摂取にも配慮することが重要です。ジャンクフードやスナック菓子を大量に食べると体内で分解できず、ニキビの発生や肌荒れにつながってしまいます。
■皮膚科を受診する
生活習慣やスキンケアに気を付けていても、ニキビや肌荒れが発生してしまうことがあります。自己流のケアを続けていると症状が悪化してしまう可能性があるため、皮膚科を受診することも検討しましょう。男性の中には、「美容皮膚科は女性が行くところ」と考える人も少なくないようですが、実際には男性も多く足を運んでいます。
肌トラブルを根本から改善するため、美容クリニックの受診や、美容医療を検討することも1つの手だということを覚えておきましょう。
5.肌が綺麗な男性になるための美容医療3選

出典:photoAC
年齢とともにあらわれてくる肌悩みにアプローチする美容医療を3つご紹介しましょう。
■毛穴やたるみに「ダーマペン」
皮脂の分泌量が多い男性肌の特徴から、毛穴やニキビ痕に悩む男性が多い傾向にあります。ダーマペンは、超極細の針で肌の表面に小さな穴を開け、一時的にダメージを与えることで肌の自己再生力を引き出す施術です。
毛穴の開きやニキビ痕、小ジワなどにアプローチする他、肌にハリや弾力をもたらす効果が期待できます。施術後は数日から一週間程度、赤みや内出血、腫れなどが生じる可能性があります。ダウンタイム中は、肌が紫外線などの外部刺激に対して敏感になるため、しっかりと紫外線・保湿対策をするようにしてください。
効果を実感するまでの期間には個人差がありますが、1~2週間程度が一般的。治療回数を重ねることでより完成度を高めることができるでしょう。
■シミにアプローチする「ピコレーザー」
ピコレーザーとは、『ピコ秒(1兆分の1)』という照射時間でメラニン色素を破壊し、シミやニキビ痕、くすみなどの肌悩みにアプローチする施術。レーザーを短い時間で照射するため、施術の痛みや肌組織へのダメージを抑えることができ、ダウンタイムが少ないというメリットがあります。また、皮下組織の奥までレーザーを照射することができ、従来のレーザーでは取り除けなかったシミにアプローチすることが可能です。肌質や体質によって、施術後に一時的な色素沈着や肌荒れが生じることがありますが、赤みやほてりなどの場合は冷却することで緩和されるでしょう。
■気になるシワに「ボトックス注射」
額や眉間にシワができる原因の1つに、顔をしかめたり眉を上げたりすることによって生じる表情筋の収縮が挙げられます。ボトックス注射は、天然のタンパク質を筋組織に注入することで、筋肉を一時的にリラックスさせ、額や眉間のシワを目立ちにくくする治療です。ボトックスの施術時間はわずか数分。ダウンタイムが少ないことが特徴であるため、仕事で忙しい男性でも試しやすい施術といえるでしょう。術後に頭痛や吐き気、注射針による内出血や腫れなどが生じる場合もありますが、いずれも一時的な症状であり、数日から一週間程度で落ち着くことが多いとされています。ただし、改善の兆しがないときは、受診先に相談してください。
まとめ
「肌が綺麗な男性は本当に何もしてないのか?」という疑問の真相や、その背景や理由、年齢を重ねても綺麗でいるための美容医療をご紹介しました。何もしていなくても肌が綺麗な男性には、遺伝的な要因や生活習慣などさまざまな理由が考えられます。しかし、年齢を重ねても肌が綺麗でいるためには、スキンケアの見直しや、美容医療の検討が必要になることもあるでしょう。本記事を参考に、ご自身の肌と向き合い適切なケアを取り入れてみてくださいね。
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事
・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
【治療の内容】ダーマペン(マイクロニードル治療)
【治療期間および回数の目安】3~4週間に1回、計1~5回程度
※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回約¥15,000~¥25,000
【リスク・副作用等】赤み、皮むけ、内出血、腫れなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】ピコレーザー
【治療期間および回数の目安】
・ピコスポット:1回
・ピコトーニング:2~4週間に1回、3~10回程度
・ピコフラクショナル:3~4週間に1回、3~10回程度 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】
・ピコスポット: 1回 約¥5,000~¥40,000
・ピコトーニング: 1回 約 ¥10,000~ ¥50,000
・ピコフラクショナル:1回 約 ¥20,000~ ¥50,000
※部位・範囲によってクリニックごとに異なります。
【リスク・副作用等】赤み、やけど、色素沈着、色素脱失、水泡形成など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】 ボツリヌストキシン製剤の注入
【治療期間および回数】約3~4ヶ月ごとに1回程度
【費用相場】1回約¥10,000~¥110,000 ※注入部位・注入量よって個人差があります。
【リスク・副作用等】注射部位の痛み、腫れ、筋肉の部分的な脱力、内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。