LDM(水玉リフティング)とは?ハイフやエレクトロポレーションとの違いを解説

LDM(水玉リフティング)とは?ハイフやエレクトロポレーションとの違いを解説

LDMとは水玉リフティングとも呼ばれる、韓国から話題に火が付いた美容施術。どんな施術なのか、効果や持続期間など気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、LDMの基本情報とハイフやエレクトロポレーションとの違いを解説します。LDMと組み合わせがおすすめの施術などもご紹介するので、施術を検討する際にお役立てください。

話題の美容医療LDMとは?「水玉リフティング」の基本情報

女性 LDM(水玉リフティング)とは?ハイフやエレクトロポレーションとの違いを解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)LDMとはどんな施術なのか、まずは基本情報からご紹介しましょう。

■LDMは高密度超音波を利用した肌治療マシンを使用

LDMとは、さまざまな周波の高密度超音波エネルギーを利用するドイツ製の医療機器「LDM®-MED」をはじめとした機器を使用した施術です。

LDMは異なる周波数の超音波を1秒間に1,000回もの速さで交互に切り替えて照射する独自の技術を備えており、皮膚浅層〜真皮層まで同時に届けます。

このマイクロマッサージ効果により、コラーゲン生成サポートや肌の炎症にアプローチする効果が期待できるなど、さまざまな肌悩みにアプローチできます。

■LDMとはこんな方におすすめ!お悩み別ガイド

水玉リフティングとも呼ばれるLDMは、肌のハリやツヤ不足、小じわといったお悩みに効果が期待できるだけでなく、施術後は多くの方が即時的なうるおいやハリ感の向上を実感する方もいらっしゃるのが特徴です。

施術直後から効果を実感でき、持続期間は1~2週間程度。継続して施術を受けることで、肌のコンディションの維持・向上が期待できます。以下に、LDMがおすすめのお悩みと期待できる効果をまとめました。

<LDMがおすすめの方と期待できる効果>

お悩み LDMの期待できる効果
肌ハリ・ツヤ不足
小じわ
コラーゲン生成サポート
肌のハリとツヤアップ
繰り返すニキビ
ニキビ痕
肌荒れ
肌細胞の代謝・血流活性化をサポート
肌のターンオーバーを整える
炎症にアプローチすることで肌のコンディションを整える
敏感肌
顔の赤み
酒さ
低刺激で肌のバリア機能をサポート
肌のゆらぎをケア
肌を健やかに整え赤みにアプローチ

LDMとは?医療用ハイフ(HIFU)とこんな違いがある

スキンケア 女性 LDM(水玉リフティング)とは?ハイフやエレクトロポレーションとの違いを解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)LDMと医療用ハイフはどちらも高密度超音波を利用した施術ですが、どんな違いがあるのかわからないという方もいらっしゃるのでは?ここからは、LDMとハイフの違いについて比較していきます。

■アプローチする肌の層と目的の違い

LDMは、肌の表面に近い表皮から皮下組織にかけた幅広い層にアプローチします。その目的は、肌の水分量増加、炎症の鎮静、コラーゲン生成の促進など、肌質を整えること。主に肌のキメやハリのサポートをメインとしています。

ハイフは一方で、肌の土台となるSMAS筋膜など、より深い層に一点集中で熱エネルギーを照射。これにより組織を物理的に収縮させ、たるみに対するリフトアップ効果をもたらします。

LDMと医療用ハイフはアプローチする層や目指すゴールに違いがあります。

■痛みとダウンタイムの比較

LDMは、施術中の痛みやダウンタイムがほとんどないといわれています。

「美顔器を滑らせるような感覚」「温かいマッサージを受けているかのよう」と口コミが流れるように、不快な刺激はほとんどなく、リラックスして施術を受けられるのが特徴です。施術直後からメイクも可能で、日常生活への支障も少ないため、大切な予定を控えている方にも安心です。

一方、ハイフは高密度の熱エネルギーを肌の深層に集中させる特性から、「骨に響くような痛み」「チクチクとした熱感」と例えた口コミがあるように、施術中に痛みを感じることも。痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの場合我慢できる程度の痛みでしょう。

また、LDMとは大きく違う点として、ハイフのダウンタイムは人によっては赤みや腫れ、筋肉痛のような圧痛が数日間続く場合もあることに留意しましょう。

LDMとは?エレクトロポレーションとこんな違いがある

水玉 LDM(水玉リフティング)とは?ハイフやエレクトロポレーションとの違いを解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)続いて、LDMと同じく肌トリートメント施術として知られるエレクトロポレーションでは、どんな違いがあるのでしょうか。こちらもよく比較される施術なので、詳しくみていきましょう。

■薬剤を肌の奥へ届けるならエレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、微弱な電気パルスを肌に与えることで、細胞膜に一時的に微細な穴を開け、通常は浸透しにくい高分子の美容成分を肌の深層部まで送り込む施術です。

ヒアルロン酸やコラーゲンといった分子量の大きい美容成分でも、効率良く肌の奥へ届けられる工夫がされています。

肌の細胞自体にアプローチし再構築をサポートするLDMとは異なり、エレクトロポレーションは外部から特定の美容成分を直接導入することに特化しています。

乾燥による小じわが気になる方には保湿成分、くすみが気になる方には美白成分といったように、ご自身の肌悩みに合わせて必要な美容成分をダイレクトに補給したい方に適した施術です。

■薬剤刺激が心配ならLDMを

エレクトロポレーションは、美容成分を肌の深部へ浸透させる点で優れた施術ですが、使用する薬剤の種類によっては、肌質に合わず刺激を感じたり、アレルギー反応が出たりする可能性があります。

一方、LDM(水玉リフティング)は薬剤を一切使用しない美容施術で、外部からの薬剤による刺激の心配がありません。

この特性から、LDMは敏感肌の方、アトピー性皮膚炎などで肌がデリケートな状態の方、特定の成分にアレルギーがあり薬剤導入に不安を感じる方でも受けやすい施術として注目されています。肌のバリア機能を高め、根本から肌質を整えたいと考える方に適していると言えるでしょう。

LDMとは?他の美容施術との組み合わせで相乗効果も

LDMは単独での肌質改善効果だけでなく、他の施術と組み合わせることで効果をさらに高める「ブースター」としての役割や、施術後のダウンタイムを軽減するサポート役としても注目されています。

LDMが持つ肌を整える作用は、さまざまな美容施術後の肌を健やかな状態に整え、相乗効果をもたらすことが期待できるため、組み合わせられる施術も多いのが特徴です。

<組み合わせ例>

  • 肌質改善 ⇒ ララピール、水光注射(メソセラピー)など
  • リフトアップ ⇒ ハイフ、サーマクールなど
  • ダウンタイム軽減 ⇒ 糸リフト、レーザー治療など

まとめ

LDMとはどんな施術かという基本情報から、ハイフやエレクトロポレーションとの違い、おすすめの組み合わせ例などをご紹介しました。

今回ご紹介したのはLDMの基礎的な情報なので、施術を組み合わせるならカウンセリングで医師にしっかりと相談し、肌悩みに合わせた施術を提案してもらうことが大切です。まずはクリニックのカウンセリングを利用してみてはいかがでしょうか。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【施術の内容】LDM水玉リフティング(高密度超音波治療)
【施術期間および回数の目安】1週間に1回、計8~20回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥16,000~¥25,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】発赤や熱感、痒み、痛み、乾燥など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。

【施術の内容】医療用HIFU(高密度焦点式超音波)
【施術期間および回数の目安】施術後6ヶ月以降から再照射可能 ※状態によって異なります。
【費用相場】全顔1回約¥50,000~¥100,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】痛み、赤み、熱傷、腫れ、浮腫みなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。

【施術の内容】エレクトロポレーション
【施術期間および回数の目安】1~4週間ごとに4~6回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥10,000~¥20,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、ヒリヒリ感、薬剤のアレルギー反応など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器および医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品および医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

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